Yuriさんの映画レビュー・感想・評価

Yuri

Yuri

2016/9/28〜

悪人(2010年製作の映画)

3.3

何処へも行けないふたりが立てこもった天文台はふたりだけのお城みたいで その寂しげで孤高の佇まいがなんだか美しかった

ここで静かにでも確実に迫り来る終わりを待つだけなんてもうとんでもなく切なくて苦しい
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gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)

3.9

フランクが片目猫のジョージを保健所から救出しメアリーの元に向かう場面

すっごく急いでたであろうあの瞬間でさえ彼は車に処分寸前だった猫たちもしっかり乗っけてる

一瞬のほんと一瞬の場面の1つなんだけど
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タイピスト!(2012年製作の映画)

4.3

タイプライター打つ音がすごくすき
心地よくって耳に残って離れない

茶目っ気があっておっちょこちょいで髪を振り乱してタイプするローズが、もう、本当に最高にキュートで堪らないのです

スポ根×フランス×
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

3.8

なんとなくライアン主演の「ドライブ」のハードじゃない版という感じ。

冒頭のカーチェイス大興奮、
イヤホン&サングラスのアンセルくん最高、
銃撃戦テキーラのはまり具合天晴れ

カーチェイス×ミュージカ
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人生フルーツ(2016年製作の映画)

5.0

わたしの地元である高蔵寺ニュータウン

多くの人が持つニュータウンへのイメージには「無味乾燥」とか「激しい少子高齢化」や「土着性の無さ」なんかが挙がるのかな と思います。

このニュータウン計画の裏に
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パターソン(2016年製作の映画)

3.6

ナイト・オン・ザ・プラネット以来のジム・ジャームッシュ監督作品。

「毎日が新しい。」なんて素敵なキャッチコピー… 最高でした。

日々の中で起こる様々な悲しいこと、嬉しいこと、隣で愛する誰かが頷きな
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彼女がその名を知らない鳥たち(2017年製作の映画)

3.9

登場人物みんなクズ、本当にクズ。
キャッチコピーにもある「共感度ゼロ」なのにラスト涙が止まらなかった。

ラストの十和子の台詞がまだ身体にずっと染み付いていて離れません。

そして阿部サダヲの好演。最
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スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

3.2

最初のタイトルの出方がとてもすき。
シュールな展開と、下品さを中和するかのような美しい映像と音楽も良かった。

死んだように生きていた主人公が、(生きている?)死体との出会いによって 生きる歓びとか、
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サーミの血(2016年製作の映画)

4.1

同じ血を引く、けれど別々の人生を歩んだ姉妹の物語。

実際にもあの2人は姉妹だと聞き驚きました。

まるで見世物の様。研究と称して身体中を調べられ、裸体の写真を撮られるシーン。それは人間ではなく動物の
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きみはいい子(2014年製作の映画)

3.7

虐待が連鎖していく様。
助けを求めても夫は海外に、心許せるママ友もいない。

そしてコントロールが効かず子供に手を上げてしまい陥る自己嫌悪。SOSを出していたのは子供もだがその母親もだったように見えた
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インセプション(2010年製作の映画)

4.3

何回見てもその度に違う発見があったり…でもやはり何度見てもアーサーのアクションシーンはかっこよすぎます。

CGをなるたけ使わず、実写に拘って撮っているだけに大迫力のアクションシーンはどれも素晴らしく
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インターステラー(2014年製作の映画)

3.9

なかなかSFは普段見ないジャンルだったけれど、めちゃくちゃ面白かったです!

ラストの怒涛の伏線回収には唸りました。
そして時空を超えた親子愛に幾度涙。

自分が宇宙空間にいる間に子供達がどんどんと年
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ぼくとアールと彼女のさよなら(2015年製作の映画)

4.1

すごく好きな作品になりました。
隠れた名作とはこの事!

随所に入り込むちょっと皮肉っぽい主人公の語りが、この物語全体のスパイスになっていてとてもよかったです。

特定のグループに所属せず、友達と浅く
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フローズン・タイム(2006年製作の映画)

3.7

まず舞台が真夜中のスーパーマーケットってなんかいい

働いてる人たちはみんな少し気怠そうで、退屈そうで、腕時計にテープを貼ってこの手に余る膨大な時間をやり過ごしている。

時間という概念からは逃れられ
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LIFE!(2013年製作の映画)

3.6

飛行機に飛び乗った、あの瞬間からのわくわくとドキドキの加速度といったら…もう凄まじい

アイスランドの絶景の中をスケートボードで走り抜けて行くシーンの爽快感。
また、鳥肌が立つほどの美しさでした。
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LION ライオン 25年目のただいま(2015年製作の映画)

3.7

幼少時代のサルーが愛おしくて仕方ない。
兄ちゃんの跡をくっついて回って、なんでも真似をしたがる。その澄んだ瞳は吸い込まれそうな美しさでした。

自分は何者なのか、どんな過去を持っていたのか、朧げな記憶
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マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

