勝五郎さんの映画レビュー・感想・評価

勝五郎

勝五郎

映画(867)
ドラマ(14)

あゝ同期の桜(1967年製作の映画)

5.0

大東亜戦争…第二次世界大戦、太平洋戦争は私が生まれるわずか14年前に終結したのだ。
何度かここにも書いてきたけれど、小学生の私のヒーロー、カッコいいものは零式艦上戦闘機であり大和や武蔵や信濃だった。
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マンディンゴ(1975年製作の映画)

5.0

シセロの台詞が兎に角重い。

ビデオ化されぬまま葬られるところをタランティーノの再評価によって再び陽の目を見た作品とか…

1975年と言うと今から45年前、そして私は16歳…多感な16歳だった。
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僕の好きな女の子(2019年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

もどかしくもせつないお話。

ジュースもケーキも手渡せないくらいだからそりゃなかなか伝えられないよなぁ…

端々にニヤニヤをちりばめながらも兎に角せつない物語は進んでいきます。
玉田真也という人、舞台
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特攻大作戦(1967年製作の映画)

4.7

リー・マービン…恥ずかしながら子供の頃実はジェームズ・コバーンと区別がつかなかった(恥)。
そう、アントニオ猪木とストロング小林の区別がつかなかった様に…である。
で、どっちも割と好きな俳優さんだった
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理由(2004年製作の映画)

5.0

「糞ォ喰らって西へ飛べいッ」

家元・立川談志の啖呵で満点。😅

家元同様に鬼籍に入った方々も含めて皆さん仰る様に豪華なキャスト陣であります。
今をときめく方達の若き日やクレジットに「新人」なんてわざ
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ジュラシック・ワールド 炎の王国(2018年製作の映画)

4.5

さらに続編は当然作られるでしょうなぁ…

恐竜たちのクオリティはもう完璧です、既に本作では絶滅危惧種としての恐竜の姿が描かれます。
そしてお馴染みの危ういところでパクッ!てやつもあります。

面白い…
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太陽の帝国(1987年製作の映画)

4.8

ナニカノマチガイデス

ワタシタチハトモダチデスヨネ?

戦争はただその国の一握りの権力者によって引き起こされ死にゆくものはなんの恨みも持たない最前線の者とさらにそれ以上の罪なき一般市民なのである。
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化石の森(1973年製作の映画)

4.8

杉村春子さんがいい!
やはりこの頃の映画は役者が揃っているからか観応えがあります。

皆生きていればそれぞれに問題を抱えてあます。それは当時も今も…いやそれぞれといったら江戸時代もそのずーっと前から同
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レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)

4.8

これは劇場で観るべきでした。
うちの32型じゃそのスケールはとてもじゃないけどおさまりません(苦笑)。
でも、それでも壮大な大自然を感じることは充分できますな。

しかしアメリカは…白人は過去を省みて
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ウェズリー・スナイプス ザ・シューター(2007年製作の映画)

3.8

ウェズリー・スナイプス。
なんとなく「ニュー・ジャック・シティ」の印象がとても強いので、わりと好きな役者なのだけどあれこれ沢山観たとは言えない。スパイク・リー監督作とかくらいか。
あ、「クロッシング」
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ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

4.9

こういうお話大好きである。

国家・政治・権力・マスコミ・正義…そしてなんてったってその軸は人間である。
あたりまえだけどね。
やっぱり実録ものは観応えバツグンです。

それにしてもベトナム戦争っての
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オールド・ボーイ(2013年製作の映画)

4.5

私は日本の原作漫画も韓国の方の映画も知らなかったので全くの知識も先入観もなく鑑賞しました。

スパイク・リーと言うとどうしてもブラック・ムービーという先入観がありましたが、どうしてどうしてなかなかのは
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7つの贈り物(2008年製作の映画)

5.0

フレッシュ・プリンスの初来日はたしかエムザ有明だったかな?
二枚組のアルバム「こいつがDJ、オイラはラッパー」が思いの外良くてその来日公演を観に聴きに行ったんだっけ。
とは言え当時はフレッシュ・プリン
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ゲティ家の身代金(2017年製作の映画)

4.8

実話をもとに作られた映画との事。

早い段階での解決?!と思いきや…です。

人間を信じない大富豪、それでもやっぱり家族…血族への想いは如何に?

はたして山の様な美術品に囲まれて見守られて幸せだった
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鑑定士と顔のない依頼人(2013年製作の映画)

5.0

いゃあ〜せつない。
そりゃないぜセニョール…である。

面白かったなぁ…

彼の支払った対価は彼にとってはかけがえのない妥当なものだったのかなぁ。

そして彼はナイト&ディで再会を果たせるのか?だとし
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ザ・ヤクザ(1974年製作の映画)

4.8

ハリウッドの任侠映画である。
高倉健はやはり任侠…義理と人情に生きるのだ。
ここで菅原文太は任侠映画よりやくざ映画だな…と勝手に私は感じるのである。
勿論そこにはそれぞれ男の美学があるのだが、任侠映画
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夢みるように眠りたい(1986年製作の映画)

5.0

坂本頼光応援公演にて。
坂本頼光先生がこの作品を観て活弁士を志したと言う貴重にして重要な作品です。
林海象監督作であり佐野史郎の初映画主演作品とのこと。
もちろん、坂本頼光先生の説明付きです。

吉田
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一心太助(1930年製作の映画)

4.8

TCC試写室にて鑑賞。
坂本頼光応援公演という事で坂本頼光先生の説明付きです。

私の印象では一心太助というのは小柄で俊敏な二枚目…と言うのがあったので、杉良太郎のテレビドラマでもまるで興味がなかった
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サンダーボルト(1974年製作の映画)

