みやたさんの映画レビュー・感想・評価

みやた

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リッチー・リッチ(1994年製作の映画)

3.8

90分、シンプル、面白い。

スナック菓子を食べるような気持ちで観れる。

マグノリア(1999年製作の映画)

4.2

とにかく長く、主人公不在の10人の群像劇で大混乱。
正直途中でちょっと飽きた瞬間もあったけど妙に残って発酵していく映画。

トム・クルーズがこういう役やってるの珍しい。

ブルーに生まれついて(2015年製作の映画)

3.2

クスリダメ絶対映画。
思ったよりわかりやすい映画だった。
チェット・ベイカーの色気ムンムン。

オアシス 4K レストア(2002年製作の映画)

4.5

凄まじい念の籠もった映画。主演二人凄すぎてちょっと怖い。
2人だけのお話で、誰にも介入できない。
ラブストーリーとしてこれ以上無い真っ直ぐさが痛々しく良い。

題名をOasisにしたの洒落てる!

ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

4.0

ホラーに踏み込みすぎず、不穏かつ不快な質感をずっと醸す映画。
観客を置き去りにするラストの超飛躍。バカバカしくて良い。

ちょっと笑っちゃうシーンもあり
コメディとホラーは相反するようで自分に嘘がつけ
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スーパー!(2010年製作の映画)

3.8

ジェームズ・ガン初期作履修。
おじさんへの讃歌。

ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

3.5

原作愛を感じてとても良いが、
あまりにも丁寧になぞり過ぎててちょいテンポ悪し

大誘拐 RAINBOW KIDS(1991年製作の映画)

4.3

サスペンス、ヒューマン、コメディ。どの角度から見ても素晴らしい

会議シーンの楽しさはシン・ゴジラ級というか、庵野の岡本喜八リスペクトだったんだなと理解。

ポップスが最高に輝いた夜(2024年製作の映画)

3.3

ビジネスでもあるという前提がちゃんと説明されているので安心。
お祭りに参加するような気持ちで楽しんで視聴。
逃げ出したくなる緊迫感ありすぎる現場に震える。

唯一オルタナティブな存在のディランがずっと
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女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

4.0

洋画版大奥。
下手なホラーよりよっぽど怖い権威争い。

前半と後半で主人公がスイッチするような作りが飽きさせない。
エマ・ストーンという素晴らしい役者。

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.0

開始一分で傑作を確信して安心して見られる。とにかく力強い映画。
撮影や美術、特に衣装のクオリティに執念に感じる、さながらディズニー。
エンドロールまで気が配られてる。音楽面白い。

悪役(とされる人た
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.2

むき出しの熱さにちょっと恥ずかしくなるがまんまと焚き付けられてしまった。
曲と一流ミュージシャンによる演奏がとてつもなく良いので説得力マシマシ

平さんの「全然ダメだ」が最高。
CGの使われ方と涙をす
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チャンシルさんには福が多いね(2019年製作の映画)

3.5

小さな再生のお話。
嫌いになれない丁度よいオフビートさな佳作。

小津映画を「小さな宝物」と評する気持ちと「もっと楽しいほうが良い、ノーランみたいに」という気持ち、どっちも理解できる。

アス(2019年製作の映画)

4.0

ホラーの質感出すのが上手すぎる。

オチが読めるとかそういうことではなく、
伏線が丁寧に説明されすぎてるので
観客がついて行けなくなる映画をガンガン自由に作っていって欲しい。

ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

3.5

こんなストレートにアホな映画がフランス映画なのにびっくり。
これがしょーもなく笑える幸せ。

ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

4.0

あの手この手で右肩上がりに面白くなってくアクション。

一級品アクション×犬好きハートフルストーリー

シャイニング(1980年製作の映画)

3.8

画を映すから映画なんですねと納得する2時間。
神経質に計算されつくした画面構成。
そしてジャック・ニコルソンの顔の可動域の広さ。

キューブリックだからといって正座する気持ちで見るのも良くない。

アメリカン・ビューティー(1999年製作の映画)

