Bellenさんの映画レビュー・感想・評価

Bellen

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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.8

〇原爆の父とも言われるオッペンハイマーの話。日本では、隣の映画が原爆をモジってPRした結果、本作品の公開にまで飛び火し、公開が米国の約1年後になった作品。普段生きているとWW2の面影は感じないものの、>>続きを読む

沈黙の艦隊(2023年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

●かわぐちかいじ作品が好きな者として、観ない選択肢はない映画なので、映画館で鑑賞。

●見終わった後の率直な感想としては、自衛隊や防衛省協力の下でかわぐちかいじ作品がリアルな3D映像で描かれていること
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リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

●サブカルタウン下北沢の映画館「トリウッド」で鑑賞。オーディエンスの方々の風貌から鑑賞時の空気感(観客が笑いに包まれる瞬間があるが、米国の映画館のそれともまた違う)に至るまで、良い意味で日本らしくない>>続きを読む

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます


●3時間は長いが、前半トータル30~40分ほど寝てしまっても楽しめた。3時間も魅せられたのに、全然話が終わらないではないか、と思ったが、よくみたら「PART 1」と銘打っていたことに今気づく。という
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

●結論を先に言うと、「よく分からなかった」。なので、考察サイトを軽く読んで、少しは理解出来た気がするが、もう少しその辺を読み漁ってからもう1度観ないといけないと感じている。

●大叔父が作り出した鳥だ
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怪物(2023年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

●備忘用

●3つの視点から同一の話を描き出す構造になっているが、同じ現象を追っているとは思えないほど、3つの視点から観た時の見え方が異なっており、それこそが「怪物(※)」なんだろうなと感じた。
(※
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名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)(2023年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

●毎年劇場で鑑賞している名探偵コナンシリーズ。今年も公開翌日の土曜日に劇場で鑑賞。

●今年は、黒の組織があますことなくテーマとなっており、通年のシリーズよりも更に緊張感の高まる演出となっており、その
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.0

〇映画館で鑑賞。シンプルに、この手の青春・成長系の物語で、涙を流せるような年齢になったのかもしれない。劇場でしっかりと涙した。

〇JAZZ×漫画原作、ということで個人的にヒットの予感がしていたが、そ
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アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

●まだ他者の評価を見る前で、少し変動し得るかもしれないが、総じて、長すぎる(3時間超)&1作目の焼き回し(そういう意味でテーマや描き方の新鮮さという点で自分は1作目の方を高く評価したい)という印象が拭>>続きを読む

アバター(2009年製作の映画)

3.7

●アバター2を劇場で見ることに備えてアバター1を鑑賞。明らかなフィクション性でこれまでは敬遠していたが、鑑賞してみると、意外と違和感なく観られた。

●人間の傲慢さvs自然という大きな対比軸がありつつ
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

●久しぶりの新海誠作品。予告を映画館で観た時から、これまでの映画とまた同じような作品の構図(何らかのファンタジー的トリック×青春感×美しい天気描写)を感じ、もしかしたら今年は映画館で観ないのかもしれな>>続きを読む

バズ・ライトイヤー(2022年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

●トイ・ストーリーシリーズを非常に懐かしく思いながら観る本作。アンディがクリスマスプレゼントにもらったバズ・ライトイヤーだが、そのバズを欲しいと思うきっかけとなったアンディが観ていた映画が本作という設>>続きを読む

キングダム2 遥かなる大地へ(2022年製作の映画)

2.8

●一作目の時点で相当低い評価をつけていたので、今作もあまり期待していなかったが、やはり全然ダメだった。キングダムは原作が面白いとよく言われているので、原作やアニメを見るとまた話が違うのかもしれないが、>>続きを読む

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

○流石に演出がズルすぎるという話。36年前の映画の続編を、同じ主人公(トムクルーズ)を使って描いている時点でズルいし、さらに、あらゆるシーンで前作を彷彿とされるパロティ(オープニングロール、オープニン>>続きを読む

トップガン(1986年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

○新作を観る上での予習材料として視聴。トム・クルーズが主演で、米海軍のエリートパイロット養成訓練学校に入ったマーヴェリック(トム)の話。

○いきなりトップガンに配属されるも、気性の荒さもあって、周囲
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ハケンアニメ!(2022年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

○中々邦画を映画館で観ることはない中での鑑賞。結論としては、非常に良い映画だと感じた。

○吉岡里帆演じるヒロイン(斎藤瞳)が、国立大学→県庁というキャリアから、自分が大きな影響を受けた漫画家(王子千
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.1

●シン・ゴジラと同様の視座を期待して観た者のとしての感想で言えば、期待外れ。エンタメ性は高く、長澤まさみが、あの年齢になっても美人であることは、巨大化や足へのカメラワークなどで分かるが、内容面で期待し>>続きを読む

ビフォア・ミッドナイト(2013年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

●大好きなシリーズの3作目。前2作のその後、二人は結ばれていて、なんと子供も出来ているところから始まる。

●ジェシーの前の奥さんとの息子を連れて、ギリシャの島々で夏休みを過ごし、その息子を空港に送り
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ビフォア・サンセット(2004年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

