ちゃみろーさんの映画レビュー・感想・評価

ちゃみろー

ちゃみろー

主にテレビ、DVD,BDなどで旧作を見ています。ジャンルはスパイ物やサスペンスでマイナー系の方が好みです。

映画(1693)
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

3.7

不世出のロック・シンガー、フレディ・マーキュリーとクイーンの伝記音楽映画。フレディの孤独と苦悩を中心にした内省的な脚本で、クイーンと時代のシンクロ感が出てないので、個人的にはあまり好きなタイプの作品で>>続きを読む

コールガール(1971年製作の映画)

4.0

行方不明になった男を探す依頼を受けた探偵が、手掛かりの手紙をツテにしてNYに出向き、手紙の宛先のコールガールに接近するサスペンス映画。都会人の孤独を当時の風俗に落とし込んでおり、謎解きを主題としたミス>>続きを読む

ザ・スパイ 裏切りのミッション(2009年製作の映画)

3.1

空港の検査職員が、外交官の荷物が爆発した現場に居合わせたことから、即席スパイにされ、ロンドン在住の容疑者の妻と接触する巻き込まれ型スパイ・サスペンス。陰謀の中身云々より、ギョーム・カネ演じるアウトロー>>続きを読む

ジョニー・イングリッシュ アナログの逆襲(2018年製作の映画)

3.3

英国政府をターゲットにしたサイバーテロ攻撃により、全ての英国諜報部員の身元が割れてしまったため、引退して小学校教員をしているジョニー・イングリッシュが呼び戻され、テロの首謀者を探ることになるスパイ・コ>>続きを読む

チャイニーズ・ブッキーを殺した男(1976年製作の映画)

3.8

LAでショーパブを営む中年男が、店の女子達を連れてカジノへ行って大負けし、借金の代わりに中国人ギャングの首領を殺すように強要されるカラーのフィルム・ノワール。クラブオーナー自ら脚本・音楽・演出したスト>>続きを読む

カポーティ(2005年製作の映画)

3.9

ノンフィクション・ノベルの先駆けとなった「冷血」執筆時のカポーティの苦悩と焦燥を描いた伝記映画。見る前に小説か映画に当たったり、事前にカポーティについて知らないと、流れの中で何が起こっているのかわかり>>続きを読む

女王陛下の007(1969年製作の映画)

3.6

ブロフェルドの行方を知るため、イタリア系マフィアのボスに接触したボンドくんが、ワシの娘を貰ってくれ!と頼まれる。新訳版なので、台詞が昔の記憶と随分違う。ジョージ・レーゼンビー演じる2代目ボンド唯一の作>>続きを読む

コントロール(2007年製作の映画)

3.7

早逝したジョイ・ディヴィジョンのボーカリスト、イアン・カーティスの伝記映画。モノクロ。そっくりさん大会。未亡人の本を元にしているので、三角関係とかメロドラマ風のメソメソした展開で、話はあまり面白くない>>続きを読む

ハプニング(2008年製作の映画)

3.5

アメリカ北東部で蔓延する原因不明の奇病から逃げ惑う夫婦を中心に描いたパニック・サスペンス。道すがら知り合った同行者が次々と脱落していくホラー風の展開。シャマラン監督らしい、かっちりした構図に繊細な撮影>>続きを読む

若おかみは小学生!(2018年製作の映画)

3.7

交通遺児の女の子が、引き取られた祖母の営む小さな旅館で若女将修行をしながら、出会いと別れを経験して成長していくアニメーション作品。初恋の人を見守る座敷童子、浮き世離れしたライバル、ハレの日のシークエン>>続きを読む

冷血(1967年製作の映画)

4.2

実在の凶悪事件を取材を元にノベライズしたカーポティの小説の映画化作品。刑務所帰りの青年2人が、見ず知らずの豪農一家4人を殺害し、逃亡を続ける犯罪ロードムービー。モノクロ。主犯の2人の無軌道な「宝探し」>>続きを読む

ロマン・デュリスの 偶然の殺し屋(2016年製作の映画)

