Coheiさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

Cohei

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美しき獣(2012年製作の映画)

3.6

ひさびさのヴァンパイア映画!

多少のひねりはあれど
西洋におけるヴァンパイアの表象は
おおがね共通していて耽美的なので好き…。

こちらの主人公たちも然り。
ストーリーよりもルックスや青暗い描写など
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モデル 欲望のランウェイ(2016年製作の映画)

3.0


コピーや予告の印象から
ドロドロのファッション業界を垣間見れるとウキウキで観てみたら

思いのほかプライベートな小さなスケールのお話で、ものたりず…。

主人公のあまりの無表情さ(とクマ)に
ヒヤヒ
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ずっと独身でいるつもり?(2021年製作の映画)

3.5


30代女性でなくても多々共感。

百貨店の紙袋など、さりげなくも
こまやかな演出が“東京”をめざましくリアルを表現していて…!!

これからの人生は選択肢だらけだと、改めて…。

幸せかどうかを決め
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9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

4.3


どんどん展開されてゆく…!

1回観ただけでは理解しきれず、二度目ひして、やっと。
(もっと尺を長くして、ゆっくり、じっくり鑑賞したかった気持ちも…。)

こんな重なり合いがあったとは…。
すべてが
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ホリデイ(2006年製作の映画)

4.0


見返すならば、今!と思って

再鑑賞、再感動。

彼らがこれからどうなるのか
明確に描かれてはないけれど、
きっと幸せなことまちがいなし!

タイトルの「ホリデイ」も
メロディーも、ここちよい余韻◎

ダイバージェント FINAL(2016年製作の映画)

3.8


登場人物が増え、舞台が広くなると、物語の密度が薄まってしまう気がする…。

けれど、ここまで見たら、次の作品も見たい…!見ねば…!
完結を強く希望。

ダイバージェントNEO(2015年製作の映画)

3.9


ハラハラ、ドキドキしながら!

ジェニーンをはじめとした、博学の衣装が好み…。

ダイバージェント(2013年製作の映画)

4.0


なんとなしに見てみたら、ぐんぐん惹きこまれ…!

やはり近未来が舞台の作品、ユートピアと見せかけたディストピアものが、好き。

そして、テオ様…。

Mr.&Ms.スティーラー(2019年製作の映画)

3.0


スタイリッシュ、なのだけれど、
テンポが△で、地味な印象ぬぐえず…。

主人公ふたりの美しさを拝めただけでも⚪︎

テオ様、とお呼びできるほど
知らないけれど、よき◎

ナポリ、熟れた情事(2017年製作の映画)

3.0


邦題が…。邦題に惹かれたのだけれど…笑

奇妙な人間たち。

美しく恐ろしい女性たち。

すべての謎を,美しいナポリが包み込んでゆく…

幻影の街。

ディープ・インパクト(1998年製作の映画)

3.0


なぜだか分からないけれど、
地球滅亡の危機!系の映画が観たくなる時がふいにやってくる…。

大体、内容はお決まりなのだけれど…。

この作品も同様。
テンポが不思議で、わりとあっけなく…。

続編も
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天使のくれた時間(2000年製作の映画)

3.5


人生は選択肢の積み重ねだとよく思う。

自分の選んできた道が最適解なのだと思って
これまで生きてきた。
自分を肯定するためにも。

この映画は、もしもあのときあちらへ進んでいたら…という、もうひとつ
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きみがぼくを見つけた日(2009年製作の映画)

4.2


昔、家族と見て、
タイムトラベルの度に裸体なのが気まずくて…
そのこと以外に、あまり印象に残っていなかったのだけれど

久々に見たら、不思議。
その時以上に心に響いて、エンディングには
あたたかな涙
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ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

4.0


女性は誰と結婚するかが、人生を決めてしまうという時代においても
それぞれの生き方や価値観、その変容が
手にとるようにリアルに感じられて。

時代を超越する普遍的なものの存在について考えたり。


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Mr.&Mrs. スミス(2005年製作の映画)

4.3


3度目の鑑賞ながら、面白い…!

何度見ても楽しめる映画。

どの要素もほどよい。
スタイリッシュでウィットが効いていて◎

後悔なんてしない(2006年製作の映画)

3.0


ふたりの気持ちにうまく追いつけなかった…

やはり同性愛、男性同士の愛は
劇的に描かれがちなのだろうか…

テッド・バンディ(2019年製作の映画)

3.3


予告編での期待値は超えなかった…。

彼のことを信じたくなるけれど、ラスト…。

判事の言葉が、なによりも重く深く響いて…。

遥かなる大地へ(1992年製作の映画)

3.0


『オーストラリア』といい、乗馬する貴婦人役がとても様になる、ニコール・キッドマン。

トム・クルーズの端正すぎる横顔。

ふたりのダッグは、まさにハリウッドのイデア…などと思いつつ

血のシーンは早
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ストーンウォール(2015年製作の映画)

4.0


見どころがありすぎた…!

