ふぇすてさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ふぇすて

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タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら(2010年製作の映画)

4.1

すれ違いスプラッタコメディ❕

噛み合わずに敵対視し暴走していく両者。ほぼコントじゃん。ここ一年でたぶんいちばん笑った。

大学生のおばかなはやとちり、デールの間の抜けたキャラ、チャドのパラノイアっぷ
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インセプション(2010年製作の映画)

4.3

驚くほど知的。
緊張感すらわかないほど好奇心を刺激されました。メタすぎな設定にところどころん?ってなったけど、みてればわかる程度です。

人の頭は複雑で、かんたんにいじることなどできない。そこをしっか
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American Teen/アメリカン・ティーン(2008年製作の映画)

3.7

これフェイクかと思ったらガチなドキュメンタリーなのですか?

アメリカの高校生の最終学年。卒業まで。スクールカーストと色恋沙汰と進路がどうこうともろもろ。ガチもんなら編集よくできてるのではと思います。
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パフューム ある人殺しの物語(2006年製作の映画)

3.6

衝撃のラストでした💧

大作で見応えあると思います。特に後半は18世紀のファッションや建築が豪華。テンポもいいし、終盤の展開も意外性があって飽きないです。
中盤はビジュアルでかおり要素が薄まった感じは
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フローズン・タイム(2006年製作の映画)

4.3

わー!最高∩( ´∀`)∩

大学生版青春ラブストーリー。めちゃくちゃ好みです。失恋からの不眠症で時間の感覚がちょっと狂ってしまった美大生のお話。こういう主人公の見えてる世界を写した作品好きです。
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ホーリー・マウンテン(1973年製作の映画)

3.9

食事しながらみたら吐きそうになった!笑
なんでしょうね、やっぱり色彩感覚が好き。ホドロフスキーブルー、目に焼きつきます。睾丸コレクション?何あれ?きれいすぎて脳みそ混乱するからやめてほしい。
ぐろいし
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サクリファイス(1986年製作の映画)

-

戯曲のようでした。映画というより舞台をみてるような感覚。

しかし自分にはけっこうエネルギーのいる作品だった(´ω`;)でも10年後くらいに「時代は変わっても世の中も人間もかわらないな〜」とか言いなが
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トロール・ハンター(2010年製作の映画)

4.2

いろいろおかしいドキュメンタリーもどき笑

くだらないことを真面目にやってる空気がたまらないです。全シーンが「えっ?」。森のシーンは『ブレアウィッチプロジェクト』のパロディにしか見えない。わざとニット
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トッド・ソロンズの子犬物語(2015年製作の映画)

3.9

むなくそ(コメディ派)のトッドソロンズ監督。なんかくせになる〜。のでまたみてしまいました笑

わんちゃんがたらい回しにされる群像劇。映画学校の教授と自らを重ねてるところはあるのかな❔現代の学生にイラっ
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父の秘密(2012年製作の映画)

4.0

噂には聞いていたけど、見事なまでに鬱映画(´×ω×`)

本当にむごいところは映ってない、もしくは映ってたとしても鮮明じゃない。見せるところと見せないところのメリハリがあってうまいなと思いました。
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馬々と人間たち(2013年製作の映画)

3.9

馬好きには最高で最低。

最後に「この映画を撮るにあたって危害を加えられた馬はいません」と流れるのだけど、安堵とともにほんとどうやって撮ったんだろうと。

自然ならまぁ仕方ないけど、人間が生みだす馬へ
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トライアングル(2009年製作の映画)

3.8

なにげなくみたのだけど、おもしろかった❕

伏線回収系スリラーは好みです。とても精巧にできた脚本だと思った。アハ体験の連続みたいに脳がここちよい。『メメント』をおもいだしました。

ジェスのファッショ
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あまくない砂糖の話(2015年製作の映画)

4.0

テンポのいいドキュメンタリー。

食品パッケージを背景に人が写って話す演出がおもしろかった❕かなりユーモラス。デイモンさんお茶目だし、冷蔵庫がかわいい。糖質制限=わりと過激派だと思ってたけど、のりのり
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汚れなき祈り(2012年製作の映画)

3.7

愛によってあっさり正気を失う不思議。

悪魔祓いどうこういうだけに完全にオカルトな雰囲気を醸し出している修道院とその中の人。だけど救急車だの病院だの意外とふつうな方に転んでく。そこから悪魔祓いに至って
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死刑台のエレベーター(1958年製作の映画)

3.5

期待しすぎたかな❔
思ったほどではなかった。比較対象かどうかしらんけど、これみてやっぱりヒッチコックってすごいんだなって、そっちに行ってしまった(´ー`;; )
雰囲気もよかったしつまらなくはなかった
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ツバル(1999年製作の映画)

4.2

ふたりの関係がなんだか少年漫画っぽい❕

ドニ・ラヴァンが初めてかわいく見えた笑
建物の内と外で色が変わるセピアのような映像もおもしろい〜。ほぼサイレントだけどちゃんとお話追えます。プールで金魚ちゃん
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シンプル・シモン(2010年製作の映画)

4.1

なんとなく機会を逃していたけどやっとみれた。

でだしからわくわく❕シモンまるいもの愛しすぎ。まるだらけ。細かい時間にこだわりすぎだけど、ボードやらバッジやら自分でつくっちゃうところがたのしいなぁ。も
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ゴッド・ブレス・アメリカ(2011年製作の映画)

3.9

痛快、爽快❕

おじさんと女の子がタッグを組んでムカつくやつら(本人基準)を撃ちまくるブラックコメディ。アメリカの今を憂う二人のガチトークがおもしろい。あえて今思うけど、やはりリベラルのほうが過激思想
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白い馬(1952年製作の映画)

