幼少期の頃には毎度楽しみに視聴していたが、メビウスを最後に見なくなってしまったウルトラマン。今思うとカードダスの隆盛によって、怪獣が粗製濫造され、ただ消費されていくことが我慢ならなかったのだろう。ウ>>続きを読む
原作の面白さに一気読みした流れで鑑賞。なのでどうしても比べながら見てしまったところはある。
勘違いから始まったシェアハウスの上での恋愛ものという手垢のついた漫画的シチュエーションながら、ドラクエⅩ>>続きを読む
平和のためならば、人殺しだって厭わない。大義への誓いに基いて、必要とあらば弱き者たちさえも弑してきた。誰よりも男らしくあれ、強くあれ、下品で豪快であれと求められ、それに応えられてきてしまったピースメ>>続きを読む
謎だらけのこの世界で、最もわからないのは自分のことかもしれない。なんの奇跡のせいか、今たまたまここにいて、こんな人たちに囲まれて、こんな行動をして生きている。その要素がひとつでも違ったら、きっとまた>>続きを読む
テレビや銀幕、スマホでしか見ない画面の中の街。それが自分にとっての東京。TOKYOと表記する方がしっくりくる時もある。目にする機会は頻繁にあれど、有名な場所は見ればわかる程度でも、どんな空気で、どん>>続きを読む
『指輪物語』よりも、『ホビットの冒険』よりもずっとずっと昔、中つ国の第二紀と呼ばれる時代のお話。冥王モルゴスが倒れ、平和が訪れたと思ったのも束の間、各地では闇が再び動き始めていた。上エルフ、シルヴァ>>続きを読む
死人に口なし。されど死体が雄弁に語るかと言うと案外寡黙、ただあった事を、起こった事を淡々と告げるのみ。生者も口なし。想いを伝える相手が、もはやこの世に居ないなら。それでも墓を暴いて、死因を詳らかにし>>続きを読む
総じて、「撮休」シリーズは非常に面白い試みだと思う。有名でパブリックイメージも確立している役者の「素の部分」を題材に、いろんな監督や脚本家がフィクションを作るというのだから。そして、さまざまなメタ的>>続きを読む
独りでいること、友人と一緒にいること、恋人と暮らすこと、籍を入れて夫婦になること、パートナーと添い遂げること。どれにも良いところと悪いところがあって、渦中にいると悪いところが沢山見えてしまう。でも一>>続きを読む
現代的な愛の形は定まっていない。どんな形であれ、側から見たら少し歪であっても、本人たちにとってそれが愛であれば、間違いなく愛なのだろう。そうやっていろんな関係性が「現代的な愛」の枠の中に包含され、多>>続きを読む
天使と悪魔。絶対に相容れないはずの存在のある2人だけが、この世界ができてからずっと親交を深めていたら？きっと世界は少しだけ良いものになっているに違いない。
何故なら、悪魔のほんの少しの善性と、天使>>続きを読む
振り返ってみると自分の歴史は、いくつかの「時代」に分かれている。所属や肩書きではっきりと分かれるものもあれば、関係性や内面の心境の変化などで緩く規定されているものもある。不思議なもので、ある時代が終>>続きを読む
スパイとは、なんらかの組織に雇われて情報を盗み出し雇い主に報告する者を指す。その過程で、嘘や駆け引き、時には身内切りさえ存在する。では、とある情報を知ってしまった者が、自身の正義に則って、自発的に告>>続きを読む
今年はやはり異質な一年だったのだろう。色んなことに敏感にならざるを得ず、明日のことすら全くわからない、暗闇の中を手探りで進んでいるような、そんな年。そして「通常」だった時期に、溜まりに溜まった小さな>>続きを読む
「すみません、急なんですけど、明日撮休になりました」こんな一言から始まる８つの物語。有村架純が主演、役柄は「有村架純」その人自身。しかも複数の監督によるオムニバス作品であり、ドキュメンタリーでもなけ>>続きを読む
偶然に出会った男女4人、音楽で意気投合し、音楽で生計を立てるためにカルテットを組み、軽井沢で共同生活を営むが、そこには様々な「嘘」と「本当」が織り交ぜられていた。
大人になってからの出会いは、なん>>続きを読む
「誰がスーパーヒーローを管理し、監視するのか」アメコミ作品で何度となく問われてきたこの命題に、「答えは簡単、虚栄心と功名心、そして何よりも資本主義市場の神の見えざる手が全てを上手くまとめて取り繕って>>続きを読む
愛の形も恋の形も、時代と共に移り変わっていく。昔に比べたら、現代のそれらの形はさらに多種多様になっているんじゃないかと思う。でも時代を経ても変わらない、人種、性別、年齢なんかすっ飛ばして、誰かを好きに>>続きを読む