3.4

失業し、恋人に逃げられた青年が、借金先のギャンブルの胴元から殺しの依頼を受け、嫌々ながら運に助けられ、できる殺し屋として自信を取り戻していく犯罪コメディ。フランス映画特有の変なクセやしつこさがない軽妙>>続きを読む

マザー!(2017年製作の映画)

3.2

スランプに陥った詩人の夫と2人きりで大きな屋敷に住む若妻が、次々とアポなし訪問してくる侵入者に振り回されていくサイコ・スリラー映画。アロノフスキー監督は観客を創作の産みの苦しみの立会人にするのに長けた>>続きを読む

唇を閉ざせ(2006年製作の映画)

3.7

8年前に妻を惨殺された医者が、ある日突然、夫婦しか知らない合図を使った秘密のEメールを受け取るサスペンス・ミステリー。ストーリーは正統派で、見応えのあるタイプ。主役のフランソワ・クリュゼの役と年齢が合>>続きを読む

君よ憤怒の河を渉れ(1976年製作の映画)

3.8

強盗強姦の濡れ衣を着せられた東京地検の検事が逃亡し、警察に追われながら事件の真相を探っていくサスペンス映画。指名手配された健さんが、日本中の山林を逃げまどい、着ぐるみのヒグマに2度襲われ、洞窟で焚き火>>続きを読む

パパはわるものチャンピオン(2018年製作の映画)

3.4

人気プロレス団体の元エースでありながら、怪我と世代交代の波に飲み込まれ、負けブックおじさんで燻っているプロレスラーの父親と、学校で親の仕事を言えない辛さを抱える小学生の息子を中心に、暖かな目線で家族の>>続きを読む

ステイン・アライブ(1983年製作の映画)

3.1

サタデーナイトフィーバーの続編。トラボルタ演じるトニーがブルックリンから出てマンハッタンで苦労しながらブロードウェイの舞台に立つことを目指すスポ根ダンス映画。前作のような街の風俗を感じさせる要素はなく>>続きを読む

悪徳(1955年製作の映画)

3.6

アルドリッチ監督のハリウッド業界ドラマ。過去の栄光が色褪せた映画スターが、製作会社との契約更改を渋るが、スキャンダルの火消しをしてもらった過去があり、弱味を握られ苦しむ展開。ほのめかしが多くて話がわか>>続きを読む

銀河鉄道999(1979年製作の映画)

3.8

松本零士原作のSF冒険漫画の映画版。連続テレビ版とは別の脚本で、より観念的な説明台詞が増え、大人向けになっていると言えば聞こえはいいが、思想的な気持ち悪さを感じないでもない。70年代のアニメらしい渋い>>続きを読む

ラルジャン(1983年製作の映画)

4.4

少年が小遣い稼ぎのためにカメラ屋に持ち込んだ贋札が様々な人の手に渡り、人生が狂っていく様を独特の冷ややかな視線で表現したロベール・ブレッソンの遺作。カラー映画。80年代~90年代に批評的に最も支持され>>続きを読む

ドッグヴィル(2003年製作の映画)

3.7

ロッキー山脈の麓の寒村に逃れてきた謎の美女によって閉ざされたコミュニティの均衡が崩れ、隠蔽されてきた人間の本性が剥き出しになっていく。舞台状の空間を村と模して手持ちカメラで撮影し、観念的な劇であること>>続きを読む

イコライザー2(2018年製作の映画)

3.9

普通の労働者のオッチャンという世を忍ぶ仮の姿で世直しに精を出す元CIAエージェントを描いたアクション・スリラー映画の第2弾。職業はDIYショップの店員からタクシー運転手にチェンジ。このジャンルにはめず>>続きを読む

デス・ウィッシュ(2017年製作の映画)

3.4

チャールズ・ブロンソンの代表作「狼よさらば」のリメイク作。舞台はシカゴ、ポール・カージーの職業は外科医に変更。通常運転のブルース・ウィルス主演映画。予告に良い場面全部使ってる。薄っぺらいなりにホラー風>>続きを読む

精神分析医J(1995年製作の映画)

3.7

惨殺された裕福な夫婦の家に残された自閉症の息子から目撃情報を聞き出すため、訳あり精神分析医が主治医となり、少年の自閉行動からヒントを見つけていこうとするミステリー。姉役のリヴ・タイラーがきれい。自閉症>>続きを読む

