ポン・ジュノ、パク・チャヌク、ホン・サンス、ナ・ホンジン、パク・フンジョン、キム・ジウン、キム・ボラ、ユン・ガウン、そして今は亡きキム・ギドクといった錚々たる監督がいる韓国映画界ですが、その中でもトッ>>続きを読む
ストップモーションアニメを根底から覆すような狂気の大傑作
ヤン・シュヴァンクマイエルとブラザーズ・クエイとルネ・ラルー+初期のデヴィッド・リンチを掛け合わせたような凄まじく映像に迫力のある絵画のよう>>続きを読む
『オオカミの家』の同時上映で先に流れた14分の短編
アリ・アスター監督が製作総指揮を務め、悪夢を観ているような気持ち悪さと不気味さにもかかわらず、形容しがたい不思議な魅力を兼ね備え、気づけばこの異様>>続きを読む
『レディ・バード』『ストーリー・オブ・マイライフ』のグレタ・ガーウィグ監督作品
アメリカのバービー公式ツイッターが原爆被害を軽視したミームに好意的な投稿をした事自体は決して許されることではないのだけ>>続きを読む
ベルギーの新鋭 ルーカス・ドン監督作品
毎日無邪気に戯れていた親友との関係が、周囲の些細な一言から脆くも崩れていくという、このご時世全然あり得なくもないリアルな話で、ギュッと締め付けられる思春期特有>>続きを読む
宮崎駿にしか生み出すことのできない過剰にデフォルメしつつも愛おしさ全開の独特なキャラクターデザイン、アニメーションならではの快楽的なワクワクするギミックの数々に、ファンタジーてんこ盛りの異質な世界観を>>続きを読む
アニー賞受賞など、数々の映画賞でも評判を集めただけのことはあって、もちろん柔らかいストップモーションと実写の組み合わせは大変素晴らしいのだけど、そのストップモーション云々以前に、マルセルの声優にジェニ>>続きを読む
『ドロステのはてで僕ら』の山口淳太監督作品、上田誠脚本のヨーロッパ企画長編第二作
またこの手のタイムループ映画かと思ってしまう人間でもすぐにこの世界観にのめり込めるほど面白くて見応えのある作品だった>>続きを読む
海外レビューサイトで近年見たことのないレベルのスコアを叩き出しているのも頷ける圧倒的すぎるクオリティで、あまりにも出来が良かった前作をも凌駕するほどの超絶大傑作
とにかく凄い、凄すぎる
どこを切り取>>続きを読む
是枝裕和と坂元裕二の化学反応、その上で坂本龍一の音楽が加わることで失敗するわけがないのだけれど、それでもコンスタントに想像の斜め上を行くド傑作に仕上げてくる監督そのものがまさに“怪物”
最近は、異な>>続きを読む
何年かに一本、「これは俺の映画」と言いたくなるほどの、とんでもないぶっ刺さり方をする映画体験をするのだが、本作はまさにそれになる予感しかしていなく、もはや鑑賞前から予告を観ているだけなのに、止めどなく>>続きを読む
批評家層に圧倒的に支持されているは重々理解できるのだけど、観る人をかなり選ぶ映画の典型
ケイト・ブランシェットに関しては言葉はいらないくらい誰がどうみても憑依してる圧巻のパフォーマンスだし、一見冗長>>続きを読む
ポーランドの巨匠 イエジー・スコリモフスキ監督作品
当然の如く娯楽性はないに等しいが、これはもうとにかく言葉を失うほど素晴らしかった
インスパイアされたブレッソンの元映画は観ておりませんが、セリフに>>続きを読む
毛色は違えど、インフィニティウォーやエンドゲームに匹敵するレベルの大傑作で感無量
シリーズのラストを飾るに相応しすぎる完成度
元々MCUという括りの中でも、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーシリーズ>>続きを読む
『淵に立つ』『よこがお』『本気のしるし』の深田晃司監督作品
随所で意図的に光と影のコントラストを演出として巧みに使ってるのはさすがだし、映画的に言えばラスト10分はお世辞抜きで100点満点に近いくら>>続きを読む
『キツツキと雨』『南極料理人』『横道世之介』の沖田修一監督作品
沖田修一ワールドとさかなクンワールドのマッチ具合ったらないし、ファンタジー要素もちゃんとアクセントになってるのが良い
個人的には、例>>続きを読む
ロン・ハワード監督作品
日本でも大々的に報道されていたのでどうなったのかを知ってはいたけど、ここまで過酷な環境下で良く全員が生きていられたのはつくづく奇跡的だったのだなと
当時から、これはもう確>>続きを読む
今年度アカデミー賞受賞作にもかかわらず、超絶遅ればせながらの鑑賞
評判通りハートフルで観ていて非常に心地良い映画だった
想像を超えるような展開や、震えるような感動はなかったけど、アカデミー賞受賞も納>>続きを読む