●大好きなこのシリーズ、自分の中ではこの2作目が1番好き。

●1作目の後、実はその半年後に会いに来ていた男性と、家族の不幸でセリーヌが来なかった極めて儚い現実を知りつつ、男性がこの忘れられない夜を小
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ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(1995年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

●最も好きな映画シリーズの1つと言っても過言ではない本シリーズ。既に3作品を2周したが、あらためてレビューを残したい。

●10代?くらいの二人が出会う本作が1作目。10年後に再開を果たすのが2作目。
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名探偵コナン ハロウィンの花嫁(2022年製作の映画)

3.9

●子供のころから毎年必ず劇場で観ている名探偵コナンシリーズ。今年は当たり年と言って良いかと。

●シナリオも洗練されているし、爆薬の水色と赤色の演出など、全体的に非常にカラフルでお洒落なギミック(渋谷
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ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

3.6

●リドリースコット監督。グッチ家の栄枯盛衰を描いた現実に"inspired"された物語。

●創業家三代目のマウリツィオ(アダムドライバー)がトラック運送会社の娘であるパトリツィア(レディー・ガガ)に
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ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

3.4

〇おそらく人生で1度、直接WSSのミュージカルを観たことがあった気がするが、いずれにしてもフレッシュな状態で鑑賞。ミュージカル映画は基本好き&スピルバーグ作品なので、外さないだろうと事前に予測。

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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

●巷の異様な高評価をみて、やはりスパイダーマン級の作品になると、各世代がなんだかんだこれまでのシリーズを観てきているんだなと実感。

●本作品は、単品で評価されるのではなく、これまでのスパイダーマンシ
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ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男(2019年製作の映画)

3.6

●一人の弁護士が、デュポン社という米国の超大企業相手に、D社が垂れ流し続けたC8(PFOA)という有害物質の影響を突き止め、健康影響被害が出た3,000人を超す被害者のその後の医療費や検査費を勝ち取る>>続きを読む

最後の決闘裁判(2021年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

〇予想を超えて素晴らしい83歳・巨匠であるリドリー・スコット作品でした。グラディエーターから約20年、あらためて決闘をテーマにした中世ヨーロッパが舞台の作品。

〇舞台は14世紀末のフランス。騎士ジャ
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007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

3.8

〇ダニエル・クレイグ演ずるジェイムズ・ボンド最終作ということで、公開日に劇場で鑑賞。これまでの演技への敬意も込めて、少し高く評価。

〇007シリーズらしく、飽きさせない展開とアクションで、あまり頭を
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ワイルド・スピード/ジェットブレイク(2020年製作の映画)

3.1

●いわゆる”アメリカらしい”アクション映画という感じ。エンターテイメントとしては飽きないし、展開もそれなりにハラハラし、映像+音響もそれに重なるので、面白い。

●前作はアメリカの劇場で観た気がするが
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カイジ ファイナルゲーム(2020年製作の映画)

2.7

〇半分くらい寝てしまったので、レビューするのは失礼な気がするが、前作同様、原作を超える点は特になく、平凡な印象。この手の作品の実写映画化の難しさを感じる。

カイジ2 人生奪回ゲーム(2011年製作の映画)

2.8

●漫画原作アニメ邦画は基本質が落ちる気がする。

●キャラクターの演技があまりにもわざとらしくて、観ていられないレベル。

マイ・インターン(2015年製作の映画)

4.1

●ロバート・デニーロとアン・ハサウェイが送る心暖まる物語。個人的には凄く好き。

●若手女性社長としてバリバリ働くアンの下で、定年退職をしたお爺さんがインターンとして働く話。

●彼は当該ビルの今はな
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名探偵コナン 緋色の弾丸(2021年製作の映画)

3.3

●毎年必ず劇場でみている慣例の一環。

●今回は赤井ファミリーがフルで登場しつつ、リニア開通×WSG(オリンピック?)を舞台に、15年前にアメリカで行われたWSGにおけるFBI関連の事件からの続編を描
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ウィザード・オブ・ライズ/嘘の天才 〜史上最大の金融詐欺〜(2017年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

●ロバート・デニーロ演じる金融マン・マドフが、長年、家族すらにも嘘をつき続けながら、実態の一切ないポンジスキームで巨額の富を築き上げた物語。

●基本は回顧録として描かれるが、結果としては、冒頭のシー
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マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー(2018年製作の映画)

4.0

●MAMMA MIA1のキャストが、数年経過した「その後」を描き出す後編作品。そもそもミュージカルを含めた本作が好きすぎるので、その点バイアスがかかってしまう部分もあるが、大変素晴らしい作品。

●ま
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TENET テネット(2020年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

●クリストファー・ノーラン監督の最新作。相も変わらず「時間」をトリックに使い、今作では、時間を「逆光」する力を駆使する。

●おそらく敗因は、英語字幕で観たこと。恥ずかしながら、字幕があったにも関わら
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Fukushima 50(2019年製作の映画)

4.2

●福島第一原発事故が起こった当初の動乱と現場の奮闘について、実話をもとに描いた作品。

●自分自身が福島の仕事に携わっていた人間として、見なければならない作品という意識があり、外国人の友達と英語字幕付
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