Brioさんの映画レビュー・感想・評価

Brio

Brio

映画(140)
ドラマ(0)
アニメ(0)
  • 140Marks
  • 1Clips
  • 0Fans
  • 0Followers
  • 0Followings
  • List view
  • Grid view

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

5.0

性癖全開、文句なし。

これはもう減点項目がない。
というか減点しようがない、自伝とも遺書ともいえる作品。
これまでの駿をすべてさらけ出して、リミックスしてまとめ上げたような映画(?)になっており、好
>>続きを読む

湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

3.7

ストーリー自体はとても薄い。
でも、普通に泣けるとてもシンプルな物語。

人物や話の深堀はまったくなく、それぞれのエピソードを少し紹介してラストまで持っていく。登場人物の設定だけプロットして、かるく表
>>続きを読む

王立宇宙軍 オネアミスの翼(1987年製作の映画)

3.8

再見。
当時見ても何のことかよくわからなかったが、今見てもやっぱりわからない。

骨となるようなストーリーや明確なメッセーはない。思想もない。
ただあるのは、80年代のキャラデザと偏執的に作りこまれた
>>続きを読む

ワイルドバンチ(1969年製作の映画)

3.6

いろんな意味で良い映画ですね。

サムペキンパーらしさも十分堪能できるし、作りもいろんな要素がミックスされていて新鮮。それに加えて、ストーリーも役者もGood.

未見の方、おすすめです。

影武者(1980年製作の映画)

4.2

とてもいいクロサワ映画です。

黒沢作品でストーリーとか役者とかはそもそもつまみですので、メインはやはり映画ならではの壮大なシーン。
こんなもんリアルで撮ったの?と驚愕するシーンが連続します。
こんな
>>続きを読む

小さいおうち(2013年製作の映画)

3.2

いいです。良く出来た日本映画です。

ただ映画としては良いのだけれど監督の仕事としては不十分。消化不足でもやもやするシーンも多いです。

それもそのはず、原作だと坊ちゃんは時子の連れ子なんですよね。は
>>続きを読む

きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

3.9

とてもいい出来。

ストーリー構成としては近年のハリウッドスタイルで、あまたの伏線・回収や時系列スタイルの進行など、いろんな映画をとても良く研究していて完成度が高い。インドフレーバーのハリウッド映画。
>>続きを読む

笑の大学(2004年製作の映画)

3.0

これ三谷幸喜監督?と思ってよくみたら違ってた。

星護監督の力量を感じられる良い作品。
映画向けにきれいに仕上げてくれている。
Good job

泥棒成金(1954年製作の映画)

3.0

ヒチコック全盛期の良く出来たエンタメ作品

リメイクの話も納得できる、良く出来たストーリーとあっさりしたヒチコック映像。どうしても脚本メインになるから映像的には少し物足りない。

カーチェイス、泥棒、
>>続きを読む

プロフェッショナル(1966年製作の映画)

3.0

設定はとても良いのだけれど、なんといっても消化不足。

タイトルの専門家もクライマックスシーンやラストも、もう少し練り上げると名作になる素材ではあるが、そういう映画でもないか。

気楽にムービースター
>>続きを読む

イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

4.1

個人的にはかなり好き

数学天才オタクナードを題材にした映画は結構あって、どれもよく似たトーンなんだけど、これは史実に基づいているだけあって、ずっしりと心に響くものがある。

欧米人の陰湿さも良く分か
>>続きを読む

クリフハンガー(1993年製作の映画)

3.0

アメリカンシネマ

良く出来てますよ。2時間過ごすには悪くない。
一見面白そうなシナリオが最初だけで、ちょっと適当すぎるかなーとは思うけど、いい感じにスリルもあって、わりと安心して見られるのではないで
>>続きを読む

Mr.&Mrs. スミス(2005年製作の映画)

3.2

少しお金をかけたアメリカンB級映画

テンプレ設定とCG多用のアクションシーン、とにかく無双で打ちまくる銃撃シーンと、リアル感は全くない。

役者的にはまずまずといった所か。美人とは言えないアンジェリ
>>続きを読む

3時10分、決断のとき(2007年製作の映画)

4.1

近年の傑作。
さすがしっかりとした小説をベースにしているだけのことはある。
役者も秀逸。キャスティングもいい。

しかしながら、日本語タイトルを適当につけるのは本当にやめてほしい。
日本語タイトルの「
>>続きを読む

リバティ・バランスを射った男(1962年製作の映画)

3.9

60年代の西部系傑作映画

小説をベースにした脚本も良い出来で、最後まで見るものを飽きさせない。観客を引き込みつつも基本は外さないストーリー展開。
役者も粒ぞろいで特にジョン・ウェインはヴェテランの良
>>続きを読む

めぐり逢えたら(1993年製作の映画)

3.6

80年代の香りがする伝統的なアメリカンラブストーリー

シナリオもよくできていて、しっかり100分の中に収めてくる。
何か示唆するものがあるわけではないのだが、温かい気持ちでやさしくなれる良映画です。
>>続きを読む

ノッティングヒルの恋人(1999年製作の映画)

2.8

80年代あたりのラブコメ要素満載。
ジュリアロバーツとヒューグラントをひたすら愛でる物語。
ほぼ2時間ただひたすら二人のシーンを見ていればいいです。

ストーリーはあってないようなもので、なぜ下町に?
>>続きを読む

フィールド・オブ・ドリームス(1989年製作の映画)

