監督のドラマではお馴染みの顔ぶれが脇を固めているし、ストーリーとしてもそんなに難しくは無いし、まあまあ次々と人が死に、ホラーとしての気味の悪さは十分にあるのだが、いかんせん主演に物足りなさが残る。子役>>続きを読む
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1を見て、そう日も経たないうちに劇場で2を鑑賞。
前作の印象で、ヒリヒリするやつなのかと思いきや、監督が変わるとこうも別のベクトルの映画になるのかと驚きをもって鑑賞した。
業界における女性のポジション>>続きを読む
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秘書で出てくる斉藤由貴の美魔女感が半端ない。時が止まったかのような美しさで、画面に吸い付けられてしまう。主演も美人で有名な方だが、すっかり食われている。
そして初々しい清原翔だが、後の存在感の片鱗は既>>続きを読む
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冒頭の、殺意100%絶対死亡フラグの鍵ガチャが好きで、繰り返し見ている。冒頭からギア全開の絶望。ラストに繋がるフックとして構成が見事だと思う。
ほんの出来心で手を出したアレコレが不幸を招くという、勧善>>続きを読む
難しい単館系映画かと身構えたけど、思いのほか面白く見れた。
2018年によくこの空気感が出せたなと、藤原季節を見る時に気がつく。それほどあの頃の、日本の色が残っている。会社でも飲食店でも往来でもバンバ>>続きを読む
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イカレた田舎侍の成り上がりの社長に、忠誠を誓いながら追い落とし合うオッサンたち。大島渚が繰り返し描いていた衆道映画や、本人が得意とする極道映画の系譜を継いだように見せかけて、最後に首を蹴り落としている>>続きを読む
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2月にして既に今年最大の話題作と言ってもいいエゴイスト。やっと見てきました。
最初に言っておきますが、映画としての評価は4.6だけど、純粋な好みで行くとノットフォーミー側だったという話になります。感動>>続きを読む
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ドラグァクイーンが友人の葬式で友人の田舎に行く珍道中。分かりやすくいうと日本版プリシラなんだと思うけど、プリシラほど社会に抗う感じはなく、緩やかな周囲の理解の中で緩やかに肯定される個人という感じだった>>続きを読む
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まさか見れると思ってなかった、噂の藍宇をスクリーンで見ることができただけでもちょっと感動なのだが、なるほど同志たちが勧めてくるだけあるなと言う作品。
リマスタリングで、まるで1年くらい前に撮ったのでは>>続きを読む
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原作はほぼ未読。映画も見ないでおこうかと思ったが、予告で見た神木隆之介が良さそうなので、劇場へ。
蜷川実花ワールド炸裂で、監督の性癖がてんこ盛りではあるが、商業監督でここまでやりたい放題にやれるパワー>>続きを読む
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分かってたけどこんなにどストレートに腐向けだったのか?!と冒頭3分でぶん殴られた。マッツ・ミケルセンのキャスティングは、狙い過ぎかなと思ったが、どハマりしてた。まんまと釣られた腐女子である。
ストーリ>>続きを読む
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予告編を見て気になっていたので映画館にて鑑賞。端的に言えば歳の離れた野郎の幼なじみ2人が、アメ車で行き当たりばったりの旅行に行くというだけで、ビジュアル先行の特に意味もないような話ではある。
しかし主>>続きを読む
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ダメな大人のダメなとこを剥き出しにして、どうにもならないけどどうにかしてやっぱり生きていくってのが今泉力哉だと思うのですが、脚本の城定節が後半にちゃんと効いていて、過去見た中では1番スッキリした気がし>>続きを読む
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脚本今泉力哉、監督城定秀夫、この組み合わせで面白くないはずがないと思い、前売りを早々に購入した。
人のエグみを描くことに長けた今泉節が、ダメなとこほど愛せるんだと肯定していく城定監督の元で見事に開花し>>続きを読む
