habtexさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

habtex

habtex

映画(257)
ドラマ(0)
アニメ(0)

2/デュオ(1997年製作の映画)

5.0

連投すいません。フィルマークス復活。
レビューはのちのち。

こわれゆく女(1974年製作の映画)

3.9

旦那に共感してしまう。

子供の目線。

ちょっと長い。

メッセージ(2016年製作の映画)

4.8

今年1番泣いた映画。と言うとバカな邦画の売り文句みたいだけど、本当にすごかった。

全ての要素が完璧に絡み合っている。
初見の時に、なぜかもわからず、涙が止まらなかった。

曇り空のこの時代に、どんな
>>続きを読む

ボーダーライン(2015年製作の映画)

3.5

ヴィルヌーヴの中ではイマイチな方。

この人の作品はいつでも、「どこかに入って行く」行為が象徴的に描かれるのが印象に残る。

総じてどこかくらい穴。深淵。

リリイ・シュシュのすべて(2001年製作の映画)

5.0

何も言えない。

ある時代と、その中に生きる心を捉え続ける力が、圧倒的で、映画がそれを伝えるのに最良の芸術であるのを、この人は自覚している。

だから強い。

刹那を描きながら、全体として恒久的な価値
>>続きを読む

光と血(2017年製作の映画)

2.5

大学の先生に「お前の作品には真面目さと誠実さはあるけど、ユーモアが足りない。ユーモアのない作品に通りすがりの人は観てくれないよ」と言われた。

この作品もそう。圧倒的にユーモア=解釈の窓口が足りなさ過
>>続きを読む

クローバーフィールド/HAKAISHA(2008年製作の映画)

3.0

劇場で兄と観た。懐かしい。
帰りの自転車がマンハッタンを疾走しているような気分だった。

当時は怪獣見たさで観に行ったけど、今観ると9.11を意識してることに気づく。
そう思うと色々と衝撃的な映画。
>>続きを読む

ブレックファスト・クラブ(1985年製作の映画)

3.6

土曜の補講に集まる学内ヒエラルキーの精鋭?という設定だけでもう勝ってる感ある。

おそるべくデザインされた映画の形。


ただ、『たかが世界の終わり』の時も思ったけど、外国人の、"さっきまでケンカして
>>続きを読む

ドッペルゲンガー(2002年製作の映画)

3.4

ひたすらにシュールで、なんだかよく分からない映画なんだけど、ほっとけない魅力がある。

ラストのロボットの動きになんとも言えず悲しくなる。あー、ロボット。最後のロボットが全てを持っていった映画だ。
>>続きを読む

美しい人(2005年製作の映画)

4.0

ワンカットの魅力。


画面の中に生きる彼女たちと同じ時間を体感できること。

おそらく各物語に社会的背景が強く滲んでいるんだろうが、そこら辺詳しくないので勉強したい。

たかが世界の終わり(2016年製作の映画)

4.5

『マイ・マザー』でのドリッピングandセックス
『胸騒ぎの恋人』でのマシュマロふわふわ
『わたしはロランス』での涙の洪水や洗濯物の雨
『トム・アット・ザ・ファーム』での画角変化(閉じる)
そして『Mo
>>続きを読む

ゴースト・イン・ザ・シェル(2017年製作の映画)

3.3

いろいろ、いろいろな意味でちょっと面白かった。笑

ただ最近のハリウッド映画のシーン毎の余韻が全くない急かした編集、あれはなんなんだろう

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

-

本来あるはずの沈黙や余白が削がれている、それが悲しい。多分。

もうアランがなんか言いたいことを全部言ってくれていたので、特に言うこともないのだけど、ごく個人的に感じたことを一応。

この映画の中にい
>>続きを読む

勝手にしやがれ(1960年製作の映画)

-

正直な感想は、めっちゃどうでもいい!笑

主人公や麗しきジーン・セバーグの物語そのものは本当に共感も感情移入もなく、隔てられた世界の中の話でしかない。
けれど妙な魅力があって、それがショットの美しさだ
>>続きを読む

マグニフィセント・セブン(2016年製作の映画)

3.8

大好きだった『サウスポー』のフークア監督の新作はゴリゴリの西部劇!
まず一番感動したのは緻密に作られた音だった。銃声から馬の歩く音、街の喧騒に至るまで立体感のある音響の世界が繰り広げられていた。
スト
>>続きを読む

ユニバーサル・ソルジャー(1992年製作の映画)

-

昔から大好きだから評価とかあんまりつけれない。小学生の頃にみたから当時はめちゃくちゃ楽しくみた。そしてこれが今でも楽しい。
今見るとツッコミどころの嵐なんだけど。(トップシークレットの政府の施設にあん
>>続きを読む

ソング・オブ・ザ・シー 海のうた(2014年製作の映画)

4.3

モザイク画のような平面的装飾的フォルムの中で描かれる透明な愛と冒険。

最初は要素を詰め込み過ぎかとも感じたが、それが一つの場所に収束していく巧さに感嘆する。

というかドラマが映画的過ぎて、普通にカ
>>続きを読む

ドクター・ストレンジ(2016年製作の映画)

3.0

マーベルとファンタジーは相性がわるい。
ソーのダークワールドの時も思ったけど、この世界線にアイアンマンやハルクがいることを思い出すと、リアリテイが薄まる。

MCUであることが枷で純粋なファンタジーと
>>続きを読む

ザ・コンサルタント(2016年製作の映画)

4.0

自閉症設定が生きている。
ベンアフ好きにはたまらないツウな一本。
彼をみるたびにバットマン単独作が楽しみになる

レッドタートル ある島の物語(2016年製作の映画)

4.6

普通に素晴らしいアニメ。
最初のROGUE の文字がローグ・ワンと被って、そしたらなんか主人公の面もディエゴ・ルナに見えてきたりして、心の中で「ルナさん」なんて呼んじゃったりして。

そんなどうでもい
>>続きを読む

パリ、恋人たちの影(2015年製作の映画)

4.0

めっちゃ楽しかった。
写真集を見てるかのような、さりげないながらも魅力的な白黒の画。お話の方はいつものごとく浮気からはじまり、そのいざこざがどうのこうのなる話なんだけど、それがなんだか妙に面白い。
>>続きを読む