4.0

大分気持ち悪いけど気持ち悪さこそ人間らしさと肯定してくれる映画。
バッドでありハッピーなエンディング。

ミュータント・タートルズ ミュータント・パニック!(2023年製作の映画)

4.3

BGMにESGのDance使われてるのがテンション上がる。
上質アニメーション。

楽をさせるはずに生まれたCGにあえて労力をかけて汚していく作業、尊敬。

スモーク(1995年製作の映画)

5.0

再見。
タバコ屋に集まる人々の群像劇。

苦みのあるストーリーに、最高の後味のエンディング。
分かりやすいけど説明はしない匙加減が上品。
クリスマスに見る一本。

グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

3.5

深くささる台詞がいくつもあってとても良い映画。
ただ映画は台詞ではなく画で刺してくれるほうが好みだなと再確認。

枯れ葉(2023年製作の映画)

3.7

良いショットの連続、とにかく画がキレキレで惚れ惚れする。
要約したら10秒で話せるお話を80分使う贅沢なつくり。
じんわりと温かいお話、観る白湯。

劇中にでてくる歌謡ニューウェーブバンドみたいなの良
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フロム・ダスク・ティル・ドーン(1996年製作の映画)

4.3

映画を面白く撮れるという才能を贅沢に無駄遣いした110分。
脳にダイレクトにエンタメをブチ込まれる。 

タランティーノの小物で神経質な演技◎
タランティーノ関連の作品の中でかなり上位に好きかも。

トワイライトゾーン/超次元の体験(1983年製作の映画)

3.5

監督陣の層が厚すぎるオムニバス。
映像音楽共にリッチな作りが楽しい。

ジョージ・ミラーの4話がすき

ゴースト・ドッグ(1999年製作の映画)

3.5

ジャームッシュエンタメ作品
言葉通じないのに何故か通じ合ってるアイスクリーム屋とのシーンが愛おしい

「全て熟知」の道着

search/#サーチ2(2023年製作の映画)

4.2

何か心に残るタイプの作品ではないけど
120分ずっと飽きないオモロ映画。

ぽんぽんどんでん返しされるので振り回されるのが楽しい。

aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

4.7

人によっては記憶と重なりしんどくなりそう。
心に残ってじわじわと発酵していく映画。

瞬間ごとに揺らぐ不安定さ。
ラストシーンは愛らしくて救いになる。

正直一発で理解できなかったのでもう少し頭使って
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エクス・マキナ(2015年製作の映画)

3.5

迫るシンギュラリティ
善良な人間が救われる映画であってほしいという願いをブチ抜いていく

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

3.0

オフビートな中にもう少しドラマチックなエンディングがあるかとちょっと期待してしまった。
さっぱり清潔な映画。

トイレ清掃するときの青ツナギに首からタオルかけて白ジャーマントレーナーの服装がかっこよく
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(2023年製作の映画)

4.0

前評判の期待値やちょっと長いな〜と思わせる尺も全てフリにさせる最強のオチ。落語。
滑稽噺として武家社会を描くのおもしろすぎた。

たぶん普通に見せられたらややダルいテンポ感だけど役者の凄さで見てられる
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バッファロー’66(1998年製作の映画)

4.8

映画館で昔から好きだったぞおじさんとして観賞。
若いお洒落な感じのカップルと面倒臭そうなおじさんが共存してて良かった。

エンドロールまでずっとビジュアルがキレキレで良い。
イエスの曲を映画館で聴ける
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キング・オブ・コメディ(1983年製作の映画)

4.7

盲信して猛進する話
デ・ニーロの目付きや似合ってない髪型まで全部ちゃんと気持ち悪くて不安になる。
グレーゾーンの狂気。

妄想と現実シーンが曖昧な映画が好きなのでかなり良かった

MEG ザ・モンスター(2018年製作の映画)

3.5

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