愛弓さんの映画レビュー・感想・評価

愛弓

愛弓

映画(119)
ドラマ(31)

ジョン・F・ドノヴァンの死と生(2018年製作の映画)

3.3

人気俳優ジョン・F・ドノヴァン突然の死、その真実を知るのは彼が手紙を交わしていた少年だった。

華やかな舞台に立つ人気者のジョンが、表には出さない、というよりは出せない闇をたった独りで抱え込む姿に胸を
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北の国から'92巣立ち(1992年製作の映画)

4.2

純が東京でタマ子に出会い不純になる。というおふざけのようなストーリーラインですが、やっぱり名作北の国から、心震えました。
4時間半超の長ものだけあって色々詰め込んだな&スケールでかくなったなという印象
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この世界の(さらにいくつもの)片隅に(2019年製作の映画)

4.0

前作見ずして前知識もなく初見でした。
168分の長尺のなかで、すずのお茶目な行動にふわっと頬が緩んだり、周作との恋愛にキュンとしたり、戦争の惨さに息を呑んだり。鑑賞中も映画館を出たあとも、自分は色々な
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北の国から'89帰郷(1989年製作の映画)

4.2

螢の初恋が爽やかで切なくて良い。通学電車にいつもいるあの子にアプローチする方法が同じ本を買って読むことってところが良いですね。。
ドラマシリーズでこごみちゃんに惚れた男がこごみちゃんの好きな開高健の本
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北の国から'87初恋(1987年製作の映画)

4.7

ドラマから時系列順で見て、これがいちばん泣けた。純とレイちゃんの初恋に胸キュン、五郎と思春期息子のすれ違いに大涙。
北の国からに出てくる女性陣はみんな綺麗だけど、雪の中のレイちゃんは特に可愛かった。そ
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北の国から'84夏(1984年製作の映画)

3.6

悪事を連発してそれを全部正吉のせいにする純。ボクは悪くないです!と言い訳ばかり考えてセコすぎる純に対して正直に自分がやったことを謝る正吉。目が泳ぎまくっている純に、これが少年の成長か…と親のきもちで見>>続きを読む

北の国から '83冬(1983年製作の映画)

3.3

純と螢が相も変わらず大人の事情に巻き込まれる。暗い、そして辛い冬の麓郷。
正吉を助け出すシーンでは息を飲んだ。にしても、ドラマといえ雪の中に子役を埋めるなんて今じゃコンプラうんぬんで絶対無理だよね。命
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地図職人の恋人(1987年製作の映画)

3.5

これもハル・ハートリーの処女作。
地図職人の男の恋の話。女の子の顔を照らす柔らかい光が絵画みたいで綺麗でした。
主人公の男女がふたりで映画を見るシーンで、『古い映画は、俳優が今は死んでいたとしても、映
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キッド(1984年製作の映画)

2.9

ハル・ハートリーがデビュー前の大学生時代に撮ったという短編作。
一番謎めいていました。登場人物みんな内向的で闇を感じる。なんなんだ。でもスキィ。。

サバイビング・デザイアー(1991年製作の映画)

4.3

生徒からはつまらないと揶揄される文学教師と、彼の生徒でミステリアスな美少女のラブストーリー。
メアリー・ウォードのベリーショートヘアとあの骨格がよかった。服装もタイプ。

美少女とタバコと本というセッ
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オペラNo.1(1994年製作の映画)

4.3

ハル・ハートリーの短編作の中で特に好きだったのがミュージカル映画仕立ての『オペラNo.1』。
2人の美少女がキューピッドのように見知らぬ男女をカップルにするのだが、そのやり方がどう見ても滅茶苦茶である
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アンビション(1991年製作の映画)

3.1

ダークでセンシティブモードに没入した極めて内向的な主人公の男がすれ違う人をとにかく殴りまくる。そして美しくて謎めいた女とキスをする。
なんじゃそれ。
短編作ならではの、ハル・ハートリーの遊び心たっぷり
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セオリー・オブ・アチーヴメント(1991年製作の映画)

4.0

ハル・ハートリーの短編作。
エリナ・レーヴェンソンがやはりまた可愛い。
『シンプルメン』のときと1ミリも変わらない髪型と心ここに在らずな喋り方で、存在感のある女優さん。同性から見ても惚れてしまいます。
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シェルタリング・スカイ(1990年製作の映画)

4.8

今までに見た恋愛映画の中で、とび抜けてスケールが壮大で、一度見たら忘れられない作品になった。
愛が冷め切った夫婦の最後という設定は他にもたくさんあるが、北アフリカの砂漠というシチュエーションで、これほ
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アンビリーバブル・トゥルース(1989年製作の映画)

4.5

ハル・ハートリー作品は、女の子がとにかく可愛い。アンビリーバブル・トゥルースも、オードリー役のエイドリアン・シェリーのお人形のような顔立ち、柔らかそうなブロンドヘア、そしてアンニュイな喋り方に、画面に>>続きを読む

私のちいさなお葬式(2017年製作の映画)

3.0

ひとりで暮らすおばあちゃんの、寂しくて、ちょっと可笑しな<終活>物語。
いつ死ぬかわからないなら、誰にも迷惑をかけずに、でも、ささやかで幸せな終わりを迎えたい。そんな思いを持つエレーナおばあちゃんの行
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リトル・ダンサー(2000年製作の映画)

4.5

イギリスの田舎町の少年がバレエダンサーを目指すストーリー。爽やかで、軽快で、キュートで、夢を追いかける勇気をくれる。
リズミカルに朝食を作るシーンや、バレエシューズを首に下げて街中を躍りながら走る抜け
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カフェ・ソサエティ(2016年製作の映画)

