benikoさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

beniko

beniko

映画(505)
ドラマ(8)
アニメ(0)

アプローズ、アプローズ! 囚人たちの大舞台(2020年製作の映画)

3.8

落ち目の俳優エチエンヌが刑務所で囚人たちに演技を教えることになり、サミュエル・ベケットの戯曲「ゴドーを待ちながら」上演に向けて奮闘するヒューマンドラマ。

あらすじだけじゃそこまで興味を持たなかったの
>>続きを読む

ソー:ラブ&サンダー(2022年製作の映画)

3.4

超豪華なガンズのプロモーションムービー💀🌹笑

大好きなガーディアンズが出るから早速観に行ったけど登場は最初だけだったし、お気に入りのぽっちゃりソーも一瞬で終わったし、やっぱり最推しのロキが出ないのも
>>続きを読む

犬王(2021年製作の映画)

3.5

映像・音楽のライブシーンが凄い。アヴちゃんの才能を全身で感じました。

個人的には、古典楽器で演奏しているはずなのに聞こえるエレキやベースの音、この時代にはまだいないはずのクイーンなどの偉大なミュージ
>>続きを読む

X エックス(2022年製作の映画)

4.2

ドストライク♡ ミアゴスちゃん好きなので評価は甘々かもしれません笑 一人二役だとは思えない、流石の演技力。本作で彼女のことがもっともっと好きになりました🥰

ジェナオルテガ の絶叫顔も100点満点で、
>>続きを読む

セシル・B/ザ・シネマ・ウォーズ(2000年製作の映画)

4.4

アングラ映画を愛する集団が人気ハリウッド女優のハニーを誘拐し、商業映画へのテロ行為を繰り返しながら自分達のアングラ映画を作る。

次第にハニーが溶け込んでいく姿は、さながらカルト教団の洗脳にも見えるけ
>>続きを読む

名付けようのない踊り(2022年製作の映画)

4.5

田中泯さん。めちゃくちゃ格好良かった。魂が震える120分間。

犬童一心監督が2017年8月から2019年11月まで3か国、33か所を巡りながら田中泯さんのダンスを撮影したドキュメンタリー。

“自分
>>続きを読む

カモン カモン(2021年製作の映画)

5.0

素晴らしい作品だった。

物語はフィクションだけど、劇中の子供達のインタビューに台本はなく、そこにあるのはリアルな子供達の言葉。

フィクションでありながら、ドキュメンタリーのような作品でもある。
>>続きを読む

アネット(2021年製作の映画)

3.7

嵐に巻き込まれた後のような観賞後の余韻。

私は”唯一無二”という言葉を使うことに最近飽きてきているのですが、これは紛れもなく”唯一無二”のレオスカラックス のミュージカル with スパークス 。
>>続きを読む

マネキン(1987年製作の映画)

3.7

自分が作ったマネキンに恋する男と、マネキンに転生した古代エジプトの女のラブコメディー。

80年代ラブコメだからこそ許せる設定の甘さと大袈裟な演出と、馬鹿すぎる敵役。笑
しかしマネキン役のキム・キャト
>>続きを読む

ジギー・スターダスト 2002年サウンドリミックス・デジタルレストア版(1973年製作の映画)

4.0

デヴィッド・ボウイのライブドキュメンタリー。

劇場の大きなスクリーンで観ると、カメラワークと、暗闇の観客席を明るくして映す為に焚かれたフラッシュで目がチカチカするものの、

目と耳にご褒美でしかない
>>続きを読む

世界で一番美しい少年(2021年製作の映画)

3.8

「ベニスに死す」で一躍有名になったビョルン・アンドレセンのドキュメンタリー。

とにかく胸が痛い。

日本語で歌わされているビョルンの曲がもう辛くて、とても聞いていられなかった。

老いてもまだ歌える
>>続きを読む

ナイトメア・アリー(2021年製作の映画)

3.6

過去から逃げて見世物小屋に入り、芸として読心術を身につけた男の運命。

自分の行いは、そこら中にある神の目が見ていて、その目からは逃れられない。

分かりやすい伏線でラストの展開は読めるものの、ラスト
>>続きを読む

映画 オッドタクシー イン・ザ・ウッズ(2022年製作の映画)

3.0

TV版の方は5.0満点で大好きなんだけど…

TV版の”その後”が観れるということで観に行ってきましたが、私は考察する余地のあったTV版のままの方が好きかもしれない。

10億円をめぐるクライマックス
>>続きを読む

TITANE/チタン(2021年製作の映画)

4.8

劇場で全身に浴びる金属音、重低音よ!

