ちーずとまとりんごちょこさんの映画レビュー・感想・評価

ちーずとまとりんごちょこ

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ある男(2022年製作の映画)

4.5

相手の全てを受け入れるのは無理と思うのは、自分の全てを受け入れてもらうなんて不可能だという、無意識の諦めの裏返しかもしれない。

自分らしくありたいと願う反面、
幸せになるためにと躍起になって、否定す
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ハンナ・アーレント(2012年製作の映画)

4.2

この世界は、大勢のひよりみ菌と、ほんの一握りの善玉菌と悪玉菌でできている。

アイヒマンは、悪玉菌が優勢な時に加勢したひよりみ菌にすぎない。

当時巨悪と騒がれたもの。
現代で巨悪として騒がれるもの(
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.7

3回観に行った

声優が世代交代したことや、3DCG技術を取り入れた映像になっていること。

この2つが不安要素だった人も多いと思う。

最初はちょっとした違和感があったけれど、少ししたらもうスラムダ
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月の満ち欠け(2022年製作の映画)

4.0

前情報からファンタジー要素が強いのかと思ってたけど、私はこの作品、とてもリアルに感じた。

仏教では輪廻転生という考え方があり、それによれば、生も死も輪廻の一部でしかない。

自分や自身の人生を呪って
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あのこは貴族(2021年製作の映画)

4.5

タイトルに騙された。

元いた職場を思い出して、色々考えさせられた。

この映画ではキャラクター1人1人の階級(とあえて言わせてもらえば)が、気持ちいい程あからさまに描かれている。

簡単に分かりやす
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グリーンデイズ(2017年製作の映画)

4.0

気持ち悪いぐらいにリアル。

共依存、幻覚、強迫、摂食。

恐ろしいのはこれが誰にでも起こり得るってこと。

最後も不穏な終わり方だけど、それさえもリアル。

原題「Feed」

人に勧められるかと聞
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.8

最近観た映画の中ではぶっちぎり1番の作品。

ルビーの生きがいである「歌」というものを、耳の聞こえない家族は理解できない。

ろう者であることに常に引け目を感じ、娘がいなければ生きていけないと考える両
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天才作家の妻 -40年目の真実-(2017年製作の映画)

4.0

原題は『The wife』

邦題はやっちまった感すごい。
集客のためにここまで変えるかねぇ。

この作品は内容は特別斬新な訳でもないんだけど、それでも最後まで楽しめたのはこの奥様役の女優さんの演技!
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映画 聲の形(2016年製作の映画)

4.3

自分が犯した過ちに言い訳をペタペタ貼り付けてなかったことにするのってすごく簡単。

しょうやは自分の行いを心から悔いて、必死に償うことから逃げなかった。

それってどれだけ大変なことか。

「君に生き
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チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

4.2

法律は人を守るためのものである限り、常にその存在意義を問われている。

この作品では正に法律という存在そのものが揺らぐ瞬間を捉えている。

人を守る仕事をしてるなら、余所見も、それに付随する感情から逃
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.7

これが花束みたいな恋かぁ。

こちとら山火事みたいな恋しかしてないさらなぁ…としみじみ。

綺麗なお花を見繕って、
組み合わせを考えて、
結び合わせて、
紙で丁寧に包んで、
花を際立たせるリボンで飾り
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22年目の告白 私が殺人犯です(2017年製作の映画)

3.2

展開は読みやすかったから、もっと単純に終わるかと思ったけど、

後半15分は読めない展開だったからびっくりした。

復讐に身を売るって、文字通りろくでもないと個人的には思う。

でも落とし前をつけない
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テッド・バンディ(2019年製作の映画)

3.5

テッド・バンディ。

シリアルキラーという言葉は彼から生まれた。

沢山ドキュメンタリーも出てたし、本も出てるから、期待してた作品。

ザック・エフロンは当たりだと思った。
かなりテッド・バンディのこ
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窮鼠はチーズの夢を見る(2020年製作の映画)

3.8

失恋ショコラティエの作者さんが原作描いてるからどんなもんかなと思って観てみた。

性別がどうたらこうたらはどうでもいい。

人を好きになるって本当に難しい。

恭一は自分を好きでいてくれる人を選んでき
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アデル、ブルーは熱い色(2013年製作の映画)

4.3

人様の恋愛を始まりから終わりまでを赤裸々に大画面で見せてもらっている。

贅沢な映画。

とんでもないものを見せられた。

これ以上の言葉は必要ない。

2人の世界を見たければ、思う存分楽しんで見てほ
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イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

4.7

彼の人生はあまりにも切ない。

彼は若くして死ぬまで日の目を見ることはなかったし、彼もそれを求めてはいなかった。

紛れもない天才で、自分の果たすべき役目を全うした。

彼の偉業無くして現在のイギリス
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日本のいちばん長い日(2015年製作の映画)

3.5

終戦に至るまでの過程にあった、上に立つ者達の覚悟や、ケジメの付け方。

かなりの登場人物が出てくるので、深堀したというよりかは大きくまとめた感じ。

戦争体験は基本的に一市民だった人々から語られること
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バイス(2018年製作の映画)

3.0

政治的なコメントをする程の内容でもないし、風刺を無理やりコメディに置き換えた感じ。

オススメする人を見極める必要がある(笑)

反対の派の人じゃないか、このあからさまな皮肉が伝わる人かどうか(笑)
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漁港の肉子ちゃん(2021年製作の映画)