史実に基づきながら
たくさんのドラマ、物語を内包して。

父親との関係性は、リアル…。

この出来事がその後の歴史を大きく変えたことを思うと、胸も目頭も熱くなる…。

ノクターナル・アニマルズ(2016年製作の映画)

4.5


もう、息を呑むように見つめて…。

見終わったときには、メッセージがよく分からなかったけれど、

さまざまな解釈や制作背景のインタビューなどを見て、この作品の真価が、じわじわと…!

「復讐」と読む
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シンデレラ(2015年製作の映画)

3.7


久々に。

色彩や陰影のコントラスト、思いのほか強かったけれど、それも物語に奥行きを添えて。

やっぱり、さすがはディズニー。

とくに衣装。
継母たちのいかにも意地悪そうなドレスたち…!
ファッシ
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チェンジリング(2008年製作の映画)

4.5

なんて悲痛な…。

けれど、真実や希望、母親の愛について
胸に迫りくるものがあって、えもいえぬ清々しさも。

名作。

そして、アンジーの演技は、やはり凄い。

レッドタートル ある島の物語(2016年製作の映画)

3.0


文明社会や言語がない世界を想像すると怖くなってしまった…。


美しくも残酷な自然、そこにある命や生涯。

命ある者としての幸福や喜びは、その者それぞれ。

ひとつの尺度ではかってはいけない、

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メッセージ(2016年製作の映画)

3.8


なかなか難解…。

人間の言語や意思疎通は、もう進化しないのだろうか、などと思いつつ。

トーンや空気感は、やっぱり好みだった。

シャレード(1963年製作の映画)

3.0


やっと鑑賞!

テンポやリズムが微妙で、うまく掴めず乗れなかったけれど
ひねりまくりのストーリーにすっかりの騙されて(?)ラストには、清々しい驚き!

オードリーの演技は、完璧な美しさ、というよりも
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オーシャンズ11(2001年製作の映画)

3.5


オーシャンズ8を観て、シリーズものも…!と思い鑑賞!

華麗!
その手技も、キャストも。

めくるめく凄技の展開に驚きだけれど
完璧にはついていけなくて
wikiのあらすじに頼ってしまう…。

そし
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リリーのすべて(2015年製作の映画)

4.0


叙情的で、美しい作品。

どんどんたおやかに
幸せそうになってゆくリリー。

ゲルダの寛大さ、愛の力強さ。
(ハスキーヴォイスに惹き込まれる!)

ハンスのマスキュリニティ。
(厚すぎる胸板…)
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ザ・ハッスル(2019年製作の映画)

4.4


もうウィットに富んだ毒が
そこかしこにちりばめられていて、
ずっと笑える!

アン・ハサウェイ、
着こなしも身のこなしも素敵で、さすが。
レベルも名演技!憎めない!笑

ふたりの掛け合いがたのしくて
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つぐない(2007年製作の映画)

4.8


ほんとうに、ほんとうに切ない…。

これまで観てきた作品のなかで
もっとも切ないかもしれない…。

美しい情景や旋律は
すべて切なさに集約されて…。

涙あふれた終章。

きっとこの作品を、忘れない
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チャタレイ夫人の恋人(2015年製作の映画)

3.8


やっぱり惹かれてしまう、階級を超えた禁断の恋の物語。

コンスタンスの透明感!ひくつく小鼻に感情を読み取って。
メラーズの不器用さ、白さも、良き…。
切ないクリフォード。優しい…愛の大きさ。

当時
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オンディーヌ 海辺の恋人(2009年製作の映画)

3.4


こんな結末だったとは!
ファンタジーとリアルのあわいで
ゆらめいて…。

そして、アザラシ!
北欧の人魚伝説が新鮮で、なかなかおもしろかった。

暗くて湿ったモスグリーンのトーンが
不穏ながらも、良
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あのこは貴族(2021年製作の映画)

3.7

こんなにも慶應が出てくるなんて!
よく協力したな…懐かしの日吉、銀玉!

ささいな一言や言葉遣い、仕草がとてもリアルで、よくできた作品と改めて。
美紀と幸一郎がお別れするシーンがことに切ない…。

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胸騒ぎの恋人(2010年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます


ここのところ心惹かれている
グザヴィエ・ドラン。

美の、細部に宿られて、魅せられて…。

魅せ方が、なんとも独特だけれど
描かれている主題はピュアな片想いと
シンプルだな、と思ったり…。


「私
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オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

4.0


数年前のクリスマスの映画館と

地上波の録画で2度みた作品。
(吹き替え聞き取りづらいし、わざとらしいし、やはり苦手、、)

憧れてしまう、一等車両。

豪華なキャストたち。
登場人物が多いから、一
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