IZUMIさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

4.5

原作未読。
TVアニメ版全26話を鑑賞したのでやっと見てきました!

「心を燃やせ。限界を超えろ。」

TVアニメ版でも見所はいっぱいあったけど、無限列車編はやはり映画化するほど作品の中でも大事な物語
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ザ・ロック(1996年製作の映画)

4.5

午前十時の映画祭11にて。
昨年に亡くなったショーン・コネリー追悼で選出された作品。

<ベトナム戦争で最高の指揮官と呼ばれた米海兵隊のハリス。祖国の為に見殺しになった部下へ報いるため、VXミサイル(
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ノマドランド(2020年製作の映画)

3.9

リーマンショックによる企業の倒産を受け、家を失い、車上生活を選んだ60代の主人公ファーンが、季節労働者として、キャンピングカーに乗り転々と働き口を変えて行きながら、道中で出会う人たちとの心の関わりを描>>続きを読む

ミナリ(2020年製作の映画)

3.9

暗く深い夜のあと。
雲間から差し込む日の光に、観客は希望を抱いていいのかなーー



1980年代。韓国からアーカンソーに移住した移民一家の話。
アメリカンドリームといえば聞こえはいいけど、ヒヨコ選
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落下の王国(2006年製作の映画)

4.4

会期は終わってしまいましたが先月まで東京都現代美術館で開催していた「石岡瑛子展」に行くために鑑賞しました。

※展示は先月始めに観に行きましたが凄く良かったです。

構想期間は20年以上。
壮大な物語
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.4

「むかしむかし、ハリウッドで。」

というタイトル通り、ほんのひと昔の前の1960年代のハリウッドを描いた作品。

「シャロン・テート殺害事件」が題材になっているので知らない方は調べてからご鑑賞くださ
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

5.0

凄くよかった。

主人公である三上(役所広司)は人生の大半を刑務所で過ごした男。
そんな彼に社会は冷たいと思いきや、この作品に出てくる三上の周りの人たちはとても優しい。三上が癇癪を起こしても、また同じ
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

5.0

イギリスの人気ロックバンド“Queen“。
そのボーカルである、フレディ・マーキュリーの半生を中心に描いた作品。

公開当時も劇場に足を運びましたが、近所の映画館で上映していたので久しぶりに鑑賞しまし
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劇場版 Fate/Grand Order -神聖円卓領域キャメロット- Wandering; Agateram(2020年製作の映画)

4.0

Fate未プレイで見に行ってきました。
なので鑑賞前、映画の内容を理解できるか不安があったのですが、事前にプレイしたことがある友人にFateシリーズの大体のあらすじを教えてもらっていたので、分からない
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ルーブル美術館の夜 ―ダ・ヴィンチ没後500年展(2020年製作の映画)

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学芸員さんの解説を聞きながら、2019年〜2020年にルーブル美術館で開催された「レオナルド・ダ・ヴィンチ展」を巡るドキュメンタリー。

この企画を実現するために10年を費やしたんだとか。凄い。
ダ・
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NETFLIX 世界征服の野望(2019年製作の映画)

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Netflix創設から現在を辿るドキュメンタリー。

今や配信サービスは当たり前だけど、DVDをレンタルしていた時代から今までを振り返れるので、この十数年でエンタメが「いつでも、どこでも見られる」身近
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

5.0

2021年の映画初めは「ラ・ラ・ランド」。
公開時に観た以来、久しぶりの鑑賞でした。

オープニングの「Another Day Of Sun」は改めて聞くと年の初めにピッタリ☀️

自分の店を持ちたい
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ブルース・リー/死亡遊戯(1978年製作の映画)

3.3

「ブルース・リー 4Kリマスター復活祭2020」にて。
2020年。映画館納めした作品。

本作を撮っている途中でブルース・リーが急死したこともあり、
映画の前編はブルース・リーの役を顔が写らないよう
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ドラゴンへの道(1972年製作の映画)

3.8

「ブルース・リー 4Kリマスター復活祭2020」にて。
ブルース・リーの初監督作品。自ら主演・脚本・製作・音楽監修・武術指導を務めた作品でもあります。

全編イタリアのローマが舞台。
見所はコロッセオ
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ドラゴン怒りの鉄拳(1972年製作の映画)

4.0

ドラゴン危機一髪に引き続き、
「ブルース・リー 4Kリマスター復活祭2020」にて。

こちらの作品で初めてヌンチャクが登場し、
「アチョー」や「ホアチャー」などの怪鳥音と言われる叫び声も炸裂。

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ビル・エヴァンス タイム・リメンバード(2015年製作の映画)

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ビル・エヴァンズの音楽を言葉で表すならーーー

「美しい。完璧。」

インタビューで何人かが口にしていた。

私も同様に彼の奏でる音楽と佇まいに惹かれて映画館に足を運んだのだけれど、薬物依存や恋人の
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燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

4.5

色んな所で評判の良さを聞いて見に行ってきました。
最初から終わりまで、どのカットを切り取っても絵になるような美しい映画。

舞台は18世紀、フランス、ブルターニュ。
見合いを拒み続ける令嬢エロイーズと
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ザ・プロム(2020年製作の映画)

4.0

テレビドラマ「glee」を手がけた監督の作品。「glee」はシーズン1から3まで見ていたので楽しみにしていました。

物語は同性愛者のエマがプロムに好きな人と行きたいと言ったことから始まります。

g
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ドラゴン危機一発(1971年製作の映画)