4.1

『赤い風船』に続いて鑑賞。
あちらで感じた物悲しさの正体がこれのラストでわかった気がする。これって心中❔連れて行かれる話なのかな❔こちらのほうがわかりやすくそうかも。

「赤は危険を知らせる色として映
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赤い風船(1956年製作の映画)

4.0

少年とふうせんの友情🎈

ふうせんって童心をくすぐりますよね。最近は犬のかたちした飛ばないふうせんとかもありますよね(最近なのか❔)。

青っぽい画面に赤がきれいに映えていた。ラストはディオールかなん
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パラダイスの夕暮れ(1986年製作の映画)

3.9

足元見られてそれが腹立つ、人並みのものを手に入れたいという気持ちがつよい女と、そもそも足元見られても気がついてるのかどうかすらよくわからない男(たぶん嫌というほど気がついている)。

なんだか表情や感
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リトル・ランボーズ(2007年製作の映画)

3.6

こどもたちが何かつくって〜って話によわいです。

そして思春期にありがちなすれちがい。大好きな『グッバイ・サマー』と共通点が多い。世間知らずと家庭の問題を抱えたズレまくり同士のコンビとか。あちらは淡い
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スウェーディッシュ・ラブ・ストーリー/純愛日記(1970年製作の映画)

3.7

プレ思春期。

2人がじゃれあってるシーンが小動物みたいでかわいかった。ちょっと大丈夫かなと思うような、大人とこどもの間。まだ何も知らないけど、それっぽいことをしてみてる。

たばこ持ってもいたずらっ
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ロックンロール(2017年製作の映画)

3.7

コミカルシニカル。

マリオン コティヤールは顔が整いすぎてちょい苦手意識あったけど本人役のこれは親近感と好感度アップ❕ストーリーもおもしろかった。こじらせの経過が40代俳優としてだから笑いになってる
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ヒューマンネイチュア(2001年製作の映画)

3.7

チャーリーカウフマンの脚本と知り、納得。そうとう独創的な世界だけど、わかりやすく人の醜いところをついてくる。おもしろい。

パフに人間らしさを叩き込むシーンが滑稽で笑ってしまう。全体を通して皮肉がきっ
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1001グラム ハカリしれない愛のこと(2014年製作の映画)

3.9

「時計はひとつあると時間がわかるが、ふたつあると正確かどうか不安だ」。おもしろいね。尺度をとっぱらえば尊重できるものがたくさんあるかも。

カオスに見える事象に自分なりの秩序を見出すってたのしいかもし
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酔いどれ詩人になるまえに(2005年製作の映画)

4.8

社会不適合者だらけのドラマ。

もうなんだか胸がいっぱい。初めは台詞多くて自分が思うベントハーメル作品のイメージとちがうなと思ったけど、やられた。

仕事が続かない呑んだくれギャンブルヘンリー。美化さ
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愛おしき隣人(2007年製作の映画)

4.7

ふつうは一つのシーンでの焦点はみんな大体同じ。だけど、まるで主役もこのカットで何が起きたかもあなたが決めていいと言わんばかりに画面の中のすべてが動き出す可能性を秘めてるのがおもしろい。

だからまちが
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ウィリー ナンバー1(2016年製作の映画)

3.7

社会性の乏しいウィリーの自立の物語。

演出、センスなどもいいしふつうにおもしろい。生ぬるくないキャラの完成度。泥くさくていい。厚かましく、攻撃的、すぐにキレる。自己中心的すぎて不器用なんて表現ははま
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クラッシュ・テスト(2017年製作の映画)

3.8

アグラエ、なんという頑固な人。

設定からもうシビアだけどコミカルでユーモアあるし、それぞれの行動がすんごい自由で思いのほか明るい。同僚も旅先で出会う人も、「耐久テストの仕事しかできない」というアグラ
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永遠に愛して(2016年製作の映画)

3.9

痛かわいいファンタジーホラー。

整形中毒のママにひきこもりを強いられてるリリ。ゆえに趣味も恋愛観も実年齢より未熟。
個性というよりアクとでもいうべきか、かなりエキセントリックな世界観をお持ち。

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夏が終わる前に(2017年製作の映画)

3.8

何でもない会話がおもしろい。

ふつうのおじさん三人のロードムービー。話して静かになってまた話して、その中で時々音楽が入ってきたり、遊園地が飛び込んできたり。そのゆるい抑揚にひきこまれる。
どうでもい
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脚本家(2017年製作の映画)

3.5

展開はありきたりだけどこれはこれでいい気がする。短編ならありになる不思議。
もうすこしどこか目新しさがほしかったかも。奥さんのふつうっぽさはとてもよかったと思う。

1:54(2016年製作の映画)

2.5

時々、自殺や精神病を悲劇を際立たせるためのエッセンスとして加えてるように見える作品に出くわす。今度はそれがLGBTになってきてるのかなと感じる。
特につめこみすぎるとどうしてもそういう印象になってしま
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スワッガー(2016年製作の映画)

3.8

なんだろう。いい。激しいものはないけど語ってる。

一応ドキュメンタリーらしいけど、しっかり編集されてていい意味でそれっぽくなかった。
本人たちいわく「フランス人だけどフランス人じゃない」。その曖昧と
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ストローク(2017年製作の映画)

3.9

シンメトリーの世界。

料理のときのニトリルとか、掃除のときのいでたち私もこれやってる!がちょいちょいあったのですこし共感しながらみれた。
ねこちゃん登場シーンがシンメトリーじゃないところで不穏さ漂う
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