3.5

子供として、複雑な気持ちで見てしまう人も沢山いると思う。

私もそうだった。

子供は親にとって、残酷な程に鋭い時があって、知らないうちにどんどん大きくなっていく。

子供は親が思ってるよりも、ずっと
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ステイ・フレンズ(2011年製作の映画)

3.6

この2人にコメディやらせたらハマるハマる。

内容は典型的なアメリカンコメディラブ(?)ストーリー。

アメリカではセフレから友達以上恋人未満になってヤキモキして結局付き合うっていうのはよく聞く話。
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オーシャンズ8(2017年製作の映画)

4.2

イタズラ大好きな遊び心溢れる女性ならこれは見ていて楽しくて仕方ないのでは。

舞台がMet Galaで本物のアナ・ウィンターとかセレブが出てきて笑える。

才能の使い所を間違えた女達の最高に面白い人生
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陽だまりの彼女(2013年製作の映画)

4.0

中学生の頃に映画館に行って観たのがつい最近のことみたいに思い出せるくらい、私は好きな映画だった。

一緒に行った男子達が「良かったわ~」って言ってたように、多分これは男の子にとって、こんなラッキーあっ
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この世界の(さらにいくつもの)片隅に(2019年製作の映画)

5.0

1作目も2時間という長編だったけど、今作は3時間近く。

ちょっと付け足しかと思いきや、

今回フォーカスされているのはすずさんが女性として成長していくストーリー、とでも言えばいいのか。

すずさんが
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この世界の片隅に(2016年製作の映画)

5.0

小さい頃から日本の戦争の歴史には興味があって、
広島や沖縄の資料館に行ったり、戦争もの映画を観たりしてたけど、
どこか頭の中にあった、何かが違う感。

それがこの映画で解消された。

これが私が観たか
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イエスマン “YES”は人生のパスワード(2008年製作の映画)

3.9

ズーイーまじかわいい超かわいい

それは良いとして

ちょっとやってみたいと思っちゃう。
全部に対してイエスって。

やってみたら案外全部上手くいったりするのかも、なんて思わせてくれるコメディ。

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運び屋(2018年製作の映画)

4.5

人は沢山間違える。

間違え方を間違えると、大切なものを失う可能性だってある。

おじいちゃんは経営に失敗、そのためにないがしろにしてしまった家族と上手くいかないまま90歳まで生きてきて、運び屋をする
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キャロル(2015年製作の映画)

4.3

キャロル

凛とした雰囲気に哀愁と色香を漂わせてる何とも美しい女性

舞台は50年代

同性愛はタブー中のタブー
精神病扱いされる時代

まだあどけない雰囲気のテレーズとキャロルが出会い恋に落ちる
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

映画館で観たけど、観客お姉さま方が多い多い(笑)
濡場シーン目当てもいるんだろうなぁと思いながら鑑賞(笑)

時代的に同性愛が許されていないんだけど、主人公のご両親は考え方がかなり前衛的でどーぞどーぞ
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言の葉の庭(2013年製作の映画)

4.1

新海誠監督が、好きなことやってた時の最後の作品って勝手に思ってます。

君の名は、天気の子、すずめの戸締り

エンターテイメントとしての超ヒット作を連発している裏で、実は知る人ぞ知る文学作品作ってた新
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恋は雨上がりのように(2018年製作の映画)

4.9

このレビューはネタバレを含みます

原作からの大ファン。大好きな作品。アニメも本当に良かった。

これは個人的なイメージのズレってだけなんだけど、店長役が大泉洋だとどうもかなり割増でカッコよく見えちゃう。大泉洋で良かったんだけど、普通の
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世界一キライなあなたに(2015年製作の映画)

4.0

安楽死がテーマだと賛否両論あって当然なんだけれども。

私はこの映画、素直に良かったと思った。

正しいとか正しくないとかじゃなくて、

自分が相手のためにどう立ち回りたいのか、相手にはどうして欲しい
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.7

人種差別反対が流行語になるのに嫌悪感すら抱いてしまうんだけれども。

こういう切り口で黒人差別を扱うのって斬新で良かった。

サイコスリラーとして十分ハラハラさせられる展開だったし面白かった。

ゲッ
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万引き家族(2018年製作の映画)

4.8

映画館で観れたことを光栄に思う作品。

パルム・ドール受賞聞いて2度感動だったなぁ。

この俳優陣見てガチで撮りに来た感はあったし予感はしてたんだけど。

家族っていう単語に苦手意識すらあった。

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プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

4.7

何度観ても飽きない映画。

ファッションって本当に楽しい。

洋服1つ、メイク1つで背中を押されて、胸を張って歩けることもある。

映画に出てくるキャラクターは皆キラキラして見える。

現実世界でも街
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(500)日のサマー(2009年製作の映画)

4.5

とりあえず最初に言いたい。

ああもうサマー超可愛い。
私の永遠のファッションアイコンの1人。
青を着るのが大好きになったきっかけの映画。

多分日本だとサマーみたいな女の子って女子から嫌われるタイプ
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search/サーチ(2018年製作の映画)

3.8

内容自体は多分よくある事件なんだけど、

新しい表現方法が出てくるのって本当にワクワクする。

だからこそ話題になったと思う。

見ていて文字通りワクワクした。

SNS嫌いな自分はこれを見て、うんや
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