Kanaさんの映画レビュー・感想・評価

Kana

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ちひろさん(2023年製作の映画)

3.0

のーんびり観られる映画。

抱えた孤独ごと抱きしめてくれるような、同じ星の人だと思える出会いが、人生に何度あるというのだろう。

水分補給のような肉体関係も、一瞬で心を許してしまう言葉も、「こんな食べ
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バビロン(2021年製作の映画)

4.0

ネリーのような勝ち気でクレイジーな女の子、好きなんだよな〜!強烈な個性をキラッキラぶちかまして自滅してしまう不器用さもぜんぶ。

あっという間の3時間だった。
「そうそう。映画を観る理由、劇場に足を運
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.0

熱すぎる..!
オープニングに高揚し、予告映像から感じていたキャッチーな音楽に震え、最初から最後まで最高に格好良かった。

年末年始に初めてアニメを一気見して臨んで、インターハイ出場決定以降のストーリ
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もっと超越した所へ。(2022年製作の映画)

3.0

“超越したところ”で永遠の幸せは約束できなくても、負のループは終わるかもしれない。

ひとりぼっちよりも楽しいから。
重たいお米を持ってくれるから。
すきな人が抱き締めてくれるから。

この映画に登場
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ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

3.8

鑑賞後にどんよりと沈み込んでしまうのではないかと思っていたけれど、わりと爽やかな映画で驚いた。
疑似家族の旅の中で、愛に触れ、許すことを知り、彼らそれぞれの呪いが解けたら良いと願った。
これまでの人生
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ココ・アヴァン・シャネル(2009年製作の映画)

3.5

かっこいい、、!
この時代に女性が自分の人生を切り拓き、新たなスタイルを生み出した強さと美しさに惹かれた。
面白かったけど、「愛する人を失い、その後ファッション界で成功した」というところでストーリーが
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エッシャー通りの赤いポスト(2020年製作の映画)

3.0

園子温監督がこういう純度の高い作品を撮るなんて面白いなと思った。
でも展開にもラストにも物足りなさを感じて、もっとチクチクしたかった、生々しい執着や衝動をぶつけられたかった。

やっぱり「愛のむきだし
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.0

「女のいない男たち」に収録されたわずか50ページほどの短篇が、テーマはそのままにまったく新しいストーリーで約3時間の重厚な映画に昇華していて驚いた。

ふたりはひとつになんてなれなくて、“本当のこと”
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孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

3.5

前作同様、残虐な描写に耐えられず、1/3はスクリーンを観れなかった。(予想していたけれど、それでも観たかったのだ)

でもさ、LEVEL2の公開記念試写会で、白石監督が「暴力描写は前作より控えめ」と言
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竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

2.5

圧倒的な映像美とキャッチーな音楽を劇場で味わう作品。

ストーリーがとっ散らかっていて勿体なかった。
まず、アプリの仕組みやユーザー間の暗黙のルールが掴みきれず、いまいちUの世界観が理解できない。
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ハッピー・アニバーサリー(2018年製作の映画)

3.0

ごつん😣💕

燃え上がったセックスを振り返ったり、2人だけにしか分からないノリがあったり。

恋人関係をより強固なものにするためには、物足りなさよりも与えてくれたことに目を向けなきゃね。
結婚の決め手
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バケモノの子(2015年製作の映画)

2.5

正直全然ハマらなかったのだけど、蓮が楓とのふれあいや文学を通して感性や知識を広げていくところにはグッときた。

知らなくても、むしろ存在しなくても生きていけるもの、心にしまった宝物を交換するような会話
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私をくいとめて(2020年製作の映画)

3.5

年下男子可愛い!!ざっぱあーん🌊
大人の恋愛だからこそ、可愛げは最強の武器だと思う。

虚勢を張っているわけじゃない。
一人で生きる強さなんて持ち合わせていない。
愛に寄り掛かる才能がない、と弱気にな
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街の上で(2019年製作の映画)

3.0

憂鬱な夜に彷徨う街の温かさや物語の始まりを予感するヘンテコな出会い、ありふれた日常を彩るカルチャーと恋の力にときめく。
不器用な彼らが素直になることを決めた朝、シュールなドタバタもフランス映画のようで
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孤狼の血(2018年製作の映画)

4.0

なにこの映画、、面白すぎ。

これほどまでに見事な作品を、どうして今までチェックしていなかったのだろう。

いつものごとく、グロテスクなシーンにはしっかり目を瞑ってしまったけれど、男たちの熱量や激しい
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あのこは貴族(2021年製作の映画)

4.0

またまた素晴らしい映画に出会ってしまった、今年の邦画の勢いは一体何なの..!

