Utaromuranoさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

呪怨(1999年製作の映画)

4.0

何度観ても怖い。Jホラーの名作なのは間違いないが俊雄や伽椰子の見せ方は洋ホラー的な感じもあるのが面白い。

Saltburn(2023年製作の映画)

5.0

劇場で観れないのが残念な大傑作。エメラルド・フェネルはやっぱり天才。前作のプロミシングヤングウーマン同様にスリリングでダークでジャンルを超越した脚本が素晴らしい。絵作りや色使いのセンスの良さも流石。ポ>>続きを読む

ヴァルハラ・ライジング(2009年製作の映画)

5.0

余計なセリフや説明を廃したレフンらしいクールな演出と容赦ないバイオレンス描写が最高。ワンアイを演じるマッツ・ミケルセンも最高にカッコいい。いちいちキマってる絵作りも良い。

ノック・ノック(2015年製作の映画)

5.0

リメイクとしてアレンジを加えつつオリジナルへのリスペクトも感じられる理想的なリメイク作品だった。やっぱイーライ・ロスはわかってる。キアヌ・リーブスのキャスティングもこの役にマッチしていて良い。そして何>>続きを読む

メイク・アップ/メイクアップ 狂気の3P(1977年製作の映画)

5.0

イーライ・ロスによるリメイクも良かったけど狂気度ではオリジナルの本作に軍配が上がる。ソンドラ・ロックがヤバい。唐突なラストも良い。

TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー(2022年製作の映画)

5.0

A24のホラー史上最高のヒットになったのも納得の傑作。登場人物のドラマもしっかり描き込まれていて青春映画としても面白い。

VORTEX ヴォルテックス(2021年製作の映画)

4.0

過激な暴力描写や性描写は封印してもしっかりギャスパー・ノエ印の映画に仕上がっていて良かった。ダリオ・アルジェントとフランソワーズ・ルブランの演技も圧巻。

ほかげ(2023年製作の映画)

4.0

塚本晋也の演出と趣里の演技がとにかく素晴らしい。戦争とそれによってもたらされるものの厭さ恐ろしさが痛い程伝わってくる反戦映画の傑作。

オオカミの家(2018年製作の映画)

5.0

同監督が手掛けた『骨』同様にストップモーションアニメの表現が面白く引き込まれる。悪夢の様な不気味な作品の雰囲気も良い。アリ・アスターが夢中になるのも納得。

(2021年製作の映画)

4.0

ストップモーションアニメーションの表現がユニークで短編作品ながら満足度は高い。発見された謎のフィルムを修復したという設定も面白い。

怪物の木こり(2023年製作の映画)

3.0

三池崇史の安定感のある演出とPG12の限界まで見せてくれるようなバイオレンス描写が最高。染谷将太のサイコパス役もはまり役で良い。

エクソシスト 信じる者(2023年製作の映画)

3.0

ハロウィンに引き続きクラシックなホラー映画をモダンに蘇らせるデヴィッド・ゴードン・グリーンの手腕に脱帽。オリジナルに寄せたルックも良い。

ナポレオン(2023年製作の映画)

5.0

リドリー・スコットの演出とホアキン・フェニックスの演技にただただ圧倒される最高の映画。ジョゼフィーヌを魅力的に演じたヴァネッサ・カービーも印象深い。

アキレスと亀(2008年製作の映画)

4.0

やっぱり監督の自己言及的な映画は興味深く面白い。北野武の芸術への愛が伝わる良作。

素晴らしき休日(2007年製作の映画)

4.0

北野武の映画愛が伝わる素敵な短編。時間経過の描き方がうまい。

みんな〜やってるか!(1994年製作の映画)

4.0

くだらな過ぎて最高。ハエ男のくだりでのモスラの唄のパロディがヒドすぎて笑える。ソナチネの後にこれを撮っちゃうのなんか凄い。とことんふざけた映画だが絵作りや編集等は北野武らしいセンスが出ていて良い。

ロバート・アルトマンのイメージズ(1972年製作の映画)

5.0

アルトマンは群像劇のイメージだったが今回の特集上映での本作や『雨にぬれた舗道』はニューロティックスリラーの傑作で意外性があり楽しめた。主人公が幻影を見るシーンの演出が秀逸。アイルランドの自然の美しさも>>続きを読む

雨にぬれた舗道(1969年製作の映画)

5.0

何の予備知識も無しに観たのでニューロティックスリラー的な展開とオチが衝撃的だった。サンディ・デニスの怪演も印象深い。

ルパン三世(2014年製作の映画)

2.0

念力珍作戦と比べてちゃんとキャラクターの見た目を寄せてはいるがどことないコレジャナイ感がある。アニメのセリフの口調をそのまま実写でやってる感じも見ていて恥ずかしくなる。黒木メイサの不二子も明らかにミス>>続きを読む

