Daikiさんの映画レビュー・感想・評価

Daiki

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リバーズ・エッジ(2018年製作の映画)

2.0

2018年公開映画28本目。

エッジが効いていない。

舞台となるのは90年代前半。
スマホやネットの世界に囚われている現代と違い、ガラケーやポケベルすら無かった時代が描かれる。
あの頃の方が縛られ
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犬猿(2017年製作の映画)

4.4

2018年公開映画27本目。

喧嘩するほど仲が良い。

兄、弟、姉、妹、自分にとって誰よりも近しい存在との不均衡を描く。
冒頭から、近年稀に見るキラキラ映画のダサいCMをイジり、観客に唐突なアッパー
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羊の木(2018年製作の映画)

3.7

2018年公開映画26本目。

人が肌で感じることは大抵正しい。

肌で感じる直感だけでなく、信じることの大切さ。
相手を信じることよりも、疑うことの方が容易い。
現代ではネットやSNSで相手の名前を
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桐島、部活やめるってよ(2012年製作の映画)

3.9

学校は世界である。

2013年日本アカデミー賞最優秀作品賞、最優秀監督賞受賞作品。
部活に打ち込む青春や熱い友情、ときめくような純愛と死別という悲恋、ヤンキー同士の抗争、本作では学園モノの定番は一切
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ルイの9番目の人生(2015年製作の映画)

3.2

2018年公開映画25本目。

海にいる全部の魚より愛してる。

感電、食中毒、毒グモ、全身骨折、生まれてから8年の間に、生死の境を彷徨うほどの大事故を8度経験してきた不思議な少年ルイが、9歳の誕生日
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ホーンズ 容疑者と告白の角(2013年製作の映画)

2.8

ハリー・ポッターに角が生えた。

彼女殺しの罪を被せられ、証拠不十分により野放しにされている主人公イグ。
無実を証明するために自ら事件の謎に迫るが、ある時頭から角のようなものが生えていることに気付く。
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ローガン・ラッキー(2017年製作の映画)

3.6

2017年公開映画138本目。

引き際を見極めろ。

頭脳無し、技術無し、優秀な仲間無し、だけど幸運(ラッキー)なローガン兄弟が金庫破りに挑む。
本作はプロの犯罪者がプロのチームを作り、世界最難関の
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ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル(2017年製作の映画)

3.5

2018年公開映画24本目。

本当の自分とは。

1996年公開映画『ジュマンジ』の続編。
ボードゲームからテレビゲームへ移り変わると共に、「マジジュマンジ(卍)〜!!」という鬱陶しい宣伝方法や、劇
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ジュマンジ(1995年製作の映画)

3.6

死にたくなければゲームを続けろ。

ボードゲームに書いてあることが実際に起こるというまさしくファミリー向けなファンタジー映画だが、タイムリープ設定を活かした設定が素晴らしく、よく出来たストーリー構成に
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ハッピーエンド(2017年製作の映画)

3.9

点数3.9『ハッピーエンド』

2018年公開映画23本目。

Happy End.

冒頭からスマホ画面の映像という異質な始まり方。
暫くするとタイトルが映し出されるが、直前に起きていた出来事がタイ
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聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

4.0

2018年公開映画22本目。

目には目を、歯には歯を。

この世界は何事も等価交換で成り立っている。
何かしらの代価を払うことで、等価値の何かを手にすることができる。
当然だが、等価交換は等価値でな
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ロブスター(2015年製作の映画)

3.2

私はロブスターになりたい。

独り身であることが罪な時代。
独り身の者は専用のホテルに収容され、一定期間内にパートナーを見つけ出すことができなければ動物にされてしまう。
とんでもないファンタジー設定だ
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籠の中の乙女(2009年製作の映画)

3.7

電話=塩。

頭がおかしい。
笑っていいのか分からないくらいシュールで、たまに目を逸らしたくなるほど気味が悪い。
最善の教育方針だと信じて疑わない両親による狂った子育てにより、家のなかに閉じ込められ、
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トゥームレイダーファースト・ミッション(2018年製作の映画)

2.7

2018年公開映画21本目。

命がある限り。

2013年に発売されたコンピュータゲーム「トゥームレイダー」の映画化作品。
始まりからトレジャーハンターとしての卓越した腕を有していたアンジェリーナ・
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トゥームレイダー2(2003年製作の映画)

1.6

もうパンドラの箱開けたら?

2001年公開映画『トゥームレイダー』の続編。
本作唯一の売りが、アンジェリーナ・ジョリーの魅力だったのにそれさえも損なわれてしまった。
大作感は強くなっていたが、アンジ
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トゥームレイダー(2001年製作の映画)

2.7

女版インディ・ジョーンズ。

2002年ゴールデンラズベリー賞最低主演女優賞受賞作品。
同名コンピュータゲームの映画化。
ゲームはしたことないからよく分からないが、話がとにかくペラッペラ。
オープニン
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リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

4.7

2018年公開映画20本目。

たとえ離れても心ひとつ。

ピクサー・アニメーション作品19作目。
2018年アカデミー賞歌曲賞、長編アニメ映画賞受賞作品。
ピクサーはおもちゃや車(本作では死者)など
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去年の冬、きみと別れ(2018年製作の映画)

3.3

2018年公開映画19本目。

愛する人の為に、どこまで人は化けれるか。

季節や事象を示すタイトルも、物語が二章から始まる点も、登場人物の行動や言動も、何もかもが意味深であちらこちらに伏線の匂いが漂
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嘘を愛する女(2018年製作の映画)

