これぞミュージカル!な作品だった。フリークスが見世物として鑑賞されることは過去実際にあったけれど、それはもっと陰湿なものだったはず。この映画では、サーカスに拍手を送る人たちは蔑んだり揶揄う視線が一切な>>続きを読む
伝えられなくなること、表現できなくなることが人にとって1番絶望することなんだろうな。
ラストの素晴らしさ。質の良い余韻に浸れる。ベンジャミンの青年期の格好良さは異常。
大好きな映画『ものすごくうるさくてありえないほど近い』にどことなく似ているところがあった。
抜きん出て頭の良い少年の思考とか行動ってなんでこんなに見ていてドキドキするんだろう。澄ましている主人公が感情>>続きを読む
良かった。とても良かった。
初めて本木雅弘の演技をきちんと見たけれど、話し方や語尾の柔らかさが凄く好み。
邦画は大きなテーマを掲げて「こういう事が言いたいんです」と強く主張しないから、コメントするとき>>続きを読む
原作が大好きで菅田将暉も好きで期待半分不安半分での鑑賞。
夏芽とコウちゃんはそれぞれ浮世離れした存在感があって、互いのその「特異さ」に強烈に惹かれていた。しかしある事件によって2人はその輝きを失ってし>>続きを読む
高校を卒業して進路選択に迫られるジミーは、父に引かれたレールを辿って生きて行くこと、また富んだ友人たちとは違って貧しいことに嫌気がさしていた。しかし、自分が女に節操がないのは父譲りだと知り、父親を1人>>続きを読む
アリーにとってノアは、本当に自分が素敵だと思えるものに触れさせてくれる存在。大好きな絵を描くこと、ノアの読む詩を聞くこと、くだらない喧嘩をすること、でも最後には笑い合うこと。そんな素朴な幸せを大切にし>>続きを読む
3通りのストーリーがあって、それらの全てに共通するのは、素性の知れない大切な人を信じられるかどうかという問いだ。信じきれずに失った人、信じられなくても取り戻せた人、信じていたのに裏切られた人。それぞれ>>続きを読む
利口な少女マチルダと凄腕の殺し屋レオン。マチルダのませてるところとか、レオンの不器用なところ、全てが愛おしい。仕事にストイックで慎重なレオンが、マチルダのためにひどくリスキーな殺しをする場面は最高にと>>続きを読む
リヴァー・フェニックスって佇まいだけで魅せるというか、目で語れる俳優さんだと思った。若いのにどこか哀愁を感じる表情が色っぽくて素敵。今まで自由を得られなかった少年が自分でした選択は、何でも選べるのに何>>続きを読む
自分が犯した罪の重さを、被害者が受けた痛みと同等程度に自覚できる人ってきっと存在しない。いくら周りの顔や声を閉ざしていたとしても、虐めをしたという過去を今現在の自分がきちんと背負っていて、忘れようとせ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
もし何らかの事故にあって身体が思うように動かせなくなったら。恋愛映画って恋人がいれば他はいらないみたいなことを言いがちだけど、この映画は違うところが現実的。ウィルはあらゆる選択肢が閉ざされた世界に耐え>>続きを読む
単純に可愛いし面白い!バナナマン2人の吹替えが凄く合っていて、特にマックスはとても良かった。安定して売れている人は聴き心地がいい声をしているものなのかな。楽しいドタバタ感と可愛いキャラクターたちで、と>>続きを読む
映像美!彗星が落ちてくる所の描写や背景の書き込みが詳細でとても綺麗だった。ストーリーそのものの面白さと、RADWIMPSの音楽との調和が素晴らしく、前前前世が流れたときは鳥肌が立った!
苦しくて本当に涙が止まらなかった。想像することが苦手で、物事を細かく論理的に進めようとしてしまう、また人と交流するのが難しいアスペルガー症候群のオスカー。彼のために、お父さんが一緒に計画を立てて、調査>>続きを読む
サリーとハリーのコミカルな掛け合いが楽しい!2人みたいな関係を持てる異性の友達(って言っていいのかな?)が心から欲しい。サリーがとにかくチャーミングだし、ハリーはどんどんカッコよく見えてくる不思議。思>>続きを読む
NYに住む家賃滞納者の芸術家たち。貧乏だしエイズ患者だし、不遇な時代の不遇な土地で生きていく中で、何に重きを置いて生きていくのか。1年という単位を愛で測る、素敵な生き方すぎません!?