面白い!傑作である。
本作は、能の安宅(あたか)と、それを元にした歌舞伎の勧進帳(かんじんちょう)をベースにした映画である。そこに、コメディリリーフを担当するオリジナルキャラクター、エノケンが演じ>>続きを読む
これは、ノエ作品の中でも異色の一作だな。つまり、一番、万人受けするんじゃないかな。
つまり、センチメンタルなラブストーリーなんだよ。エンドロールもちゃんと、ラストにくるし。w (ちなみに、エンドロール>>続きを読む
これは、中々面白かった。コングとゴジラのバトルが迫力あり良い。時代設定をベトナム戦争の時代に設定したのも良い。
ジェファーソン・エアプレイン、ストゥージズ、ブラック・ザバス、C.C.R.、ボウィなど>>続きを読む
淡々と描かれる死への時間へ進む日常。
主人公の子供時代と今とを交差させて描いているのが見事。
一級のゲイムービー。
しわくちゃのジャンヌ モローの美しさに、陶酔。人生が刻まれた顔だ。
日本の女優>>続きを読む
原題『Into The Night』
ちょっと色々とビックリな映画で、かなり良かった。
どんな内容かというと、仕事にも妻との私生活にも無気力気味(昼間に妻の浮気現場も目撃してしまうが、その事に対>>続きを読む
面白かった!
これは、ある意味、ガーリー映画の傑作ともいえる。
第一部と第二部に別れているのだが、第一部は、とにかく女の子の生態がよく描かれている。しかも、出てくる服や部屋の内装が、いちいち、おし>>続きを読む
スゴイ!!
圧倒的。
ウディ・アレンの「 私の中のもうひとりの私」、「エディプス・コンプレックス」、「重罪と軽罪」、「セレブリティ 」の撮影でも知られる、スヴェン・ニクヴィスト(3枚目の写真参照)が>>続きを読む
原題『Dragged Across Concrete』
ちょっとかなり興奮している。なにこれ、すげー傑作じゃん!
てか、この監督初めて知ったんだが、本作が日本では初劇場公開作品なんだってね。もうヤ>>続きを読む
20数分の短編映画。
こうきたかという終盤の展開の鮮やかさににこの監督のセンスを感じ取った。短編ならではのよく練られたアイデアの1本。
面白い!
これ、映画館で見逃したのを大後悔。つまり、大傑作。参りました。
私は、黒沢作品は、学生の頃、『CURE』を映画館で見てぶっとんでから、『トウキョウソナタ』までは、全作品、映画館に見にいっていたほど、>>続きを読む
号泣。
本作は、バート・レイノルズの遺作でもあるわけだが、出来すぎな程、完璧な遺作にふさわしい作品だと思う(出演が決まっていた、タラちゃんの「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」に出演でき>>続きを読む
原題『I Care a Lot』
中盤までは、めちゃくちゃ面白い!
しかし、主演のロザムンド・パイクを殺し損ねる、ロシアンマフィア達がマヌケすぎる。
マフィア達がマヌケだなと思ったあたりから段々>>続きを読む
1943年制作のオリジナル版。
「無法松の一生」は、この作品の後に、三船敏郎版、三國連太郎版、勝新太郎版と三度リメイクされているわけだが、やはり、阪東妻三郎のこのオリジナルが凄い。
いやあ、板妻が>>続きを読む
赤狩りを題材にした本作だが、本作は、90年代にアレンが撮った「ブロードウェイと銃弾」に通ずるものがあると思ったわ。
本作は、赤狩りのブラックリストに載った脚本家(アルトマン作品の常連だったマイケル>>続きを読む
ヘップバーン(勿論、キャサリンの方ね。)とジンジャー・ロジャースの共演作。本作は、ロジャースがミュージカル俳優から脱皮した作品でもあるが、彼女のダンスシーンもあり、その踊ってる時のロジャースがチャーミ>>続きを読む
これは、ゲイ映画の大傑作だ。いやあ、良かったわ。
私、ヴィスコンティ好きかも。
この勢いで、昔見て、よくわからなかった『地獄に堕ちた勇者ども』も再見してみようかな。今見たら面白いと感じるのかも知れ>>続きを読む
シルベスター・スタローン主演。
共演に、ロバート・デ・ニーロ、ハーベイ・カイテル、レイ・リオッタという凄い面子。それだけでも見る価値大アリなわけだが、これが、滅茶苦茶面白かった。なんでも、スタローンは>>続きを読む
ホモセクシャルな匂いがするサスペンススリラー。
ドアーズの曲『Riders On The Storm』からインスパイアされて作られたとのこと。
主演のルトガー・ハウアーがとにかく妙にエロティックで良>>続きを読む
メキシコ時代の一本である。
鶏が本作でも三度登場する。ブニュエルにとって鶏はやはり、重要な要素であると、今頃、私は気付いた。やはり、何作か見てみないことには、私はバカなので、いままで気付かなかったわ>>続きを読む
ブニュエルのメキシコ時代の一本。リアリズム映画の最高峰といってもよいんではないか。
本作は、断ち切ることのできない悪の連鎖と負けの連鎖のオンパレード的な映画である。
1950年代のメキシコシティの>>続きを読む
市川崑監督の鍵を京マチ子様を見るためだけに見た。
勿論、京様は素晴らしかった。市川崑版は、谷崎の原作からは、かけ離れているのだが、結構面白く、もしかしたら、私がこれまでに見た数少ない(なんせ、市川崑の>>続きを読む
男を描いた映画だ。電車のパンタグラフにぶらさがるマックイーンを見ていて、ハラハラして手にあせ握ったわ。
しかし、ハートウォーミングなラストシーンに感動。あの赤ちゃんのくしゃみ!
マックイーンの完璧>>続きを読む
これは、高倉健さん主演のスター映画であり、健さんの中年アイドル映画であった。
よって、粗探しして見るような映画ではない。この作品を貶している映画マニアを私は一ミリたりとも信用しない。
私は泣けまし>>続きを読む
キューブリックの『現金に体を張れ』を見たのは、かれこれ20数年前だったか。初見では、なるほど、タラちゃんの『レザボアドッグス』はこれに影響うけたのねと納得したものだ。
ジャック・ベッケルの作品『現金>>続きを読む
見始めて直ぐに、ああ、これはオゾン版『太陽がいっぱい』だなと感じた。
本作は、ホモ映画の傑作であり、青春映画の傑作でもあった。
なんてみずみずしい映像なんだろう。本作は、まるで処女作を撮った映画監>>続きを読む
原題『Una Mujer sin Amor』
モーパッサンの「ピエールとジャン」を原作にして、かなり忠実に描いたといわれる、いわゆるメロドラマである。(私は勿論、モーパッサンなんて、ひとつも読んだこ>>続きを読む