CHIOさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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ベルファスト(2021年製作の映画)

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会社帰りに、「ベルファスト」
ケネス・ブラナーの自伝的映画。

英国・北アイルランドのベルファストは
街中が家族みたいな小さな町。
1969年。穏やかな夏の夕方、
突然、プロテスタントの暴徒が
カトリ
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オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

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アガサ・クリスティの世界を
リッチな旅の映像で楽しめる映画。
雪のオリエント急行も
イスタンブールも美しかった。

途中で、登場人物が全員
アームストロング家と
つながってると気付き、
私、ポワロ並み
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裏窓(1954年製作の映画)

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巨大なアパートセットを建てて、
各部屋の住人役が、一斉に日々の営みを
始めるという壮大な撮影。

その様子を足を悪くして動けない
J・スチュワートの視線で覗き見して
お話が進んでいく。面白い。

ヒッ
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スティング(1973年製作の映画)

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イーディス・ヘッドは、「STING」で
男性の衣装でもアカデミー賞を受賞。
35回ノミネートで、8回受賞!
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監督   J・ロイ・ヒル
キャスト ポール・ニューマン
  
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麗しのサブリナ(1954年製作の映画)

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50〜60年代の映画の衣装が好きなので
イーディス・ヘッドが手がけた作品をたどる
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「麗しのサブリナ」
オードリー演じるサブリナがパリに行く前の衣装がイーディ
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おもちゃの国(2007年製作の映画)

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アカデミー賞受賞のドイツの短編映画。

ハインリヒは、ユダヤ人の友だちの
パパにピアノを習う6歳児。
友だちとずっと一緒にいたい
無垢な子どもの気持ちから、
物語が動き出す。

ドイツ人のママが息子の
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METライブビューイング2021-22 ヴェルディ「リゴレット」(2022年製作の映画)

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久しぶりにやってきた母と
映画館でオペラ鑑賞。
喜怒哀楽しっかりな濃厚な展開で、
朝から目もパッチリ。楽しかった✨

1920年代ワイマール帝国を舞台にしつつ、
イタリア人ぽいジゴロの伯爵。^^

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METライブビューイング2021-22 マスネ「シンデレラ」(2022年製作の映画)

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オペラの歌声にうっとり眠くなる私。
高額チケットは危険だけど、
映画館で見るならいいかなと、
期待しないで「シンデレラ」に。

面白い! 楽しい! 美しい!
舞台美術も衣装も、スタイリッシュで
馬人間
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向かいの窓(2019年製作の映画)

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短編映画見ようかな。

向かいに越してきた夫婦の
情熱的な生活に目を奪われ、うらやみ
日々双眼鏡でのぞく主人公。

でも、向かいの夫婦にとっては
自分たちの生活こそ
羨望の家族だった。そんなお話。
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リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

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あの世もこの世もカラフルで、喜怒哀楽がギュッとつまった魅力いっぱいの映画。メキシコ人の「生」の先に「死」がつながる死生観、強い絆を求める家族観が、美しいアニメーションで描かれ、劇場で見ておいてよかった>>続きを読む

ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

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これぞミュージカル。
50年経っても色褪せない。

お隣は私の母ぐらいの女性、前は老夫婦。
この世代は、前作に思い入れがあるようで
楽しそうでいいなと思う。

以前、母とミュージカル版を見た時、
大学
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パリ・オペラ座バレエ シネマ「プレイ」(2017年製作の映画)

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パリ・オペラ座「PLAY」
コンテンポラリー・ダンス×バレエ

6万個のグリーンボールと戯れるのは、
見るよりも踊る方が楽しそう。
抽象的な舞踊よりも、お話がある方が
好きであることを再認識。

次の
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

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長い長い長い。延々続く会話劇。
あー‥ 1.4倍速にしちゃった。

村上春樹の世界。
言葉もsexも運転も
ひとそれぞれの伝える手段で、
妻といえども全部を理解できない。
そういう理解でいいのかな
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

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同僚にオススメされ、映画館で見ました。

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CODA=聾唖者の親を持つ子ども
    (Child of Deaf Adults)

ルビーは、歌うことが好きな
可能性を秘
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ROMA/ローマ(2018年製作の映画)

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コロニア・ローマは、イタリアでなく
中流以上が住むメキシコシティの街。

先住民の家政婦クレオの目を通して
死と生、家族の再出発が温かく描かれる。

家政婦という立場の差が
当然のような空気。
そんな
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まともじゃないのは君も一緒(2020年製作の映画)

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成田凌(数学大好き予備校講師)の
「キモ笑い、キモ語り」を満喫。

清原果耶ちゃん、朝ドラだと
つまんない女の子だったけど、
なんと魅力的✨

舞台のお芝居みたいな掛け合いを
ニコニコして見られる映画
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ハリー・ポッター20周年記念:リターン・トゥ・ホグワーツ(2022年製作の映画)

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ハリーポッター20周年の同窓会。
キャストに手紙が届く、豪華な
オープニング映像から期待大!

キャスト、スタッフのエピソードから
当時の撮影風景が蘇り、
ハリーポッター、全編見直してしまった。

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心と体と(2017年製作の映画)

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夢の中で牡鹿と雌鹿として
出会っていた2人。
森の透明な空気感と
白くて幻想的な美しい映像。

一方で屠殺の赤い血のコントラスト、
仕事場での下世話な会話で
現実を感じさせる。

夢で逢いましょう。🦌
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サボテン・ブラザース(1986年製作の映画)

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バカバカしくて好き。
本物の正義の味方と間違えて
悪党から救ってという村人の依頼を
映画のオファーと間違えて
受けてしまった西部劇俳優の
スリーアミーゴス。

なんだかんだでハッピーエンドで
真のヒー
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ボリショイ・バレエ in シネマ 2021-2022 Season「くるみ割り人形」(2019年製作の映画)

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【ボリショイ・バレエ in cinema】
映画館でバレエを見るのは初めて。
海外公演がない今、これ、はまる!

