ふぇすてさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

ふぇすて

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婚礼(2016年製作の映画)

3.5

不名誉とは?

決められた運命を受け入れる姉もえらいと思うし、不公平には立ち向かうべきというザヒラの姿勢も立派。「価値観を押し付けるな」は文化に関してはお互い様になってしまうのがむずかしいね。

ただ
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ノー・ドロウニング(2016年製作の映画)

4.2

あれこれ考えさせられるくらい詰まった作品でした。

まじかよ具合がかなり好み。鑑賞後何が起きたか考えるのもめちゃめちゃたのしい。ネタバレ回避でうまく書けない笑
印象に残る作品でした。

美味しい美女/グルメな歯医者(2017年製作の映画)

3.6

ティムバートンのような世界。

ハロウィンコスの定番キャラを生み出してくれそうな勢いを感じる。実写とクレイが溶け合っておもしろい映像だった。サイレントもマッチ。字幕もデザインされててかわいかった。
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サマーフィルム(2016年製作の映画)

3.6

父子とお父さんの友だち3人の夏の思い出。

これといって何も起きないが、非日常であることを感じさせる夏休みの特別感がさらっと漂ってる。静かだけど会話に魅せられる。

「8才半だよ」に食いつくところがお
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ラザール(2016年製作の映画)

4.0

一難去ってまた一難?

どこかゆるいドタバタ劇。間の抜けた二人のキャラが笑える。とっさに思いつくことそれかいみたいな笑
特にでだしがめちゃめちゃ好み。いい感じにへんてこ。期間限定無料配信ありがたや〜∩
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さよなら子供たち(1987年製作の映画)

4.3

だんだん魅かれて育まれる友情っていいですよね。

差別を越えて引き寄せ合った同じように聡明な二人は、社会的にまったく別のものとして引き裂かれる。本人の意志ではない差別によって。これが自伝的作品だなんて
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パイレーツ・ロック(2009年製作の映画)

3.5

ロックンロール!

現代じゃ想像できないロックさ。下ネタが下品にならないロックおじさんいいよね。
わけわかんない派手な服も似合ってるし。ライダースもナポレオンジャケットも捨てがたいです。
女の子のカラ
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365日のシンプルライフ(2013年製作の映画)

3.9

斬新な実験❕

私事ですが、おおげさでなく部屋の汚さならテレビに出られるくらいひどいので、なんとなくこのミニマリストな設定が気になって鑑賞。

ものついての心境の変化、周囲の人の意見などがとりとめなく
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間奏曲はパリで(2013年製作の映画)

3.7

日々の生活をたのしくしようと音楽をかけたり、新商品を買ってきたり、健気なブリジッド。それをぜんぶばっさり切り捨てられたらそりゃむなしくもなっちゃうよね。

人を裁くのは当然という世の中に疑問を抱いてい
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17歳(2013年製作の映画)

4.1

母親の存在の影響力。

唐突に娼婦になってしまった17歳のイザベル。なんでこうなった❔と誰もが思うだろうが、母親の影響をかなり匂わせてるな。これでお母さん側を責める人はあまりいないだろうし、むしろ同情
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アートスクール・コンフィデンシャル(2006年製作の映画)

3.6

アートへの皮肉たっぷり。

『ゴーストワルード』のテリーツワイゴフ監督。美学校に通うジェローム。講評では駄作が評価され、素直に酷評すれば責められ、アートって何だ状態に。恋もうまく行かず。迷走し始めて…
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おつむてんてんクリニック(1991年製作の映画)

3.8

愛されゆるふわボブ。

重症患者(?)のボブ(ビル・マーレイ)が精神科医レオの休暇に突撃❕持ち前のキャラで親しまれまくるボブ。何の悪気もなく笑顔でレオを追い詰めるボブVSボブ追放を試みるレオ。レオは段
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嗤う分身(2013年製作の映画)

3.8

機械的で無機質なんだけど風情がある。スチームパンクのような錆びた金色の世界。
日本の歌謡曲が流れたりおもしろかった。異世界感をたのしめる作品。ここだけ時間の流れ方がちがうような不思議な感じ。

ミア・
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ホドロフスキーのサイコマジック・ストーリー(2013年製作の映画)

3.3

私もホドロフスキー詐欺にひっかかったパターンです笑
評価がまっぷたつに別れてるようだけど、私的にはどちらともかな。

狂気だし仰々しさはあるけど、話は通ってるしこれはこれでいいんじゃないかな。私はこの
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わたしはロランス(2012年製作の映画)

4.0

年末なのでマークしそびれたの一気に流します❕

トランスジェンダーのお話かと思いきや、ラブストーリーが前面にでてくる。なんとなく不思議な空気が漂っててそこが好き。キャスティングもインパクトありました。
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ウェルカム・ドールハウス(1995年製作の映画)

3.7

「大丈夫?」「ブスはかまうなよ」っていういじめられっ子同士のやりとり、みんなと同じ人気者を好きになるいじめられっ子、ブス、レズと言われ虐げられるも平気で他人にはオカマだのなんだの言ういじめられっ子。>>続きを読む

マリアンヌ(2016年製作の映画)

3.5

私生活で恋の噂が流れたのも納得の美男美女カップル。

スパイ云々は苦手分野だけど、いきすぎないはらはら感でした。陽気なマリアンヌとちょっと不器用なマックスのコンビがよかった。彼女のグリーンのドレス姿は
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Mr.ゴールデン・ボール/史上最低の盗作ウォーズ(2009年製作の映画)

