ここにーるさんの映画レビュー・感想・評価

ここにーる

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開始2018.7.16吉日。雑食も甚だしいです。アイコンは『草原の実験』のエレーナ・アン。中身は小汚ないおっさん、悪しからず。

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怒り(2016年製作の映画)

2.5

渡辺謙の主張の強さが好演連発の若手俳優らの足を引っ張っているように思う。柄本明にでも替わってもらった方がいい。そんな中で広瀬すずはここでも天才だった。

バベットの晩餐会(1987年製作の映画)

3.5

正直に言うと何食べさせてもらっているのか想像もつかなくて「美味しいって言っちゃダメですからね」っていう指令が〈笑ってはいけない〉並の過酷さなのかまったく伝わってこなくて。不味いものをその場で不味い!っ>>続きを読む

エクスタミネーター(1980年製作の映画)

3.0

子供だったときはワクワクして見たのに大人になって見てみるとどぎついシーンの連続にさすがに胸焼けしてしまう。『ランボー』の二番煎じみたいな言われ方から何となく2号ライダーの一文字隼人に似てなくもないけど>>続きを読む

マディソン郡の橋(1995年製作の映画)

3.5

ダラダラと続けるのは良くない。たったの4日間なら不倫も赦される。夫の運転するルームミラーの中で小さくなっていくずぶ濡れのイーストウッド。漏れ出る微かな嗚咽を雨音に紛らせて堪えるメリル・ストリープ。名演>>続きを読む

そこのみにて光輝く(2013年製作の映画)

3.5

宇宙から鼻くそみたいな小さな星を見るように生きていけたら人はこんなに日々様々にツラい思いをしなくても済むのだろうけど。目の前の一人一人に。目の前のものを一つ一つ。

七人の侍(1954年製作の映画)

5.0

米一粒に七人の神。いやそれ以上か。ソウルフルな群雄活劇の最高峰。日本に生まれてくれて俺に感謝。これから年末年始の時代劇は忠臣蔵やめてこっちにしたい。最期は‘‘百姓が勝つ’’話。一年の豊作に感謝し御祈念>>続きを読む

ブリグズビー・ベア(2017年製作の映画)

3.5

どう掴んでいいのか分からなくてもフワッとした雰囲気で大体見ていられる。‘‘古いパパ’’に会いに行くシーンにはさすがにグッときた。エンドロールでそれがマーク・ハミルだったと知った瞬間が一番嬉しかった。

血まみれスケバンチェーンソー(2016年製作の映画)

3.0

スケバンってほど番を張ってるわけじゃなくわりと孤狼。典型的な学園ヒエラルキーとしてのスクールカーストには見向きもせず、ただ我が道を遮る目の前の者をチェーンソー1本でなぎ散らしていく気持ち良さがそこには>>続きを読む

ゆれる人魚(2015年製作の映画)

2.0

壮麗なイメージのポーランド映画にもアングラなものがあるってことなんだろう。そんなもの求めてないのだが。総ての部分で中途半端。せめて大海原で美しくシンクロナイズドスイミングするシーンとか入れてくれりゃい>>続きを読む

ツイン・ピークス/ローラ・パーマー最期の7日間(1992年製作の映画)

3.5

再鑑賞。世紀末の国際紛争とバブル経済の狂乱、つまり地獄と天国を同時に見せられて辟易した末にリンチの作品に辿り着くというかね。懐かしい。主語・述語だけで言えば、ローラ・パーマーん家が崩壊した。ただそれだ>>続きを読む

エンジェル、見えない恋人(2016年製作の映画)

3.5

名作〈街の灯〉みたいにすることも出来ただろう。でもそもそも盲目の少女に恋する息子が透明人間では身も蓋もない話で。ルイーズの脳内(すべてはそこで起きてると解釈した)が美しくも切な過ぎたが最後はストンと腑>>続きを読む

キャバレー(1986年製作の映画)

3.0

この映画のわずかあとに南青山にブルーノート東京がオープンしたことでも分かる通り世はちょっとしたJazz ブームだった。コッポラの〈コットンクラブ〉を意識したような作りだけど、まぁヤクザ映画だ。当時サッ>>続きを読む

夏服のイヴ(1984年製作の映画)

2.0

映画館にて。当時河合奈保子の大ファンにもかかわらずお忍びで。クッソつまらなかったことを確認出来て満足。松田聖子はTVスターでムービースターになる素地はまるで無かった。

家族ゲーム(1983年製作の映画)

3.5

白鵬の‘‘後の先’’じゃないけど松田優作が宮川一朗太に撃たせて結果先に撃っているように見える、あのビンタの応酬は。名シーンだ。

メイン・テーマ(1984年製作の映画)

2.5

森田芳光的演出。落ち目のミュージシャンをぱらぱら集めて下手なセリフを吐かせ、野村宏伸の大根ぶりを散らす。全然散ってなかったが。歌唱は南佳孝の方が良かったと思うが、歌いたがりの薬師丸じゃ仕方ない。

戦国自衛隊(1979年製作の映画)

3.0

マッドブルな渡瀬恒彦演じる矢野の存在感に尽きる。おまけでフサフサの角野卓造を見つけた瞬間のプチお宝感。

野性の証明(1978年製作の映画)