2.2

アメリカンシネマ

アメリカじゃなきゃこんな映画作るの無理だよねと思わせるほど能天気なファンタジー(夢想)映画。

謎解きも背景説明も一切なし。ただただ古き良きアメリカを愛でる映画。
アメリカ人ってこ
>>続きを読む

ラ・ブーム(1980年製作の映画)

3.2

当時はミーハー映画という印象だったが今見ても緩い感じのほんわかシネマ。

ストーリー自体は面白いのだが、いかんせんエピソードてんこ盛りのテレビドラマスタイル。映画と呼ぶにはアレなのだが、当時のアイドル
>>続きを読む

慕情(1955年製作の映画)

3.4

当時としてはいい感じのメロドラマ
わるくないです。

ただどうしても映画としてのストーリーははっきりとしないまま、さらっとエンディングを迎えます。TVドラマのシーズン1みたい。
恐らくシーズン2では、
>>続きを読む

ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

3.3

いかにもフランスらしいダークトーンがいいですね。

フレンチブルーを基調としたしたこの色彩。
昔の欧州シネマってこうした重苦しくてずるずるだらだらしたトーンが延々と続くんですよね。笑いもアクションも大
>>続きを読む

トータル・リコール(1990年製作の映画)

3.5

数十年ぶりの鑑賞。

当時も面白かったけど完成度が今一つかなあと思っていたのを思い出しました。今となっては作りがちゃちな所も散見されますが、記憶操作の基本的な設定自体が優れているのと、当時最先端のSF
>>続きを読む

ニコライとアレクサンドラ(1971年製作の映画)

3.4

いいですね。まさに大作。

歴史映画というか記録映画はかくあるべきという感じで、ゆったりと運命のストーリーが進みます。
改めて資料を見返すと、家族までが皆そっくりで驚きます。
世界史の授業の後、高校生
>>続きを読む

ダイヤルMを廻せ!(1954年製作の映画)

3.6

ヒッチコックが得意とするスリルが存分に味わえる名作

ところどころあっさりと話が進むところもあるが、これも舞台系ヒッチコック映画の特徴で、息をのむスリルの連続こそヒッチコックの真骨頂。
完成度高し。
>>続きを読む

スカイスクレイパー(2018年製作の映画)

3.2

ドウェイン・ジョンソンで鑑賞したら中華物語だった

ドウェイン・ジョンソンをアジアに連れてくるのも強引だったが、シナリオも編集もかなり雑な印象。適当に盛り上がりそうなシーンを繋ぎ合わせて、ストーリーは
>>続きを読む

ベン・ハー(1959年製作の映画)

3.7

This is the great cinema.

圧巻なのはやはりチャリオットレース
よくこの時代にここまでの映像が撮れたものだと感心せざるを得ない。
映像の美しさ、カメラワークもさることながら、
>>続きを読む

翔んだカップル オリジナル版(1982年製作の映画)

3.2

相米慎二の映画ですね

映画として見てしまうと???なのですが、
若き相米慎二のチャレンジ作品と思って最後まで楽しむのが良いと思います。

今はないよね、こういうの。安全な委員会方式が多いし。
ワンマ
>>続きを読む

ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(2018年製作の映画)

3.2

あっさりとしたSW外伝

ストーリー的には裏切りが結構でてくるのだが、それもあっさりしたものでやはりディズニー製日曜こども劇場らしい仕上がりになっている。

見た後も何も残ることなく、セリフも役もみん
>>続きを読む

ギャングスターズ 明日へのタッチダウン(2006年製作の映画)

3.2

定番のアメリカン非行少年スポーツ更生シネマ

テンプレ通りで期待を裏切らない
非行、アメフト、チアリーダー、友情、勝利、親との確執、挫折、大切な人の死
なぜか何度も見てしまう水戸黄門のような安定感のあ
>>続きを読む

七年目の浮気(1955年製作の映画)

3.2

男性の願望、好み、妄想がてんこ盛り。
アメリカ黄金時代のよき作品

間違えられた男(1956年製作の映画)

2.9

恐ろしく退屈なドキュメンタリードラマ
ヘンリーフォンダを見るだけの105分

ヒッチコック自身、これが事実に基づいているという事だけにとらわれて映画としての面白さを作るということができていない。

>>続きを読む

キッド(1921年製作の映画)

3.7

いい映画ですね。

その後現代にいたるまで幾度となく繰り返される「捨て子と育ての親と実の親の再開」という設定ですが、この時代に無声映画できれいにまとめ上げるところはさすがチャップリン。

それにしても
>>続きを読む

ゴーストバスターズ(2016年製作の映画)

3.3

こういうのもたまにはいいですね。
映画というのとは少し違う気がしますが嫌いじゃないです。
アメリカンジョークの連発とバカバカしさとホント今のエンタメ娯楽作品としてちゃんと作られてます。

難を言えば、
>>続きを読む

ボーン・アイデンティティー(2002年製作の映画)

3.4

結構好き

最後が少しあっさりしてるけど、時間内にいろんな話がコンパクトにまとまっていて完成度高し

スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

1.0

よくここまで無茶苦茶にできるものだ。
ディズニー、というよりキャスリーン・ケネディの仕業か。
いや、それでも観る人こそが真の問題かもしれない。

批評するのもばからしくなるほどの壊れっぷりで、同人誌で
>>続きを読む

機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ(2021年製作の映画)

4.0

いいですね。
作画として現段階最高レベルでしょう。
一つ一つの細やかな動きや丁寧な描写、ただそのシーンを見ているだけでうっとりさせられます。

セリフはいわゆる元祖ガンダムスタイルで好きな方にはたまら
>>続きを読む

>|