袋小路(1965年製作の映画)

3.9

孤島の城に2人きりで住む気弱な中年男とフランス人の奔放な若妻の元に、仕事に失敗して逃走中のギャングが押し入り、ゆるーく軟禁状態にされているうちに人間関係が崩れ、心理的駆け引きが展開されていく。典型的な>>続きを読む

タイムリミット(2003年製作の映画)

3.7

フロリダの小島の警察署長が、不倫相手の不審死によって追い詰められていくサスペンス・スリラー。自分で事件を捜査しながら自分が不利になる証拠を消していく展開。ケビン・コスナーの「追いつめられて」の捜査ガジ>>続きを読む

リメインダー 失われし記憶の破片(2016年製作の映画)

3.5

アーケードの落下物が頭に当たった事故で記憶喪失になった青年が、断片的に甦る記憶を再現することで過去を取り戻そうとするスリラー映画。こういうコンセプトって一人称の小説じゃないと成立しないと思うんだよね。>>続きを読む

霧の夜の戦慄(1947年製作の映画)

3.4

自室の窓から転落死した人妻の愛人だった外科医が、死の真相を探るため、不仲だった義妹に近づいていくサスペンス映画。前半はよくある火曜ワイド劇場風ミステリーだが、後半はノワールになる。スタイル面では物足り>>続きを読む

クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

3.7

音に反応して人間を襲う謎のクリーチャーから逃れるため、息を潜めて暮らす家族の恐怖を描いたSFホラー。台詞なし、登場人物7人、孤立する家族だけのソリッドな設定を演出力で牽引する現代的なバランスの作品。全>>続きを読む

スウィッチ(2011年製作の映画)

3.6

モントリオール在住の女性イラストレーターが、自宅をパリ在住の見知らぬ女の家とバカンスの間交換したことから殺人事件に巻き込まれる犯罪スリラー映画。「特捜部Q」みたいなネタと「ハリソン・フォード/逃亡者」>>続きを読む

フリー・ファイヤー(2016年製作の映画)

3.3

銃の違法取引場所の廃倉庫内で下っ端同志の揉め事が撃ち合い殺し合い金の奪い合いに発展していくアクション・コメディ。ほぼ全編を倉庫内のガンアクションが占める。舞台は70年代のボストンで、登場人物のファッシ>>続きを読む

ガール・オン・ザ・トレイン(2016年製作の映画)

3.7

毎日通勤列車の車窓から眺める家の妻の不倫を目撃したアルコール依存症の女が、酩酊し意識不明で帰宅した日にその家の妻が行方不明になったことを知り混乱していくサスペンス/スリラー。ヒッチコック風の設定を使い>>続きを読む

マルホランド・ドライブ(2001年製作の映画)

4.2

ハリウッドの映画業界を舞台にしたミステリアスなドラマ。若く溌剌とした女優志望の女性が、寄宿先の家の中で倒れていた訳あり風な女性と知り合い、彼女が記憶喪失となった原因を探っていく。前半は群像型ミステリー>>続きを読む

レナードの朝(1990年製作の映画)

3.7

精神病棟で働くことになった不器用な医師が、脳炎の後遺症で意識不明となった患者に新薬を投与して、何十年も失われていた意識を回復させた実話をベースにした医療ドラマ。公開当時に劇場で観た時は医師の動機に疑問>>続きを読む

ミステリー・トレイン(1989年製作の映画)

3.9

メンフィスの安宿を集合ポイントに、同じ時間軸の3つの小話が重なり合いながら展開されるオムニバス・ドラマ。工藤夕貴の化粧がザ・80年代。きれいな日本語台詞が学芸会風でちょっと恥ずかしい。ストーリーはナイ>>続きを読む

ロシア・ハウス(1990年製作の映画)

3.7

ペレストロイカ時代のソ連を舞台に核開発の機密を巡る諜報戦を描いたスパイ・サスペンス。今度の巻き込まれ一般人は出版社の社長。即席スパイとして連絡係の現地女性と接触するうちに、二人は恋に落ちていく。ジョン>>続きを読む

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