あやこふさんの映画レビュー・感想・評価

あやこふ

あやこふ

映画(68)
ドラマ(1)

はちどり(2018年製作の映画)

5.0

淡々と、現実を受け止めながら(時に叫ぶし、踊り狂ったりもしながら)少しずつ、少女の世界が広がっていく描写がとてもとても素晴らしかった!

ウニのお母さんが自分の世界に入ってしまって娘の呼ぶ声に気づかな
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おとぎ話みたい(2014年製作の映画)

1.9

趣里ちゃんの魅力でなんとか最後まで観れました。
ちょっと怖くて気持ちの悪い映画。
残念ながらおとぎ話が「先輩」という役を与えられて登場人物と関わっている事でストーリーが散漫になっている気がした。

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軽い男じゃないのよ(2018年製作の映画)

4.7

男女の立場を逆転させただけという単純な設定で、
当たり前と思って受け入れて(受け流して)いる今の社会、慣習がどんなにおかしいのか否応なく思い知らせてくれる作品。

セリフひとつひとつ、街中のポスター等
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スケアクロウ(1973年製作の映画)

4.2

記録。

悲しいけど、希望が持てるラストが良かった。観たあとズーンとくる。
素晴らしきロードムービー。

映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ(2019年製作の映画)

4.0

優しい。やさしい。
どこまでも優しい。
あの終盤からのエンドロールはずるい。優しい。
脚本よくできてるなと思いました。

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

4.8

将軍の命令を届ける、という目的がそのまま“彼”の想いを引き継ぐ、という目的に変わっていくのをシームレスにみせるのはとても効果的で、戦場の彼らにより寄り添って観る事ができた。という事以上に撮影が本当に素>>続きを読む

ジョン・F・ドノヴァンの死と生(2018年製作の映画)

4.7

2組の母と息子、それぞれ息子を見つめる母の表情の変化をとらえたシーンは母である事の悲哀が溢れ出ていて、思い出すだけで涙が滲む。

息子にとって母親とは最も身近で最も異質な存在といえるかもしれない。それ
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スキャンダル(2019年製作の映画)

4.8

セクハラを拒んでも、サバイブしてトップまで登り詰めた者と、拒否したがために左遷させられ、理由も告げられずに解雇された者、そしてキャリアアップのためと要求に従った者。
三者三様の葛藤を描く事で、セクハラ
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

5.0

こんなナチ映画の描き方があったのかと思う。冒頭のビートルズをバックにした演出しかり。

ウサギを殺せなかったジョジョが、臆病なんかではないと、教えてくれるママとキャプテンKと、壁の中のあの子と過ごす時
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.8

良い意味で、予想を裏切られました。

タランティーノから、あの時代のハリウッドへの愛。映画への愛。
ラストは感動的ですらありました。

これは絶対映画館で観なきゃいけない作品だったと後悔。

愛すべき
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

半地下と地下が争い最上階の者たちは、同じ空間にいるのに我関せず(というかそんな争いがある事すら知らず)、唯一異変を感じたのは、まだあまりに幼く無力な子供だけという、
あの1軒の家だけで現代社会の問題を
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クレイジー・リッチ!(2018年製作の映画)

4.1

最後の麻雀のシーンがとても良かった。(麻雀全然わからないので、役とか知っていたらもっと感じるものがあったのかなと思うと少し悔しいけど。)
主人公のあの名セリフ、私も機会があったら言ってみたい。

オー
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タレンタイム〜優しい歌(2009年製作の映画)

4.6

とても優しい映画。
ドビュッシーの「月の光」にのせて差し込まれる風景に癒されました。風にそよぐ木々に、心を奪われました。

希望の灯り(2018年製作の映画)

5.0

とても詩的で美しい映画。音楽も、その使われ方も本当に素晴らしい。

細やかながらも温かく、楽しげに働く従業員たちのやり取りは微笑ましくも、その表情に横たわる空虚感がたまらなかった。

これから自分達が
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愛がなんだ(2018年製作の映画)

4.0

最初「なんで私はマモちゃんと付き合ってないんだろう?」だったのが、最終的に「私はまだ田中守になれてない」になっちゃって、これはもう愛というか執着だし(本人も形容してた通り)、可愛そうとか痛いとかもう通>>続きを読む

ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

4.4

いくつかの合言葉を言うだけで、会ってもいない人間をいとも簡単に同志だと受け入れてしまう‘組織’ 幹部の滑稽さ。それを痛快&痛烈かつセンス抜群のエンタテインメントに仕上げたのはさすがスパイク・リー。>>続きを読む

ペパーミント・キャンディー(1999年製作の映画)

4.5

「人生は美しいか?」

とあるシーンで主人公のキム・ヨンホが発するこの言葉。

自分が拷問する人間の日記の中からこの言葉を見つけた時、この質問をした時、彼はどんな気持ちだったろうとずっと考えている。
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キャプテン・マーベル(2019年製作の映画)

4.3

なんて気持ちのいいヒーロー。

自分が持つ驚異的な力に思い悩むでもなく、失った記憶のフラッシュバックに苦しみ立ち止まるでもなく、ただシンプルに自分がやるべき事をやる。あぁ、私もこんな風にシンプルに、気
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ウトヤ島、7月22日(2018年製作の映画)

4.2

実際の事件で銃乱射が続いたという72分間のワンカット。これはもう、映画を観たというより銃撃テロを体感したといった方いいかもしれない(銃声が本当に怖い)。

事件を描いているのに犯人はほとんど姿が見えず
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ロッキー3(1982年製作の映画)

4.5

時間は残酷。

自分も、周りの人間も時が経てば老いるし夢中で突き進むだけだった昔と同じようにはいかない。
臆病になるのは自然な事。

だけど色々理由をつけてやりたい事を諦めるのはまた別の話。

海岸で
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ロッキー2(1979年製作の映画)

4.5

最高。

さりげなく教育の大切さを訴えていたり。

ミッキー、いい奴だな。

こちらのラストの「エイドリアン!」は、よりグッときました。

ロッキー(1976年製作の映画)

4.5

WOWOW で一挙放送してたので満を持して鑑賞。(いつまでたっても『クリード』観られないので)

ただのスポ根映画と思ってましたが40年以上前にこんな脚本を書いたシルベスター・スタローン、凄い。

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バーニング 劇場版(2018年製作の映画)

4.5

無数に散りばめられたキーワードが何を意味するのかはっきりわからないまま、ついついジョンス目線で観てしまったので後半の猫のシーンからのスリル感はたまらなく、「ベン、やっぱり貴方だよね?」と単純に思ってし>>続きを読む

オー・ルーシー!(2017年製作の映画)

3.5

役所広司演じるトム(本名忘れちゃいました)以外は、まぁ自分の事しか考えてない人間ばかりなのであまり気持ちのいい作品ではないけれど、最後まで観させてしまうのは寺島しのぶはじめ役者陣が素晴らしいからか。>>続きを読む

ROMA/ローマ(2018年製作の映画)

4.1

1970-1971年のメキシコ激動の時代を舞台にひとつの家族の姿を映した作品。

家政婦のクレオ目線で観た2時間15分、独特のカメラワークといい淡々とした感じはまるでアート作品のよう。そして観終わった
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花とアリス殺人事件(2015年製作の映画)

4.0

花とアリスはもう、出会った瞬間から、あの感じで、アリスがバレエシを踊るシーンはやっぱりとても綺麗で、『花とアリス』の世界観そのままで良かった。

アリスと人違いのおじさんとのやり取り、きっと一生交わる
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生きてるだけで、愛。(2018年製作の映画)

3.9

趣里の演技に圧倒された。
それを受ける菅田将暉の繊細な演技にも引き込まれる。
趣里の走る姿が綺麗だなと思ったらなるほどバレエをやっていたのね。

不器用な自分に泣きたくなるほどウンザリするというのは自
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プーと大人になった僕(2018年製作の映画)

4.5

大人になったクリストファー・ロビンの言うことにプーが返す言葉が、無垢で微笑ましくて、クスッとなるのだけど、同時にハッとさせられる。

ぬいぐるみで、目の動きとか表情豊かではないはずなのに、仕事で頭がい
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