deenityさんの映画レビュー・感想・評価 - 24ページ目

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怪盗グルーの月泥棒 3D(2010年製作の映画)

2.5

巷ではミニオンが人気あるみたいであまり興味のなかった自分はミニオンがメインの作品だと思ってましたが違うんですね。

怪盗のグルーが主役でミニオンはその仲間たちなんですね。確かに愛嬌があって可愛かったで
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この世界の片隅に(2016年製作の映画)

4.5

シネマ旬報で輝かしい本年度ベスト1に輝きましたね。邦画の当たり年とも言われ、アニメーション映画で言うと今年は『君の名は』が世間を騒がせましたが、やはり知名度や人気度とは違いますよね。同じアニメというジ>>続きを読む

殺人の追憶(2003年製作の映画)

4.5

これは面白い。韓国映画ということで若干の懸念もあったが、軽快なテンポと謎に包まれた事件を解明していくミステリー。キャラクターの個性もあり、笑いもあり、緊張感漂うシーンもある。実に充実した作品。

犯人
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小野寺の弟・小野寺の姉(2014年製作の映画)

3.5

タイトルだけでは想像がつきませんが、片桐はいりと向井理が兄弟というだけでもう面白い。二人の絶妙に古臭くてイケてない感じの雰囲気が全体に漂っていて、ハートウォーミングなコメディー作品となっていた。

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女神は二度微笑む(2012年製作の映画)

4.0

インドは世界有数の映画大国と知られるようになってきましたが、やはりミュージカル映画の色が強い印象で、「とりあえず踊っておけばいいんじゃないか」的な勝手な偏見を持っていました。実際それほどの作品を見てい>>続きを読む

スノーデン(2016年製作の映画)

3.0

ジョセフ・ゴードン=レヴィットが主演でなければそこまで惹かれてなかっただろう作品。エドワード・スノーデンという名前は知らなかったが、そういう出来事があったのは何となく知ってて、予告CMを見て初めて一致>>続きを読む

ペーパー・ムーン(1973年製作の映画)

3.5

身寄りのなくなった女の子と詐欺師の男が女の子の唯一の親戚という親戚の元まで送り届けていくというロードムービー。パッケージからのイメージだと心温まるファンタジーを想像していたが始まっていきなりモノクロ映>>続きを読む

言の葉の庭(2013年製作の映画)

3.0

『君の名は』でお馴染みの新海誠の作品です。時間も短くサラッと見れてちょっと時間がある時に見るにはちょうどいい映画でした。

靴職人を目指す高校生が雨の日には学校をサボってしまい、いつもサボりに行く公園
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ロッキー(1976年製作の映画)

3.0

名作中の名作を鑑賞。それもこれも『クリード』何とか見たいと思ったところ、今までシリーズ物で懸念していたロッキーシリーズを見といた方がいいと言うことでまずは一作目からと思ったわけです。

典型的なサクセ
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沈黙ーサイレンスー(2015年製作の映画)

3.0

原作未読ですが遠藤周作の『沈黙』と言えばさすがに超有名所ですし、それを名監督マーティン・スコセッシがメガホン握るとなれば行くしかありません。
実際原作の情報としては「キリスト教布教活動が行われた歴史大
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アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場(2015年製作の映画)

4.7

アカデミーシーズンが近づいてくるにつれて見たい映画が多すぎるのは本当に嬉しい悩みですね。本作もその一つ。スネイプ先生ことアラン・リックマンの遺作であり、昨今話題になっているテロ問題がテーマのシリアスド>>続きを読む

クリーピー 偽りの隣人(2016年製作の映画)

2.0

好評も聞いてましたしCMなどでも香川照之のサイコパス的な雰囲気が面白そうだったので興味があった本作。「香川照之のサイコパスとか確実に面白い演技を期待できるでしょ」「『この人お父さんじゃなくて全然知らな>>続きを読む

サウルの息子(2015年製作の映画)

4.0

カンヌ国際映画賞グランプリの本作。度重なる好評を耳にするので劇場公開には間に合いませんでしたがレンタルで鑑賞。

言葉が出ない作品とはまさにこのこと。ホロコーストを扱った作品は数々あるが、この作品はま
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葛城事件(2016年製作の映画)

5.0

「家族という地獄」キャッチコピーのみでこうまで本作の恐ろしさを表現できるものか。正直ゾッとするほどの言葉なんだけど不思議と興味がひかれてしまった。身終えた今では文字通りの作品で重くのしかかるわけだが、>>続きを読む

ブリジット・ジョーンズの日記(2001年製作の映画)

3.5

レニー・ゼルウィガー演じるブリジット・ジョーンズがダメダメな自分から脱却するために目標と日記をつけ始め、その後二人の男性に詰め寄られてフラフラするという王道のシンデレラストーリー。ジャンルはラブコメで>>続きを読む

探偵ミタライの事件簿 星籠の海(2016年製作の映画)

2.0

何となくやっていたので流れで鑑賞。全く情報もなく何かのシリーズかと思いましたがイマイチピンとせず、とりあえず玉木宏が天才っぽいので福山雅治が教授を演じた某ドラマ的な作品なのかな、と予想。

実際ある事
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アナベル 死霊館の人形(2014年製作の映画)

2.5

『死霊館』からのアナベル人形にターゲットを絞ったホラー作品。実話ベースだということが共通点でもあり、その辺りは実際どうなのか知らないが、まあ仮にフィクションだろうと信じ込めば同じなので期待もあり興味も>>続きを読む

ベン・ハー(1959年製作の映画)

4.5

アカデミー賞を11部門受賞するという快挙を成し遂げ、未だにその記録は更新されることはなく、知名度を損なうことなく歴史的大スペクタクルの超大作である『ベン・ハー』。ここまで知っておいて210分を越える上>>続きを読む

