ちゃみろーさんの映画レビュー・感想・評価

ちゃみろー

ちゃみろー

主にテレビ、DVD,BDなどで旧作を見ています。ジャンルはスパイ物やサスペンスでマイナー系の方が好みです。

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エル ELLE(2016年製作の映画)

3.9

ゲームソフト開発会社を経営する女性社長が自宅でレイプされたことで周囲の人間関係が変化していく。スリラーの題材だが、神経症的なルックを採用せず、フランスが舞台ということもあってか、大人っぽいシックな雰囲>>続きを読む

ヒルコ 妖怪ハンター(1991年製作の映画)

3.5

沢田研二が妖怪ハンターの考古学者を演じるホラー映画。90年代の特撮が微妙で、一歩間違えるとデビルマン案件だが、非ホラー場面はきれいに撮られており好感が持てる。最初の音楽がジョン・カーペンター風で笑って>>続きを読む

忍者狩り(1964年製作の映画)

3.7

幕府側から改易を画策されている外様大名から雇われた4人の浪人が、大名家内部に潜伏する甲賀忍者を探偵するサスペンス時代劇。「お墨付き」の真の意味を学べる。少々古臭く感じる画面だが、所々洋風の演出もあり、>>続きを読む

チェイサー(2008年製作の映画)

4.0

元刑事のデリヘル屋が、失踪したデリヘル嬢の行方を持ち前の行動力と捜査力で探すうちに、残虐なシリアルキラーと対決することになる韓国ノワール。雨音を生かした雰囲気のある作品。序盤しばらく世界に入りにくい。>>続きを読む

ファインド・アウト(2012年製作の映画)

3.4

森林公園の中に監禁された過去を持つ若い女が、突如行方不明になった妹を懸命に探すが、警察は前回の誘拐事件を狂言と見なしているため逆に追われる立場となるサスペンス・スリラー映画。主役のアマンダ・セイフライ>>続きを読む

クリード 炎の宿敵(2018年製作の映画)

4.0

あのロッキー4のドラゴの息子と、ドラゴに父を殺されたクリードの因縁の対決ということで、ロッキー4を復習してから映画館へGo!シナリオは効率的でテンポ良く、少し都合が良すぎる感もあるがストレートなスポー>>続きを読む

アンダー・ザ・シルバーレイク(2018年製作の映画)

3.7

LAで夢をつかめず燻る無職青年が、隣家の美女の突然の失踪の謎を追う。青春への執着を悪夢めいた冒険の中で消化し、夢想の終わりを受け入れていくほろ苦い成長物語。ロング・グッドバイとインヒアレント・ヴァイス>>続きを読む

キスキス,バンバン(2005年製作の映画)

3.0

NYからLAに逃げてきたコソ泥が、私立探偵とつるんでいるうちに殺人事件に巻き込まれていく犯罪コメディ映画。各章のタイトルはチャンドラーの作品から取っているが、マーロウに統一されているわけではない。字幕>>続きを読む

ザ・シークレットマン(2017年製作の映画)

3.5

ウォーターゲート事件の情報提供者「ディープスロート」であることを公表した元FBI副長官を描いた伝記映画。リーアム・ニーソンが結構本人に寄せたルックスにしている。FBIのスーツ男子がモリモリ出てくる。ウ>>続きを読む

女神の見えざる手(2016年製作の映画)

4.6

銃規制法案可決を目指す非営利団体に鞍替えした女性ロビイストの手段を選ばない工作活動と、それをつぶしたいタカ派側陣営の仁義なき争いを描いたポリティカル・サスペンス。基調となるのはユージュアル・サスペクツ>>続きを読む

ビバリーヒルズ・コップ2(1987年製作の映画)

3.6

エディ・マーフィのスタジャンコーディネートがかわいい80年代刑事アクションの続編。トニー・スコットの初期の作品で、時代を感じる色や音楽使い。編集はイマイチ。日本で唯一知られているボブ・シーガーのヒット>>続きを読む

大乱戦(1972年製作の映画)

2.8

中世のスペインを舞台に、強欲な大臣と従者のコンビが宮廷内で騒動を巻き起こす喜劇。そんなにドタバタしてない。クレジットはルイ・ド・フュネスと並列だが、イブ・モンタンが主役っぽい。役柄の割りに老けすぎじゃ>>続きを読む

