Echo0412さんの映画レビュー・感想・評価

Echo0412

Echo0412

映画(15)
ドラマ(0)
アニメ(0)

デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

ジャームッシュの撮るゾンビ映画、しかもこのメンツ。面白くないわけがないとずっと楽しみにしてたんですが、期待値高過ぎたせいか、うーん…

あまりにも映画ファンのウケを狙い過ぎて、あの…コレ正直、若干スベ
>>続きを読む

リアリティのダンス(2013年製作の映画)

3.5

エンドレスポエトリー観たからには、遡って本作も観ない訳にはいかない

面白いけどやっぱり色々きついわ!

でも続けて何作か観たら、この独特の世界を下品と感じるか聖なるものと捉えるかで、ホドロフスキーか
>>続きを読む

エンドレス・ポエトリー(2016年製作の映画)

-

ホドロフスキーのどぎつい表現が苦手だったけど、DUNEが面白かったので観ることにする

これまで観た作品の中では、シュールレアリスムの影響が一番わかりやすかった。パリからチリへ伝わりホドロフスキーのフ
>>続きを読む

ホドロフスキーのDUNE(2013年製作の映画)

3.3

名だたるアーティストたちとの邂逅のエピソードがいちいち面白く、実現してたらさぞかし悪趣味で素晴らしい傑作となっていたことでしょう。観てみたかったな

これだけの情熱を持って構想を練り準備をしても、その
>>続きを読む

ノスタルジア(1983年製作の映画)

2.5

10代の頃、全く理解できず爆睡してしまった映画も、今なら理解できるかと思ったらやっぱり途中で寝てしまった。

というわけで、私にとっては映像詩を眺める映画。光の使い方がとても美しい。逆光に浮かび上がる
>>続きを読む

ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

ミッドサマーがあまりに面白かったので観てみたけど

うーん。お父さん炎上から続く恐怖シーンが稚拙過ぎて、こんなん笑ってしまうわ。階段駆け上がるお母さん…!

ただチャーリー役の女の子の表情や雰囲気が最
>>続きを読む

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

閉館する映画館のラストショーで再見。そんな状況もあいまって、観終わって感無量。

冒頭、キャデラックから吸殻を撒き散らし降り立つ足下のアップ、もうこれだけですっかりやられました。

ネオンを背景に滑る
>>続きを読む

ミッドサマー(2019年製作の映画)

4.0

美術、衣装、風景、映像、全てがまばゆく美しい一方、神経を逆撫でするような音響と露骨な残虐表現。グロが極端に苦手なため目を覆いたくなるシーンも多く、途中リタイアしそうになったけど、だんだんとその世界に引>>続きを読む

テルアビブ・オン・ファイア(2018年製作の映画)

2.8

パレスチナ情勢も一通り知ってるつもりでいたけど、いざ作品のストーリーとセリフを追いながら観るとなかなか理解が追いつかなかった。まず都市の名前がどちら側か分からないという体たらく。決して難解な作品ではな>>続きを読む

E.T.(1982年製作の映画)

5.0

何度も観てる大好きな映画なのにスクリーンでの鑑賞は初めて。
満月を背景に自転車で空を飛ぶシーンや、BMXでのチェイスシーンを大きな画面で観られて感無量です。

すっかり大人になった私も、いつかE.T.
>>続きを読む

イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.3

意外にもシンプルなラブストーリーでした。良い音楽とチャーミングなヒロインがいるだけですっかり満足。UKロックファンにはクスッと笑える小ネタも満載。

ダニー・ボイルの音楽のセンス好き。またグラスゴーで
>>続きを読む

NO SMOKING(2019年製作の映画)

3.8

終映直前に駆け込み、ほぼ貸切状態で鑑賞。この機会に細野氏のCD聴きまくり、本も読んで準備万端ですわ。

貴重な写真と豊富な資料で構成された良質なドキュメンタリー。細野氏の歴史は日本のグッドミュージック
>>続きを読む

ボーダー 二つの世界(2018年製作の映画)

2.0

予告編も見ずに、なぜか冷たく硬質なものを勝手に期待して観たら、なかなかの悪趣味作品でした笑。生理的な不快感を感じる表情や仕草をわざと演出してるんやから、素直に気持ち悪いと言っていいのよね?で、美しさと>>続きを読む

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

2.8

出演者それぞれのキャラがくっきりしてて、脚本も面白い一方、暴力シーンや災害シーンの描写が直接的&どぎつ過ぎで、見るのが辛かった…

少女のまま大人になったような〝シンプルな”夫人があまりにもチャーミン
>>続きを読む

テリー・ギリアムのドン・キホーテ(2018年製作の映画)

3.8

天井の高い空間にサァーッと降り注ぐ光、逆光に浮かび上がる人物の映像を見ると、ああ、これぞテリーギリアムって感じる。ストーリーは意外にシンプルで結構ベタな笑い。あまりにわかりやすい笑いの連続に「あなた方>>続きを読む