JA8980さんの映画レビュー・感想・評価

JA8980

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キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

3.5

初鑑賞。
ディカプリオとハンクスの逃走劇。

ポップな全体の雰囲気の部分部分に、陰の要素を数滴ずつ落とし込む、ライトグレーな感じがスピルバーグらしい。

スピルバーグはやっぱりワクワクさせられるし、気
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知りすぎていた男(1956年製作の映画)

3.6

傑作。
ヒッチコックの映画はいくつか鑑賞してきたが、観てきた中では屈指の感動作だという風に感じた。

各所に巧みな伏線が散りばめられ、脚本としても面白く、家族ドラマとしても面白い。

ヒッチコック作品
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正欲(2023年製作の映画)

3.2

正直、水フェチはイマイチよくわからず、性的興奮らしい反応をしている描写はあまり無いように思えた。

ただ、こうして生活を垣間見てもよくわからないというのは、社会側からすればもっと圧倒的に解像度の低い世
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ロスト・イン・トランスレーション(2003年製作の映画)

3.5

オードリーがラジオで話題にしていたので、気になって鑑賞。

性別、年代、家族構成こそ違いものの、近い悩みを抱える2人のラブストーリー。

2人は何処か近しいものを互いに感じて、それ故に惹かれ合った。
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手紙(2006年製作の映画)

2.7

犯罪者の弟ってそんなに不当な扱いを受けるものなんか?
そこがなかなか引っかかった。
家族に犯罪者がいる家庭なんて割と居そうなもんだけど。

シナリオからセリフからリアリティに欠ける感じが正直あって、あ
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地獄の黙示録 ファイナル・カット(2019年製作の映画)

3.6

『地獄の黙示録』を初鑑賞。

自らの知恵を持たず、顔の見えない巨人の影を辿って生きる方が遥かに楽だが、巨人の意図や導線を見つけてしまう様な賢い人間はきっと生きにくい。


後者が報われる世界がいつか来
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セント・オブ・ウーマン/夢の香り(1992年製作の映画)

3.1

人柄や軽快なジョークからは伺えない、絶望に苛まれたスレードの心を巡る本作。

盲目の退役軍人を演じるアル・パチーノの超絶技巧が光る。

ドナとのタンゴシーンは必見。

ゴッドファーザー(最終章):マイケル・コルレオーネの最期(2020年製作の映画)

3.5

文字通り、ゴッドファーザーの最終作。

結構批判されてるらしいが、素人の私には何が悪いのやらサッパリだ。

個人的には、シリーズで一番好きだった。

情緒に満ち、シチリアという村の恵みみたいなものが感
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