マイノリティ・リポート(2002年製作の映画)

3.3

予知夢を見ることのできる3人のミュータントの力を利用して殺人を未然に防ぐプロジェクトの担当捜査官が、自分が殺人者となる予知夢が現れたことによって追われる身となる近未来SFサスペンス。作中のガジェットの>>続きを読む

マシニスト(2004年製作の映画)

3.7

1年間不眠に苦しみ、極限まで痩せこけた男が、勤務先の工場に突然現れた謎の同僚に振り回され、被害妄想を募らせていくサイコ・スリラー。ある種のパッケージ詐欺で、ガリガリのクリスチャン・ベールが変態行為を働>>続きを読む

Bubble(2005年製作の映画)

3.7

小さな田舎町の人形工場で働く工員の人間関係を皮肉めいたさっぱり風味で描いた人間ドラマ。閉鎖的なコミュニティで、できるだけ「傷つかない」ように、「感じない」ように気を付けることで維持されている人間関係が>>続きを読む

ラスト・ラン/殺しの一匹狼(1971年製作の映画)

3.9

9年前に運び屋を引退したが、隠居生活に虚無感を抱いた初老の男が脱獄犯とその愛人のバカップルの逃亡幇助をする犯罪サスペンス映画。舞台は南仏~ポルトガル。音楽はジェリー・ゴールドスミスだが、冒頭からフラン>>続きを読む

おじいちゃんはデブゴン(2016年製作の映画)

3.5

ロシアとの国境の街を舞台に、痴呆が入ってきた孤独な独居老人が、隣家の娘と心を通わせていくが、やがて娘の父親が関係するギャングの抗争に巻き込まれていくアクション・ドラマ。イーストウッドの「グラン・トリノ>>続きを読む

あの頃ペニー・レインと(2000年製作の映画)

4.2

70年代中盤を舞台に、ローリングストーンズ誌に雇われた早熟な音楽好きの少年が、中堅ロックバンドのツアーに同行し、グルーピーの年上の女の子に淡い想いを抱きつつ、ショービス・セックス・ドラッグの魑魅魍魎た>>続きを読む

フィフス・エレメント(1997年製作の映画)

3.8

風水エレメントで地球の危機を救う元軍人のタクシー運転手と美女の姿をした異星人の宇宙冒険を描いたSFアクション・コメディ映画。名作SFをベッソン流の大人パロディにしている。終盤はダイハードを彷彿とさせる>>続きを読む

リバー・ランズ・スルー・イット(1992年製作の映画)

4.8

20世紀初頭の中西部モンタナ州を舞台に牧師の家に生まれた兄弟の月日を描いたドラマ。郷愁を込めて大自然と人間の営みをしっとりと表現した正当派のアメリカ映画。見る前からどんなテーマかわかる素晴らしいタイト>>続きを読む

ダークハウス(2015年製作の映画)

2.7

数十年前に大量殺人が起きた廃屋で、今時の若者グループがテクノロジーを駆使して降霊術を映像に納めようとするホラー映画。現在の時間軸、回想の時間軸、劇中で撮影した映像の3種類を錯綜させる難易度の高い構成で>>続きを読む

眼下の敵(1957年製作の映画)

3.8

米駆逐艦と独Uボートの海上の頭脳戦を描いた戦争映画の傑作。今はなかなかできない、海上で始まり、海上で終わる、一度も陸のシーンが出てこない構成。基本は2人の艦長のストラテジーの一騎討ちで、ほとんど宮本武>>続きを読む

ダーク・ハーフ(1993年製作の映画)

3.2

大学教員兼純文学作家が、別名でバイオレンス小説を書いていることを暴露され、筆を折ってから、自分の分身であるはずの別名作家が次々と殺人事件を起こしていくホラー映画。自分もバニシング・ツインだったと聞いて>>続きを読む

宇宙戦争(2005年製作の映画)

3.1

地球を乗っ取ろうと襲撃してきた宇宙人の圧倒的な科学力に圧倒され、逃げ惑う家族を描いたSFスリラー。1953年版と展開はほぼ同じだが、主役を子供を抱えた一般人に変更し、スピルバーグらしい父と子の関係性を>>続きを読む

