CHAZZさんの映画レビュー・感想・評価

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マーターズ(2007年製作の映画)

4.2

パルカル・ロジェの作品は、前半と後半が全く展開が変わるのが醍醐味だが、その中でも驚天動地の落差が味わえる正に少女残酷絵巻!

幼い頃、誘拐され理解できない虐待を受け命からがら逃亡に成功した少女と、その
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パンケーキを毒見する(2021年製作の映画)

3.6

メディアが政治に忖度することが当たり前の国になってしまったこの日本でこういう映画が一般的なシネコンで上映されるということにまず拍手を送りたい。

出演している政治関係者が圧倒的に左寄りに見えるのは、お
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

4.5

ホドロフスキー監督が映画化を夢に見て実現できず、デヴィット・リンチ監督は実現したが壮大な失敗作となった曰く付きの作品。

失敗作と言われるが私も含めファンが多いデヴィット・リンチ版『砂の惑星』は、根本
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スイング・ステート(2020年製作の映画)

3.8

主人公は2016年の大統領選でヒラリーの選挙参謀だったゲイリーという人物。有利と言われた選挙で惨敗して失墜したゲイリーは、Youtubeで見たウィスコンシン州の町役場での演説を見て、失墜した名声を取り>>続きを読む

死霊館 悪魔のせいなら、無罪。(2021年製作の映画)

3.5

『死霊館』シリーズが好きな人なら見て損はないかな。

本シリーズは降霊会じゃエクソシスト、悪魔憑きが主なテーマだけど、本作は特に主人公のウォーレン夫妻の愛の絆が試された感じのストーリー。

ちなみに『
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キャッシュトラック(2021年製作の映画)

3.8

ガイ・リッチーとジェイソン・ステイサムがタッグを組んだ本格アクション作品。

ガイ・リッチー作品の定番といえば、軽妙なテンポと意気でシャレに飛んだセリフに若干のコメディ要素、そして二転三転するスリリン
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キャンディマン(2021年製作の映画)

4.8

『ヘルレイザー』を書いたクライブ・バーガーの傑作血まみれホラーのリメイクと思ったら、まさか正統続編とは!!

しかもジョーダン・ピールが脚本に参加しているだけあって、素晴らしい構成の作品になっている。
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007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

4.9

ジャガモンド斎藤君が賛否両論でる内容ながら泣いてしまったと言ってたのが興味深かった。

007シリーズは「ドクター・ノオ」「ロシアから愛をこめて(厳密には007は殺しの番号)」以外は全て映画館で観てき
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空白(2021年製作の映画)

4.5

クライマックスのストーリー回収の仕方が凄すぎて号泣してしまった!

MOVIXの鑑賞したけど、半分くらい埋まった席に男性客が目立った気がする。カップル・夫婦もいるけど、一人で来ている男性客が多い理由は
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スプリー(2020年製作の映画)

3.5

SNSで人気者になりたい主人公の青年は、フォロワーを増やしたいという思いからライドシェアドライバー(米の相乗りタクシー配信サービス)を始める。そして乗りこんでくる客を殺害する様子をライブ配信してみるが>>続きを読む

ドント・ブリーズ2(2021年製作の映画)

3.8

前作は密室スリラーみたいな作風でしたが、本作『ドント・ブリーズ2』は見事にアクション映画化してます!ww

「今度は戦争だ!」という『エイリアン2』のキャッチコピーじゃないけど、王道の流れという感じ。
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ドント・ブリーズ(2016年製作の映画)

3.8

2を観たんでレビュー書こうと思ったら1のレビュー書いてなかった!ww

盲目の老人が住む家に盗みに入った3人の若者の恐怖体験という、あるようで無かった設定がまず秀逸。
楽勝で盗みが出来ると思ったら、老
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オールド(2021年製作の映画)

4.0

シャマラン印不条理サスペンス!
『エアベンダー』あたりで大失速していたシャマランも『スプリット』で見事に復活した感がある。

今回の『オールド』は、バカンスで秘境のビーチを訪れた一家が、異常な速さで時
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ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

4.6

え~~!!???
クライマックスに出てくる怪獣(作品内でもモンスターじゃなくカイジュウって言ってる!)って大映特撮映画『宇宙人東京に現わる』に出てくるパイラ星人でしょ?
まさか、こんな感じにジェームズ
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フリー・ガイ(2021年製作の映画)

4.9

「傑作」
この表現はめったにしないようにしているけど、この作品は傑作と評していいと思った。
多分ノーマークの人多いでしょ?ちょっとでも興味があったら見逃さないこと!大画面で見るべき映像であり、素晴らし
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サスペリア・テルザ 最後の魔女(2007年製作の映画)

3.0

ダリオ・アルジェントの「魔女三部作」のラストを飾る作品。

『サスペリア』『インフェルノ』と前二作は作品的に話題になったものの、内容が「?」な部分が多く、特に『サスペリア』に関しては「魔女三部作」の部
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ゴーストライター(2010年製作の映画)

3.8

ロマン・ポランスキー監督らしいスタイリッシュなサスペンスミステリー。

元英国首相の自伝のゴーストライターを頼まれた主人公は、その前任者が海で溺死していることに疑問を持つ。
そんな最中に元首相政治家は
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グロテスク(2008年製作の映画)

3.5

日本屈指のグロテスクホラーと名高い作品。

まあ胸糞度といえば、海外ホラーにも引けを取らないレベル。

初デートのカップルが突如拉致され加虐の限りを尽くされるというスプラッタ映画で、ストーリーや背景な
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プラットフォーム(2019年製作の映画)