3.5

トロッコから降りてトンネルを出てくる頼子(薬師丸ひろ子)に世のお父さん方で泣かない人はいないんじゃないか。号泣。ロリコン映画だけどいろんなもん詰まってて楽しめる。夏八木勲が最高にカッコいい。

翔んだカップル(1980年製作の映画)

2.0

秀才眼鏡少女杉村秋美役に石原真理子の奇跡のドンピシャ感。原作度外視の台本はひどかった記憶。

探偵物語(1983年製作の映画)

2.5

この頃の邦画界で一番数字の取れるアイドルは薬師丸ひろ子をおいて他にいなかったから。やる気の無さそうな松田優作の顔ったらない。龍平そっくりだけど。

向日葵の丘 1983年夏(2015年製作の映画)

1.5

デ・パルマ狂の女子高生は可愛くて好きだったけど数十年後に藤田朋子になってしまうのがガッカリだった。

青春の殺人者(1976年製作の映画)

3.5

空きっ腹で観たのであの血糊の量に気分が悪くなった。演技は酷いけど原田美枝子どタイプ。

誰のせいでもない(2015年製作の映画)

2.0

シャルロット演じる物分かりの過ぎる母親が気持ち悪い。もっと半狂乱でいいし、家に招き入れたりしてるのが理解不能。どう見てもあいつのせいだろ。

追憶(1973年製作の映画)

2.5

田中眞紀子風バーブラ・ストライサンドが政治活動を選び愛を捨てる話。実は捨てられている。テーマ曲聴くとネスカフェ飲みたくなる。

自転車泥棒(1948年製作の映画)

2.5

カミさんが捻出した虎の子の質草で買った自転車をパクられようとは愚か過ぎる。しかもその失態を息子にもさらけ出してるようじゃなぁ。シンデレラマン(ラッセル・クロウ)の爪の垢でも煎じて呑むべし。

狼たちの午後(1975年製作の映画)

4.0

犯罪にオシャレもヘッタクレもないけど唯一例外があるとしたらそれは‘‘銀行強盗’’だ。アメリカで実際に起きた強盗事件。アル・パチーノ、ジョン・カザールの見事なヌケぶり、大半がアドリブ、畏れ入る。劇場型犯>>続きを読む

イージー★ライダー(1969年製作の映画)

4.5

二人組のヒッピー野郎がバイクに跨がり一人が腕時計を投げ棄ていざニューオリンズへ走り出す。程なくステッペン・ウルフの🎵Born to be wildが流れ‘‘デニス・ホッパー’’、‘‘ピーター・フォンダ>>続きを読む

セーラー服と機関銃(1981年製作の映画)

3.5

今の平成の世では考えられない事件。国民的アイドルの顔に擦り傷。カ・イ・カ・ン。もう少し唇寄りだったら「その血をゆっくり舐め上げろ!」と相米慎二監督なら怒号を飛ばしかねなかった。でもそのスポットに留まっ>>続きを読む

ソナチネ(1993年製作の映画)

2.5

人物の過去、足跡、などは描かれてはいない。また、明日さえも。ただ、今の一瞬だけを切り取っている。虚無感。その奥行きの無さをどう評価するか。観る側の奥行きが試されている。私は浅い。

東京無国籍少女(2015年製作の映画)

2.5

終始霧に包まれたような世界観はあとで、だからかーとなるけどその霧の時間が長過ぎるんだな。はっきり言って眠たい。ラスト15分の衝撃って謳ってちゃ逆算15分まで飛ばしたくなるってもので。それは確かに良かっ>>続きを読む

少林寺拳法(1975年製作の映画)

3.0

法が裁かぬなら俺が裁く。憲法ならぬ日本で少林寺拳法を広めた人の立志伝。ほぼヤクザとの抗争と浪花節だけど。ロドリゲス×タランティーノ作品で見られるイチモツちょんぎり描写はこの作品から来てるかもしれない。>>続きを読む

プラネット・テラー in グラインドハウス(2007年製作の映画)

3.5

井口昇監督の『片腕マシンガール』の元ネタであろうことは明々白々。今更感はあるものの体育の日のアンテナに十分ひっかかるハチャメチャさで。タランティーノとロドリゲスなんだからそこは笑いにいく余裕がないと。>>続きを読む

モーター・サイコ(1965年製作の映画)

3.0

バイカーらに妻を犯された獣医男の炎の復讐劇。逆にモーターサイクル・ダイアリーズな話になっても不思議ないイケてる連中に思えたけど、美女らのナイスバディが罪作りだった。途中から巻き込まれ行動を共にする人妻>>続きを読む

ストレイト・ストーリー(1999年製作の映画)

4.0

560㎞。ざっと東京から花巻までの距離かな。時速8㌔のトラクターで73才ジイサンが疎遠になっていた兄に会いに行くための一人旅。一緒にまた星空が見たいという理由で。実のところはお互いそんなに時間は残され>>続きを読む

恋の秋(1998年製作の映画)

4.0

女同士の友情に自己犠牲はない。女は自分より友人が上の幸せであってはならないからだ。上になった瞬間友人でなくなり、下がってくるまで待つほどに。ただ良かれと思いお節介は焼く。でも少しでも自分より上に行かれ>>続きを読む

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