NowLoadingさんの映画レビュー・感想・評価

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シャイロックの子供たち(2023年製作の映画)

3.4

 今週の一本。

 池井戸潤シリーズの数ある映画作品シリーズの中の一本。メジャー銀行の一角である東京第一銀行のバンカー達。しかし中身は人間なのでそれぞれに人には言えぬ闇を抱えて生きている。そんな中で現
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.1

 本日の一本。画面が明るくなるとパチパチと手を叩く人もいたが、とてもそんな気にならない複雑怪奇な映画である。

 一言で言わせてもらえば、非常に評価の難しい傑作。というのもノーラン演出が極まっておりノ
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ドント・ブリーズ2(2021年製作の映画)

3.5

 本日の一本。

 前作はキャラ映画として中々の出来栄えであったので当然というかなんというか続編が世に出て来ることになった。例の盲目爺がとこで拾って来たのか少女と二人暮らしをしている。またノコノコとや
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ドント・ブリーズ(2016年製作の映画)

3.5

 一昨日の一本。

 ホーム・アローンしにきたこそ泥三人組を盲目の爺がやっつける。盲目とはいえそこは自宅、いわゆるホームアドバンテージがあるので自宅にいる限りターミネーターなのだ。しかも機動力はわんち
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.0

 本日の一本。気になっていたが見逃したらネトフリにあったので。

 最初観ると感じるのは友情努力勝利のジャンプ三原則があるなぁと思うわけなんですよ。大、雪祈、玉田の3人が運命に導かれるようにスリーピー
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シャザム!~神々の怒り〜(2023年製作の映画)

3.5

 本日の一本。

 DC発のファミリー向け映画、シャザム!の続編。以上。といってしまうとそこまでだが、こういう入口はお決まりのパターンから「あの最後に出てたキワドい格好のお姉さんはだあれ?」となってか
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イコライザー THE FINAL(2023年製作の映画)

3.4

 本日の一本。

 必殺仕事人マッコールさんが許さざる敵をバッタバッタとなぎ倒す。いつものヤツも本作が最終章。そのマッコールさんのドラマに焦点を当ててるので敵を倒す時間が今までよりも少ないかな。

 
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1950 水門橋決戦(2022年製作の映画)

3.1

 本日の一本。前作「1950 鋼の第7中隊」の直接続編。

 うーん。前作にはあったカタルシスがゼロになってしまった。曲がりなりにもあった「子孫に戦争させないために俺達が戦わなきゃ」というお題目がなく
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1950 鋼の第7中隊(2021年製作の映画)

3.4

 本日の一本。

 ダンテ・ラム監督作品の濃厚オペレーションアクション好きなので鑑賞。3時間あるがドラマパートは30分であと2時間ずっと戦いっぱなし。だから話なんかどうでもいいからとにかくアクション見
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白頭山大噴火(2019年製作の映画)

3.6

 昨日の一本。

 イ・ビョンホン今回も大活躍。朝鮮半島と中国国境の白頭山で大噴火が発生、このままだと釜山を除いて朝鮮半島丸ごと壊滅の危機。これを阻止するべく白頭山地下で核爆発を発生させ噴火を沈静化さ
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非常宣言(2020年製作の映画)

3.5

 本日の一本。

 理由なきテロに巻き込まれる仁川発ホノルル行きの乗員乗客一同。雲の上というクローズドパニックに相応しい舞台で戦慄の惨劇が始まる。

 コロナ同様の三密(密集密接密閉)の条件下でクラス
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ベンジャミン・バトン 数奇な人生(2008年製作の映画)

3.7

 一昨日の一本。

 アプローチはフォレスト・ガンプと同じ(すれ違う男と女まで)だがそこに捻りを加えて老人として生まれ若返っていくというビジュアルの奇抜さを出すことで映画として、フィクションとしての面
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ザ・ロストシティ(2022年製作の映画)

3.3

 本日の一本。

 最初にグッドポイントから。見せ場は素晴らしい。プラピのスースクを思わせるスタイリッシュなキルアクションや、クライマックスの黄金郷ではなく王と后の秘密の園の(ありきたりではあるものの
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フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

4.3

 本日の一本。ネトフリでたまたま見つけてしまったので。

 別に今更語るまでもない作品だが、昔に見ていた時と年月を重ねた今に見るとより新しい発見というか、見え方が変化するんだなと感じさせる所が傑作の証
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ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

4.2

 本日の一本。

 2024年、昨今の話題は原作実写化問題。原作という固定ファンを持ちつつその演出を如何にして現実味のある世界観に落とし込むか。数々の作品が実写化の中でコレジャナイ作品と化していった。
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ロケットマン(2019年製作の映画)

3.5

 昨日の一本。

 音楽一本で栄華を極め、それしか持たないが故に飢えに苦しみ溺れるレジーことエルトン・ジョンの物語。「エルヴィス」等の伝記系音楽映画と異なるのはミュージカル調で演劇を見ているような感覚
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機動戦士ガンダムSEED FREEDOM(2024年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

 昨日の一本。先ずは一言。おイイイイ公式イイイイ!公開一週間立ってないのにネタバレかましてんじゃねーよ!そりゃエヴァじゃあるまいし色々事情あるのはわかるけどさ、そこはせめて十日間位はネタバレを控えて欲>>続きを読む

犯罪都市 THE ROUNDUP(2022年製作の映画)

3.7

 本日の一本。

 マ・ドンソク無双。以上。と片付けるしかないような一本ながら、前作よりエンターテイメント性があってよりフランクに楽しめる。前作との繋がりは所属班位なものなのでこの作品から観て面白けれ
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ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り(2023年製作の映画)

