ぬっこさんの映画レビュー・感想・評価

ぬっこ

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青春ジャック止められるか、俺たちを2(2024年製作の映画)

4.8

若松孝二やっぱいいな、俺の視界にはいんな。
新幹線、屋上のキスシーン好きだった。
最後の実際の映像も最高!

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.3

ノーランの中では1番良くないと思ったし、ノーランの良さが音以外で全く出てない気がした。
この題材ならゼルゲイ•ロズニツァのような映画監督で見てみたい。
椅子のセックスシーンは突如来て、コメディーかと一
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アメリカン・アンダードッグ(2021年製作の映画)

3.6

こんな人がNFLにいたのか。
頑張ろうってなるアメリカンドリーム物語

かげを拾う(2021年製作の映画)

3.8

制作する人を見るのはわくわくする。
生活と創作を拾っているよう。

二重のまち/交代地のうたを編む(2019年製作の映画)

4.3

テキストとナレーションの物語内外の声は、登場人物と自身との関わりの距離のようでもある。
小森はるかの半透明なカメラと、画面から漂う雰囲気が好きだった。

神田川淫乱戦争(1983年製作の映画)

3.5

清のロングショットと音楽へのアプローチがもうすでに見える。
裏窓からなのかな着想

とっくんでカンペキ(2012年製作の映画)

3.7

トリュフォーの憧れのペダルクンクンするの思い出した。
キスの練習をするのキモカワイイ

狂い咲きサンダーロード(1980年製作の映画)

5.0

終盤に出てくるガキがまたいい味出してる。
『鬼畜大宴会』と双璧をなす卒制の傑作

青春残酷物語(1960年製作の映画)

4.8

青色の電話が見てた時脳裏に危険であると言う信号が来る。
正義の形は人それぞれあり、デモなどを映すことで当時の世の中に対しての問いかけのようでもある。

殺し屋ネルソン(1957年製作の映画)

5.0

 殺したのち、車で逃げているシリアスな場面であるにも関わらず、常時伴奏曲は楽しげなジャズが流れている。この音によって、逃避行している楽しい遊戯に参加しているような気分に陥る。ふとアキカウリスマキがイン>>続きを読む

SELF AND OTHERS(2000年製作の映画)

5.0

牛腸本人と西島のナレーションと牛腸の写真と田村まさきの撮影。
田村まさきのカメラワークはなんか呼吸のように心地よくスッーと入ってくる。そして何より牛腸の生き様と写真、ストイックで自分の道をひたすら歩む
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窓ぎわのトットちゃん(2023年製作の映画)

4.8

腕相撲をしている時に、イマジナリーラインを超える。その一線を超えた時感情の一線も超えて、初めて感情的になる時、物語も戦争によって新たな一面を見せ始める。
明るい画面の幸福感と、トモエ学園が包み込む優し
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恋人たちは濡れた(1973年製作の映画)

3.9

海で強姦してる時のナレーション好き。
はいはいと自転車神代好きなのかな、馬跳びとか意味がよくわからないけど動き続けるオフビートなゆるい感じがクセになる。
最後の終わり方もあっさりしてて良い。
映画のフ
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ラヴ・ストリームス(1983年製作の映画)

5.0

動物まで出してカサヴェテスのやりたい放題。
ジーナロレンスは相変わらず良い。雨のラスト、妹とはすぐにはわからなかった。
お金持ちの作家と女。
「Love is a stream. It is cont
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イヴちゃんの花びら(1984年製作の映画)

3.4

『団地妻二人だけの夜』と二本立ての2本目。
団地妻が好みの作品だったばかりに、『イヴちゃんの花びら』も悪くなかったが、物足りなかった。
イヴちゃんと振り回される男とサーフボード

亀虫(2003年製作の映画)

4.8

元気をくれてありがとう!映画はわからなくていいし、わからない良さがある。
ナレーション最高!

彼方のうた(2023年製作の映画)

3.9

 なんか新作が気になる監督。飯岡さんの撮影と、田村まさきだったら何の作品でも見れる気がする。
それほどこの作品の撮影は優れてるし、ゆったりとしたカメラと、セリフがあるのかないのか、わからない程言葉が自
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マッチ工場の少女(1990年製作の映画)

4.3

アキカウリスマキの作品の中でも、セリフが少ない。
ラスト連れていかれる終わり方が好き。鼠取りと男と煌びやかな服。

オープニング・ナイト(1978年製作の映画)

4.2

「孤独は夜を知ってる?」カサヴェテスの映画孤独と戦うのが、根底にあるような気がする。そして老い。
幽霊と戦ってる時のジーナローランズには何か宿っている。
ジム・ジャームッシュがあまりの美しさに、『ナイ
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夜明けのすべて(2024年製作の映画)

5.0

 温かいものに包まれる、フィルム撮影による光の優しさに満ちてる幸せな画面の連続。
 恋愛にも行かず、精神病を同情ではなく個性として扱っている。スマホのやり取りとかをあえて見せないのは『ケイコ目を澄ませ
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(2017年製作の映画)

3.3

山田孝之の佇まいの説得力。
「前髪切ってよ」で終わってよかった気がする。
石川慶監督のいつも明るい画面は好き!

瞳をとじて(2023年製作の映画)

5.0

公開日になんとしても見ねばと言う気持ちに掻き立てられて向かった。とんでもないものをありがとう。映画に「奇跡」はありますね!
エリセの沈黙の時間そのものを描いているようでもある。
オールナイトに入るレベ
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ショーイング・アップ(2023年製作の映画)

4.1

 狂った兄と両親、展示会で鳩が飛び立つなど展示でみんなが一同となるのがよかった。
ミシェルとケリーライカートのコンビずっと見ていたい。何もかもうまくいかなくなって怒るのがとても人間らしい。

白鳥(2023年製作の映画)

3.3

 原作も読みたくなった、少年が鳥になったということなのか、セットは相変わらず可愛い。

リバー・オブ・グラス(1994年製作の映画)

4.2

コージーの淡々とした力強さと、ラスト銃をぶっ放すのがかっこいい。
こんなにも動かないロードムービーがあるのか。
ライカートは映画のジャンルへ投げかけと、物語を語るものではなく動くものとして初めからして
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ミステリー・トレイン(1989年製作の映画)

4.8

足でマッチをしてタバコつける所の色気、ホテルのラジオと、待合で交わる人間模様。

ラ・ジュテ(1962年製作の映画)

4.3

写真の連続で成り立ってて、昔の映画監督が撮影の時にいい写真撮れたぞと言っていたエピソードを思い出した。
時計仕掛けと,パプリカが合わさったようなsf世界。
淡い恋の走馬灯。

水の中のつぼみ(2007年製作の映画)

3.8

ゴミ漁ってりんご食べるところが、禁断の果実のりんごのようで描かれている恋心と重なる。

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.7

 1日始まりで、度々上を見上げる平山の目線は天気の確認というよりも、その上にいるお天道様や亡くなってしまった尊い人を見ているようでもある。
 二つの国の話をする際に橋の真ん中にニコがいて、二つの国の真
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野球どアホウ未亡人(2023年製作の映画)

3.5

なんじゃこりゃ、トンデモ映画。
銀魂のパロディーの乾いた笑いの馬鹿馬鹿しさを思い出した。
蓮實重彦の本のタイトルオマージュ等,随所にさまざまな監督を彷彿させる。

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