これは自信を持って人に薦められる作品ではありません。これが薦めた人の琴線に触れない場合、責任をとれるレベルではないので。笑

でも私は好き!!

ジュリアデュク
>>続きを読む

花椒の味(2019年製作の映画)

3.6

やっぱり香港や台湾などのアジア映画は、画も質感も良くて好きだなぁ…。母国じゃないのにどこか懐かしさも感じられるのは何故だろう?

あと三女のルーグオがめっちゃ良い子で可愛かった。私が嫁にしたい。

ダ・ヴィンチは誰に微笑む(2021年製作の映画)

3.4

出てくる人、鼻につく人ばっかり笑
個人的にはダヴィンチが描いたものではないんじゃないかと思うけど、素人だし、本物を見てないから何も言えない

断言できるのは、ドキュメンタリーの割に劇伴が良すぎた👏
>>続きを読む

恐怖のメロディ(1971年製作の映画)

3.4

監督デビュー作でこんな情け無い男の役をやろうと思ったクリント・イーストウッド監督への好感度は上がった

ジェシカ・ウォルターのストーカー女ぶりが見事

SAYONARA AMERICA(2021年製作の映画)

4.2

観賞後に満ちる幸福感よ。改めて、音楽は自由でいいな!と感じさせてくれる良いライブドキュメンタリー。

私はちょうどこの2019年の5月、アメリカ公演の10日前に日本で行われたライブに行っていました。曇
>>続きを読む

フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

4.8

好きに決まってる。ウェスアンダーソン色全開の映像が、華麗なドミノ倒しのようにテンポ良く気持ち良く流れていく。

オムニバス系は好き嫌いあるんだけど、この作品のように軸が一貫している作品は大好き。

>>続きを読む

スウィート・シング(2020年製作の映画)

4.5

たまらない。16ミリフィルムによって撮られた映像のザラつきとキラめき。ビリーホリデイなどの名曲も良くて、これが90年代の映画と言われても疑わないような懐かしさもありました。

周りの大人に恵まれず、
>>続きを読む

美しい星(2017年製作の映画)

3.6

私が敬愛する平沢進の楽曲”金星”が使われていなかったらまず観ていなかったと思う。

一歩違えば嫌いかもしれないタイプの作品。でも好きだった。原作は三島由紀夫なので哲学的な要素もある日本の異色SF映画で
>>続きを読む

アメリカン・ユートピア(2020年製作の映画)

4.0

素晴らしかった。観る前はトーキングヘッズはがっつり聴いてないしどうかなと思ってたけど、そんな事は問題ではなかった。

これはライブ映画だけど、
ただのライブ映画ではない。

普通に映画を観るよりも脳が
>>続きを読む

ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

4.8

期待して待ち続けた私の気持ちを決して裏切ることのない、非常によくできたタイムリープサイコホラーでした!

ディズニープリンセスの話でも始まるんかと思うほど純粋でポップなオープニングから、ロンドンで過去
>>続きを読む

JUNK HEAD(2017年製作の映画)

5.0

はぁ…好き。ディストピアな世界観も、気持ち悪くて可愛いクリーチャーも、音楽も、演出も。どストライクでした。ギレルモデルトロ監督が感嘆するのも大納得です。

1コマ1コマに妥協がなく、一瞬足りとも退屈し
>>続きを読む

ファーザー(2020年製作の映画)

4.0

サウンドオブメタルが難聴を追体験していく映画なら、これは認知症を追体験していく映画だった。名優アンソニーホプキンスの演技が圧巻で物凄くリアルに感じる。

今年旅立った私のおじいちゃんも認知症で、最後に
>>続きを読む

べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

3.8

日本の明るい殺し屋映画、面白かった!ゆるゆる無駄話と、バイオレンスのさじ加減がとても好み✨日本らしい団子の使い方にもニッコリしました。

主役の女の子2人も良い塩梅のバディぶりで、高校卒業して社会に馴
>>続きを読む

ショック・ドゥ・フューチャー(2019年製作の映画)

4.3

1時間18分という短尺だけど、機材とアルマ・ホドロフスキーの冒頭シーンだけで私は満足して帰れる。

そんな映像が1時間18分もあるので物足りなさは一切感じませんでした。

女ミュージシャンがのし上がっ
>>続きを読む