ルパン三世 念力珍作戦(1974年製作の映画)

3.0

まったくルパンに寄せる気が感じられない目黒祐樹には呆れさせられるが田中邦衛の次元は意外と良かった。江崎英子の不二子はかなり良い。ルパン帝国の設定や♂♀マークを使ったエロシーン等と原作へのリスペクトを感>>続きを読む

燃えよドラゴン 劇場公開版 4Kリマスター(1973年製作の映画)

5.0

ブルース・リーの完璧なアクションとラロ・シフリンのクールな音楽を劇場で体験出来て最高だった。ラストの鏡の部屋での決闘シーンは何度観ても楽しい。

私がやりました(2023年製作の映画)

5.0

ストーリーが面白く最高に楽しめた。映画の舞台こそ1930年代だがワインスタインやme too運動の風刺になっていてしっかり今の映画として面白い。マドレーヌとポーリーヌの二人のキャラクターが魅力的で演じ>>続きを読む

テリファー 終わらない惨劇(2022年製作の映画)

5.0

前作に引き続きアートザクラウンのキャラが最高。このジャンルにしては長尺な2時間越えだがエクストリームなゴア描写が満載で飽きずに楽しめる。尺が長いだけあってファイナルガールとなるシエナのキャラクターも掘>>続きを読む

レンフィールド(2023年製作の映画)

4.0

日本では劇場未公開なのがもったいないコメディーホラーの傑作。派手なゴア描写満載で楽しめた。アクションシーンも何気に凄い。ニコラス・ケイジのドラキュラが最高。ニコラス・ホルトとオークワフィナも良かった。

(2023年製作の映画)

5.0

最高のブラックコメディ。笑えるシーンが多く映画監督北野武というよりは芸人ビートたけしの色が強く出ている印象だがこれはこれで楽しめた。秀吉、秀長、黒田官兵衛の三人のコント的なやりとりが面白い。加瀬亮が演>>続きを読む

マーベルズ(2023年製作の映画)

3.0

TVシリーズはノータッチだが意外と楽しめた。ミズマーベルのキャラが良い。尺もこのところ長すぎる作品の多いMCUの中でも2時間以内におさまってて良かった。キャプテンマーベル、ミズマーベル、モニカの三者が>>続きを読む

スラムドッグス(2023年製作の映画)

4.0

フィル・ロード&クリス・ミラーのプロデュース作は安定の面白さ。コカインベアと二本立てでみたら楽しそう。PG12のわりにはドラッグネタ、下ネタ、ブラックジョーク満載で大満足。

SISU/シス 不死身の男(2022年製作の映画)

5.0

エクストリームなバイオレンス描写が最高。尺が90分台なのも良い。アクションシーンも無双するだけでなくしっかりタイマン勝負も見られるのがアツい。

運命の女(2002年製作の映画)

4.0

エイドリアン・ラインらしいオシャレエロ映画として楽しめる。結構サスペンスな展開になる後半も良い。ダイアン・レインの色気が凄い。

ナインハーフ(1985年製作の映画)

4.0

スタイリッシュな演出と80年代ニューヨークの雰囲気が味わえるのが良い。キム・ベイシンガーとミッキー・ロークの二人が最高にセクシー。

ゼロの焦点(1961年製作の映画)

4.0

ミステリーとして見応えある。能登半島のロケーションも良くて引き込まれる。脚本が橋本忍と山田洋次なの何気に豪華で凄い。

暴力教室(1976年製作の映画)

4.0

70年代東映らしい不良性感度高めで反体制的な作風が最高。暴力事件で干されていた松田優作の復帰作がこれなのいろいろ狂ってて最高。松田優作と舘ひろしの殴り合いがアツい!

暗殺の森(1970年製作の映画)

5.0

絵作りや色使いがとにかく良い。映像美に魅了される傑作。回想シーンと現在のシーンを交差させた構成がこの時代の映画にしては斬新かつうまくいっていて凄い。邦題そのまんまな森での暗殺シーンや盲目の人々が誕生日>>続きを読む

花を喰う蟲(1967年製作の映画)

5.0

スタイリッシュな絵作りと台詞がとにかくかっこいい。これが当時は殺しの烙印と同時上映だったなんて凄い。

「無頼」より 大幹部(1968年製作の映画)

4.0

任侠映画の王道のような物語だが結構ヤクザに批判的な部分があったり義理も人情も無いような極悪非道なヤクザが出てきたり後の東映実録ヤクザ映画に近い所があって興味深い。ラストのカチコミのシーン等アクションシ>>続きを読む

マタンゴ(1963年製作の映画)

5.0

極限状態に置かれた人間を描いたスリラーとして見応えある。他の東宝特撮作品とは一味違ったダークな作風も良い。本多猪四郎の演出も素晴らしい。妖艶な水野久美も魅力的。