MaUさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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グッドバイ 嘘からはじまる人生喜劇(2019年製作の映画)

3.4

太宰の未完の同名原作をベースに戯曲として創作された男と女の愛憎コメディ。この数日前、再演された舞台を鑑賞。ということでこちらも楽しみで鑑賞。

台詞や展開は創作されたケラリーノ・サンドロビッチ版をベー
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

3.8

ジョジョとヨーキーが幸せな人生を送っていきますように。そんなことを願わずにはいられないラスト。

第二次世界大戦終戦間際、空想の世界でいつも友達のアドルフ(ヒトラー)と会話している10歳半のジョジョ。
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母との約束、250通の手紙(2017年製作の映画)

3.7

狂気なのか、愛なのか、過度なほどの母の期待に揺さぶられ、その才能を開花させていく息子の激動の日々と葛藤を描く伝記的物語。

母の息子への愛はとにかく揺らぐことなく強い。まっすぐな信念と思いの強さは時に
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リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)

3.8

ごく普通の人が冤罪に巻き込まれていく。もし、私ならそれをどうやって振り払えるのだろう。日本ならさしずめ「それでも僕はやってない」って感じかな…

1996年アトランタ。夏季五輪に盛り上がる街角で、爆破
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mellow(2020年製作の映画)

3.8

「想いを伝える」ということの尊さを教えてくれるじんわりと温かいカイロのような作品。大好き。

花屋の夏目君(田中圭)が愛しい。ただ普通に花を愛して、花を愛してくれる人に花を届ける、という仕事。劇的に飾
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his(2020年製作の映画)

3.4

迅と渚の恋の話、なのだけど、渚の妻や渚の娘、色々な意味の「his」なんだろう。心に静かにさざ波が起きて、何度かじわっと泣いた。人を真摯に大切にするピュアな気持ちを信じたくなる…

大学時代同棲していた
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

3.6

新春二本目にしてとんでもない作品。いわゆる貧困層のなりすまし成り上がりストーリーかと思いきや、サイコ、サイコ、びっくりするほどサイコ…

半地下に住む四人の家族。息子が友達からセレブ家庭の高校生の娘の
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ダウントン・アビー(2019年製作の映画)

3.8

ロンドン郊外ハイクレア城を拠点としたグランサム伯爵一家の壮大な物語。ドラマシリーズの続編でもあるストーリーだが、家族と使用人のそれぞれが描かれており、期待を裏切らない作品だった。

第一次大戦を終え、
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家族を想うとき(2019年製作の映画)

3.6

なんとも重い余韻が残った。しかし、奇想天外な話ではない。今そこにある話であり、遠い欧州で起きている話というわけでもない。

家族のことを思い、個人事業主として宅配ドライバーを始める夫。車の用意のために
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屍人荘の殺人(2019年製作の映画)

3.0

これ、こんな話だったのか、だまされた、と思いながら映画館を出ることになった作品。いやいや、題名から気づかない私が悪いんだ。原作導入を読んだところで行ったのもいけなかったのか。

大学の同好会で明智(中
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マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

4.0

アダム・ドライバーは気になる俳優さんなので、その新作、夫婦の離婚劇、と聞き鑑賞。期待を裏切らない彼。やはり彼のお芝居が好き…

舞台監督のチャーリーとそのカンパニーの女優のニコール。NYで一人息子を愛
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マイ・ビューティフル・デイズ(2016年製作の映画)

3.2

ティミー(ティモシー・シャラメ)がブレイクする前の作品、とのことで鑑賞。

高校生の演劇大会にエントリーすることになったビリーとマーゴットとサムは、教師のスティーヴンスに引率をお願いする。その道中と予
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マチネの終わりに(2019年製作の映画)

3.0

原作と同時進行。終章のみ読み残しての観賞。大人の恋愛には代償がつきまとう。それでもそれを求めるのか、理性と分別に押しきられるのか… そのあたりの苦しい葛藤と切なさがもう少しほしかったかな。

原作の台
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イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.6

いやんもう、リリー・ジェームズがかわいいっ!それを求めて行ったところあるけど、どんぴしゃにかわいかった。

音楽の道をあきらめられず、細々とライブハウスで歌うジャック。幼なじみのエリーが教師のかたわら
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楽園(2019年製作の映画)

3.0

人は楽園を求める。苦しいとき、きっと、あそこに行けば楽園が待っている、と。その求めた先に待っているのは、果たして楽園なのだろうか…

苦しくて重い映画だった。とある集落で起こったY字路での少女失踪事件
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真実(2019年製作の映画)

3.8

「ポンヌフの橋」「存在の耐えられない軽さ」でジュリエット・ビノシュにはまっていた世代としては、是枝監督が彼女をどう撮ったのかが見たいと純粋に思う。ということで、かつて一緒にこの手の作品を観た友達ととも>>続きを読む

デイアンドナイト(2019年製作の映画)

3.8

公開時逃してしまい、どうしても映画館で観たかった作品。限定リバイバルアフタートーク付き上映があり、こちらでやっと観賞。満足。

父の死をきっかけに郷里の秋田に戻る青年明石。父の死の真相を知り、遠因でも
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そらのレストラン(2019年製作の映画)

3.6

大泉洋in北海道の第三作。どれも無条件に好きで、今回も無条件に好き。甘やかしていると言われても、北海道の大泉洋が好き…

今回は北海道で働くそれぞれの男たちが地元の恵みを活かしたレストランを開く、とい
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美人が婚活してみたら(2018年製作の映画)

