カルダモンさんの映画レビュー・感想・評価

カルダモン

カルダモン

洋邦年代ジャンル問わず。点数甘めの長文気味。
レビューが追いつかなくなってきました。。

映画(180)
ドラマ(0)

ポルターガイスト3/少女の霊に捧ぐ…(1988年製作の映画)

4.2

メッチャ面白いんだけども、フィルマの評価が絶望的に低くて笑う。マジで??
個人的には2よりも断然好きなんだよな。なんなら1作目よりも、、、

ポルターガイストとしてどうなのかというと言葉に詰まるのだが
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ポルターガイスト2(1986年製作の映画)

2.7

後半のビックリハウス的な大騒ぎと、ギーガーデザインのクリーチャーは見た目で楽しい、が。全体的にボンヤリとした印象の2作目。
恐らくはネイティブアメリカンのテイラーが作品とマッチしていないせいだろう。レ
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ジャージー・ボーイズ(2014年製作の映画)

4.9

1960年代に活躍したポップスバンド「Four Seasons」のサクセスストーリーを描いた伝記映画。某映画のヒットで音楽伝記映画の熱が高まっている今、未見の方には是非とも薦めたい作品。
キャスティン
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リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

3.0

あまり肌に合わなかったな。先祖を尊ぶ行為を強要されているような気がして。
心に思うだけじゃダメなのかね。
写真がそんなに大事なんだろうか。

想いを形にすることは大切だということもわかるのだが、形のな
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ナチュラルウーマン(2017年製作の映画)

3.6

トランスジェンダーへの理解がこんなにも両極に分かれるものなんだろうか。ガボの優しさとオルランド夫人の温度差が激しすぎて、為にする演出に感じてしまった。
若干の腑に落ちなさを覚えつつ、しかし主人公マリー
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15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

4.1

クリント・イーストウッド監督による再現VTR。
というと少し不謹慎なニュアンスになってしまうのだが、そもそも実際に起こったテロ事件を題材に実際の被害者を本人役としてキャスティングするという発想がどうか
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ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ(2018年製作の映画)

4.8

原題『シカリオ・デイ・オブ・ザ・ソルダード』、
今回の場合やはり原題の方がしっくりくる。

『ボーダーライン』の続編が製作されると知った当初、期待よりもはるかに不安が大きかった。見事に完結した物語につ
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ボーダーライン(2015年製作の映画)

4.8

『ソルジャーズデイ』を観るに当たって再鑑賞、
やはり無類に面白い。

アレハンドロ(ベニチオ・デル・トロ)の何気ない「ウェルカム・トゥ・フアレス」の一言を境に、文字通りボーダーラインを越えた瞬間の張り
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モリーズ・ゲーム(2017年製作の映画)

3.4

実在の人物モリーの波乱万丈日記。
モーグル選手としての道を断たれてからの急カーブぶりがぶっ飛んでおり、富豪相手のポーカールーム経営はどこか滑稽ですらあって、波乱爆笑。

速いテンポのセルフナレーション
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聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

4.1

心臓外科医のスティーブン(コリン・ファレル)は過去に手術ミスで1人の患者を亡くしていた。
その後、患者の息子マーティン(バリー・コーガン)を自宅に招いてから、家族とマーティンの関係がジワジワと変化し、
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牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件 デジタル・リマスター版(1991年製作の映画)

4.1

1960年代の台湾を舞台に、大人社会に反発するような子供社会が群像劇として描かれる。全編にわたり少年少女たちの無着色な表情が美しく、
なかでも小明(シャオ・メイ)はファムファタールとして完璧で、魔性の
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恐怖の報酬 オリジナル完全版(1977年製作の映画)

5.0

初鑑賞を新宿シネマートで。
固唾を呑み顔面を引きつらせながら密林より帰還。
某作品に勝るとも劣らぬデスロード振りで、3Dではないはずなのにスクリーンの矩形からトラックがはみ出して見えた。

こんなもの
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シャドー(1982年製作の映画)

4.4

未見だったダリオ・アルジェント作品。
やられた、こんな好みの作品見逃してたなんて。見終わって後悔の念、『サスペリア 2』と同等にツボだった。

ミステリー小説になぞらえた手口で次々と起こる殺人、小説を
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ウィッカーマン(1973年製作の映画)

4.2

得体の知れない閉ざされた風土と風習、奇妙な島民の生活様式に目を奪われる。
スコットランドの孤島を舞台に、土着的な信仰とサスペンスの塩梅が絶妙で惹き込まれた

豊作を願う人身御供の祭儀ウィッカーマンと、
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アタック・オブ・ザ・キラートマト(1978年製作の映画)

2.9

どう贔屓目に見ても3.0台には乗せられない一品ではあるのだが、心の奥底ではそんなところが好き、と思っている。

ギリギリ映画の体裁を成してはいるものの、設計図のないまま作られたような出来は、もはやアー
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.3

満員御礼のドルビーアトモスにて。大きいスクリーンで客席が埋まっている状態は既にライブの雰囲気。
この手の音楽映画は自宅やタブレットで見てもほとんど意味がないので、劇場で体感できるうちに見ておいた方が良
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サンゲリア(1979年製作の映画)

4.0

数あるゾンビ映画の中でもピカイチなテクスチャーを誇る本作。汚くて最低に不潔で、他のゾンビ映画と比べてなんだかとても臭そうだ。
見慣れてしまった今となってはもっとヨゴシが入っていてもいいとさえ思うのだが
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ゴーストワールド(2001年製作の映画)

5.0

ふとイーニドとレベッカのコンビに会いたくなって、なんとなく再生。彼女らのまるで猫がじゃれているような日々が最高で、やっぱりいつ見ても羨ましい。
'50sダイナーもどきで働くブキミ君やコンビニで働く友人
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ワンダーストラック(2017年製作の映画)