考察するほど詳しいとかではなく、毎週楽しみに読んでいる程度の知識の自分としては概ね満足できる映画だったし、いくつものレビューサイトであからさまな新規アカウントで、露骨なネガキャンしてる連中はちょっと理>>続きを読む
ハリーポッターにはもう久しく触れてこなかったけど、当時幼いながらも毎作観るのを楽しみにしていたし、親に連れられて劇場で観ていたときのあの果てしない高揚感を、昨日のことのように思い出せてくれる魔法のよう>>続きを読む
ホラーというジャンルがそもそもあまり好みではない自分でも、ちゃんと楽しめるように作り込まれている上質なスピリチュアルホラーだった
チープなホラーにありがちなジャンプスケア頼りみたいなのが全くないし、>>続きを読む
2カ月近く前から公開されていた海外では、公開直後から常に酷評されまくっていたので、全く期待せずに鑑賞したけど、うんまぁ酷かったです…
とりあえず映画史に残る過去の傑作キャストを出演させておけば大丈夫>>続きを読む
ヒャッハーシリーズや『アリバイ・ドット・コム』のフィリップ・ラショー監督作品
相変わらずゆるいテイストに反して、無駄遣いなくらいアクションのキレはあるし、良い意味でくだらないコミカルな描写も、ここぞ>>続きを読む
ロンドンの高級レストランを舞台に、一年で最もにぎわうクリスマス前の金曜日の一夜を、全編90分ワンショットで捉えた人間ドラマ
ワンショット映画にありがちな違和感というか不自然さや間延びすらもなく、ワン>>続きを読む
これでいいのかワイティティ
ナタリー・ポートマンが無事MCUにカムバックしてくれたのは嬉しいし、単体作品として異例の4作目を作ってくれたのも最高だったけど、これはワイティティファンの中でも比較的賛否>>続きを読む
吉田恵輔監督作品
予告だけでも単なるコメディではなく、『ヒメアノ〜ル』的な展開は容易に予想してはいたものの、思ったほどのエグみは少なかったけど、胸クソ悪さでいったらかなりのハイレベルで、途中で大好き>>続きを読む
ヨアキム・トリアー監督作品
ウィットで緻密な脚本とダイナミックな表現方法にセンスしか感じないし、圧倒的に批評家受けしているのも肯けるほどの完成度
普遍的でありながらも、なかなか共感してるとも言いづ>>続きを読む
“そして母になる”
ここ数年濱口竜介監督が目覚ましい活躍を見せてくれているとはいえ、日本映画界を牽引しながら全てを背負っている正真正銘のトップは、誰が何と言おうと是枝裕和監督だと思っていますが、『万>>続きを読む
長編デビュー作からカンヌのある視点部門で出品出来た事も快挙だし、ありそうでなかった観ている側の死生観を問う素晴らしい作品だった
なによりも、言葉が思い浮かばないくらいとにかく倍賞千恵子さん凄すぎる>>続きを読む
前作のブロリーは映画的にもめちゃくちゃ良く出来ていたので鑑賞
漫画はおろか小さい頃に再放送でやっていたら観る程度の知識しかない自分としては、ピッコロが主人公的ポジションなのは面白かったけど、悟空とベ>>続きを読む
20年の時を経て祖国アフガニスタンからの脱出を語る青年アミンの姿をとらえたドキュメンタリーアニメーション
この手の戦争映画を観ると、生まれた場所が違うだけでなぜこんなにも酷たらしい仕打ちを受けなけれ>>続きを読む
娯楽映画ってのはこういうので良いんだよを完璧な形で仕上げてくれた大傑作
人を選ばず誰が観みも楽しめる作品の究極系と言えるレベルでワクワクドキドキ楽しめたのでマジで超面白かった
良い意味で時代を錯覚し>>続きを読む
『あゝ、荒野』『二重生活』の岸善幸監督作品
保護司という仕事を知らなかったので設定という意味では新鮮さはあるが、映画としての真新しさは皆無な上に、とにかく何もかもが過剰すぎて冷めてしまうような場面が>>続きを読む
トニー・スコット監督作品
いつまで延期してんだよとツッコミを入れたくなるレベルで延期を繰り返しまくった続編を観る気は一切なかったのですが、あまりにも評判良すぎるでまずは前作から予習
年代を問わず、>>続きを読む
恥ずかしながらn番部屋事件というもの自体を知らなかったのであまりにも衝撃的すぎるし、ここまでエグすぎるとなんの言葉も出て来ない虚無感に襲われるだけ
〈 Rotten Tomatoes 🍅80% 🍿8>>続きを読む
正直臭いと感じる演出もなくはないけど、純粋にとても良い映画だった
下手に説教くさくもならずにちゃんと高校生らしい青春を絡めた上でのこのテーマは新鮮だし、ラストカットは反則級に良い
何よりもとにかく>>続きを読む