2.8

田中圭、中村倫也共演、ということで、台風のための大量レンタルの際ジャケ借り。あれ、監督さんは「勝手にふるえてろ」の大九さんか、というまたしても予習のない状態で。

うーーん、脚本がいまいち。これ、シソ
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蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

3.6

「世界が鳴ってる…」文字通り、きっと世界があちこちでざわざわ鳴っていると感じることができる選ばれし者たちの心震える高みへの挑戦に私の心も震えた。

世界への登竜門ともされるとあるピアノコンクールに挑戦
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夜明け(2019年製作の映画)

3.0

ジャケ借りの一本。タイトルと役者の顔ぶれでなんとなく期待。に対する満足度は70%程度かな。柳楽君の柳楽君たる持ち味は存分…

川べりに倒れている青年(柳楽優弥)を助けた独り暮らしの哲郎(小林薫)。いか
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記者たち~衝撃と畏怖の真実~(2017年製作の映画)

3.7

以前見ている「バイス」と併せて見ておくべき作品としてチョイス。9.11以降、アメリカ政府はなにを画策し、イラクに対してどのように軍事作戦を行ったのか… 市民の代表として真実を伝えるべきジャーナリズムは>>続きを読む

アイネクライネナハトムジーク(2019年製作の映画)

3.7

伊坂幸太郎、今泉力哉、斉藤和義、ということで期待値高めで臨みました。ほっこりします。仙台の町に、こんなオムニバスが散らばっているんだなぁ、って。人のドラマってこんなもんなんだろうな、積み重ねなんだよね>>続きを読む

女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

3.6

フランスと戦争状態のイングランド。王女と側近と新参者と。勝者はどの女性?女のしたたかさやかけひきが全面で男性不在の世界。気持ち悪いけどエクセレント。

痛風で孤独な王女アン。17匹のうさぎを亡くした子
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アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)

3.0

スポットライトを浴びる才能の栄光と翳りと愛と苦悩と… スターが生まれれば、その影で命を終えていく星がある。いつの世も…

ブラッドリー大好きな友人に勧められて鑑賞。これ、彼がプロデュース、脚本にも関わ
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クローズド・ノート(2007年製作の映画)

2.8

公開当時は邦画を見る習慣がそこまでなく、件の騒動も知りつつ逃しており… なんと初見。友人のおすすめにより見ることに。

引っ越した先で以前の住人が残した日記を見つけ、それを読んで彼女の暮らしを追いなが
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きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)

3.2

若い頃のとある夏の日々。ずっと続くように思われるある種怠惰で不毛に思える愛しい時は、実は永遠には続かない。時はそこにとどまっていない。だから人もまた…

書店で働くわりといい加減な僕はシズオと二人で暮
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リバー・ランズ・スルー・イット(1992年製作の映画)

4.0

ワンハリでブラピに久しぶりにやられ、私的彼のベスト作品として再見。大自然、フライフィッシング、父と息子の静かな物語。今でも私の中にくっきりと残っていたことを再確認した。

自然溢れるモンタナ。ときは第
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記憶にございません!(2019年製作の映画)

3.8

人間、やり直せるのか、なんてことを大真面目にコメディにして描いてて秀逸。さすがの三谷ワールドここにあり。

支持率数%という前代未聞の不人気総理大臣がある日投石が頭に当たり記憶をなくす。でも、バレたら
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劇場版 おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~(2019年製作の映画)

3.6

恋愛スペクタクルコメディ!面白かった。こんなに笑っていいのかと思いつつの爆笑。私は好き。

香港赴任を経て帰ってきた春田。同居の牧とはなんとなくすれ違い… 牧の新しいプロジェクトの上司(沢村一樹)や春
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マスカレード・ホテル(2019年製作の映画)

3.0

豪華キャストのサスペンスエンターテイメントとしてはまあまあ楽しめる作品なのではないかと思う。東野圭吾原作なのにその重みは感じられないので残念だけど…

都内のホテル、コルテシア。都内で連続して起こって
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台風家族(2019年製作の映画)

2.8

うーん、自分のテンションをどこに置けばいいか迷子になった。シリアスか、荒唐無稽なのか、難しい…

葬儀屋の父が銀行強盗を働き、霊柩車で母と逃走、そのまま失踪。巻き込まれ、加害者家族としてマスコミにさら
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天気の子(2019年製作の映画)

3.6

いつの時代も、手段や背景が変わっても、少年の成長譚は愛しい。映画の日の一本としてチョイス。

島で暮らす少年穂高は、空から射す光を追いかけ、いつかあの光の中に入りたい、と家を飛び出し、フェリーで東京に
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

3.6

くぅーーー!ブラピが全編かっこいい!!若き日のピチピチよりも今作のブラピのかっこよさは特筆もの。そしてタランティーノ節…

盛りを過ぎ、自分の行くべき道を模索するテレビ西部劇の俳優リックとそのおかかえ
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HOT SUMMER NIGHTS ホット・サマー・ナイツ(2017年製作の映画)

3.2

二度と戻らない一夏の思い出。思い出というにはあまりに青くて浅はかなあれこれ。これを青春と言うべきなのか、どうなのか… ほぼ実話、というストーリーをベースにして…

父の死を受け入れられないダニエルは、
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