sattonさんの映画レビュー・感想・評価

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映画(595)
ドラマ(8)

ローカル路線バス乗り継ぎの旅 THE MOVIE(2015年製作の映画)

3.7

これが映画館で上映されたことがまず驚き(テレビの特番だろう?)。
しかし、3人のキャラクターと、巧まざる起承転結で、意外に楽しめる。民宿が嫌すぎて涙する蛭子さんには笑ってしまった。
台湾のあたたかい雰
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インサイダー(1999年製作の映画)

4.0

すさまじく骨太な映画。
個人が巨大組織に対峙することの絶望が、嫌になるくらい生々しく描かれている。そして、ジャーナリズムは何のためにあるのか、ジャーナリズムにとって何が最も大切なものなのか、確かに感じ
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レッド・スパロー(2017年製作の映画)

3.8

色々つっこみたくなるポイントもあったけど笑、先の読めない展開にはずっとハラハラさせられ、最後まで楽しめました。
この役をコスプレにならずに演じられるジェニファーローレンスには脱帽。彼女がいるだけで画面
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ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

3.9

これは「今」作る必要があったことがすごくよくわかる。
後半は特に熱い。この熱いジャーナリズムを見せられると、こちらの心も熱くなります。
綺麗にまとまりすぎてるきらいはあるけど、安定の配役を含め(あえて
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さよなら、僕のマンハッタン(2017年製作の映画)

3.5

舞台がNYだからか、シニカルな人生観ゆえか、やけにウディアレンっぽい映画。
ストーリーには正直ついていけず…でしたが、音楽や雰囲気は相変わらず素敵でした。

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.0

月並みな感想ですが、アイデア次第でいくらでも面白い映画は作れるんだなーと実感。ものすごく可笑しくて、最後はなぜか(映画作りの熱量みたいなものに)感動すらしてしまいました。これはもう、絶対に何も知らずに>>続きを読む

ぼくらの七日間戦争(1988年製作の映画)

3.3

原作のシリーズをよく読んでいたので、懐しさで鑑賞。「相原」とか「安永」とか「久美子」とか、名前からぼんやりと記憶が蘇ってきました。
映画としての出来は正直、、、だけど、雰囲気は楽しめました。この映画を
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タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら(2010年製作の映画)

3.7

前半からブラックな笑いのオンパレード。この悪趣味な感じは「ファーゴ」に似てますね(明らかなオマージュもあります笑)。
しかし、滲み出るデイルの優しさに、最後は意外にも心あたたまりました。面白かったです
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クリムゾン・タイド(1995年製作の映画)

3.9

序盤から不穏な空気が高まっていき、一気に爆発する。そのシーンのデンゼルワシントンとジーンハックマンの演技は、ものすごい迫力でした。
印象としては「ザ・ロック」とか「トップガン」に近く、この時代らしい王
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コンタクト(1997年製作の映画)

3.7

宇宙をテーマとしつつ、描いているのは人間の姿。「インターステラー」や「メッセージ」にも通じる映画ですね。
その2作と比べると細かな設定等にやや物足りなさを覚えるものの、後半の映像の迫力とストーリー展開
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否定と肯定(2016年製作の映画)

3.7

派手さはないけど、考えさせられる良作。
歴史修正主義の波は、決して対岸の火事ではない。都合の良い情報だけを集めようと思えば、いくらでも集められる時代である。そうでない情報に目を瞑ってしまえば、事実は簡
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ノクターナル・アニマルズ(2016年製作の映画)

3.8

暴力的な小説世界に魅入られていく主人公。
彼女は自分を殺された妻子に重ね合わせているわけだけど(だからこそ子どもに安否確認をしたのですね)、実際は、夜を徘徊し無神経に大切なものを奪う獣たちこそ、彼女自
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ファーゴ(1996年製作の映画)

3.7

ブラックすぎるコメディ。悪党2人の第一印象が最悪で、こんな奴らに任せたらロクなことにならないぞと思ったら、やはりというべきか、物語はおそろしく酷い方向に転がっていった。ラスト近くのあのシーン、ショッキ>>続きを読む

フラッシュダンス(1983年製作の映画)

3.5

ザ・80年代という空気を楽しめる映画。前向きなストーリー、元気の出る主題歌など、「ワーキング・ガール」にも通じるものがありますね。
ぶさいくな犬が何ともかわいらしい。

スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.2

いやー、凄いものを見ました。よくこんな話思いつくなぁ。
3枚のビルボードが、様々な人の感情を動かし、衝突させていく。そして、怒りの連鎖が頂点に達したところで、「天啓」をも感じさせる決定的な転調のシーン
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ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

4.1

どんな夫婦にも秘密があり、ある種の演技もある。それを狂った形で見せつけられる凄まじい映画です。
劇的なシーンでは終わらずダラダラした感じのラストも、これから続く絶望(しかし見方によっては幸せと言えなく
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ものすごくうるさくて、ありえないほど近い(2011年製作の映画)

3.8

男の子が一人で冒険して9.11や父の死を乗り越えていく話かと思ったけど、そうではなかった。辛い話だけど、人間のあたたかさを感じられる良い映画です。
タイトルも印象的だけど、意味が最後までピンとこなかっ
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gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)

