1920年代ハリウッド。サイレント映画のスターがトーキーへと移り変わっていく時代の中、自分の演技は通用しないと痛感させられる映画俳優たち。
なんとか完成した映画は音と映像がズレまくり、声のヒドさも相>>続きを読む
ヘンテコなかぶり物を装着しているフランク。彼がリーダーを務めるバンドに加入することになったジョン。フランクはメンバーからカリスマティックな扱いを受けているが素顔は誰も知らない。
最後までバンドのメン>>続きを読む
教会で人を殺した際、巻き添えで子供の命も奪ってしまったヒットマンの悲劇。コリンファレルがこれ以上ないほどに眉毛を八の字にして、それ以上角度をつけたらタテになるんじゃないかというくらいに困った顔が炸裂。>>続きを読む
見渡す限りなにもない島で、まったく感情移入しようのないオジサン同士のドラマになぜか引き込まれる。
毎日午後2時にパブで飲むのが日課の仲良しオジサン二人がある日を堺に突然絶交する。お前の話は退屈だ。俺>>続きを読む
オンライン試写にて。
韓国版ベイビードライバー。
主演のパク・ソダムのアクションと子役のチョン・ヒョンジュンの演技でなんとかテンションを保ってる。(この二人『パラサイト』コンビだね)猫も可愛い。>>続きを読む
スターウォーズ誕生のきっかけになっていることでもお馴染みの作品ですが、私がこの映画を最初に見た時にはスターウォーズに影響を与えているとはつゆ知らずの状態で鑑賞した為、今回の再鑑賞でようやくなるほどこれ>>続きを読む
呪いが解けて、新たに愛の魔法にかかる。老いはただ肉体の変化のみ。心の中はいまだに魔法が解けぬまま。
ハウルの動く城に次々と集まってくる犬やらおばあちゃんやらカカシやら。城のにぎやかな生活をもっと見た>>続きを読む
どうしても社会に適合できない、あるいは適合したくないアウトサイダー同士の温かさ。悲しいくらいメチャクチャだけど、ジョン・ウォーターズ監督の目線はとても優しくて、自分もいつのまにかクライベイビー達の一員>>続きを読む
笑顔が絶えない〈普通の家庭〉をSNSにアップする母。「私たちは特別なことなんてないのよ。どこにでもある普通の家族なの」というアピールが造花のようにウソ臭い。そのニセモノの感じが部屋のインテリアにも溢れ>>続きを読む
恐竜が好きになるより先に
人間が嫌いになっちゃって困る。
架空と現実の中間点。もしかしたら本当に実現可能かもしれないというあと一歩の夢物語、人間の思い上がりを突き付けたパーク一作目。それが今ではモン>>続きを読む
あまりにも劇的な起承転結なので途中からドキュメンタリーであることを見失ってしまった。これ創作じゃないんですか?
発端はチェコ出身の女性画家バルボラ・キシルコワがノルウェーのギャラリーで開いた展覧会で>>続きを読む
頭の中がマヒしてるような、思考が途絶える感覚。ある時点でモヤが晴れて視界がはっきりとする。
詳細不明なビクトリー社が砂漠の真ん中に作り上げた社員専用の住宅街。
広々とした戸建てのマイホーム
明るい>>続きを読む
シャマラン版の赤ずきんちゃん。
色は黄色なので黄色ずきんちゃん。
主人公のアイヴィーが生まれ育った村では赤は不吉な色、黄色は魔除けの色とされる。でも生まれつき盲目の彼女は色などわからない。村で起こっ>>続きを読む
This is madness!
C-3POならそう叫ぶに違いない。
ストップモーションアニメーターであり特殊効果アーティストのフィル・ティペットが、ハリウッド大作の仕事の傍ら、30年間溜め続けた脳>>続きを読む
ブラボー
期待を遥かに上回っていたよ。
1コマが連続してワンカットに
ワンカットが繋がってワンシーンに
ワンシーンが絡み合って一本の作品に
アニメと漫画の境目が消えるような不思議な感覚。当然ながら>>続きを読む
PM5:00からの11分間。
同じ時間軸を複数の視点で追いかけ、
場面と場面が交差し、
同じ場面を違うアングルから切り取る。
時計塔の鐘で目を覚ます男
ホテルで映画監督と面会する妻
路上でホットドッ>>続きを読む
振り返ってみれば開店してから70分くらいでいろんなことがありすぎて料理長がブッ潰れる映画だった(映画のランニングタイムは94分、そのうち最初の20分くらいは衛生管理局員のチェックとスタッフミーティング>>続きを読む
命からがら、道ゆく先で服やら靴やらいつの間にか装備が整っていく。被害者、逃亡者だったはずが。生きるために奪ってるのは自分も同じだという葛藤が、一言も言葉を発しないギャロの顔面から滲み出ていた。
だい>>続きを読む
アイスランドの牧羊地。何もない広大な山岳地帯にポツンポツンと暮らす羊飼い達の村。この映画の登場人物達はリアルに牧羊家なのだろうか。羊を扱う様がどう見ても演技ではなく自然と身についた所作だった。
グミ>>続きを読む
聖夜の夜、羊飼いの夫婦は産まれたばかりの羊の子を取り上げる。その姿は羊でありヒトであり、ヒトではなく羊でもない。夫婦は複雑な表情を浮かべながらも聖夜の奇跡として受け止め、母羊から引き離して我が子のよう>>続きを読む
羽をもがれて、バリアフリーの鳥籠で大切に育てられる。〈RUN=逃げる〉とは、この家を抜け出す、というよりも母親からの脱却。自立。
幼少期より不自由な体で車椅子生活をしてきたクロエは、憧れの大学生活で>>続きを読む
変な隣人が越してきた。なんか様子が変。いや、偏見か?意外といい人たちかも、、いややっぱ変。ていうか異常者でした。
ていう映画。
メイフィールドの小さな町、その一角にあるボロ家に得体の知れない怪しい人>>続きを読む
タイトルに惹かれて鑑賞。
蟹眼。カニメって読むのかと思ったらカイガンだった。そんな言葉初めて聞いた。調べてみると、『蟹(かに)の目に似た小さい泡が立つ程度の湯加減の意で) 茶釜の湯の煮えたぎること。ま>>続きを読む
RRR!3つ揃ってFEVERRR突入!!!