3.3

2018年公開映画18本目。

5年間付き合っていた恋人が全くの別人でした。

もし恋人の名前が偽名だったら。
もし自分が知っている恋人の情報が全部嘘だったら。
男女問わず、大人になればなるほど相手の
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5パーセントの奇跡 嘘から始まる素敵な人生(2017年製作の映画)

3.9

2018年公開映画17本目。

目が見えなくても夢は見える。

予め事を成し遂げた男の物語であることが分かっている為、如何にして成し遂げていくのかを知る快感と興奮が本作にはある。
だが、劇中で「5%の
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不能犯(2018年製作の映画)

2.3

2018年公開映画16本目。

愚かだね、製作陣は。

生きていれば嫌なこともある。
寧ろ、嫌なことの方が多い。
時に誰かを恨んだり、殺意を抱いてしまうことだってある。
負の感情に心が囚われているうち
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ダウンサイズ(2017年製作の映画)

3.0

2018年公開映画15本目。

小さくなって世界を大冒険!みたいなコメディSF映画ではなく、バリバリの社会派に突き進む。
テーマ設定こそ面白いものの、内容との合致性のなさに落胆してしまう。
映画の世界
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15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

2.4

2018年公開映画14本目。

普通の人の普通の日常が、ある日突然運命的なドラマになる。

「リアル」と「リアリティ」は別物であって、「リアリティ」を「リアル」に感じることが映画の楽しみの一つ。
彼ら
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ジャージー・ボーイズ(2014年製作の映画)

4.1

どんな時も僕らには音楽があった。

喧嘩をした時も、恋をした時も、辛かった時も、メンバーがバラバラになった時も、いつだって僕らは音楽で一つになれた。
嘗て世界を席巻した音楽グループ「フォー・シーズンズ
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ヒア アフター(2010年製作の映画)

3.5

知り過ぎない方がいいこともある。

映画に於いて死は物語になりやすく、だからこそセンシティブなテーマでもある。
感傷の罠に囚われ、登場人物が死んで観客が泣ける感動ストーリーというのは、テーマの本質を薄
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インビクタス/負けざる者たち(2009年製作の映画)

3.7

ラグビーが紡いだ奇跡の物語。

ただのスポ根映画で終わらせるのか。
逆もまた然り、政治の話一本で終わらせるのか。
どちらの選択肢もあったのに、そこをミックスして見せたイーストウッド監督の巧さが光る。
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グラン・トリノ(2008年製作の映画)

4.0

出会いを乗せて車は走る。

2010年日本アカデミー賞最優秀外国作品賞。
退役軍人でその後フォード社の自動車工を50年勤め上げたが、今は愛する妻に先立たれ、たった一人の隠居生活。
子供はいるが意固地な
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チェンジリング(2008年製作の映画)

4.1

帰ってきた息子は別人でした。

本作は実際に起こったゴードン・ノースコット事件を元に映像化された作品である。
犯人のゴードンがもちろん一番許されないのだが、少年の命とその母親の想いよりも自分の地位や権
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硫黄島からの手紙(2006年製作の映画)

4.2

戦争に英雄はいない。

2007年アカデミー賞音響編集賞受賞作品。
2008年日本アカデミー賞最優秀外国作品賞受賞作品。
硫黄島二部作の二作目。
「硫黄島での戦い」を日本視点で描いている。
こちらは当
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父親たちの星条旗(2006年製作の映画)

3.8

彼等はただ旗を立てただけだ。

2007年日本アカデミー賞最優秀外国作品賞受賞作品。
クリント・イーストウッドが手掛ける硫黄島二部作の一作目。
「硫黄島での戦い」をアメリカ視点で描くストーリー。
まず
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ミリオンダラー・ベイビー(2004年製作の映画)

3.9

愛する人よ、お前は私の血。

2005年アカデミー賞作品賞、監督賞、主演女優賞、助演男優賞受賞作品。
2006年日本アカデミー賞最優秀外国作品賞受賞作品。
たとえ立ち上がれなくなったとしても悔いのない
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ミスティック・リバー(2003年製作の映画)

3.7

あの時、お前が車に乗っていれば。

2004年アカデミー賞主演男優賞、助演男優賞受賞作品。
シェイクスピアらしい悲劇の作品、というか悲劇ではあるのだが、サスペンスに重厚に塗り固められた「罪」、「赦し」
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マディソン郡の橋(1995年製作の映画)

3.8

永遠の4日間。

人生でたった4日間を一緒に過ごした男女の話。
人はそれを不倫と言う。
生まれた土地を離れて夫の故郷に渡った女。
子供に恵まれ、愛してくれる夫もいる。
しかし、誰もが自分の生活を知って
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パーフェクト ワールド(1993年製作の映画)

4.0

世界が完璧だとしたら、こんな事件が起こるはずはない。

本作はただの誘拐事件の物語ではない。
もはや、そっちはメインではない。
ブッチは悪人と言えども心根の良い奴だから、「子どもは大切にしなければなら
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許されざる者(1992年製作の映画)

3.7

伝説の殺し屋は、悪を討つため再び銃をとれるのか。

1993年アカデミー賞作品賞、監督賞、助演男優賞、編集賞受賞作品。
人は皆生まれながらにして罪人であり、生きながらも更に罪を重ねていく生き物であるが
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ブラックパンサー(2018年製作の映画)

4.3

2018年公開映画13本目。

賢者は橋を作り、愚者は壁を作る。

MCUシリーズ18作目。
単なる「インフィニティ・ウォー」への架け橋だと思っていたが、しっかりとした一つの作品に仕上がっており、観て
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