3.7

同じ監督の「(500)日のサマー」が大好きなので、見るのを楽しみにしていた映画。
ストーリーはまぁ予告編から想像するとおりなんですが笑、何せ子役のマッケンナ・グレイスちゃんが愛らしい。
夕陽のシーン、
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フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(2017年製作の映画)

3.9

プロジェクト=公共住宅。実際は、そこにすら入れないモーテル暮らしの母娘が描かれます。
貧困という重いテーマを扱っていますが、子どもの目から見た世界はマジカルで美しく、とても好きな雰囲気の映画でした。
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ドニー・ダーコ(2001年製作の映画)

3.8

精神を病んだ高校生(ドニー・ダーコ)、銀色のウサギ、終末の予告、飛行機エンジンの墜落、タイムトラベル…
様々な要素が絡みあう複雑なストーリーだけど、収束は美しく切ない。いや、いい映画でした。
若きジェ
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

3.8

瑞々しい青春を描いた映画。2人が心を通わせる過程はとても自然で、同性愛はこの映画の本質的な要素ではないのかも、と思いました。
ラスト近くのあるシーンが映画のテーマを浮き彫りにし、俳優さんの演技含めとて
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ハドソン川の奇跡(2016年製作の映画)

3.8

濃密な90分。
構成がとても巧みな映画で、あえて全員が助かったという結果から後方視的に物語を進めることで、事後的な検証で陥りやすい誤り-まさに映画の中で安全委員会が陥りかけたようなーにさっと光が当たり
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理由(1995年製作の映画)

3.5

元弁護士の大学教授が、死刑判決を受けた青年を救うべく奔走する。今となってはありがちなストーリーで、展開ももう少し捻りがあればとも思うが、スリリングなシーンが多いのであっという間に観れる。
見終わった驚
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.8

これは一切の事前情報を入れずに見て正解でした。伏線は結構わかりやすく張ってありますが、その正体が明らかになっていく過程はぞっとします。
音で不安感を煽る演出も秀逸。

グッドフェローズ(1990年製作の映画)

3.8

ゴッドファーザーはマフィアのドンの話だが、こちらはマフィアの下っ端の話。
我々と近いところから見る分(?)、マフィアの世界ってこんな感じなんだ、ということがリアリティを持って実感できます。
何より、レ
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女神の見えざる手(2016年製作の映画)

4.0

いやー、これは面白かった!
銃規制というタイムリーなテーマで、ロビイストの活躍を描く。とにかく圧倒的にテンポが良くて、目まぐるしく体勢が入れ替わるスリリングな面白さがあります。
頭のヒューズが飛んだよ
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

3.8

機内含め、なぜか短期間に3回も見てしまった映画。冒頭のクールなカーチェイスと、絶妙にダサ可愛いヒロインがツボです。
後半のストーリーはやや残念で、むしろマッドマックス的に突き抜けたほうが好きだったかも
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バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

3.6

タイトルも変わってるが、中身はもっと風変わりな映画だった(タイトルの意味は映画の中で明らかになります)。
演出は斬新だけど、何となく内輪ネタという感じが常に付きまとい、話にのめり込めず…
多くの名優が
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ギフト 僕がきみに残せるもの(2016年製作の映画)

3.7

元NFL選手がALSを発症する。その人生の記録。
観る人は、彼の身体、表情、言葉が失われていく様子を目の当たりにする。病気のことは知っていても、現実の重さは言葉を失わせるものがある。
何より、自分が周
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あしたは最高のはじまり(2016年製作の映画)

3.7

連ドラを2時間に詰め込んだ感じで展開は超特急だけど(行間は想像で補完)、心あたたまる映画です。
お父さんの生き方がかっこいい。不器用でも何でもいいので、とにかくめいいっぱい愛情を注いであげるのが大切な
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パターソン(2016年製作の映画)

3.8

味わい深くていい映画です。

監督がインタビューで、これは詩のフォームをした映画だと答えている。
どういう意味だろう?と考えてみると、詩は同じ韻を踏みリズムを作りつつ、リズムの中にある変化や美しさを楽
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ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣(2016年製作の映画)

3.8

しなやかな獣のよう。人間を超えた動きをしてるんだけど、あまりにも優美なのでそれを感じさせない。すごいものを見せてもらいました。
映画の主題からは外れてると思うけど、この才能がウクライナの片田舎からよく
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すてきな片想い(1984年製作の映画)

3.1

80年代のアメリカのハイスクール!もうそれだけでわくわくしちゃいます。
難しく考えず雰囲気を楽しむ映画ですね。

僕のワンダフル・ライフ(2017年製作の映画)

3.7

昔ゴールデンレトリバーを飼っていたので、もう色々と思い出して笑い泣き。
輪廻転生を信じるわけではないけど、別れてしまった人や犬にも、いつか違う形で再会できるのかなぁと思えました。

僕と世界の方程式(2014年製作の映画)

3.6

「シェイプ・オブ・ウォーター」のサリー・ホーキンス出演作。これまであまり注目していなかったけど、ナチュラルな演技が良いですね。
話は終盤かなり急激かつ意外な展開になってくるわけだけど、これはこれで納得
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ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

3.9

好きなんです、こういう一夜もの(?)の映画。アメリカングラフィティとか。一期一会という感じがして、切なくなります。
今この瞬間も地球上で何十万台というタクシーがそれぞれの人生を乗せて走ってると思うと、
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