女の子として求められる振る舞い、役割、生き方。
生まれた「場所」は違うけれど、東京で生きる同世代女性の息苦しさや葛藤に強
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パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

3.3

カラフルな水着を着て、Pizzaの浮輪の上でぷかぷかしたいなあ🍕

“無駄なこと”を楽しんで、永遠に同じ日だけを生きられる不老不死は、誰もが夢見る幸福..?

こんな世界で、一生一緒にいたいと思える人
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ベイビーティース(2019年製作の映画)

3.5

瑞々しくて、とても綺麗な映画だった。

シーン切り替え時のテロップの演出がオシャレで、「Just Another Diamond Day」にときめいた。
ありふれた日常はキラキラと光る宝物で溢れていて
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わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

3.0

社会派の作品だとは知らずに鑑賞した。
この時代に、人権を守るための制度、本人にとって砦となる救済から溢れてしまう人がいるなんて信じられないけれど、現実なんだろうな。

すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.0

嵐の夜に輝く可憐な秋桜の花束のように、残酷で生きづらいこの世界でも誰かを想う優しさは、綺麗なままだから。

純粋な気持ちを踏みつけ、排除しようとする醜さも、小さなエピソードで誰かを救えたり救われたりす
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世界にひとつのプレイブック(2012年製作の映画)

3.0

想像していたよりもライトなラブコメ(?)だった‥!
ティファニーの傍若無人な振る舞いや、衝動を理解できちゃうあたしも相当クレイジーなんだろうな。
ハロウィンの夜にダイナーでシリアル頼まれたら、キレるパ
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ラッキー・ガール(2006年製作の映画)

2.8

カルマ?ラック?
不幸モードはちょっとやりすぎ。
運のない男とのロマンスは嫌〜〜!!

頑張ろうと思ったのに空回っちゃう、全部ダメになっちゃう。
不運続きだと心も荒むし、ジタバタしてしまうよね。
でも
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

4.5

別れたのは、出会えたから。
涙が止まらないのは、幸せだったから。

人生で一度でも誰かを愛おしいと思うことができたなら、きっとそれは最も幸せなことの一つ。
恋の始まりから終わりまでを描く恋愛映画が好き
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シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

3.0

空腹時に観ちゃだめ!!
暑い夏に陽気な音楽を聴きながらキューバサンドを食べたくなる!!

ラブ&ピース(2015年製作の映画)

3.0

全力歯ぎしりレッツゴー♩
突然のガガガはみがき、、シュール、、♡

先日観たトイ・ストーリー4のような会話が、下水道で暮らすオモチャたちの中で繰り広げられていたな。世界が変われば、代替品が出来れば、愛
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さよなら、さよならハリウッド(2002年製作の映画)

3.0

笑いっぱなし😂😂

絶望を口走りながら大騒ぎをする自意識過剰な皮肉屋を、愛おしいと思える女性たちの才能が凄いよ。

ウディアレンのすっとぼけた表情とコミカルな動きが本当に面白い。

午後のティータイム
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グッバイ・ゴダール!(2017年製作の映画)

3.0

60'sのポップなフレンチルック、コケティッシュなパリジェンヌのアンヌが可愛くて堪らない。
ステイシー・マーティンに魅了されてしまった。
ゴダールの言葉遊びや突飛な行動は面白いけれど、恋愛相手としてず
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恋人まで1%(2014年製作の映画)

3.0

男ってほんとにバカでテキトーで腹立つ〜〜!!とか言いつつ楽しくながら見しちゃった。

あたし遊ばれてるのかな‥🥺
恋人にしてくれないのかな‥🥺
なんて受け身の思考は捨てなきゃダメだよ。
“自分が”セッ
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ミステリー・トレイン(1989年製作の映画)

3.7

生麦生米生卵!
呪文が聞こえる、ヨコハマのようなメンフィス。
煙草のキス、"ちょっとつけすぎた"赤いルージュ。
無骨な彼氏と表情豊かな彼女のカップルが可愛くてお洒落だった。

ジャームッシュの描く人間
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