3.0

20年代のローズと70年代のベン。
50年間を隔てた二つの時間軸が交互に語られていく構成は面白かったし、カラフルな70年代と、モノクロ映像でサイレント風に語られる20年代の対比も良かった。

しかし全
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女と男の観覧車(2017年製作の映画)

4.0

ウディ・アレン流の語り口は老いてなお磨かれて、わかりやすく人間の悲喜劇をさらりと描ける余裕っぷりが凄い。笑っちゃうほど悲惨で、全員なにかが欠けている。紙一重で噛み合わない埋められない家族模様が、遊園地>>続きを読む

銀河鉄道の夜(1985年製作の映画)

4.9

サントラの特別盤がリリースされると聞いて思い出したように。

何よりも細野晴臣による楽曲と、ますむらひろしが描く世界が魅力の長編アニメ。原作『銀河鉄道の夜』をより膨らませるような絵や音。子供に向けた作
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紅の豚(1992年製作の映画)

4.4

ピッコロおやじと一族一同で造る飛行艇の美しさ。狭い用水路から空の中に抜けていく瞬間の疾走、浮遊、上昇の三段構えに宮崎駿の念を感じる。
「ファシストになるより豚でいる方がマシ」などと豚に代弁させているよ
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早春(1970年製作の映画)

4.4

心の中で青春期のモヤモヤが暴発。主人公マイクの青臭さがいたたまれない気持ちにさせる。しかし不思議と鑑賞後にジワジワと効き目が全身にまわり、感覚を整理できないまま今に至る。

古びた個室浴場兼プール施設
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暗殺のオペラ(1970年製作の映画)

4.4

夏の陽光が燦々と降り注ぐイタリアの田舎町タラ。街で英雄として称えられている父の死の謎を探るため、父と同じ名前を引き継いだアトス・マニャーニが捜査を始める。
映画は父親と息子のパートがほとんどシームレス
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アンフレンデッド(2015年製作の映画)

2.2

端的に自分には合わなかった。
スクールメイトの生々しい感じはよかったのだが、各々の関係性が明らかにされていくに従って、だんだん白けていく自分を感じた。
なんだかな。
見るに耐えない&付き合いきれない。
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サスペリア PART2/紅い深淵(1975年製作の映画)

4.9

『サスペリア』とは何の関係もないパート2。原題は『PROFOND ROSSO(深紅)』で、製作されたのは『サスペリア』よりも前のこと。
『サスペリア』のヒットに乗っかり、あたかも続編であるかのように配
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サスペリア(1977年製作の映画)

4.9

青と赤の狂った色彩が時々無性に見たくなる。冒頭の空港からダリオ・アルジェントを見ているなという実感はそこかしこに。
文脈とは無関係にクローズアップで寄っていく演出が好きで、自動ドアのスライド部分や増水
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デスプルーフ in グラインドハウス(2007年製作の映画)

5.0

クソ退屈(褒め)な前半の溜めも充分に、スタントマン・マイク(カート・ラッセル)のキレた味わいと、パム(ローズ・マッゴーワン)のキュートさに心はすでに鷲掴み。耐死仕様『デスプルーフ』の車体、特に助手席の>>続きを読む

クリスティーン(1983年製作の映画)

4.9

50'sクラシックカーの顔と、車に女性の心を吹き込んだ描写が素晴らしい。スティーブン・キング原作の映画としても出来の良さはピカイチ。

ナードな高校生アーニー(キース・ゴードン)は廃車寸前の車『クリス
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激突!(1971年製作の映画)

4.7

赤い小さな車と汚くて巨大なタンクローリーのチェイスを、いつ終わるとも知れないサスペンスで延々と描く。

男と車と道。たったそれだけのミニマルな要素と、些細なことから予期せぬ方向へ転がるという極めて王道
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ビッグ・リボウスキ(1998年製作の映画)

4.7

デュード(ジェフ・ブリッジス)のだらしなさが極まる。ホワイトルシアン片手に全編通してヨレヨレのデロデロ状態はいつ見ても最高。
さらに輪をかけてどうしようもないウォルター(ジョン・グッドマン)と、口を開
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イット・フォローズ(2014年製作の映画)

5.0

ホラーというジャンルに置かれながら登場人物それぞれの想いや、性への興味、嫉妬が入り混じる心理描写はとても繊細。物語に大人が介入することはなく、デトロイト郊外の狭い世界はそのまま彼らの全世界になっている>>続きを読む

アンダー・ザ・シルバーレイク(2018年製作の映画)

4.8

シルバーレイクに住む正体不明な人たち。どんな仕事をしているのか、どんな暮らしぶりなのか。彼らの暮らす街で一体何が起こっているのか。冒頭から現実とも虚構ともつかない世界へ誘われた。

常時不安げでロクに
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女は二度決断する(2017年製作の映画)

4.7

地味なタイトルとジャケからは想像できない内容にびっくり。と同時に個人的にはかなり好みのラインで大満足の一本。

夫と子供を爆弾テロで失った母の闘いを、ハードな移民問題を背景にしながらも、重くなりすぎな
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ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男(2017年製作の映画)

4.3

第二次世界大戦時、イギリス首相に就任したウィンストン・チャーチルをゲイリー・オールドマンが演じる。
アカデミー賞をはじめ各映画賞で主演男優賞とメイクアップ&ヘアスタイリング賞を受賞している本作。以上の
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アンクル・ドリュー(2018年製作の映画)

4.2

Filmarks試写in一ツ橋ホール。

それほど期待していなかっただけに、見事にカウンターを喰らった。
なんだこの最高な気分は。いろんな嫌なことを吹っ飛ばしてくれて爽快極まりない。
劇場全体が笑いに
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