ヒメリンさんの映画レビュー・感想・評価

ヒメリン

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花とアリス(2004年製作の映画)

3.0

序盤〜中盤での杏のいじらしさが微笑ましい反面、若さ故と言えるだろうか、その高慢さや、つじつまの合わない気持ちの揺れに惹かれる。
蒼井優の押し隠した寂しさ、孤独が切なく、本当はもっと甘えたい、一緒に居
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紅の豚(1992年製作の映画)

2.0

宮崎監督引退宣言を受け、急遽金曜ロードショーでの放映が決定したので初見にて観賞。

ロマンチストな一匹狼。フェミニストでシャイで。でも自らのポリシーは曲げず、秘密警察に追われることも厭わない。
そんな
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レオン 完全版(1994年製作の映画)

4.2

マチルダが名前を呼ぶ時の"リオン"の発音。
オーキーと応えるすました表情。
どの彼女も愛らしく、本当に最上級に愛おしく可愛いらしく追うカメラワーク。まるでレオンの彼女に対する愛情のようだと感じられた。
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あるスキャンダルの覚え書き(2006年製作の映画)

2.8

多分少数派なのかもしれないけれど、私にはバーバラが可愛く見えた。

ランチに誘われうきうきして新しい服を買い、髪を整え、苦手なラザニアも大好きと喜ぶ。
誰だって何かのきっかけで知り合い、フィーリングが
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僕の彼女はサイボーグ(2008年製作の映画)

1.3

ひたすら韓国映画っぽい。
それだけ。

私の好みではなかったし、セリフの言い回しにとてつもない違和感。
最終兵器彼女と似た世界観だけど、そこに流れる儚さや切なさは何も感じられなかったし、この映画で小出
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ぼくたちと駐在さんの700日戦争(2008年製作の映画)

4.5

こういう男同士の友情とか、それに纏わる青春とか大好物です!

私はもう、精神的にも年齢的にも駐在さんの立ち位置の方に近く、見守る側になっちゃったけど、ばかな事やってるなーって思いながら、それを本気で叱
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ワールド・ウォーZ(2013年製作の映画)

1.0

何らかのウイルスが脅威的なスピードで蔓延し、感染は世界へ、そして感染者は不死者なるZ(ゾンビ)に変貌し人を襲う…
連れられるまま観賞しましたが、元々こういったジャンルは好みではないのでこの評価です。
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パシフィック・リム(2013年製作の映画)

3.8

連れが観たいと言ったので。特撮や怪獣モノにあまりなじみはなかったが、要所要所オマージュされている所が私でもわかり、これは好きな人はたまらないだろうなーと。監督の日本の特撮に対する尊敬と愛情が感じられ、>>続きを読む

パラダイス・キス(2011年製作の映画)

1.9

そもそも原作を知らない人は、観ようとも思わないだろうから、内容あった⁈ってくらいライトでもいいんだろう。鑑賞前、期待値ゼロどころかマイナスの勢いだったせいか、内容はともかく、キャストは思ってたよりは観>>続きを読む

真夏の方程式(2013年製作の映画)

1.0

映画のキャッチコピーから、煽り文、果てやどのレビューを見ても、家族愛だの究極の愛の形だの綺麗な言葉を並び立てて興業アップを狙う。レビューも書く気力すら湧かなかったけど、何を見てもほとんど同じ感想しかな>>続きを読む

天空の城ラピュタ(1986年製作の映画)

4.5

何回も観てるはずなのに、何回でも観たくなる。SNSツールでの実況や友達とのやり取りで感動は何倍にも!改めて久石譲は天才だと思った。

華麗なるギャツビー(2013年製作の映画)

3.5

恋してるレオ様、怯えてるレオ様、1人よがりなレオ様、どの彼もとっても魅力的。ことさら、修羅場となるホテルの一室での彼の怒号と憤怒の表情に魅せられ、これがただの略奪愛、もしくは恋愛ごっこの映画ではない事>>続きを読む

イン・ハー・シューズ(2005年製作の映画)

2.9

もうちょっとキャメロン・ディアスを綺麗に見せてほしかった。スタイルや存在感はばっちりなんだし。幼くして愛する母を失い、父は自分たちに無関心で、姉妹はお互い支え合って生きてきたんだろうけど、あんな妹でも>>続きを読む

アフター・アース(2013年製作の映画)

2.0

ちょっとスケールアップした初めてのおつかい。予告通りの内容と想定内なストーリーは、安心感すら覚えるほど。ターゲットがはっきりしているようなので、ウィル好きと親子さんなら文句なく楽しめるのでは。

オブリビオン(2013年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

どなたかがレビューで書かれてましたが、トムによるトム好きなトム好きのためのSF映画。トムvsトムは盛り上がるし、侵略者のトム好きも際限ない。ただ、上記のような娯楽性を上手に絡めつつ、考えさせられるテ>>続きを読む

ジェイン・オースティン 秘められた恋(2007年製作の映画)

3.0

結婚をしない選択。親の期待を裏切り、非常識と後ろ指さされ、愛する人と決別する覚悟、それらいっぺんに背負う苦悩と高潔なる強い決意は計り知れない。その全てが作家としての糧となったのだろう。女としての幸せ…>>続きを読む

鍵泥棒のメソッド(2012年製作の映画)

4.2

目標のために最善を尽くす。それが誠実で高潔だということを心は知ってる。だけど、常に意識して体現してなんて出来ないよ。哀しいかな、いつもなんとなくやり過ごして生きてしまう。そんな突かれたらちょっとイタイ>>続きを読む

ヘルタースケルター(2012年製作の映画)

3.3

評価のほとんどは沢尻エリカと寺島しのぶに。極彩色の映像は綺麗だけど、長時間見続けるとなんとも言えない空虚感?というか、薄っぺらさが目についたというか。それはそのままりりこの存在と重なって見えるーのは監>>続きを読む

ソーシャル・ネットワーク(2010年製作の映画)

4.7

結果を残すのは絶対で、そこに可否はない。頑張った先に成果がある。なんの成果も上がらなかったら頑張った事には何も意味がない。功績は頑張ったことじゃなく、結果だ。それはこの社会ではわりと当たり前で、そこに>>続きを読む

シルク(2007年製作の映画)

2.0

キーラナイトレイも芦名星も中谷美紀も綺麗。もうそれだけの映画かな…

マイ・ブルーベリー・ナイツ(2007年製作の映画)

3.0

個々のファッションは素敵で、女優陣はみな魅力的。イメージアートとなるキスシーンは、フィルムワークや構図の美しさを象徴している。 とくにストーリー性はないのに、何故だか忘れられない作品。

ライアーゲーム 再生(2012年製作の映画)

3.7

とにかく松田翔太演じる秋山先生が恰好いい!前シリーズは未見ですが、充分楽しめます。騙されまいと疑心暗鬼で、裏をかいてやろうと躍起になっても結局全て彼の掌の上。最後の最後まで、見ている私までも踊らされて>>続きを読む

アンフェア the answer(2011年製作の映画)

1.9

このレビューはネタバレを含みます

連ドラの完成度には及ばない。伏線もすっきりせず、動機も弱い。実行犯役の大森南朋にはやたらがっかりした。佐藤浩市と山田孝之に助けられてる。私の好みではなかった。

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