カピバラさんさんの映画レビュー・感想・評価

カピバラさん

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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

3.0

音楽は良かったけど、それ以外は荒かった

ユキノリがあれだけの事故の後2日かそこらでステージに立つのはさすがに無理筋。
エモのために色々と酷すぎやしませんかね…お仕着せの感動なんかつくらんでも良い演奏
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.2

欲と野心とモラル
これらのバランスで人間を描写している映画だなぁと思いました。
いやしかし役者陣の安定感たるや。ロバートダウニーJrはもちろん、マットデイモンの軍人ぶりが素晴らしい

あとずっと地鳴り
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アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

3.5

途中までは面白く観てたんだけど、オチが弱い!(まあ、このオチしかないとは思いますが…
世の中っていい加減だよね。でもそのいい加減なレールって何のためにあるのかね。とか思いました

落下の解剖学(2023年製作の映画)

4.5

面白かった!
母親にも、父親にも、なんなら弁護士にもフォーカスを合わせずに俯瞰的に進み、何処に運ばれるのかがわからないストーリー。
ひとつ難をつけるなら、12歳のダニエルをこういう形で巻き込むのはちょ
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

4.2

政治と宗教に巻き込まれる、苦悩のシャラメが出す答え。
プレミアムシートで見たので、この長尺でも集中途切れずにみれた。
これは次作期待!

パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

4.0

エモ!!!

昔からタイプがブレないなと思いつつ、アーサーが好きすぎる。
小学生のときに読んだマンガで「ずっと彼に恋してたの。でも、あなたをこんなにも愛してたなんて」と昔の恋を心に抱いて優しい夫と新し
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

2.5

ヴェンタースにお金積んで「清貧」を撮ってもらいました的な感じがする。
主演は世間には一言も口を開かず、身内には饒舌というのも(ムラ社会的な一昔前の)日本人を演じさせてて、またそれを女性はチャーミングだ
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アンダーカレント(2023年製作の映画)

3.0

原作未読。
人との対話を避け続けて、軽口は叩けるけど大事なことが言語化できない瑛太の演技が素晴らしい。あそこまで彼女が話せる場を作ってても、探偵を雇うほどに彼女のその後が気になってても、それでも、やっ
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キリエのうた(2023年製作の映画)

2.5

エモな映像美のために歪めたものが多く目についてしまって、わたし歳とったなぁって思いました。

怪物(2023年製作の映画)

4.0


なんとも心にささくれのようなものが残る映画だけど、日曜夕方の大きなスクリーンがほぼ埋まっちゃうのはびっくりするわー。そしてこれはSNSとの相性悪い映画だわー。

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.3

これがアカデミー賞を取ったことに敬意を

途中、宝石の国展開になってビックリした笑

バビロン(2021年製作の映画)

3.5

この監督は三作観てるけど、夢のような世界に憧れ、そしてそこには代償が伴うという事を繰り返し描いてる気がする。
大きなものに魅せられたものの顛末。でもそこは甘く人を惹きつけるものなのかなぁ。

ブラピも
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窓辺にて(2022年製作の映画)

4.8

昨夜ドライブマイカーの予習を経て鑑賞。

人は誰でも「自分が相手に影響を与えていると思いたい」と思ってしまうものだが、自分にはその資格がないと思っている二人の夫婦を軸に、だからこそ「何かを差し出したい
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.0

配偶者の喪失というストーリーは、わたしのなかで「永い言い訳」がシンクロ率の高さでマスターピースになってしまった感はあるが、この話で描かれる喪失もこころの深いところに碇を降ろしそう。

オトの物語に登場
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アフター・ヤン(2021年製作の映画)

5.0

人間が人間たる要素とは何なのか。
ヤンの眼差しの先にあるものたち、その愛情あふれたものは、どこからうまれるのか。清水玲子のSFのようなお話。
途中、UAの水色が流れてきて情緒がおかしくなった笑

恋する惑星 4Kレストア版(1994年製作の映画)

3.8

懐かしさはあれど、改めてみるとストーカーの話でちょっとひいた笑
トニーレオンに制服を着せようと考えた人には感謝の気持ちを込めてお歳暮を贈りたい

LOVE LIFE(2022年製作の映画)

4.2

「まったく登場人物には共感できないけど、最後まで面白く見れてしまう不思議な魅力を持つ、とても好きな監督」と友達イチオシの深田晃司監督。最新作を一緒に見てきました。

登場人物はすべて「普通」の人たち。
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わたしは最悪。(2021年製作の映画)

3.5

自分に素直でいるということは、利己的である。という部分を自覚できてない主人公はたしかに「最悪」な部分がある
余命宣告を受けた闘病中の元カレに会いに行って、付き合ってたあの時のように優しい言葉をかけて欲
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犬王(2021年製作の映画)

3.3

犬王の「執着」がどこにあるかわからないキャラ造形なので、ラスト前の心変わりが本心なのかどうかが見えない。友有にもう少し執着してくれたらまた違うのかもしれないが、それだと平凡だから避けたのか。尺を足せば>>続きを読む

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.2

ウルトラシリーズを見ずに育った子供だったので、ウルトラマンが「地球や人間を愛してしまった異端の宇宙人」というストーリーだったんだなーと知りました。
斎藤工や山本耕史のキャスティングがめちゃくちゃ合って
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ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

4.5

わかりやすい再構成。カラートーンだけでなく、ダンスもコンテンポラリーダンスとちょっとストリートっぽいのとか綺麗に対比がされている。前回の映画版は正直ジェッツかシャークスかどっちか分からなくなってる時が>>続きを読む

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