ロマンチシズムに溢れた古き良きフランス映画、と言う印象。間延びしたトランペットの音が良い感じ
多分後何回かみないとうまく言葉にできない メタ的な視点と展開のカオス、脈略のなさと変にロマンチックでない感じが従来のフランス映画と一線を画すところなんだろかなと思う
ジュラパシリーズもそうだけど、アニマルパニックものは動物本体の被害のプラスして人災をモチーフにしているからこそ面白い
マゾヒズムと抑制、相反する自我がより深く性質を歪めていく 夢も夢らしく演出されているわけではないので妄想と現実の境が見えない
途中にどんでん返しがくるストーリー構成が斬新で面白い。いかに主人公を女性だとミスリードさせるか、という緻密さを感じる
感情が淡白なのが気になった。不条理とするならもっと淡白にして理解不能までおとして欲しいし死の関わる激情があるならカオスに振り切れても良かったのに。
男性のキャラクターがいまいち好きになれないが、色使いやセットの芸術点はかなり高い。計算し尽くされている
結局こういう話が1番好きかもしれない。世を移ろう男と女、その場限りの暮らしを繰り返しながら結局振り出しに戻って日常が続く……
アメリカのよく分からない喧嘩の絡まれ方だけずっと肌に合わなくて苦手だが、「父性」というテーマは面白かった。父親という記号に何を求めるかは人それぞれ違う
ヒッチコックの中でもかなり好き。演劇的面白さがあると思う。狭く限られた空間をいかに使うか。映像ならではの技法だか演出の仕方は演劇に近いような気がする。
計算し尽くされた画面の圧倒的静けさ。人間さえも静物画的に捉えられているような気がする。「子供は大人になると、親とは離れて自分だけの生活を持つようになる」その通りだがそれが哀愁を感じさせるのよね
弟の墓で流石に泣いた。人生の意味をキリスト教的にとらえた教訓的ストーリー。良い話
直接的な殺害描写がないのに子供が殺されたという圧倒的な虚無感をあたえてはじまる冒頭、凄まじいと思う。ラストにかけて意外と理詰めで驚いた。ピーター・ローレやっぱり好きだ
このレビューはネタバレを含みます
怖すぎて逆にシュール。大道具の舞台装置っぽい使い方みても戯曲原作であることが顕著に伝わる。先祖が脳をはいでいたインディアンなんだ……って言い出したところとか滅茶苦茶すぎて(差別表現とネタ的にはどうなの>>続きを読む
最高なんですけど!!
鏡張りの部屋のクライマックスが発想と撮り方と緊張感という点でとてつもなく面白い。ブルース・リーというスターを前面に押し出した俳優第1的な作品でもある。
風景は綺麗だしノスタルジーが良い。けど個人的には刺さらなかった。大人になってからまた見たい
終始不安になる音楽に支配されてる感じ。ジャック・ニコルソンの狂気の静止画とジリジリ寄ってくカメラの構図が怖すぎる
電話内線で通話の邪魔をするスーザンがかわいい。理不尽でカオスな女性はかえって自由を引き出すような気もする。