ひろあきさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

ひろあき

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ゆきゆきて、神軍(1987年製作の映画)

3.6

言葉が上手く出ない人間ってジェスチャーが激しくなるよね。特に男は暴力的なそれをしがち。幼稚に見えるからなるべくしないほうがいい。

男はつらいよ(1969年製作の映画)

4.0

渡世人の寅次郎は頭が悪い。「馬鹿だねえ」と散々言われても「うるせえ」と開き直る。人に迷惑をかけ、面倒ごとを引き起こす。品も無ければ、気も短い。しかしみんなに愛される。それは浮世離れした自由な生き方と、>>続きを読む

RAW〜少女のめざめ〜(2016年製作の映画)

4.3

納得行かない所はたまにあるし、オチも分かりやすいけど面白い。設定が奇抜なだけの出落ち映画かと思いきや、常にセンセーショナル。娯楽要素強い。

ラブレス(2017年製作の映画)

2.5

ロシア語学科の友人に解説してもらってやっと少し面白かった。
長い、つまらん、映像綺麗、政治的、思想的。クーリンチェかよ。

トリック劇場版 ラストステージ(2013年製作の映画)

3.2

金余りすぎてんのか無駄に豪華だしコテコテの笑いが多くてドラマ版の方が好き。でもやっぱり面白い。SEが好き。仲間由紀恵可愛いー。

山の音(1954年製作の映画)

2.7

原節子の義母の顔が、『ティファニーで朝食を』の例の偏見丸出しの日本人大家と似ていた。外国人からみた一昔前の日本人像は丸メガネで目が細くて出っ歯などのイメージがある。この前中国人の友達にも同じようなこと>>続きを読む

ブレードランナー ファイナル・カット(2007年製作の映画)

3.8

ハリソンフォードとレプリカントの付き合い方が分からない!日本人の感覚からすると完全に強姦してるんだが、アメリカ人からするとあれは合意の下なのだろうか。そういえばロッキーもエイドリアンを強姦してた。

この世界の片隅に(2016年製作の映画)

4.1

そもそも能年玲奈が好きじゃない上に、すずみたいな女はマジで好かない。だから映画上映中イライラしていた。そんな状態で素直に思ったこと。すずは戦争があって良かったのかもしれない。戦争が激化するまでは本当に>>続きを読む

新宿泥棒日記(1969年製作の映画)

3.2

60年代感すごい。唐十郎の舞台をまた見たくなった。

告白(2010年製作の映画)

3.6

思ったよりだいぶ面白かった、
最近、芝居を作る事の大変さを実感しているので、こういう演出家の涙ぐましい工夫の数々を見ると自然と評価高くなる。
てか俺なんでこんなに松たか子好きなんだろう。

ウォーリアー(2011年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

負けることで救われることもある。だけどこれを見て感動する程俺はまだ老け込んではない。

レディー・ガガ:Five Foot Two(2017年製作の映画)

2.5

『仕事が上手くいくと必ず恋愛が失敗する。』と嘆くガガ。最近婚約破棄になったらしい。
学生時代からだいぶキツイ人生送ってるのに、成功しても尚不幸の連続で可哀想。こんな茨の道をガンガン進んでいく彼女はやっ
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菊次郎の夏(1999年製作の映画)

4.1

こういう落語っぽい日本的な人間の解釈は結構ツボ。特に、ヤクザのどうしようも無さは人間味が溢れてていい。

うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー(1984年製作の映画)

3.1

VHSで見たけど、やっぱりいいね。震災経験した後にみるセカイ系っておもろい

ロッキー(1976年製作の映画)

3.3

ロッキー鑑賞。時計を見ると朝の4時。鳥がさえずってる。即ちロッキーはもう生卵飲みこんでランニングしてるわけだ。俺もさっさとこの大学を卒業してただのゴロツキじゃねえってこと証明するか。まあ、別に元々ゴロ>>続きを読む

フルメタル・ジャケット(1987年製作の映画)

3.4

ベトナムで撮ってるのかと思いきや、ロケ地が全てイギリスって所がキューブリックらしい。絶対イギリスから出ないよね。

桐島、部活やめるってよ(2012年製作の映画)

2.7

タランティーノの件があったから割と自信ある推察なんだが、パーマのやつのカーディガンがオレンジってのはそういうことなんだろうね。睡眠不足で見たのが失敗だったかもしないが、そんなに深くていいこと言ってる映>>続きを読む

風と共に去りぬ(1939年製作の映画)

3.9

どクズ女のスカーレットが、富、友人、家族を失い、強いどクズ女に進化する話。
スカーレットが神に窃盗宣言と殺人予告してそのまま有言実行する辺りが素晴らしい。強いこそ正義!人に迷惑をかけることをいちいち気
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生きる(1952年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

美しく『生きる』とはどういう事かを描いた作品なら小津安二郎の東京物語の方が好きだし、リアルを『生きろ』って映画ならファイトクラブの方が好き。
この映画を例えるなら、それは道端に咲く一輪のすみれで、生活
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イージー★ライダー(1969年製作の映画)

3.1

アメリカンニューシネマ、素直に面白い、という感情は湧かないなぁ

謝肉祭を意味するcarnival。接頭辞のcarn-は肉を意味するよ。cannibalismと連想して覚えよう。

ミンボーの女(1992年製作の映画)

2.6

宮本信子が啖呵切るシーンは良かった。
全体的には、マルタイとか、タンポポとかに比べて、エンタメ性が低かった。ヤクザモノなのにヤクザが全然怖くなくて残念。

これが社会派ムービーで、しかも実際、これを作
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八つ墓村(1977年製作の映画)

2.7

観客としては監督に腹立つ所満載の映画。
でもロケ地と山崎努の演技は最高だった。あと、八つ墓村のモチーフとなった津山事件も面白い。
そんな話より、自分は日本人で、やっぱり和服をもっと着たいと思った。