22歳でパティスリー世界選手権チャンピオンになるまでの天才パティシエ、ヤジッド・イシェムラエンの自伝をベースに作られた作品。彼の辿った過酷な生い立ちを軸に、母との複雑な関係性、里親から得た精神的な支え>>続きを読む
ラブコメ学園ものとして王道なのに今作にしか出せないユーモアとテンポと魅力が満載!ずっと明るくて賑やかで笑えてなんか元気出ました!元から醸し出すオーラが半端ない分、学校のとんでもねぇ奴感が増し増しのヒー>>続きを読む
「道を見失うな」
ノーラン作品の中で最も見返す頻度が高い作品。当時62才のアル・パチーノが走る走る走る。善悪の彼岸で葛藤する刑事の姿に、アル・パチーノ的アンチ・ヒーローの集大成を見たように思う。道徳的>>続きを読む
美人で精神科医パトリシアと一見完璧な妻を持ち、自身もかつては売れっ子オペラ作曲家のスティーブン。生活には不自由なさそうなスティーブンだし、パトリシアのどちらも今の自分の生き方に疑問を持ち何かを探してい>>続きを読む
何度見ても最高な傑作。原爆のことで苦しむアインシュタインとおぼしき教授と、物のように扱われることに悩むマリリン・モンローとおぼしき女性が一夜を過ごす話。『オッペンハイマー』をみた人にも是非興味があった>>続きを読む
良かった、良かったんやけどSCIDの患者さんがあんな健康そうな身体つきなのはおかしいんよなぁ…とか思ってしまった。
このレビューはネタバレを含みます
まだ幼いのにすでに人間嫌いを炸裂させてるエッラ。両親不在の1週間を唯一大好きなトミーおじさんと一緒に過ごせると知ってご機嫌でいたら、スティーブという名前のトミーおじさんの恋人も一緒に3人で過ごすと判明>>続きを読む
24年間にわたる男女の恋愛模様を描いたとてもとても切ない作品。12年スパンでストーリーが展開され、取り巻く環境や心情の変化が2人それぞれの視点で描かれている。美しいセリフの数々が印象的。幼馴染と夫に寄>>続きを読む
知識のある人にとっては考察しがいがあるだろうし、ボーっとしながら観ても感情が揺さぶられる。アートな映像だけでも充分に刺激的。SFで、哲学的問いかけで相互理解のヒントでもあって、お話自体よりもバランス感>>続きを読む
両親の離婚を機に貧しい生活を送るクルド系音楽一家に生まれたジワ・ハジャビ(Xatar)カターがドラッグの売人、店の用心棒、金塊強盗に手を染めたXatarの半生の物語。親の離婚を機に悪い方向へ進んでくカ>>続きを読む
楽しい。世の中で色々な悲しい出来事が起こっていて、落ち込んだりもするけどこういう楽しい話は元気貰える。とても良かった。
やっぱり環境って大事だな。愛情て最高。今日あったどうでもいい話を聞いてくれる相手が居るとか幸せなんだと改めて思う。
淡々とした物語とアイスランドの自然が映し出される映像美がとても合っていて、没入感があった。主人公の苦悩の道行きを自分だったら…とか考えながら美しい映像を見入ってしまいました。題名の通り、テーマは神と生>>続きを読む
50万人以上に死を招いた薬害問題「オピオイド危機」を巡る、写真家ナン・ゴールディンの闘いを記録したドキュメンタリー。彼女の現在の活動とラディカルな半生とを並行させ、その反骨心の原点へと迫っていく構成に>>続きを読む
ゴーストバスターズの歌が聞きたいっていうのもあるし、レジェンドが観たいのもある。シガニー・ウィーバーはいなかったけれども。ストーリーは可もなく不可もなく、少女よ、大人の階段上れよみたいな。良かったです>>続きを読む
スコセッシにシュレーダー、おまけにこのシビれる面子。オープニングがまたいい。閉所恐怖症だった主人公が刑務所のルーティンに馴染んでいる。生業がカードゲームだから何かが起きない訳がないが、劇的な展開はない>>続きを読む
