面白映像100連発!人の間抜けな行動からエログロまで。
ストーリー、主人公など無い。あるのは面白い映像のみ!
モンド映画の創造主。
宗教のバカバカしさ、人間の愚行の数々を荒々しい映像と嫌味なナレーシ>>続きを読む
PTAの良いところが悪い方に傾いた印象。
彼は孤独を良く描くんだけど、今作は「ドレスの様に繊細な俺」が全面的に出過ぎてて痛い。
それにここで描かれる「歪な愛」みたいのは良く文学で見るもので面白味が無い>>続きを読む
原作は探偵モノっぽく始まるんだけど、事件を調べていくうちに良く分からなくなっていく、という『ビッグ・リボウスキ』『アンダー・ザ・シルバーレイク』と同じ構造。
映画ではこういう系譜の物語は、大衆的じゃな>>続きを読む
難しい様で実はそんな難しくない。
彼の作品は映像や芝居、音楽等の演出のセンスが炸裂してるから、何か難しげな話なのかと思ってしまうけど、基本的には孤独の物語。今作は2人の男のラブロマンス的物語。サイエン>>続きを読む
断言して良い、これ程までに映像に説得力がある映画は他に無い。
愛が溢れて長くなるから全然書かなかったけど、4K上映だから書いとこう。大体他でも言われてるだろうから短めにする。
公開当時は大ヒットし>>続きを読む
I drink your milkshake!!!!!!!
言葉一つ無い重厚な映像の石油採掘。笑って良いのか分からないギャグで始まる。
PTAの最高傑作と言われる作品。
重厚にリアル路線でやりなが>>続きを読む
6個もの話が並行して全編クライマックスの様なテンポで進むあっという間の3時間。
PTAの演出が光る(いつもギラギラ光ってるけど)。彼は画作りの演出も芝居の演出も上手い。緻密で大胆。論理的でめちゃくち>>続きを読む
PTAの映画は登場人物が人間臭いところが良い。切実で凄く真面目だけど、だからこそ滑稽。そして切実。
それを数々の映画のオマージュや映像美、構図美でおさめる。
PTAの映画はワクワクが止まらない。何度>>続きを読む
ザ・ディストピアなビジュアルの世界。
環境汚染・人口爆発等で富裕層は良い飯を食う一方で、庶民は「ソイレント・グリーン」という緑の板状の食べ物が配給される。
実はその「ソイレント・グリーン 」は…!?と>>続きを読む
『エイリアン』シリーズ(1〜4)はどれも毛色が違うんだけど、どれも面白い。
SFゴシックホラーとして格調高さと怖さが一級品な1作目。
ド級のアクション映画の2作目。
1作目のテーマに1番近い、失敗し>>続きを読む
面白いけど『エイリアン』じゃない。
女性器の様なフェイスハガー、男性器の様なゼノモーフ。男の腹を突き破ってエイリアンが産まれる。女性主人公。
1作目は、極めて性的なテーマとホラーとしての質の高さが魅>>続きを読む
バットマンシリーズ最高傑作。
精神異常者しか出てこない上に、ティム・バートンがキャットウーマンとペンギンに感情移入するあまり、バットマンの話が無くなってしまった。
『カリガリ博士』に影響された表現>>続きを読む
「ノーラン版と比べたらショボい」という感想を聞くけど、そもそもティム・バートンは「正義」だとかに興味は無い。
もっと個人的で歪んだ人間としてのバットマンとジョーカーとの物語を描いた。
「両親を殺した>>続きを読む
ティム・バートンの暗黒面とポップさが上手い具合に噛み合った作品。黒みが増せば『バットマン リターンズ』『スウィーニー・トッド』になる。
バートンは作中の様なカラフルなところに実際に子供の頃住んでて、>>続きを読む
2時間半の大金掛けたやらかし映画。
