あみるかんさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

あみるかん

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モアナと伝説の海(2016年製作の映画)

3.3

『アラジン』や『リトル・マーメイド』の監督&脚本コンビの新作。

洋画は字幕で観る派なのですが、先日観た『アナ雪』の吹替版が良かったので今回も吹替で観てきました。モアナ役の屋久比知奈さんの歌声がとても
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ホワイト・ヘルメット -シリアの民間防衛隊-(2016年製作の映画)

4.2

2017年アカデミー賞短編ドキュメンタリー映画賞受賞作品。ホワイトヘルメットのメンバーが授賞式に参加予定だったのが、大統領令によりアメリカに入国できなかった事でも話題になりました。

これまでに戦争を
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アントマン(2015年製作の映画)

4.5

2017年現在、MCUで一番好きな作品。以前映画館で観た時もとてもワクワクしました。

「小さくなって戦う」という斬新な設定を生み出した原作者スタン・リーの発想力は勿論素晴らしいですが、この設定を映画
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ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

3.5

タイトルから勝手に「ボクシングクラブに通う男達の熱い人間ドラマ」を想像していたのですが、全く異なるストーリーでした。なかなか闇の深い作品だと感じましたが、後半の怒涛の伏線回収と予想外の展開には誰もが驚>>続きを読む

アナと雪の女王/エルサのサプライズ(2015年製作の映画)

3.0

こんなに短い短編でもしっかり歌うんですね。みんな楽しそうでなによりです。
エルサが魔法で色々な物を出していましたが、あれらは全部氷でできているという設定なのでしょうか?気になります。

勇者は再び巡り会う(2015年製作の映画)

2.9

シャー・ルク・カーン主演の娯楽作品。

ストーリー展開が早過ぎるうえに、コミカルな現代パートとシリアスな過去パートの落差が激し過ぎて途中から置いて行かれ気味でした…過去編をここまでシリアスにする必要は
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ミラクル7号(2008年製作の映画)

2.7

初めて観ると思ったんですけど観たことあるシーンがチラホラ…一体いつ観たんだろう…?

チャウ・シンチー監督の作品は大好きなものが多いんですけど、これはあまりハマりませんでした。チャウ・シンチー作品にし
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アーロと少年(2015年製作の映画)

3.6

映像技術が凄いです。『トイストーリー』から19年、技術の進歩には驚かされます。

ストーリーは他の方も言っているように平々凡々。子供が観るには遊び心が足りないし、大人が観るには単純過ぎます。感動は出来
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アナと雪の女王(2013年製作の映画)

4.0

流行りすぎてなんとなく敬遠していた作品。納得の面白さでした。

これまでのディズニー・プリンセスものとはストーリーのテイストがかなり違いますね。普通の生活を送っていた少女が王子との大恋愛を経てお姫様に
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誰がため(2008年製作の映画)

2.7

デンマークに実在した2人のレジスタンスの活動を追った歴史映画。事前に歴史を調べておかないと理解が困難です。

北欧の作品には暗い映画が多いと聞きますが、この雰囲気は苦手ですね…眠くてしようがない。おま
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ムトゥ 踊るマハラジャ(1995年製作の映画)

3.8

今から約20年前、日本で一大ムーブメントを起こしたインド映画。日本で最初にヒットしたインド映画がヒンドゥー語ではなくタミル語の作品だったのはなかなか興味深いですね。

主演はスーパースター ラジニカー
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トリプルX:再起動(2017年製作の映画)

4.1

中国のアクションスター ドニー・イェンとボリウッドのトップ女優ディーピカー・パードゥコーンがハリウッドで共演⁉︎
ってか良く調べたらタイのアクションスター トニー・ジャーにK-POPグループEXOの元
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彼女が消えた浜辺(2009年製作の映画)

4.1

今年度のアカデミー賞で2度目の外国語映画賞を受賞したイランの奇才、アスガー・ファルハディ監督の作品。

人間の奥底に隠された本人も気づいていない闇の部分が少しずつ、少しずつ炙り出されていく様子は胸が締
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

3.8

前作『セッション』とは打って変わってかなり甘ったるいストーリー。展開も王道を行ったという印象。

カメラワークと舞台美術、そして音楽とダンスという視覚と聴覚に訴えかけてくる演出は観ていてとても楽しめま
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海は燃えている イタリア最南端の小さな島(2016年製作の映画)

2.4

ナイジェリアやシリアから海を越えて数多くの難民がやって来るイタリア最南端の島の様子を映したドキュメンタリー作品。

難民の悲惨な姿が映される一方で、島の住人達は淡々と日常を送っており、互いに関わること
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劇場版 ソードアート・オンライン オーディナル・スケール(2017年製作の映画)

4.3

公開日の深夜0時からの上映回で観てきました!TVアニメ視聴済、原作未読です。

TVアニメの劇場版と言うと、TV版の焼き回し的ストーリーであったり、時間が短くて消化不足になる、TV版のストーリーと整合
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生と死と、その間にあるもの(2015年製作の映画)

3.4

ガンジス川の近くの町を舞台に2つの物語がそれぞれ別々に展開していく。
インドのカースト制や女性に関する問題など古い因習がテーマとなっており、インドの負の側面を分かりやすく伝えていると感じた。
日本と文
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バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生(2016年製作の映画)

2.6

なんだこれ…全然面白くない…
前半はヒーロー映画なのに戦闘シーンが殆どなくて単調だし、後半でDC2大ヒーローの夢の対決が始まったかと思えば何で戦い始めたのかよく分からない上に、何で突然和解できたのかも
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インセプション(2010年製作の映画)