嫌悪していたステレオタイプの黒人小説を書いてみた売れない作家。求められる黒人像を演じるジェフリーライトに笑うという皮肉。審査会ランチでの人気女性作家との会話が映画の核心をえぐり出すよう。音楽も素敵。シ>>続きを読む
クリント・イーストウッド元気で長生きしてね。
宇宙船が襲来した東京で暮らす女子高生の何気ない日常という導入が新鮮で、荒唐無稽な話でも今の日本に通ずる部分は多い。全体的にクセ強めやけど、幾田りらとあのちゃんも良かった。後編も待ってます。
久々に観た。マット・デイモン、ベン・アフレックのOPクレジットから感激。2人で書いた脚本でアカデミー賞を受賞して、あれから25年以上も経つなんて。珠玉のセリフは古びない。公開時は王道すぎるかも…と思っ>>続きを読む
64歳でフロリダ海峡を泳いで渡る挑戦をする女性。凄すぎる実話に観るのを躊躇してしまっていたけど観終わって爽快な気分に。60代女性が何もかもさらけ出して肉体的限界に挑む作品に初めて接した。不屈のナイアド>>続きを読む
モリコーネ音楽。海の上で生涯を過ごしたピアニスト。彼の選択は切ないけど、私も気付かぬうちに船を降りずに生きているのかもしれない。安心な場所から大きな海を眺めているのかもしれない。少女との出会いのシーン>>続きを読む
本当に奥さんの事を愛していたんだな。歌のチカラってただ聞いてるだけでその時の情景や思い出が勝手に記憶されていくめちゃめちゃ素晴らしいものだと思うんです。
新海誠の中でこの映画と言の葉の庭が好きだ。まさやんのワンモアを使ったトコがまた音楽のチカラって偉大だなと思うし。劇場で見れて良かった。
体のケアより心のケアを求めて、「誰かと繋がりたいの」と告げる場面が印象的。みんなさみしいよね。
このレビューはネタバレを含みます
物理学はまだなんとなくわかるようにはなってるんだけど、むしろ予習要るのは政治思想に関してだったな。映画は素晴らしかった。罪の意識に苛まれながらも、実際に自分がもたらした被害を決して見ようとしない、目を>>続きを読む
19世紀ニュージーランド。話すことをやめたエイダはピアノで感情を表す。マイケル・ナイマンの音楽が彼女の意志と本能的恋愛に重なり息を呑むほど美しい。最初に見た時と今とでは私の受け止め方も変わったけれど、>>続きを読む
お尋ね者を捕えては賞金を稼ぐというバウンテンハンターのお話。クリント・イーストウッドかっこええわ。
劇場でも午前十時の映画祭で観たけど大好き!何回観ても好き。癒される。スッとぼけててクールで愛おしい。あんな生き方カッコいい。きったないブルースモービルがまた素敵で。曲も最高。エルウッドの返事Yeahと>>続きを読む
良き良き良き!サンティアゴ巡礼路で息子が不慮の死を遂げ、疎遠だった父が旅を引き継ぎ歩き出す… じわじわ沁みるロードムービー。お父さんと出会う巡礼者。皆ワケありでギスギス。でも少しずつ空気が変わってくる>>続きを読む
慎ましい日々を送るエキストラ俳優の宮松。彼には過去の記憶が無く…。不穏で少しだけミステリー。ユーモアや悲哀を感じるドラマで、どの場面も見入ってしまいました。静かなのに熱い。すごく切ない宮松。香川照之、>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
人間より犬を愛す男性が語る半生に引き込まれる。ダークでありながら汚れない雰囲気も感じさせ、報われなかったダグラスを繊細に演じるケイレブ・ランドリー・ジョーンズが本当に素晴らしい。愛した人の記憶と共にあ>>続きを読む
劇場でも見たけど久しぶりにまた見た。この2人の友情が好き。原作も持ってるけど実写化成功例だと思う。優しい気持ちになる映画。