Aさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

簪(かんざし)(1941年製作の映画)

4.0

田中絹代の顔に差す光の陰影。
静かに階段を登る姿。

バグダッド・カフェ<ニュー・ディレクターズ・カット版>(1987年製作の映画)

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2023年ラストに。
ヤスミンみたいなやさしい人になりたいねー。
ブレンダ歌うまいな〜と思ったら『オール・ザット・ジャズ』に出てる人だった。
ブレンダの夫が遠くから眺めて観察してるカット入るたびに「こ
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若き映画(2023年製作の映画)

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YIDFF2023
デュラスの存在感。大好きな『インディア・ソング』出てきて嬉しかった

豚が井戸に落ちた日(1996年製作の映画)

4.0

入りの劇伴からかなり不穏でザワザワするし衝撃の展開でびっくりしてしまった。最後の終わらせ方がよかった
言うまでもなく今のスタイルとは全然違うなあ。スタッフも多いし

あと喧嘩の仲裁をしようとするおばち
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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

4.0

性暴力(はっきりとは描かれないけど、それを助長する存在は出てくる)そして戦争にもつきまとうPTSDの問題をはっきり描いておりめちゃくちゃ興味深い
狂骨のデザインや演出、背景の絵も好きだった
時也の向こ
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四つの結婚(1944年製作の映画)

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国策映画だな〜って側面もありつつ、軽やかな作品。高峰秀子が恋に駆け出すモンタージュがすごく鮮烈だったりして、結構面白かった。
高峰秀子が清川荘司の出征を悲しむ理由のある種の不自然さや目の横をかく仕草の
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御法度(1999年製作の映画)

4.0

西岡善信の美術×坂本龍一の音楽×ワダエミの衣装の時点でもうすごい密度。ワダエミのあの衣装着てみたい。

枯れ葉(2023年製作の映画)

4.5

こんなに同時代的でありながらクラシカルなロマンス映画を観られるなんて……(しかも心地よい演出と編集)

ジャックと豆の木(1974年製作の映画)

3.5

ミュージカルである必然は感じられないけど、味があって憎めない

好人好日(1961年製作の映画)

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青の強さがすごくユニーク。たぶん法隆寺でのシーンと丘の上のシーンに合わせたのだと思うけど、特に後者は奈良の遠景と丘の緑が映えてすごく綺麗だった。あと淡島千景の老けメイクが強烈。
『秋刀魚の味』の逆をや
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(2023年製作の映画)

4.0

笑いと凄惨さの匙加減が面白かった。バトルロワイヤルに出てきたたけしの絵を彷彿とさせる感じ。序盤の沢でのショットと、馬だけがのんきに草を食んでるのを上からおさめたカットが好きだった。
エンドクレジットの
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サタデー・フィクション(2019年製作の映画)

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コン・リー、かたせ梨乃か余貴美子に見える瞬間がたくさんあった

猟銃(1961年製作の映画)

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編集のテンポがけっこういいのと茉莉子さまが鮮やか。ライフルを構えるショットなんて最高。全体の雰囲気は山本富士子が醸し出すねっとりした感じが圧していた。京マチ子といい、大映女優って個性が強いよなあ
それ
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雄呂血 4Kデジタル修復版(1925年製作の映画)

4.0

ライブじゃないのは残念だけど、頼光さんの素晴らしい活弁つきで。追い詰められていく阪妻見応えありました。

群盗、第七章(1996年製作の映画)

4.0

鉄製の醜い武器や装身具の表象、酔っ払いの技師が映写してるような時系列がぐちゃぐちゃな編集、そのほかもろもろ作者の語る意思を示していて、わりとまじめな作品だと思った

素敵な歌と舟はゆく(1999年製作の映画)

4.0

うるさくはないけど延々と運動が続くという面では騒がしい映画だった