これパチンコ台にしたら盛り上がるんじゃ?(私まったくパチンコ、スロットの類はやらない人間ですが、、)
1920年代イギリス領時代のインドを舞台に、ヒンドゥ>>続きを読む
私が観に行った回、オッサン率100%で笑った。見事に。ザルドス、初めて観ました。凄い。壮大な物語のわりにはチープなルックスで、そこがたまらない。予算をかけて映画やドラマシリーズでリメイクしたらとんでも>>続きを読む
グレーゾーンをバッサリと排除。汚い町をキレイにお掃除して、ゴミはゴミ箱へ。みんながお互いに目を見張って支え合う。みんなが見ている安心、安全な町。警察も自警団も地域のお偉いさんもみんなでキレイなまちづく>>続きを読む
じわじわと社会から見放されていく恐怖。誰かの手を煩わせているのではという自覚。老いを実感する瞬間はこの先私にも必ず訪れるのだ、というシミュレーションのように、いつの間にか自分の周りを囲んでいることにハ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
オンライン試写にて。
正体不明の毒ガスにゆっくりと包まれていく世界。苦しみながら死ぬことを回避するために国は安楽死用のピルを配布している。聖夜に最後の日を迎えるにあたり、気心の知れた(?)友人家族で>>続きを読む
スーダン、ナイル川のほとり。
主人公はレンガ職人の男。土と水を捏ね、型に塗り込み、乾燥させ、焼き上げる。
男は仕事とは別に、村から離れた人目のつかない場所で巨大な泥の像を作っていた。やがてこの像に生命>>続きを読む
無機的な音がリズムの脈を打ち、音楽に生命が宿っていく高揚感。部屋の半分を埋め尽くす巨大な壁のごときアナログシンセサイザーは圧巻の存在感。無骨なマシンをメガネ女子が操るだけで絵的にはOK。
演じるのはア>>続きを読む
よってらっしゃい、みてらっしゃい!世にも最低な見世物小屋がやってきたよ!入場料は無料だよ!お時間は取らせないよ!
景気良く客を引き、とっ捕まえては金品や命を強奪する変態集団。司会のデイヴィッドと名物>>続きを読む
憧れの吉岡先輩を訪ねて、田舎から彼の通う大学までやってきた秋子(洞口依子)。しかし校内で繰り広げられていたのは恥を知らない学生たちによるハレンチ学園なキャンパスライフ。平山教授(伊丹十三)に至っては〈>>続きを読む
新宿紀伊国屋書店で本を万引きする岡ノ上鳥男(横尾忠則)を目撃した鈴木ウメ子(横山リエ)は、紀伊國屋の社長である田辺茂一(本人)の元へ鳥男を突き出す。急に連れてこられて戸惑う田辺、明日また万引きしに来ま>>続きを読む
飛行機に爆弾が仕掛けられたとの通報を受け、旅客機の中は大騒動。そこにたまたま乗り合わせた殺し屋に飛行機をジャックされ二重のピンチに。機長は殺し屋に脅され進路変更を余儀なくされる。直後、正面からものすご>>続きを読む
最後に見たのはもう20年くらい前。もっと狂った映画のように記憶していたけど、今見るとそうでもなくて、ちょっと寂しい。
事故で死んじゃったカップルの家にセンスのイカれた変態家族が引っ越してくる。地縛霊>>続きを読む
パリの街を爆走するノーカットの8分。走行距離10.7km、平均時速80km、最高時速は200kmを記録。伝わるかわからないけれど、都内で言うなら東京駅から中野駅までを8分で行くような感覚でしょうか。>>続きを読む