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原作未読、城定ファンと言うだけで見に行った。期待は裏切られなかったばかりか、むしろ予想より良かった。
このところポンコツか浮気男の役が多かった田中圭であるが、彼が本来持つ存在の純粋な危うさが存分に発揮>>続きを読む
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内容については皆様が書かれているので割愛したい。見る年齢層を選ばない作品で啓蒙的であることは間違いないだろう。それをどう受け取るかは個人の自由である。立場によって感じ方もそれぞれ。この小さな幸せこそが>>続きを読む
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タイトルからお色気メイン作品だと思うなかれ、官能はメインストリームではなく、自己実現や、友情、嫉妬、愛欲の本質までを貫く、そこそこ真面目な物語だった。
冒頭、テンポ感が悪くてなかなか物語に乗れないのだ>>続きを読む
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キム・サブでハン・ソッキュを知り、世宗大王―星を追う者たちで完全にハマったところで、時代物をもう一本と気軽に見てみた。
前半のコメディタッチ、ファンタジーCGは好き嫌いがあるだろうが、後半に行くにつれ>>続きを読む
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潔いくらい徹頭徹尾おじさんしか出てこない。絶世の美女も底意地の悪いお后も権力でねじ込まれる不幸な妾も、とにかく女は出てこない。逆にこれをブロマンスで見ないなんてことが不可能なほど、王様はヨンシルが好き>>続きを読む
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秋田出身者にはグサグサと刺さる良作。
長編初監督ということで、若干テンポ感は気になるけれど、描きたいものはちゃんと伝わってくる。
秋田は自然がいいでしょ!なまはげも伝統的で歴史があるよね!美人の多い国>>続きを読む
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この映画にこんなに泣かされるとは!!無念!!というほど完膚なきまでに泣いた。
俳優にもストーリーにも思い入れはなく、ちょっと斜に構えた高校生の青臭い会話劇なんでしょ?でも75分なら耐えられるか…程度>>続きを読む
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無能なヒモ男、それに貢ぎ続けて疲れた女の物語。
要約してしまうと一行で終わる内容であるが、映像美と贅沢な俳優陣で、退屈はしない。
主役の永ちゃんは、頭でっかちで、気取っていて、プライドだけはエベレスト>>続きを読む
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毒親の話。これが実話ベースだというから鬱々としてくる。
しかし我も人の子。人の親。まったく共感出来ないかといわれれば、体を流れる0.01パーセントの血が否と答える。わかりたくないが、わかってしまうのが>>続きを読む
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得体の知れない松田龍平や、体温がなさそうな高杉真宙、ひたすらいらついている長澤まさみ、偵察機に自動小銃を撃つ長谷川博己。豪華な俳優陣の素材感を生かし、惜しみなく使ったサスペンスというかミステリーという>>続きを読む
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のほほんとしたありがちな田舎の風景で始まり、これまたありふれた家庭と細々した問題が繰り広げられる邦画ではあるのだが、先が見えない展開で、結局最後まで見てしまった。
池脇千鶴のオカン演技も見所であるが、>>続きを読む
予想の三倍は楽しかった。時代の最先端技術で阿倍仲麻呂のいた唐の世界を描けるのは、
陳凱歌だからだろう。
僧形の染谷将太の仕上がりが最高。気品と知性があるけど、空海はただの頭脳明晰な一介の僧ってのもいい>>続きを読む
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ラストカットの谷村美月の泣き笑い顔が、まさに般若で、人ならざるものになった感が良かった。
オムニバスを緩く繋げた、深夜ドラマの映画化であり、ホラーのストーリーを強く求める人には向かないかもしれないが、>>続きを読む
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タイトル詐欺なんじゃないかというほど、心理的にクる映画。森山未來の存在感が後から後からデカくなる。
三木監督の演出が人の心理の怖さをうまいこと切り出していて、ラストシーンが秀逸。