4.1

心情描写がとても繊細に描かれていて、邦画のような(いい意味での)地味さがあり、且つ味わいの深さが残る作品。

久しぶりに映画を観た後、ひとり ボーッとなにも考えられなくなってしまうような感覚に陥りまし
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美女と野獣(2017年製作の映画)

3.7

勇猛果敢で、強く美しく知性に溢れるベルは、わたしの中のプリンセス像を大きく変えた、大好きで憧れの女性

そのベルをエマワトソンが実写化で演じる今作は本当に幸せすぎました
エマの気品高く凛としたその姿は
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駆込み女と駆出し男(2015年製作の映画)

3.6

お友達のおすすめで鑑賞しました。

序盤、早口の喋りと古語によりまったく話が理解できずあたふたしていましたが、中盤から一気に言葉に慣れてきてそこからググッと入り込んで観てしまいました。

観終わった後
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マジック・イン・ムーンライト(2014年製作の映画)

3.2

南フランスの眩しいほどに明るく 長閑な景色がとても美しく観ていて癒されます。

ソフィーのワンピースと帽子の組み合わせが真似したくなる可愛さです。

そしてエマストーンの可愛さが全開!
ララランドと同
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リザとキツネと恋する死者たち(2014年製作の映画)

3.5

ポップでくすっと笑えるサスペンス

トミー谷の歌とダンスは妙に頭に残ってしまいます。特に歌詞とメロディーは中毒性高い!!

彼の着ているミント色のスーツがたまらなくかわいくて好きです。
お部屋の中の家
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ニライカナイからの手紙(2005年製作の映画)

3.6

割と話の先が読めてしまう、そんなありふれたストーリーなのだけど、その描き方がとても優しくて、柔らかくて とっても素敵な作品で、大好きでした

美しく透き通った竹富島の風景と、作中に出てくる現地の人々の
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夜は短し歩けよ乙女(2017年製作の映画)

3.5

小説を読みながら頭の中で繰り広げられていたあの想像の世界がそのまますぎて感動しました。

武士道を嗜んでいた故の黒髪の乙女の持つ芯の強さだったり、気品だったり、元来の素直さや好奇心の強さがうまく作品中
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映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険(2017年製作の映画)

3.5

最近のドラえもん映画はリメイクのものが多かったので疎遠になっていました、久しぶりのオリジナル作品という事に加え、今作品のポスターにギュッと心奪われ、ずっと観に行きたかった作品でした。

観終わったあと
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ルビー・スパークス(2012年製作の映画)

3.6

お友達のオススメで鑑賞!

思い通りにいかないもどかしさ、愛おしさ
そんなことを感じたファンタジー作品

主人公がリトルミスサンシャインのお兄ちゃん役だったのにあとから気づいてびっくりしました!大きく
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SING/シング(2016年製作の映画)

3.4

吹き替え版での鑑賞でした

ゴリラのジョニーが愛おしくて愛おしくて
大橋さんの声もとてもぴったりですごくよかったです

自分に自信のない恥ずかしがり屋のミーナがステージを我が物とし、楽しそうに歌ってい
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3月のライオン 前編(2017年製作の映画)

3.1

公開舞台挨拶で、ロケ地となった月島から近い豊洲での鑑賞でした。

とりわけ強い思い入れがある作品だったので、やはり期待値には程遠くガッカリしてしまったのが正直な感想です

いろいろとツッコミどころも多
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モアナと伝説の海(2016年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ディズニープリンセス映画の中の異端児とも言える作品なのかな、と思いました

ペットを連れているのがプリンセス映画の決まりごと、それを皮肉っている台詞なんかもあって笑ってしまう
大人もかなり楽しめる作品
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セッション(2014年製作の映画)

4.5

叩いて、叩いて、叩かれて、血を、汗を撒き散らし、それでも叩いて、、、

心臓の音が、脈の速さが、体の火照りが、ヒートアップしていく演奏に伴ってどんどん加速していきました。自分も身体中からアドレナリンが
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愚行録(2017年製作の映画)

3.4

観た後しばらくもやもやとして、上手く消化できず感想を言葉に出来ずにいました

じっとりと張り付くような不穏な空気がずっと漂っている、そんな暗く、重いストーリなのだけど全然嫌じゃなくむしろ好きでした。冒
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パレードへようこそ(2014年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

あんまりたくさんの人に観られていないのが勿体無いくらい素晴らしい作品でした。みんなにオススメしたいなあ、

80年代イギリスで起こった事実を元に作られた映画だという事をラストシーンで知り全身鳥肌が経ち
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エル・スール(1982年製作の映画)

3.9

「ミツバチのささやき」に続くエリセ作品。「ミツバチ…」より大分分かりやすかったなあという印象です。

パパの秘密を知り、共犯者となった少女。完璧で何でも出来る大好きだった父親のもう一つの顔を知る。
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Mommy/マミー(2014年製作の映画)

3.8

ドラン作品初鑑賞でした。

彼が若き天才と呼ばれる所以が分かった気がしました。まずあの斬新な画面の使い方に拍手したいのは、今までない全く新しい感動を覚えたから。閉塞した場所から解放された「自由」、その
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