3.6

主人公のボビーが恋に落ちた美少女には、彼氏がいた。
美少女の恋の相手は、なんと妻帯者だった。
そしてその不倫相手は、まさか俺の叔父さんだった。
しんどすぎるストーリーライン。ウディアレン劇場開演です。
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シンプルメン(1992年製作の映画)

4.9

Kool thingのダンスシーンがシュールで最高。すっごい変なダンスなのにめちゃくちゃかっこいい。そしてエリナが可愛すぎる。というか出てくる女性みんな可愛くて話し方が変わっている。笑
カルト映画の香
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レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

4.0

映画界の貴公子a.k.a我らの王子様ことティモシーシャラメが雨の降るニューヨークで女に振り回されまくって八の字マユ毛でどよよよーんな、作品。
控えめに言って最高です。ティモシー王子が下目に出る世界線、
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ブルージャスミン(2013年製作の映画)

3.1

『深呼吸できない…発作起こしそう…』と精神安定剤をかっ込むジャスミンの姿に果てしない悲壮感をみました。元セレブの墜落。つらい。
サリー・ホーキンスのアワアワしながら喋る感じ、いいよね。他の作品でもアワ
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リンドグレーン(2018年製作の映画)

4.5

ユジクで上映していたのをきっかけに鑑賞。
児童文学で知られるリンドグレーンの半生がこんなにも力強く、子供にも大人にも生きる勇気を与えてくれるなんて。三つ編みおさげ姿の少女から、髪を切って職を手にする独
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人生はビギナーズ(2010年製作の映画)

4.4

母親の他界後、75歳の父親にゲイであることをカミングアウトされた38歳の息子オリヴァーのまわりで起きる恋愛や家族についての物語であり、マイクミルズの自伝映画。
マイクミルズの映画は、琴線に触れるシーン
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オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ(2013年製作の映画)

3.7

謎が多く、口数少なに私たちを引き込むジムジャームッシュ先輩のヴァンパイア映画。
なにって、ティルダスウィントンのハマり役が無双レベル。不死身のヴァンパイアという設定で、四半世紀前のロックミュージシャン
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ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

3.7

強くて優しくて、脆さや弱さを隠さなくてもあらゆる面を持つすべての自分を肯定していいのだと、そう言い続けてくれるグレタ・ガーウィグはわたしにとって英雄のような存在。
今作は、『若草物語』という原作をもと
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女は女である(1961年製作の映画)

4.1

アンナ・カリーナの茶目っ気たっぷりの仕草と、フレンチシックのファッションがとにかく可愛くてずっと見ていたい世界観でした。
動きに合わせた音楽、観客に向かって話しかける演出、台本のセリフ以外の部分を読み
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ビューティフル・ボーイ(2018年製作の映画)

3.9

生きる彫刻、美しすぎるティモシーシャラメが演じる少年がドラッグに堕ちていく様子を描いたbeautiful boy。美しいティモ氏のアディクトを見るのは辛くて、なんとなく今まで避けてきたけどようやく見ま>>続きを読む

ストレンジャー・ザン・パラダイス(1984年製作の映画)

3.9

ジム・ジャームッシュ初期作『ストレンジャーザンパラダイス』。ジムジャームッシュの映画は大きなことは何も起きない。そこが良いのだ。
この作品も男女3人がNY、クリーヴランド、マイアミでなんてことない時間
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ミステリー・トレイン(1989年製作の映画)

4.0

メンフィスに佇むホテルを舞台に、3つの物語が進行するオムニバス作品。1話の永瀬正敏と工藤夕貴が演じる日本人カップル、2話のローマから来た女性とメンフィスを出ようとする女性、3話の酒でベロベロになり思わ>>続きを読む

君とボクの虹色の世界(2005年製作の映画)

4.5

愛されたい人と愛したい人の気持ちをミランダジュライ の視点で描いた、詩的でオフビートな群像劇。
アーティストを目指しながら高齢者タクシードライバーをする主人公のクリスティーン。デパートの靴売り場で働く
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サムサッカー(2005年製作の映画)

5.0

マイクミルズの作品は、いつも優しい。
繊細で、傷つきやすくて、どこかフェミニンな主人公の少年にはマイク自身の幼き体験を投影していて、誰もが共感できる心の中の10代の自分を優しく見守ってくれる。『サムサ
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the Future ザ・フューチャー(2011年製作の映画)

5.0

ミランダジュライ が主演、脚本、監督をつとめたthe futureは、人と繋がるということ、時間とその中に閉じ込められた人間についてを、ミランダのセンスがぎゅっと詰まったアーティスティックでスピリチュ>>続きを読む

デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)

5.0

マスクの下でずっと、ニヨニヨ、ニヨニヨ。。
久しぶりの映画館で観たのがジムジャームッシュ続きでわたしは幸せです。
オフビートなユーモアというか、小ネタがたっぷりなゾンビ映画。
めちゃくちゃ面白かったで
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イカとクジラ(2005年製作の映画)

3.6

フランシス・ハ、マリッジストーリーに続いて3つ目のノア・バームバック作品。
イカとクジラはマリッジストーリーと同じく離婚する両親とその間で振り回される子供たちを描いているのだけど、イカとクジラの家族の
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20センチュリー・ウーマン(2016年製作の映画)

5.0

(追記)2回目の鑑賞
初めて見たときは、好きなポイントが多すぎて何も書けなかった。今日は、2回目を見てようやく感想が書けそう。

マイクミルズの自伝的作品とも言われる『20センチュリーウーマン』。フィ
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百円の恋(2014年製作の映画)

3.0

安藤サクラの怪演。どのくらいの期間で撮影したのだろう…体型の変化が凄すぎる。ビール片手に観たい作品でした。

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