3.8

大好きなジャレッドヘス監督。

うぉおおお❕なんでお下劣な笑いにいってしまわれたの⁈とショックだったけど、センスとシュールな世界観は健在。OPも安定のかわいさ。

ぜんぜん戦争してないの。最後ちょろっ
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クリスマスのその夜に(2010年製作の映画)

4.8

出遅れました❕クリスマス🎄

もうこれめちゃんこ好みです。イベントのわくわく感とどことない日常っぽさ。この日だけ幸も不幸も3割り増し❕クリスマスっておもしろい。

ろうそくのあたたかさが画面から広がっ
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ストーリーテリング(2001年製作の映画)

3.8

ノンフィクションパートの現代の若者を表しただめ人間の彼、完全に私だった。

たしかにだめ高校生がテレビの司会者になりたいって失笑もの。だけど、本気でなりたいというより自分でも何がしたいかなんてわからな
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ナタリー(2011年製作の映画)

3.8

色への並々ならぬこだわりを感じる。それだけで登場人物の感情、そのシーンで起こることの予感を感じとれる。

大枠は若い子向けの漫画みたいなストーリーだけど、周囲の視線や二人の戸惑いはシビアな大人モード。
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八日目(1996年製作の映画)

3.8

ジョルジュが見てる世界がおもしろい。

おんぶに抱っこかと思いきや、グッジョブ❕なジョルジュ。決定的に自分とはちがう人って、何を考えていてどれだけ分別があるのかも想像しづらい。けど人間だものね。おなじ
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スウィート17モンスター(2016年製作の映画)

4.3

ネイディーンがあいらしい。

周りからすれば嫌な女で突然ぶち切れるように見えるけど、本人からすると嫌われ者がゆえ日頃からみじめな目に遭ってるのありきなんだよね。そこはめちゃくちゃわかる。普段感じてるこ
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ハートストーン(2016年製作の映画)

2.8

つかみはオッケー。

ぜんぶでバーンと問題が起こるのでメリハリがない。音楽のとり入れ方も謎。腑に落ちない行動、どっかでみたながやたらと多い。

クリスティアンのキャラクターは魅力的だった。青春映画だろ
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君はひとりじゃない(2015年製作の映画)

3.2

雰囲気は素朴。設定は過激。

家族の死や拒食症、入院という設定でしか苦しみやその経緯を表せないのはいかがなものかと。事実だけで中身がほとんど描かれてないので。「父がかまってくれない」と嘆く娘もあんまし
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20センチュリー・ウーマン(2016年製作の映画)

4.5

みんなすき❕

マイク ミルズ監督作品は共感ポイントが何かしらでてくるから、みながら自分の中に隠れたものを発見できる気がしてたのしい。今回は「異性にたいしてこだわりがない」にハッとさせられた。
本気で
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ショート・カッツ(1993年製作の映画)

3.4

みんながみんな扱いひどい。

なんだか、とても自然に薄情な感じ。このナチュラルさがいいのかもしれないけど、ものたりなく感じた。最後は殺虫剤は関係なかった。登場人物おおくてちょっとたいへん。

フランシス・ハ(2012年製作の映画)

2.6

ごめん、共感できない❕

フランシスの一挙一動すべてがなぞい(;;;;;°∇°)何かの集まりに参加したはいいけどまわりが言ってることがさっぱりわからずただ黙ってにこにこしてるときのあの気持ちになった。
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ミザリー(1990年製作の映画)

3.7

途切れない緊張感。

作家が車で事故を起こして、ファンの女に助けられたと思ったら拉致られてて…なおはなし。

ステラおばさん並みに安心感のある風貌のアニーの狂いっぷりときたら…。この手のってコピーされ
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イントゥ・ザ・ワイルド(2007年製作の映画)

2.5

なんかハマらない、なぜだろうと思ったらきれいごとっぽいからだ。ここまでやるくせに泥くささが足りない。

セルフィッシュ・サマー ホントの自分に向き合う旅(2013年製作の映画)

3.3

センスはドストライク。正反対の2人が自然に囲まれて〜な設定もよか。

だけど起承転結の粗さと、キャラの魅力の弱さが気になる。ここで調べたら『ブロークン』の監督さんで、なんかわかるかも。
あれもだけど腹
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ハイテンション(2003年製作の映画)

3.7

ひさびさのスプラッタ❕
おもしろかった。今回は目をつぶらずにみれた笑

ずばり意外なラストよりも演出力❕音楽や光、カメラアングルなんかうまく使って盛り上げたりフェイクかけてくるので何度も騙された。凝っ
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複製された男(2013年製作の映画)

2.5

オチだけわからないと思ってたけど、解説読んだらそもそも全然意味わかってなかった笑

これは見ただけじゃむりかね。こんな遠回しにやるならラストまでその調子でよかったんじゃない?「通だけが知る❕この映画に
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ぼくを葬る(おくる)(2005年製作の映画)

3.8

どこか穏やかな感じと、すこし頑固なロマンがすき。

ガンで余命3ヶ月と告知されたロマン。彼目線のストーリー。打ち明けるべきかどうか、清算しなきゃ、何か遺したい。そんな気持ちがこちら側にまで押し寄せてく
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奇跡の海(1996年製作の映画)

4.1

「言葉は愛せない」

またまたこわいものみたさでトリアー監督作品。
愛と宗教の無条件で信じるところが重なる。やましいって何?純粋って何?願いが届いたときに人の心を動かすのは…。
「これが正しい」と信じ
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コングレス未来学会議(2013年製作の映画)

3.5

序盤はセクハラ告発が次々でてる今ホットな話題だと思ってヒヤヒヤした。ミラマウントって社名だけで皮肉すぎるし全発言が意味ありげ。

でも皮肉だけど特定のものを徹底的に批判ってよりあーでもない、こーでもな
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