バットマン(1989年製作の映画)

2.5

幼い頃に別の『バットマン』は見たことありましたが、実際自分の中ではノーランの『バットマン』シリーズのイメージが強く印象付いているので本作は新鮮でした。

まず監督はティム・バートン。『シザーハンズ』や
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ウェディング・フィーバー ゲスな男女のハワイ旅行(2016年製作の映画)

2.5

アメリカンコメディはなかなか馴染めませんが、今回はたまたま鑑賞です。
かなりやんちゃな兄弟マイクとデイブが妹の結婚式のために一肌脱ごうとするのだけど、やんちゃな二人をコントロールするための素敵な女の子
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ドント・ブリーズ(2016年製作の映画)

4.5

「ぶは〜〜〜っ!」

多くの好評を信じて鑑賞してきましたが、皆さんの第一声はこれだったんじゃないでしょうか。それほど緊張感が終始続いていて、ピーンと神経が張り詰めていたのがエンドロールと共に一気に解け
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フォーカス(2015年製作の映画)

4.0

明けましておめでとうございます!
2017年、記念すべき一本目!とか大してこだわらずにレンタルしていたのからスタートを切ろうと思います。
拙いレビューですがとりあえず年間100本を目標に、今年もよろし
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知りすぎていた男(1956年製作の映画)

3.5

ヒッチコック作品は毎回楽しみにしてますが、噂や人から勧められたのを耳にして、特に楽しみにしていた作品。非常にヒッチコックらしさが溢れる作品だったと思います。

まず兎に角言っておきたいのは『ケ・セラ・
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世界から猫が消えたなら(2015年製作の映画)

4.0

原作未読。小説や映画を見た人にちょくちょく勧められてましたが、結局今になって鑑賞です。だって何となくありきたりな雰囲気だったし主演が佐藤健だったし、ちょっと映画館に行くまでは気が進まなかったもので。で>>続きを読む

マダム・フローレンス! 夢見るふたり(2016年製作の映画)

2.5

実在したフローレンス・ジェンキンスは歌がこよなく下手なのにも関わらず、世界的有名なステージであるカーネギーホールに立って歌声を披露する。このあらすじだけで読み取ることができるコメディー臭。メリル・スト>>続きを読む

インデペンデンス・デイ:リサージェンス(2016年製作の映画)

3.0

あの『インデペンデンス・デイ』から20年の月日が経つんですねー。友人が大好きで勧められた作品だったんですが、自分にはぼちぼち(笑)それでも続編が出るならば抑えておかないと。

前作の絶望的な状況ながら
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シンプル・シモン(2010年製作の映画)

3.0

フォロワーさんのレビューも多く、妙にパッケージの色合いやポップな雰囲気が気になっていた作品。それでいて高評価が続出で、借りようと思ったにも関わらず、直前までタイトルを『シンプル・レモン』だと思っていた>>続きを読む

シャッター アイランド(2009年製作の映画)

4.0

友人からの評価はあんまりだったけど、個人的には結構面白かった。ディカプリオでミステリーで密室島の設定で、面白そうな要素をしっかり活かした作品だったと思う。

ディカプリオが精神病院を脱走した犯人を捜す
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楢山節考(1983年製作の映画)

2.5

気づくと節目の700本まであと1本まで迫っていたのになかなかその1本が見れませんでした。
ようやく700本。目指すは1000本。あと2、3年はかかるかな。ま、まだまだ見たい映画は山程あるので気長に頑張
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エレファント・マン(1980年製作の映画)

4.5

パッケージからして圧倒的リンチ感に引いていたのですが、内容からするとリンチの作品にしてはとても好感が持てるというか、ほとんど嫌悪感も持つことなく鑑賞できました。むしろリンチならではの不安感・恐怖感を煽>>続きを読む

三十四丁目の奇蹟/34丁目の奇蹟(1947年製作の映画)

4.5

「信じていれば常識は問題じゃない」

サンタクロースは実在するのか。これは誰もが大人になるにつれて疑問に思い、そして現実に気づかされる。切ないけど常識的に考えればあり得ないことで、大人になってしまえば
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エミリー・ローズ(2005年製作の映画)

1.5

ホラーとは名ばかりに作品のメインは裁判シーンが占める。日本人の感覚からすると理解し難い悪魔的なホラー作品なので怖さは薄い上に、ホラーシーンも少なく物足りない感はある。完全に取り憑かれている演技に関して>>続きを読む

ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(2016年製作の映画)

3.5

待望の『ハリーポッター』シリーズの続編、というか時間軸で言えば今までのストーリーよりも前のストーリーにあたるんでしょうが、何はともあれあのシリーズの次回作が出たわけです。
正直、複雑な気分でした。ハリ
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アイアムアヒーロー(2015年製作の映画)

2.5

バラエティー番組の『アメトーーク』でも「ゾンビ」が取り上げられてましたね。ハロウィンではゾンビメイクなる物が流行っているようで。世間はゾンビブーム。いやー、平和なもんです(笑)

一応それに便乗してゾ
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真実の行方(1996年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

評価だけだったので再鑑賞してレビューを。

エドワード・ノートンがカメレオン俳優と言われるのはここから。この怪演は未だにどの彼の演技よりも忘れられない衝撃を放つ。

だって彼はこの作品で4役は演じてい
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千年女優(2001年製作の映画)

3.0

本作を鑑賞したことにより今敏の作品も残るは『パーフェクト・ブルー』のみとなりました。
やはりこの人の作品は表現したいレベルが高いんだろうな、と思わせるものでした。

千代子という女優の女優生涯と生きて
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