Chouchouさんの映画レビュー・感想・評価

Chouchou

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プライベート・ライアン(1998年製作の映画)

3.7

スピルバーグらしいカメラワーク、音楽セレクトが若干古臭く感じるが、ヨーロッパの近代史の中でとても重要なテーマの一つを取り上げた評価され続けるべき作品。どうやってフランスはドイツから解放されたのか、その>>続きを読む

落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.8

真相は闇の中。事件か事故か自殺か。観た人に考える余白を残す、とても良くできたシナリオ。おそらく確実に真実に近づいたであろう息子は法廷で本当に全てを語ったのであろうか。。役者の演技の素晴らしさも見どころ>>続きを読む

フルメタル・ジャケット(1987年製作の映画)

3.6

異常な環境のもとで崩壊していく精神。インスタントな善悪の判断や残虐な行為、かと思えば少年のような振る舞い。戦争、あるいは軍隊の在り方を風刺する作品。

TAR/ター(2022年製作の映画)

3.7

リアル
主人公が完全なる男であった場合、一昔前の才能のある男性の栄枯盛衰ものになるが、この主人公はLGBT-QのLに当たるわけで、現代の栄枯盛衰もの、というだけでは収まらない現代社会のジレンマのような
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(2023年製作の映画)

4.5

日本人が観るとノスタルジーな気分になる
。外国人が観ると異文化の日常を切り取ったようにみえる。という、行間をどう読むかで違う印象になる作品だと思う。

20分という時間で過不足なく映像におさめた、良い
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クリアチューラ(2023年製作の映画)

3.4

カンヌ監督週間らしい作品だった

海で泳いでるシーンはよく工夫して撮られていた。構図、カメラワークなど映像作品としての美しさがあった。

The Goldman Case/ゴールドマン裁判(2023年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

渋谷ヒューマントラスト、カンヌ監督週間で鑑賞

回想、サイドストーリー、アフターストーリーすべてなしの、オンリー法廷劇。そのスピード感と緊張感は他に類を見ない作品でした。
最後のクレジットを無地黒バッ
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赤と黒(1954年製作の映画)

3.6

この時代、身分の低いものは宗教(黒)か軍隊(赤)に属さなければ出世できない。どちらが自分が選ぶべき道か試行錯誤を重ねる主人公。誇るべき父のせいで生まれながらに卑しい身分の彼は、出世してのし上がり、身分>>続きを読む

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