元々存在した「解説パート」を全てカットするというキューブリックの奇行で、あらゆる説明が消えて状況のみが進行する、本気か冗談か定かではない奇跡の様な(難解な)映画が>>続きを読む
ある惑星に取り残された地球人と宇宙人。始めは敵対するが生き延びる為に協力する事に…
アイデアが凄く良い上に、それが一発勝負の作品じゃ無い所が素晴らしい。
2人は仲良くなって行くんだけど、更にその先の>>続きを読む
2部構成で、第1部は異常な完成度。第2部も面白いんだけど、犯人を泳がすくだりがあまりハラハラしないで結構退屈な印象。まぁ、他が凄過ぎるからそこだけが気になってしまった感じ。
と言っても、全編通して黒>>続きを読む
ここは地獄か。
自動車教習所で見せるべき作品No. 1で、そこらのホラー映画より怖くて、呼吸が出来なくなるフランス映画『恐怖の報酬』のリメイク。
尚、原作小説は日本訳が出てないという自体。何しとんじ>>続きを読む
映画の面白さ全てがここにある。
史上最高の演出家はレオーネなんじゃないかと思う。
冒頭の耳鳴りな電話から引き込まれる。禁酒法時代を生きたギャング達の少年〜年老いるまでの一生。3時間50分、スコセッシ>>続きを読む
意図してか、せずしてか、批評的な作品。
消費されるキャラ達とそれを忘れないと言う主人公。
リアリティを追求し、世界観を徹底的に構築してもファンには結局は「キャラ」しか受け取ってもらえない。作った作品>>続きを読む
モチマッヅィの短編が終わり、リンゴが落ち、これまでの話は終わりだという宣言から始まる。
温かい『うる星やつら2』って感じかな。
全く変わらない日常が続いていた商店街で、変わっていく人々がテーマ。>>続きを読む
この前久々に観返したら、どれだけ自分がコーエン兄弟が好きなのか気付いた。
大真面目だけど凄く変、凄く変だけど大真面目。そんな映画。冒頭の「実話である」ってのも大嘘。
僕はマジなのか冗談なのか分からな>>続きを読む
ブルース・リーの速過ぎるパンチにやっとテーマ性が追い付いた。
無我、彼に自己は存在しない。そこにあるのは凶器と化した筋肉、空虚な暴力機械のみ。それ故にどんな相手にも対応した戦いが可能となった。
敵は>>続きを読む
ブルース・リー対チャック・ノリス!!
『怒りの鉄拳』ではヌンチャクを振り回す時に瞬きしてたけど、今回はしないぞ!
2人がなぜ強いのか、それはパンチを見れば一瞬で分かる。素早いパンチ。映像的な説得力>>続きを読む
敵は奴らだ!日本人だ!
怒る筋肉!ブルース・リー!
弾丸の様に速い拳、伸びる蹴り。ヌンチャクを振れば陶器が木っ端微塵に。
その割には雑な変装も見所。
ラストはニューシネマ。
とにかくブルース・リー>>続きを読む
ぶっちゃけ、脚本、演出、カメラ、編集、演技、全てが酷いしアクションシーンになると必ず広い場所に移動するから画が引き締まらない。
ただ、ブルース・リーの肉体を除いては。凶器の様なパンチとキック!
今作>>続きを読む
初めて観たのは吉祥寺のリバイバル上映。
スクリーンいっぱいに肉片が飛び散り、血が吹き出た。80年代とは何と良い時代だったのか、と僕は00年生まれだから想像して、素晴らし過ぎる血祭りに涙ながらに鑑賞。>>続きを読む
面白い!
グロい!怖い!エロい!
最高です!
『ドリラー・キラー』『天使の復讐』といい、アベル・フェラーラは良い監督だな。
「ボディスナッチャーモノ」を始めて観たからこのジャンルがどんな意図がある>>続きを読む
エンタメ的に面白いかといえば微妙な作品。公開当時はコケたらしい。
どうも女性には人気無いみたい。ヒロインの女を打って「俺を愛してると言え!」って話だからね。
ただ、世界観、映像、テーマ性、共々詩的>>続きを読む