3.8

「ブルース・リー 4Kリマスター復活祭2020」にて。
ブルース・リー作品を鑑賞するのは初でした。

本作は製氷工場で働く同僚が次々に消えていくところから始まり、調べていくうちにその工場で麻薬の密売が
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ドラキュラ(1992年製作の映画)

3.3

ブラム・ストーカーの「吸血鬼ドラキュラ」を原作とした作品🧛‍♂️

「愛する妻を投身自殺で亡くし、神に復讐を誓い吸血鬼となった男が、何年もの時を経て、愛した妻と瓜二つの女性ミナに出会い、結ばれようとす
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白雪姫と鏡の女王(2012年製作の映画)

4.2

東京都現代美術館で開催されている「石岡瑛子 血が、汗が、涙がデザインできるか」を観にいくため予習鑑賞。

最初はリリー・コリンズの可愛さを堪能する作品だろうなと内容にはあんまり期待せず観たんですが凄く
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シラノ・ド・ベルジュラックに会いたい!(2018年製作の映画)

5.0

100年以上愛されている舞台シラノ・ド・ベルジュラックの誕生秘話を描いた作品。

filmarksのフォロワーさんのレビューを読んで観にいって来ました。
正直舞台を観たことも、原作も読んだこともない作
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罪の声(2020年製作の映画)

4.0

未解決事件として有名なグリコ・森永事件をモチーフにしたフィクション作品。
原作は未読。

犯行グループが使った3人の子供たちの声を巡って事件の謎が紐解かれてゆきます。

「大人たちが引き起こした事件が
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浅田家!(2020年製作の映画)

4.3

以前中野量太監督の「長いお別れ」を観に行って良かったので本作も楽しみにして初日に観に行ってきました。
(レビューは遅くなってしまいましたが汗)

浅田政志さんという実在する写真家の2つの著書を原案とし
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ようこそ映画音響の世界へ(2019年製作の映画)

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この作品、原題が素敵なんです。
「Making Waves: The Art of Cinematic Sound」

音響の世界って波動のアートみたいなもの。

作中に音響の世界を理解するための参考
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海の上のピアニスト イタリア完全版(1998年製作の映画)

4.5

学生時代に父が勧めてくれて鑑賞して以来大好きな作品。
奇しくも音楽を手がけたエンニオ・モリコーネが亡くなった年にイタリア完全版が日本で公開されるとのことで見に行ってきました。

船の上で生まれ生涯一度
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ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

4.0

最愛の妻を病で亡くした元殺し屋ジョン・ウィック。
その妻が贈り物として送ってくれた愛犬をマフィアに殺され、その復讐のためにマフィアと戦うお話。

たかが愛犬、されど愛犬ということで
「大事な犬を殺され
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プラスチックの海/プラスチック・オーシャン(2016年製作の映画)

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プラスチックのゴミはどこに捨てられているのだろう。

この作品に出てくる海の生物や鳥たちの内臓から出てくるプラスチックのゴミたちを見るだけで申し訳ない気持ちでいっぱいになった。

そもそも何故自然に返
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コクリコ坂から(2011年製作の映画)

4.0

金曜ロードショーにて。
この作品は何と言っても音楽がとても好き。

手嶌葵ちゃんが歌う朝ごはんの歌を聞くとお腹が空いてくる🍳
また舞台が横浜ということでjazzyな武部聡志さんの音楽も心地いい。

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となりのトトロ(1988年製作の映画)

5.0

金曜ロードショーにて。
小さい頃から数えきれないほどみている作品。

お父さんのサツキとメイを見守る温かさと、サツキちゃんの時たま見せる子供の姿と、メイちゃんの元気いっぱいな姿を見ているだけで、ポカポ
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マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

4.0

シネマシティの爆音上映にて。
マッドマックスは1作目が救いのない終わり方だったので実は同シリーズを個人的に避けていたのですが怒りのデス・ロードは周りの評判を聞きやっと気持ちが乗ったので今回鑑賞してきま
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華氏 119(2018年製作の映画)

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ムーア監督作品初鑑賞。
タイトルはドナルド・トランプが大統領当選確実となった2016年11月9日に由来しています。映画の出だしから「初の女性大統領誕生!」とヒラリーが当選確実と思い込み開票前からお祝い
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パブリック 図書館の奇跡(2018年製作の映画)

4.1

「図書館は民主主義を守る最後の砦だ」

6月に「ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス」を鑑賞したこともあって図書館という場所がいかに社会問題を解決する可能性を秘めているかを、この作品でも実感しまし
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リトル・ミス・サンシャイン(2006年製作の映画)

3.9

家族って厄介だけど良いもんだ。

自己啓発プログラムを提唱するお父さんを始め、
老人ホームを追い出されたヤク中のおじいちゃん、
自殺を図った叔父さんに、
ニーチェに傾倒し口を閉ざしたお兄ちゃん。
そし
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風の谷のナウシカ(1984年製作の映画)

5.0

風の谷の人々同様、改めて「ナウシカって素敵なお姫様だな」と思いました。
風の谷の人々に愛され、腐海の毒に侵されてしまった父親を治すために腐海について探求し、自然も虫も人も傷つけない道を探す優しいナウシ
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シャイニング(1980年製作の映画)

4.0

レディー・プレイヤー1を見たらシャイニングが見てみたくなって鑑賞。

怖かった・・・!でも面白かった(笑)

雪の間、豪雪のために閉鎖されるホテルの管理人になったジャック(ジャックニコルソン)の顔が後
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