NinaSinnermanさんの映画レビュー・感想・評価 - 11ページ目

NinaSinnerman

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バレー・オブ・バイオレンス(2015年製作の映画)

3.2

西部劇やるにはウデが足りないな。
見せ方次第でもっと出来そうなのに、完全にタイトル負け。

序盤は悪くなかったのに肝心の見せ場で緊迫感が全然足りない。
編集も良くないわ。

あと犬が芸達者過ぎ(笑)
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チェリー2000(1986年製作の映画)

3.7

好きだ、このアホさとアホだけじゃなさ(笑)

赤毛のメラニーグリフィスもカッコ可愛く、ダッチワイフ的アンドロイドも文句なしに可愛い上に、彼女のセリフがまた素晴らしい(笑)

とりあえず追っ手はイカレた
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ヴィンセントが教えてくれたこと(2014年製作の映画)

3.9

もーーービル・マーレイ大好き。
そしてこの映画ホントこの人の為だけにあるような脚本だわ。。。
否、そう思わせるのがビル・マーレイ。

冷静に観れば、図らずも近所のガキンチョの面倒を見ることになった偏屈
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複製された男(2013年製作の映画)

3.5

わからん!

画のコントラストは弱くひたすら黄色い。
..黄色と黒の組み合わせは集中力を高めるそうですが、どんだけ高めてもわからーん!

わからんのですが、挟まれる象徴的な造形物のカットが大体みんな連
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ファウンド(2012年製作の映画)

3.8

よく知らんで借りたけど久々にヤバいヤツ観ちゃった..。

劇中劇がガチ過ぎるってば。
画面から目逸らした映画なんてホントいつぶりだろ..。
ゾンビのハラワタズルズル〜とかは平気で観れるのにコレのソレは
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PK(2014年製作の映画)

4.0

ハズさないねえ。
笑った笑った、笑って泣いた。

前作「きっとうまくいく」よりもっとコメディ路線だけど、ポップで哲学的なところは変わらず、明るく前向きになれる映画。

前半アーミル・カーンが常に目ぇひ
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ザ・ギフト(2015年製作の映画)

2.4

思ってた展開と違った。
気色悪さは確かにあるけど、この類の映画としては内容も展開も地味で捻りも足りない方だと思う。
こういう嫌悪感を煽るようなスリラーには色気が必要なのにそれも全くなかった。

キャス
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ウィンターズ・ボーン(2010年製作の映画)

4.3

もう7年も経つのか。
無性に観たくなって再鑑賞。

硬派で重い印象は残っていたけれどストーリーの細かいところはだいぶ忘れていて、見返すと物凄くよく出来た映画で不覚にもちょっと泣いてしまった。(!)
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Re:LIFE リライフ(2014年製作の映画)

2.9

ヒュー・グラントだから観てられる、タイトルまんまのよくあり過ぎるミッドエイジクライシスからの自分再発見めでたしムービー。

講義のように「キャラが大事、キャラにストーリー運ばせろ」って言うならあのフェ
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3人のエンジェル(1995年製作の映画)

4.2

名作。
だいぶ昔に一度観ていい映画だった記憶を頼りに観てみたら最高にハッピーになれた。

衣装が素敵!
田舎町に原色とグリッターをブチまけて、サイケなディスコソングでみんなでハッピー。
爽快で壮観(笑
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渇き。(2013年製作の映画)

3.1

観ようと思ってた映画のタイトル覚えてなくて、間違ってコレ観ちゃった。

出来としてはちょっと中途半端。
登場人物と尺をもっと絞って、演出方針も一貫させたら、イカれたJKノワールっていう新しいモノが出来
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T2 トレインスポッティング(2017年製作の映画)

3.0

郷愁っすね。
懐かしさのみ。
超えるもの無し。

てゆーかこれじゃ年取るっていいことなくない?!
中身変わらんのに外見だけ輝きを失ってただひたすらにしょーもないだけじゃんか。

なんか映画の中も観てる
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モンスター 変身する美女(2014年製作の映画)

4.0

コレ、私は声を大にしてオススメしたい。
邦題とジャケットのヒドさをカバーできるほどの、相当の大声で叫びつつオススメしたい。

きっと機材なりフィルムなりフォーマットにかけられるお金はあまりなかったこと
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夜になるまえに(2000年製作の映画)

3.9

全編通して色味がすごく好き。
くすんだアイボリーと空の薄青、海の碧、挿し色の赤や木々の緑に雲の白。

それから朗読されるスペイン語の詩やそれに連動する画、挿入される印象的な音楽の数々が相なすテンポもと
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17歳(2013年製作の映画)

3.4

主演の女のコが綺麗。

リアリティもあるんだけれど、フランスだからこそのリアリティ。

肉親のスキャンダラスな部分を突きつけられてなおありのまま理解し受け入れようなんて恥の文化の日本と真逆。

C'e
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カラヴァッジオ(1986年製作の映画)

3.5

ずっと気になってたデレク・ジャーマン。
去年のカラヴァッジォ展を逃した悔しさも相まってやっと鑑賞。

想像してたよりカオスで、想像してたよりだいぶ変態度は低く、想像してた数倍人間味があり、想像してた通
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チャイニーズ・ゴースト・ストーリー(1987年製作の映画)

3.6

小学生の頃好きでよく観てた。
なんか綺麗な気がしてた。

今観ると特撮ヒーローものと大して変わらんかもしくは現代のそれよりも技術やスマートさに関してはだいぶ劣るのは事実なんだけれど、冗談抜きで(でも作
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マジック・イン・ムーンライト(2014年製作の映画)

3.2

ウディアレン作品の中でもだいぶこじんまりとした印象。
主演2人が旬過ぎるから尚のことそう思うのかも。

コリン・ファースがコミカルなプロットやるときのこういう融通効かないけど憎めない的な役柄はそろそろ
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フェア・ゲーム(1995年製作の映画)