3.8

キリスト教の黙示録的思想ベースに、資本主義が作り上げる階層社会の構造を残酷で皮肉たっぷりな映像で見せつけてくる作品。

雰囲気としては『未来都市ブラジル』や『1984』などのデストピア映画を『キューブ
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ランダム 存在の確率(2013年製作の映画)

3.5

彗星接近によって突然複数の並行世界がつながってしまうという物理学的SF作品。

彗星の影響なのか何故突如として並行世界が繋がるのか原因は語られず、その中で複数の自分と出会ってしまう主人公たちの葛藤が描
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ステージ・マザー(2020年製作の映画)

4.2

LGBTをテーマにした作品の中でシビアな視点を持ちながらも優しい気持ちになれる良作。

ドラッグクイーンでゲイバーを経営する息子の急死で、バーの権利を相続してしまった母親。

戸惑いながらも、息子の残
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スプートニク(2020年製作の映画)

3.0

みなさん描いてます、とにかくジャケ写が誤解の元。

多分『エイリアン』的SFホラーアクション作品をイメージすると思うし、エイリアンの造形から『ライフ』に出てくるヤバいモンスターのイメージがするんだけど
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ニューヨーク 冬物語(2014年製作の映画)

4.0

下手な言葉はいらない。

『愛するとは救うことだ』

この言葉が放たれる瞬間に立ち会うためにこの映画を観る。

この作品は愛の映画でありお伽噺。

何歳になろうと美しい愛を紡ぐお伽噺は心を清らかにして
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リバイアサンX 深海からの襲来(2016年製作の映画)

2.0

クトゥルフモノに傑作なしとはよくぞ言ったモノ。ww

『エド・ウッドか!?』という手作り感満載のクリーチャーが暴れ回りますが全然怖くありません。

主人公の女性が深海で発見した卵を孵したら自分も操られ
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バックアウト・ロード アメリカで最も呪われた通り(2017年製作の映画)

1.5

都市伝説を調べてたら自分が被害者になっちゃった系なんだけど、とにかく話の脈絡がわからん。
これってアメリカ人には基礎知識があって映像と映像の隙間を埋められるんだろうか?

だとしたら日本人は見ちゃダメ
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

4.5

本年度観た映画の中で多分五本指に入るくらいの作品。傑作とはあえて書かない。この作品は人を選ぶだろうから。。。

アカデミー脚本賞に輝くだけあって脚本がとにかく素晴らしい。
そして監督の構成と演出の絶妙
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ゴジラvsコング(2021年製作の映画)

4.2

『ザ・ゲスト』『サプライズ』『ビューテフル・ダイ』『V/H/S』で大好きになってしまった監督アダム・ヴィンガードがついにゴジラ映画の監督をすると聞いて大期待していたこの作品。

結果、アダム・ヴィンガ
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ブラック・ウィドウ(2021年製作の映画)

4.0

ブラック・ウィドウの主演によるMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)!

「アベンジャーズ/エンドゲーム」から2年。アヴェンジャーズの仲間割れで追われる身となったブラック・ウィドウことナターシ
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エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ(2018年製作の映画)

4.0

青春映画。

夜の焚火のシーン観るため、物凄い青春の葛藤を見せつけられる。
そして焚火のシーンでジーンと心の響く。

イケてる青春を送った奴らのは退屈極まりない映画かもしれないが、自分と向き合うことが
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リベンジ・タイム(2018年製作の映画)

2.0

なんというか。。。。

結構面白くなる要素がたくさんある設定なのに、なんでこんなに退屈な映画になるの?

何事も中途半端に突っ込んでて手応えが弱い。

それと邦題はミスだよね。要素が無さすぎる。

グリーンランドー地球最後の2日間ー(2020年製作の映画)

3.8

「ディープインパクト」「アルマゲドン」と同じタイプの小惑星(彗星?)激突へのタイムリミット型ディザスターパニック映画。

その他のディザスター映画と違って、惑星衝突型ディザスター映画は激突までのタイム
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ポップスター(2018年製作の映画)

1.9

ナタリー・ポートマン主演で、共演ジュード・ロウ、音楽はSiaって超豪華なのに、近年で最も無駄遣いな映画。

期待感が強すぎて失望感がでかい。

ポップ・スターの孤独を描くならば、最初の学校銃撃事件葉い
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アオラレ(2020年製作の映画)

3.8

離婚訴訟真っただ中でイライラしているのに朝のラッシュ渋滞にはまってしまった主人公が、青信号で進まなかった車にイライラをぶつける様にクラクションを鳴らしれしまったことから起こる恐怖。

クラクションを鳴
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マッド・ハウス(2019年製作の映画)

3.5

理想郷を求めるカルト思想に染まった閉鎖的な共同体が暮らす集合住宅に、それとは知らず住むことになった若い女性が、科学的な洗脳技術によって、カルト思想を植え付けられている過程を描く問題作。

実は自己啓発
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ウィッチサマー(2019年製作の映画)

3.2

ジャパニーズ・ホラーに挑戦してみました!
って感じ満載の青春ホラー。

雰囲気は「エルム街の悪夢」
そこに「樹海村」っぽいエッセンスを入れるとはい完成!ww

プロットの基本構成と伏線回収がおろそかな
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ファーザー(2020年製作の映画)

4.5

サスペンス映画なのかな?っと思って観たら、予想外の展開を見せラストは涙を流すことになった。

一人でロンドンのフラットに暮らす老齢のアンソニーは中年娘が結婚のためにパリに移住するという話を持ちかけられ
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