一さんの映画レビュー・感想・評価

一

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ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2021年製作の映画)

2.9

2カ月近く前から公開されていた海外では、公開直後から常に酷評されまくっていたので、全く期待せずに鑑賞したけど、うんまぁ酷かったです…

とりあえず映画史に残る過去の傑作キャストを出演させておけば大丈夫
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バッドマン 史上最低のスーパーヒーロー(2021年製作の映画)

3.1

ヒャッハーシリーズや『アリバイ・ドット・コム』のフィリップ・ラショー監督作品

相変わらずゆるいテイストに反して、無駄遣いなくらいアクションのキレはあるし、良い意味でくだらないコミカルな描写も、ここぞ
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ボイリング・ポイント/沸騰(2021年製作の映画)

3.9

ロンドンの高級レストランを舞台に、一年で最もにぎわうクリスマス前の金曜日の一夜を、全編90分ワンショットで捉えた人間ドラマ

ワンショット映画にありがちな違和感というか不自然さや間延びすらもなく、ワン
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ソー:ラブ&サンダー(2022年製作の映画)

3.1

これでいいのかワイティティ

ナタリー・ポートマンが無事MCUにカムバックしてくれたのは嬉しいし、単体作品として異例の4作目を作ってくれたのも最高だったけど、これはワイティティファンの中でも比較的賛否
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神は見返りを求める(2022年製作の映画)

3.8

吉田恵輔監督作品

予告だけでも単なるコメディではなく、『ヒメアノ〜ル』的な展開は容易に予想してはいたものの、思ったほどのエグみは少なかったけど、胸クソ悪さでいったらかなりのハイレベルで、途中で大好き
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わたしは最悪。(2021年製作の映画)

3.7

ヨアキム・トリアー監督作品

ウィットで緻密な脚本とダイナミックな表現方法にセンスしか感じないし、圧倒的に批評家受けしているのも肯けるほどの完成度

普遍的でありながらも、なかなか共感してるとも言いづ
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ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

4.1

“そして母になる”

ここ数年濱口竜介監督が目覚ましい活躍を見せてくれているとはいえ、日本映画界を牽引しながら全てを背負っている正真正銘のトップは、誰が何と言おうと是枝裕和監督だと思っていますが、『万
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PLAN 75(2022年製作の映画)

3.7

長編デビュー作からカンヌのある視点部門で出品出来た事も快挙だし、ありそうでなかった観ている側の死生観を問う素晴らしい作品だった

なによりも、言葉が思い浮かばないくらいとにかく倍賞千恵子さん凄すぎる
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ドラゴンボール超 スーパーヒーロー(2022年製作の映画)

3.5

前作のブロリーは映画的にもめちゃくちゃ良く出来ていたので鑑賞

漫画はおろか小さい頃に再放送でやっていたら観る程度の知識しかない自分としては、ピッコロが主人公的ポジションなのは面白かったけど、悟空とベ
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FLEE フリー(2021年製作の映画)

3.7

20年の時を経て祖国アフガニスタンからの脱出を語る青年アミンの姿をとらえたドキュメンタリーアニメーション

この手の戦争映画を観ると、生まれた場所が違うだけでなぜこんなにも酷たらしい仕打ちを受けなけれ
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.5

娯楽映画ってのはこういうので良いんだよを完璧な形で仕上げてくれた大傑作
人を選ばず誰が観みも楽しめる作品の究極系と言えるレベルでワクワクドキドキ楽しめたのでマジで超面白かった

良い意味で時代を錯覚し
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前科者(2022年製作の映画)

2.8

『あゝ、荒野』『二重生活』の岸善幸監督作品

保護司という仕事を知らなかったので設定という意味では新鮮さはあるが、映画としての真新しさは皆無な上に、とにかく何もかもが過剰すぎて冷めてしまうような場面が
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トップガン(1986年製作の映画)

3.2

トニー・スコット監督作品

いつまで延期してんだよとツッコミを入れたくなるレベルで延期を繰り返しまくった続編を観る気は一切なかったのですが、あまりにも評判良すぎるでまずは前作から予習

年代を問わず、
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サイバー地獄 n番部屋 ネット犯罪を暴く(2022年製作の映画)

3.5

恥ずかしながらn番部屋事件というもの自体を知らなかったのであまりにも衝撃的すぎるし、ここまでエグすぎるとなんの言葉も出て来ない虚無感に襲われるだけ

〈 Rotten Tomatoes 🍅80% 🍿8
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彼女が好きなものは(2021年製作の映画)

3.7

正直臭いと感じる演出もなくはないけど、純粋にとても良い映画だった

下手に説教くさくもならずにちゃんと高校生らしい青春を絡めた上でのこのテーマは新鮮だし、ラストカットは反則級に良い

何よりもとにかく
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流浪の月(2022年製作の映画)

4.2

『怒り』『悪人』の李相日監督作品

この尋常じゃないほどの“映画感”を感じられる圧倒的過ぎる映像力に終始鳥肌が止まらない

ツッコミどころもなくはないけど、邦画では他に類を見ないほどのハイレベルな映像
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先生、私の隣に座っていただけませんか?(2021年製作の映画)

3.3

不倫を題材にしている割にはドロドロ感が皆無で、むしろクスッとできるような部分も多いと思いきやホラー的な要素が混じってくる展開は面白いし、発想の良さと構成の巧さで、どんでん返し系の作品とわかっていながら>>続きを読む

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.5

考えてみればウルトラマン自体をまともに見たことがなかったので今更気づいてしまった訳ですが、怪獣もウルトラマンもビジュアルというか造形が独特で、禍々しさすらあるのに非常に美しく芸術的に見えるように計算さ>>続きを読む

ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

3.5

サム・ライミ監督の「MCU?関係ないね。これは俺の映画」と言わんばかりの癖のある演出が、世界観を壊さない程度に随所に散りばめられているせいで、ストーリーと関係ない部分で不意に笑っちゃうシーンがかなり多>>続きを読む

べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

3.9

公開時からすこぶる評判が良かった作品ですが、そうなるのも必然なほどめちゃくちゃ良かった

日常的すぎるゆるゆるのオフビートの中から時折顔を出すキレのあるユーモアと、一見するとごく普通の少女二人がが何の
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かそけきサンカヨウ(2021年製作の映画)

3.2

今泉力哉監督作品

主人公の少女の表情の変化が物語るように、イマイチピンとこない描写の中でほんのりとハートフルな物語へと進んでいく過程がとても心地よい

残念ながら今泉作品の中では上位に入るような映画
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英雄の証明(2021年製作の映画)

3.7

アスガー・ファルハディ監督作品

いろいろと良くない騒がれ方をしているのを観てから知ったわけですが、純粋にファルハディ映画としてめちゃくちゃ面白かった

〈 Rotten Tomatoes 🍅96%
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TITANE/チタン(2021年製作の映画)

3.8

『RAW 少女のめざめ』で鮮烈なデビューを飾ったジュリア・デュクルノー監督長編第2作

去年のカンヌ審査委員長を務めたスパイク・リーは、こんな映画が好みなのか…(褒めてます)と驚いてしまうくらい、良く
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Tinder詐欺師:恋愛は大金を生む(2022年製作の映画)

3.5

そもそもティンダーで真面目に素敵な人を求めてる人がいることに驚きつつも、ここまでの詐欺を働けるのはある種の才能と言って良い
被害者の方にはものすごく申し訳ないけど、観ている分には『FYRE 夢に終わっ
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MEMORIA メモリア(2021年製作の映画)

3.8

タイの名匠 アピチャッポン・ウィーラセタクン監督作品
74回カンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞作

去年のTIFFで観るつもりだったのですが、チケット争奪戦にあっけなく敗れてしまい5か月もお預けされるハ
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ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

3.8

『バイス』『マネー・ショート』のアダム・マッケイ監督作品

あらすじを読んで観る前から真っ赤先に思い起こしてしまっていたのはトリアーの『メランコリア』なんだけど、アダム・マッケイ作品でそういったテイス
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パワー・オブ・ザ・ドッグ(2021年製作の映画)

3.5

『ピアノ・レッスン』のジェーン・カンピオン監督作品

今年の賞レースを席巻している本作を超遅ればせながら鑑賞

どこを切り取っても様になってしまうほどの凄まじく美しい自然をバックに捉えられた映像美に酔
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

3.7

個人的に松居大悟監督作品とはあまり相性がよくないのですが、この二人が主演ともなれば観ないわけにはいかないということで鑑賞

粋なタイトル通り、匂いだったり場所だったり物だったりと、他人からしたら何てこ
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さがす(2022年製作の映画)

3.7

『岬の兄妹』の片山慎三監督作品

全編通してそこはかとなく漂う韓国ノワール風の映像やカメラワークや演出、どうしようもなく何一つ救われない絶望展開、先の読めないサイコサスペンス的な緊張感は非常に良かった
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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

4.0

いちスパイダーマンファンとしてはむっっっっちゃくちゃに良かったし、MCU最高!!!となったのは前提で書きますが、最速で公開された国から約三週間も遅れての公開というあまりにも酷い仕打ちだったので、ある程>>続きを読む

偶然と想像(2021年製作の映画)

4.4

濱口竜介監督作品

娯楽性を失うことなく心を絶妙にザワつかせてくるという、圧巻の脚本に度肝を抜かれ続ける至福の2時間

ジャンルが違うので比べるのもおかしな話ですが、個人的には『ドライブ・マイ・カー』
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浅草キッド(2021年製作の映画)

4.2

芸人として折り紙つきの劇団ひとりは個人的にも大好きなんだけど、いち作家としての劇団ひとりはちょっと過小評価されているんじゃないかと前から思ってはいたので、この映画のおかげでようやくそれを吹聴できるくら>>続きを読む

由宇子の天秤(2020年製作の映画)

3.9

話題作を遅ればせながら鑑賞
近しいテーマの『空白』を先に観ていなければもっともっと刺さったかもしれないけど、評判通り非常に素晴らしい映画だった
片渕須直監督がプロデューサーとして参加されているのも妙に
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エターナルズ(2021年製作の映画)

3.2

クロエ・ジャオ監督作品

『ザ・ライダー』や『ノマドランド』を作り上げた監督が、自ら熱望してMCUを手がけるともなれば期待せずにはいられないという反面、不安な要素もなくはなかったけど公開を非常に楽しみ
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エイプリルの七面鳥(2003年製作の映画)

4.3

『ギルバート・グレイプ』脚本のピーター・ヘッジズ監督デビュー作

反発し合い、何年も会っていなかった娘と母の和解を軸に、家族の再生をユーモラスに描く

ちょこちょこオールタイムベストに入れている方を見
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活きる(1994年製作の映画)

3.8

中国の巨匠 チャン・イーモウ監督作品

内戦から文化大革命へと激動する1940~60年代の中国史を一組の夫婦の歩みを通して活写し、カンヌ映画祭審査員特別賞を受賞した作品

『さらば、わが愛/覇王別姫』
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