◆視聴記録◆
「くるみ割り人形」2021年12月
「スパルタクス」 2022年1
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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

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🕷🕷🕷🕷🕷🕷🕷🕷🕷

平日にお休みとって
朝8時半からスパイダーマン!

スパイダーマン
全部見てきてよかった!
朝から最高に楽しかった‼︎

いろいろ言いたいけれど、
ネタバレを避けて、多くを語らず
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最後の決闘裁判(2021年製作の映画)

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中世の映画は苦手…と思って
見始めたら、面白い!

みなさんのいう羅生門形式。
主役3人それぞれの視点で同じ事件を
繰り返し見せていくのだけれど…

○愛というより名誉のために闘う夫。
○自分勝手な愛
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ブータン 山の教室(2019年製作の映画)

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ブータンの標高4800メートル
人口56人のルナナ村。

悪路8日間かけて、嫌々やってきた
今時ブータン男子の先生。
iPod使えない、燃料はヤクの糞、
ブータン人でもカルチャーショック!

村人や子
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ナショナル・ギャラリー 英国の至宝(2014年製作の映画)

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息子が学校の課題でダイレクト・シネマの短編を撮るため、F・ワイズマンをお手本として、私もついで試聴。

修復技術が進み、レンブラントの絵の下に下書きが見られたり、自然光で描かれた絵を照明下で再現したり
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ロスト・イン・トランスレーション(2003年製作の映画)

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異国東京。パートナーがいるのに孤独な、中年セレブと若い女性。恋とも友情とも言えない淡い関係で心を通わせる。

何も起こらないけれど、外国人から見た日本の風景や出来事にツッコミたくなり面白い。アメリカ育
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スパイダーマン2(2004年製作の映画)

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スパイダーマン
ノー・ウェイ・ホームに向けて
過去のスパイダーマンの予習🕷

サム・ライミ版の2が好き。

トビー・マグワイアのピーターの
ヒーローになりきれない葛藤とか
正体がバレた時の市民の温かさ
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HOMECOMING: ビヨンセ・ライブ作品(2019年製作の映画)

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ビヨンセが、コーチェラで黒人発のヘッドライナーをつとめた2018年のライブ。

ビヨンセと共に、黒人大学のマーチングバンド、ダンサーも加わるステージ! ビヨンセの思いと感動的な時間を共有した参加者がう
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ダンシング・ベートーヴェン(2016年製作の映画)

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モーリス・ベジャールバレエ団の東京公演「第九交響曲」のドキュメンタリー。

普段客席では見られないカメラワークにより、舞台のフォーメーションの美しさも伝わり楽しい。ソリスト、カテリーナの妊娠による離脱
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リトル・ダンサー(2000年製作の映画)

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1980年代、イギリスの炭鉱町ダーラムが舞台。バレエは女のものという田舎町で、才能と先生に恵まれ、バレエの魅力に引き込まれるビリー。ターンがどんどん上手になっていく映像が楽しい。

大人になったビリー
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あのこは貴族(2021年製作の映画)

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自由は尊い。
(お金も尊いけどね。)


貴族も下流も、流されて生きてると
親の人生のトレースに。
自分の足で立つ爽快さを感じて
見終わった後に、清涼感。



どこで生きていても
サイコーっていう
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フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

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いい映画だなと思うものの…

胸熱×男のロマン系が苦手だからか…
カーレースに興味ないからか…
なんだか面倒くさそうな夫婦だからか…
フォードがクソクソ会社だからか…
夏休みに仕事がいっぱいで嫌になっ
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ミナリ(2020年製作の映画)

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農業での成功を夢見て南部に移住する
監督の家族の半自伝的映画。

貧しくて、夫婦もギクシャクする中、
韓国からきた破天荒おばあちゃんと孫
Davidとのこぜり合いが、コミカルで可愛い。

おばあちゃん
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レディ・バード(2017年製作の映画)

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グレタ・ガーウィグの自伝的作品。

私自身もきっとこんな時代が
あったはずなのに、
反抗期のなかった息子に
記憶を上書きされてしまって、
あまり刺さらず。
なんでも忘れちゃうんだな、私
と思った。
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七人の侍(1954年製作の映画)

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長くて敬遠してましたが、見ました。
「仲間集め」「作戦をねる」「決戦」
3夜に分けて堪能。面白かった。

戦後10年で、こんなダイナミックで
楽しい大娯楽映画を撮れたことに驚き。
各国で7人ものの、映
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ムーンライト(2016年製作の映画)

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1.「リトル」 子供時代
2.「シャロン」少年時代
3.「ブラック」大人時代の3部構成。

子供・少年・大人のシャロンが合わさった黒人の顔が、月の光でブルーに照らされているポスターが美しい。

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アデル、ブルーは熱い色(2013年製作の映画)

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アデルとエマの出会いと別れのお話。
青い髪のエマに惹かれるにつれ、
アデルに青が増えていく映像が素敵。

湿度の高い生々しいシーンも、
こんな体に生まれてきたかったと思う
美しい2人。

別れの原因、
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