4.0

 本日の一本。

 これの原作はテーブルゲームだが、この手の魔法ファンタジーの類のほぼ全てに言える僕らが知ってる異世界としての映画としてこれ以上どうするのかというお手本のような一作。言わせてもらうが「
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機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-(1998年製作の映画)

3.6

 昨日の一本。

 YouTubeにてTV版「機動戦艦ナデシコ」が一挙公開が先月から今月にかけて行われた。幼い頃に観たアニメと認識しており、劇場版までは未鑑賞であった。こうして改めて一話からなぞってみ
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タイラー・レイク 命の奪還2(2022年製作の映画)

3.8

 昨日の一本。

 胃もたれすら起こしうるアクションの洪水が押し寄せる。タイラー・レイク1の流れをくむ長回し風ワンカット術も大幅に伸びて刑務所、カースタント、列車と地続きになりながら敵に対処していく。
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新幹線大爆破(1975年製作の映画)

4.3

 今年最初の一本。まさかネトフリにこの映画が出てくるなんてねぇ。

 「スピード」や「ポセイドン・アドベンチャー」と並び立つスリラームービーの邦画が産んだ最高傑作。特徴はズバリ動く密室とバスではなく新
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モスル~ある SWAT 部隊の戦い~(2019年製作の映画)

3.5

 一昨日の一本。今年ラスイチ。

 SWATと名乗るチームが出てくる事からアメリカ人かと思ったが、実際には現地イラク人の対イスラム国対応チームのお話。

 戦争映画は数多いが、本作は新たなる戦争、対テ
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355(2022年製作の映画)

3.4

 本日の一本。

 何故かコロンビアで取引されたなんでも叶えるひみつ道具的なコンピューターデバイスを巡って世界の諜報機関対悪の秘密組織の争奪戦が今始まる。

 ルパン三世みたいなストーリーを「チャーリ
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ミッドナイト イーグル(2007年製作の映画)

3.1

 昨日の一本。

 これは超ド級中途半端ムービー。大沢たかおや玉木宏などの後々の漫画実写化作品の常連になる面々が主演してるので絵面そのものはそこまでは悪くない。

 ストーリーもなんかヒコーキが墜落し
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マーベルズ(2023年製作の映画)

3.6

 今日のマーベル。上映終了前に間一髪。なおドラマ「ミズ・マーベル」は未視聴。

 ここ最近のMCUとしては見易い。というか今までの作品が観客の予想を裏切る事に精を出していたので逆に偏屈な作品が続いてい
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翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~(2023年製作の映画)

3.8

 本日の一本。前回は都内だったが今回はしっかりと埼玉県で鑑賞。

 情け容赦ない徹底したサゲとどん底からぶち上がるストーリーが奇跡の化学反応をお越しムーブメントを巻き起こした翔んで埼玉が帰ってきた。超
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search/#サーチ2(2023年製作の映画)

3.8

 本日の一本。アマプラを覗いて続編があったことを知る。

 一発ネタの映画として高い完成度を誇る前作サーチ1。別に続編が作られるなどとは全く思わなかったのでビックリ。それでも前作に迫る完成度の高さは流
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.0

 本日の一本。

 西武園ゆうえんちにあるアトラクション、「ゴジラ・ザ・ライド」をご存知だろうか。あのアトラクションは傍目からすると悪ふざけしているように見えるかもしれない。なんだよ特別車とかいうオー
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デス・レース2000年(1975年製作の映画)

3.3

 本日の一本。

 最初に全く関係ない話かもしれないが、「ウマ娘プリティーダービー」に登場するウマ娘、メジロラモーヌのセリフ「愛しているわ、レースを。」という話からなぜかふと思い出す本作。人々が熱狂す
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ディア・ハンター(1978年製作の映画)

3.8

 本日の一本。

 あの頃の俺たちにはもう戻れない、そんなモノローグそのものは青春の1ページって感じだが、そこにベトナム戦争とロシアンルーレットが追加されると地獄の出来上がりだ。それ以前にアメリカの攻
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あゝ決戦航空隊(1974年製作の映画)

3.6

 本日の一本。

 海軍大臣米内光政が主人公大西瀧治郎に対して言うセリフ「君は二千万人の特攻を出せばアメリカに勝てると言ったな?では北からやって来るソビエトは誰が立ち向かうんだ?」というものがあるが、
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ガールズ&パンツァー 最終章 第4話(2023年製作の映画)

4.2

 本日の一本。1600円で60分未満かぁと上映前は若干ぶーたれていたがこれは大変失礼であった。おみそれしました。

 最初から最後まで撃ち合い逃げ合い謀り合いのスーパーノンストップムービー。この満足感
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イレイザー(1996年製作の映画)

3.5

 本日の一本。

 ネトフリに配信開始されたのでついつい他に見るもんあるだろと思いつつ視聴。ここでのポイントは超電磁砲ことレールガンなんてそんな小型化してやれるわけないっしょ、と思っていたら令和の世で
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太平洋奇跡の作戦 キスカ(1965年製作の映画)

3.7

 本日の一本。

 太平洋戦争も佳境となり、アリューシャン列島のアッツ島は玉砕し、キスカ島にもアメリカ軍は迫る。その中から日本軍は読んで字の如く完全勝利して撤収する日本軍の最も偉大な戦いといっても良い
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次元大介(2023年製作の映画)

3.1

 本日の一本。

 次元大介のスピンオフならルパン三世の奇想天外から抑えつつもキャラクターを良い方向に実写化出来るんじゃないかなという期待はあったのだが、思ったよりマンガ的エフェクトが強く、ハッキリ言
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