5.0

中学から高校生の頃、映画を観に行ってはあのチラシを集めて帰ってくるのが楽しかった。
まだ何枚かは持ってはいるけれど、なんだかとても懐かしくてワクワクする。
当然観ていない映画も当時たくさんあったのだけ
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ザ・ファイブ・ブラッズ(2020年製作の映画)

5.0

アフリカン・アメリカン達のベトナム戦争(アメリカン・ウォー)と言う視点ではありますが、友情とそしてなんたって家族愛を強く感じた作品。
もう一つ、私にはよくわからないのだけれど神の存在ね。

物語はと言
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ルディ・レイ・ムーア(2019年製作の映画)

5.0

ブラックスプロイテーションの傑作として御通家のあいだではつとに有名な「ドールマイト」…エディ・マーフィーがそんなドールマイト"ルディ・レイ・ムーア"を破茶滅茶に好演している伝記映画。

めっちゃくちゃ
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それでも夜は明ける(2013年製作の映画)

5.0

ソロモンはひとまず奪還されたけれど、南部には奴隷制度が残ったままの結末。
決してめでたしめでたし…とは言えない。

それでも奪還に成功した稀有な例としてのこの物語は苦しくて恐ろしく、そして熱く感動を呼
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ウインド・リバー(2017年製作の映画)

4.8

アフリカンアメリカンを奴隷として強制的に連れてきたアメリカは、もう一方でアメリカ大陸の先住民達も迫害・差別してきた。
「ネイティヴ・アメリカンを居住区」だと?騙して、なだめすかせて押し込めるのだ。
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ボーダー(2008年製作の映画)

4.8

アル・パチーノとロバート・デ・ニーロ。
こりゃ鉄板ですね。
ニューヨーク市警のクライム・サスペンス
なかなかの展開でむむっ?!って感じです。
よくできております。
もうね、根多バレの匂わせも嫌なので何
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華麗なる闘い(1969年製作の映画)

4.5

内藤洋子の可愛い事❗️
かわい子ちゃん女優だけど、この映画ではなかなかしたたかであります。
年上のパトロンを口説いたり、お酒もタバコも嗜みます。
お布団シーンでは…まぁあのカットはおそらく替え玉なんだ
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マディソン郡の橋(1995年製作の映画)

4.8

「大人の恋」とでも言いましょうか…
ステキな物語です。
このテの映画ですと同じくメリル・ストリープで「恋におちて」をずーっと昔に観ていたこともありなんとなく「・・・」な先入観だったのだけれど…

どこ
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X-ファイル:真実を求めて(2008年製作の映画)

4.0

なるほどX-Fileとはこういうものなのね。

UFO・オカルト・超常現象・猟奇殺人とかを扱うFBIの腕利き捜査官の物語…なんだろうなぁと思ってました。
実はテレビドラマの時からまともに観たことが一度
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翼よ!あれが巴里の灯だ(1957年製作の映画)

4.6

あのリンドバーグの大西洋横断の物語。

ドキュメンタリータッチの中にいくつもの回想エピソードをちりばめていて面白い。
単調になりそうなたった一人の冒険に、こうしたエピソードを入れる形はとても自然であり
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五人の軍隊(1969年製作の映画)

5.0

サムライ!


ピーター・グレイブスと丹波哲郎のツーショット…スパイ大作戦とキイハンターのコラボレーションの様である。

いやぁ丹波哲郎がかっこいいのなんの。
男は黙って…である(そりゃ三船か)

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ロード・オブ・ウォー(2005年製作の映画)

4.5

この映画が実話に基づくものであるという所に非常に恐ろしさを感じます。
恐ろしさ…ムカつき、怒りですらあるかもしれない。

戦争は儲かるのである。
大きな力が働くのであろう。
結局は利権争いなのだ。
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鮮血の記録(1970年製作の映画)

4.8

「終戦間近に飛燕は飛んでいない…
つまらん嘘はつくな!」

そんなセリフが小林旭の口から溢れます。
三式戦闘機だった飛燕のエンジンを違うものに変えて五式戦闘機。

「戦争が終わって2年か…」
「戦争が
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背徳の囁き(1989年製作の映画)

4.3

アメリカ映画を観る時、これまでいくつもの悪い警察官が出てくる作品を観てきたのだけど、どうもそうした映画を観ているとアメリカの警察への不信感の様なものが頭の中に広がってきてしまう。

奇しくもこの映画を
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地球が静止する日(2008年製作の映画)

3.8

リメイク作品。

科学が進歩して…
特撮技術、とりわけCG技術が進歩して…
映像のリアリティが増した分だけ…

なんだろう昔あったワクワク感がこみ上げてこないのだ。
そりゃ私だけなのだろうけど、ホラー
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ラムの大通り(1971年製作の映画)

4.4

なるほど…カルト・ムーヴィー。

町山氏の前説・後説でなるほど感↑↑↑。

ブリジット・バルドーは小悪魔な魅力的な女優の役、リノ・ヴァンチェラは豪快な船長さん。
気をつけないと途中でなんの映画を観てい
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カツベン!(2019年製作の映画)

5.0

いわゆるサイレント映画に説明をつける弁士については知ってはいたけれど、実際に観て聴いたのは2011年に真打昇進を果たした立川キウイ師匠のパーティーの事だった。
その際に初めて経験した活弁ライヴの弁士が
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ナイロビの蜂(2005年製作の映画)

5.0

恐ろしいお話ではあるけれど、主人公である夫婦の絆が恐ろしいだけの物語に救いをもたらしますな。

別々にへそくりがある老夫婦…とは八代目文楽師匠の歌だけど、それぞれに秘密めいた個の部分はあった方がいい。
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