3.2

ただひたすらに目の保養。

全盛期シンディ・クロフォードの長〜いオミアシ+バッサバサの睫毛+完璧な位置にあるホクロ(+乳)と、ウィリアム・ボールドウィンのこれまた甘〜いタレ目顔(+つるつるプリプリのケ
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少年は残酷な弓を射る(2011年製作の映画)

4.0

特別好きになるような筋書きでも画でもないのに、妙に好き。

エズラとティルダという強烈な個性の最高の調和、それが良いっぽい。

端正で綺麗なのに何かが異様でどこか妙に生々しくて、何故か嫌悪感を煽るよう
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シンプル・シモン(2010年製作の映画)

3.7

カワイイ映画。

ウェス・アンダーソンぽいけど、もっと分かりやすくポップで色味も鮮やかで、ウェスのキモのオタク要素を薄くして変人ハンデを一人にフォーカスした感じ。

キャストのルックスも分かりやすい北
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トム・アット・ザ・ファーム(2013年製作の映画)

3.8

だいぶ色々遅ればせてのドラン初鑑賞。
しかもMommyもトランスアメリカもずっと気になってたのになぜかコレ。
そしてドランと知らずに観るという。

・・が、此の期に及んで純粋に先入観なく観ることが出来
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月の輝く夜に(1987年製作の映画)

3.6

すんごいイタリアンでアメリカンで80s。

この時代の映画はハデでお気楽でいーかげんで、終わり良ければ全て良し的な、観てるとバカらしくなってホント元気になれる(笑)

ニコラスケイジの大根っぷりったら
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神様メール(2015年製作の映画)

2.9

アイディアは凄く好きなのに展開や登場人物のセンスがなんともビミョー。
シュールで妙にドライで軽くてリアリティが無さすぎるような。

いくらでも面白く出来そうなんだけどなぁ。
いっそドラマにして使徒ごと
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家族の灯り(2012年製作の映画)

3.7

原題を直訳すると「ジェボと影」。

登場人物は、影というか悪魔のような息子と善良で清貧な父親ジェボ、その妻、息子の嫁でもある養女のほぼ4人。

映し出される舞台は街路とドア1枚で隔たれただけの居間、ほ
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ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ(2015年製作の映画)

4.0

文学とは言葉の魔法。

創作とは夢を見ること。

そして魔法と夢に生きてしまった愛すべき錬金術師の生はいつの世も脆く儚く、すぐ側に現実と折り合いをつけてくれ、心血を注いでくれる人間が必要。

そんなお
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はじまりはヒップホップ(2014年製作の映画)

3.4

なんだかボロボロ涙が出てしまった。

頑張るお年寄りたちを見て泣いたというより、彼らに笑顔と激励と喝采を浴びせる若者たちの姿に勝手に涙がボロボロと。

そして"テリー・2セント"に大爆笑。

ドキュメ
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フラワーショウ!(2014年製作の映画)

3.0

ロケーション、撮影、照明、衣装、小道具、美術面は素晴らしい。
(CGは稚拙だけれどそこは無視)
花の映画なんだからちゃんと「花々しく」美しい。

が、絶望的に脚本、演技、演出、俳優に魅力がない!
その
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ライオット・クラブ(2014年製作の映画)

3.7

「名門大学に入るのは学問の為じゃなくコネ作りの為。」
そんな記事を読んだことがある。

若気の至り的な腐った青春謳歌ムービーとしても、イケメンオンパレードの娯楽映画としても、ブラックなエンディングとB
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グランドフィナーレ(2015年製作の映画)

4.1

おお。
完成してる。
グレート・ビューティを下書きに、英語圏の最高の役者陣と安くならず鼻にもつかない上手いところまでメジャーに寄せた脚本で見事描き上げたなあ。

爺さんばっか撮って一体幾つよ、この監督
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ハイ・ライズ(2015年製作の映画)

3.2

久々に理解に至れずに観終わってしまう映画に出会った。

初めはチープなエセオシャレ感にトムヒinスーツを撒き散らしてドヤ顔かますだけの映画に見えてたんだけども。。。

中世風仮装パーティーの画あたりか
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スノーホワイト 氷の王国(2016年製作の映画)

3.4

一作目よりずっと良かった。

一作目は映画館で爆睡してしまってほとんど覚えていないくらいのどうでもいいシロモノだったけれど、今回は製作陣がガラッと変わって脚本もダラボンのだったお蔭かな。
衣装や美術も
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ライト/オフ(2016年製作の映画)

3.7

「うわぁ!」とか「ギャー!!」とかホラーらしいリアクションが自然と出来てしまう作りで満足。

なのにブラムハウスじゃなかったので、他にもこんなホラーが出来るプロダクションがあるのかと感心してたらエンド
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New York 結婚狂騒曲(2008年製作の映画)

2.3

ひっどい脚本(笑)
そしてキャスティング。

ユマにブライド役なんてよくやらせたよなぁ。
コリン・ファースはシングルマンと同時期とは思えないほどの役の浅さに嫌気ささなかったんだろうか。。。
そして別に
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きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

4.7

ずーっと気になってた。
もっと早く観ればよかった。

いやぁ、こんなに泣くと思わなかった。
いろんな初心に戻りたくなる一本。

Pee-mailとミサイルケーキに大爆笑。
ラストのロケーションが落下の
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ブラウン・バニー(2003年製作の映画)

3.8

クロエ・セヴィニーの女優人生をぶっ潰したとの悪名高き本作。

究極の名実(というかメンタリティとフィジカリティ)ともに紛うことなきマスタベーション映画。
結構色々最低。

・・なんだけれども。

問題
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