3.6

ストーリーが重厚かつ複雑で難解、でもなんとか理解できるギリギリを突いている。
「夢」という現実のルールが適応されない世界観を表現するための舞台装置が凄いですね。いったい幾らのお金が掛かっているのでしょ
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柳と風(1999年製作の映画)

3.8

イランの巨匠アッバス・キアロスタミが脚本を担当した子供映画。
大人が主人公であればなんて事ない出来事を、子供を主人公に据える事で大事件に変えてしまうという展開は『友だちのうちはどこ?』と似ています。
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ボンベイtoナゴヤ(1997年製作の映画)

1.8

両親を殺された警察官ビジャイが仇を討つため、名古屋に逃亡したインド人マフィアを探しに行くという物語。
たとえ舞台が栄の街のど真ん中でもインド人は歌って踊ります。無許可で撮影したため、周りの日本人が出演
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GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊(1995年製作の映画)

3.5

初の押井守作品。今度ハリウッド実写版が公開されるとのことで、その予習も兼ねて鑑賞しました。
ストーリーは何が何だか最初から最後まで全く分かりませんでした。しかし、作品の独特な雰囲気にはぐっと惹きつけら
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ゴーストライダー2(2011年製作の映画)

2.9

1作目を観たのがかなり前なので記憶が曖昧なのですが、ペナンス・ステアというチート技を何故か2では使わなくなっていました。
チート技を禁止されたにも関わらず、ゴーストライダーが強すぎて全く緊張感がない。
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I LOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIE(2015年製作の映画)

3.2

2Dの原作コミックやアニメーションの絵柄をCGで忠実に再現する技術が巧みです。スヌーピーの場合、正面顔と横顔で全く別のモデルを作らなくてはいけないはずなのでかなり手間がかかってると思います。
優しさだ
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セッション(2014年製作の映画)

4.9

超カッコいい!常に緊張感が最高潮で観終わると疲れがどっと来ました。この作品でアカデミー賞助演男優賞を受賞したJ・Kシモンズの演技が怖すぎて泣きそうになります。いやー、本当に心臓に良くない映画です。
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アルモニ(2014年製作の映画)

3.6

私の苦手なタイプの青春劇です(笑)苦手なタイプではありますが面白かったと断言できるので、この手の話が好きな人にはかなりハマると思います。
たった25分しかないのに濃密なストーリーで酷く心を抉られました
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サカサマのパテマ(2013年製作の映画)

4.4

以前から気になっていた作品を遂に観れました。ストーリーの軸は古典的なボーイ・ミーツ・ガールですが、世界観の設定が斬新で全く飽きを感じませんでした。
重力の向きが逆さまという設定は見ていて時々頭がこんが
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スーパーサイズ・ミー(2004年製作の映画)

3.9

ひと昔前に話題となったドキュメンタリー映画。話題になっただけあってかなり面白かったです。
僕も受験の時期にファストフードばかり食べて体重が10kg増えた時期があったので自分の体で実験している監督の姿に
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ミルカ(2013年製作の映画)

4.3

インド陸上界のスター選手、ミルカ・シンの半生を追った伝記映画。インド映画では珍しいシク教徒が主人公の作品です。
伝説になる男の人生はやはり劇的でした。インド映画にはインドとパキスタンの国家対立が描かれ
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スノーデン(2016年製作の映画)

3.0

2013年、NSAによる個人情報収集を告発したエドワード・スノーデンの半生と機密暴露までを描いた作品。
諜報機関の恐ろしさを感じるとともに、この事件以降も殆どの人々がこれまで通りインターネットや電話、
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アナコンダvs. 殺人クロコダイル(2015年製作の映画)

2.1

CGは雑だしどうしてアナコンダとワニの両方出したの?って感じの予想通りのB級映画。訳わかんないけどB級映画らしさを貫いてて結構楽しめた。

人魚姫(2016年製作の映画)

4.0

『少林サッカー』や『カンフーハッスル』のチャウ・シンチー監督による新作、これは観ない訳には行かない!
今作は珍しくアクション映画ではないので監督自身が出演していませんが、観ればすぐに「チャウ・シンチー
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沈黙ーサイレンスー(2015年製作の映画)

3.9

お恥ずかしいことに原作未読です。
信仰とはなんだろうか、神とは一体何者なのか、本当に守るべきは一体なんだろうか。考えさせられることが多すぎて感想を文字に表すのが難しい。
ロドリゴたち司祭の言ってること
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インド・オブ・ザ・デッド(2013年製作の映画)

2.8

Twitterで話題となったインド発のゾンビ映画。こんなに危機感のないゾンビ映画なんてこれまでに存在しただろうか?(褒めてる)
前半のギャグ満載の会話劇はとても面白いが、後半になると中途半端にシリアス
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リトル ウィッチ アカデミア(2013年製作の映画)

3.1

アッコが天真爛漫でカワイイ!現実にこんな性格の子がいたらかなりイラつきますけどね…(笑)
ストーリーはTVアニメシリーズの内の1話みたいな内容で映画っぽくはないです。時間も短いですし。それでも監督が吉
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めぐり逢わせのお弁当(2013年製作の映画)

4.2

インド映画らしさはかなり薄い静かなインド映画。手紙で励まし合う二人はどちらも孤独なんだけど進む道は真反対で切ない。悲しい話の気もするけど、温かい気持ちになるのは何故だろうか。
インドのお弁当について調
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