フル・モンティ(1997年製作の映画)

3.8

シェフィールドの鉄鋼所を首になった失業者のオジサンたちが、生活費のためにチームを組んで男性ストリップショーを主催しようとするコメディ映画。労働者階級と不況というイギリス映画らしい基本設定だが、社会派寄>>続きを読む

アンダーカヴァー(2007年製作の映画)

3.9

警察一家の不肖の次男が、エリート警官の父と兄が立案した麻薬掃討作戦に関わっていくことになるサスペンス・スリラー映画。ジェームズ・グレイ監督、マーク・ウォールバーグ×ホアキン・フェニックスのキャストなの>>続きを読む

アウトバーン(2016年製作の映画)

3.5

恋人の腎臓移植の費用を調達するために、麻薬を積んだトラック強奪の仕事を請け負ったチョイ悪男子が悪の取引に巻き込まれていくサスペンス・アクション映画。キャストはなかなか豪華で、ニコラス・ホルトはベン・キ>>続きを読む

ラスト・シーン 私が殺される(2018年製作の映画)

2.4

犯罪現場を目撃した時の事故で九死に一生を得た女が、自分が殺される予知イメージを持つようになるサスペンス・スリラー。女性版デッド・ゾーンみたいなネタ。姿を現さない黒幕が誰なのか引っ張った割にしょうもない>>続きを読む

アウト・オブ・サイト(1998年製作の映画)

3.2

脱獄したイケメン銀行強盗とダメ男好きの女性FBI捜査官が惹かれ合うラブ・サスペンス映画。元の素材はノワールだと思うが、90年代らしく、キャストの性的魅力を前面に押し出した犯罪ドラマになっている。また、>>続きを読む

幸福の黄色いハンカチ(1977年製作の映画)

4.8

現実世界に行き場を失い、ここにはない何かを求めて北海道旅行する若者と、網走刑務所帰りの炭鉱夫が出会い、共に北海道を横断するロードムービー。デジタルリマスター版のクリアな質感がちょっと気持ち悪い。キーア>>続きを読む

幕末太陽傳(1957年製作の映画)

3.7

幕末の品川の遊郭を舞台にしたグランドホテル形式の喜劇。モノクロ。テンポが早くて途中でついていけなくなり心配になったが、最後はすっきり丸く収まる。世知辛い世の中を、己の才覚と機転で渡り歩くフランキー堺の>>続きを読む

きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

4.4

純粋で才能に溢れた青年と、その同窓生の3人の親友が、熾烈なインドの競争社会の中でもがきながら苦楽を共にする学生生活を描いた青春ドラマ。古きよき時代のハリウッド映画のような豊かな輪郭線、華やかさ、ストレ>>続きを読む

タロットカード殺人事件(2006年製作の映画)

3.5

ジャーナリスト志望の女子学生が、ロンドンで多発する娼婦連続殺人事件の容疑者の青年富豪に取材のために近づくが、恋に落ちてしまうライト・コメディ。英国ミステリの設定を援用しつつ、基調はラブコメになっている>>続きを読む

シークレット ウインドウ(2004年製作の映画)

3.7

スランプ気味の小説家の前に、ある日突然、自分の小説を盗作されたと主張する謎の男が現れるスリラー映画。90年代のアメリカ映画風の感触。スティーブン・キングらしい雰囲気は出ている。終盤は「黙秘(1995)>>続きを読む

ザ・ボディガード(2017年製作の映画)

3.4

ギャングのボスにお抱え悪徳会計士の娘を殺すように命じられた殺し屋が、少女を殺すことができず共に逃亡しながらヨーロッパ横断する定番サスペンス・アクション映画。サム・ワーシントンは眼が優しいので殺し屋設定>>続きを読む

ダブル・ジョパディー(1999年製作の映画)

3.9

夫殺しの濡れ衣を着せられて殺人犯として収監された女が、息子を取り戻すために仮保釈中に逃走し、名前を変えて生きている夫を追うサスペンス映画。トミー・リー・ジョーンズは十八番の追跡者役で安定感がある。アシ>>続きを読む

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