えりんぎさんの映画レビュー・感想・評価

えりんぎ

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リスペクト(2021年製作の映画)

4.0

ものすごいパワーとエネルギーに満ちた作品。
彼女の歌声の裏側にあるリアルな背景を、幼少期からじっくり描いている。
その人生の歴史を知ると、なぜアレサの歌にはこんなにも魂が宿っているのかよくわかる。
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ボクたちはみんな大人になれなかった(2021年製作の映画)

3.5

あの頃の輝きと甘酸っぱさ。
90年代の音楽、ファッション、カルチャー、が完全再現されている。
カルチャーの発信基地だった原宿ラフォーレ、伝説のレコードショップWAVE、渋谷のタワレコなど、象徴的な場所
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映画 すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ(2021年製作の映画)

3.0

優しい世界。かわいい。
今作はマジカルな世界観、全体的なタッチも紫と水色のパステルな色使い。
今回のテーマは夢。
意外と哲学的。夢とはその人の個性。この回答にはぐっときた。

ところで、とかげはなぜお
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わんわん物語(2019年製作の映画)

3.5

まず実写のクオリティに驚く。 
クラシックな街並みや背景、演出やセリフのロマンチックさ。
なんと言っても見所は、あの有名なスパゲッティを食べながらキスをするシーン。名曲ベラノッテが流れてくるわけだが、
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ナイトブック(2021年製作の映画)

2.5

現代版ヘンゼルとグレーテル。
子供でも楽しめるホラーファンタジーとの触れ込みだが、さすがホラーの鬼才の演出だけあって、驚かせ方が巧み。
本格ホラーが大好物の方には物足りないと思うが。
ジャンルとしては
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スターダスト(2020年製作の映画)

2.0

ボウイファンとしては残念な作品だった。
ボウイの家族がこの作品を公認していない訳がわかるような。当然楽曲使用は認められていない。

ボウイが情けなくて見てられない。おそらく多くの人が抱くボウイのイメー
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君は永遠にそいつらより若い(2021年製作の映画)

4.0

若手俳優陣が一様に演技が上手い。主演の佐久間由衣も奈緒もどちらも非常に自然体で上手だった。佐久間由衣はガサツでボーイッシュな役がはまっていた。
監督の演出も余白があって説明臭くなく良かった。
ただ児童
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シンデレラ(2021年製作の映画)

3.8

"現代版"であることを強く意識した作品。
意識しすぎていて、ポリコレやフェミニズムにアンチな人たちには不評かも。
多様性の時代ならでは、といった感じ。
カミラカベロの演技が時々大袈裟というか顔芸が過ぎ
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パリピ的アフターライフの始め方(2021年製作の映画)

3.6

想定外に感動ものだった。
コテコテな演出やつっこみどころもあったが、テンポも良くさくさく見れた。
主演の女優さんが美しい。
カメオ出演のシンガー役の男性はアメリカ圏では有名なのか?

岬のマヨイガ(2021年製作の映画)

2.0

児童向けかと。突っ込みどころが満載で、クライマックスの戦闘シーンがあまりに雑で拍子抜けした。
震災への想いが感じられたことと自然の描写が美しかったことで、辛うじて星2を保っている。

サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)(2021年製作の映画)

4.5

このような歴史的革命の瞬間を収めた映像が、なぜ今まで封印されていたのだろうか。深い闇を感じる。掘り起こしてくれたクエストラブ、最高のグッジョブだ。
超貴重な演奏シーンの数々。子どもから大人までオーディ
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ペンギン・ハイウェイ(2018年製作の映画)

4.5

超傑作アニメ!素晴らしい!
いわゆるマジックリアリズムというやつか。日常と非日常の融合。
話の途中までは、何とも爽やかなジュブナイル作品だなと思って見ていたが、日常の延長線上に突然ファンタジーが現れて
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美人が婚活してみたら(2018年製作の映画)

3.0

シソンヌじろうの脚本でコント師らしい笑いを散りばめながらも、リアルな女性の気持ちを反映したシリアスさもあり、コメディとシリアスのバランスがなかなか良かった。娯楽としては十分楽しめる。
臼田あさ美が貫禄
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劇場(2020年製作の映画)

3.3

いい意味で生々しい。
山崎賢人の情さなさとその色気が素晴らしい。
ラストの仕掛けは斬新だった。

ホノカアボーイ(2008年製作の映画)

3.3

街も人ものんびり。スローテンポのゆったりした作品。
ホノカアの素朴な街並み、青い海と空と白い砂浜、ハワイの雄大な自然と心地よい風をのんびりと楽しめる。美味しそうな料理もたくさん出てくる。ビーさんのお家
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WAVES/ウェイブス(2019年製作の映画)

3.0

A24の新作ということで期待して観たが、前評判ほど・・だった。
台詞が少ない代わりに曲で代弁させるという試み。ジャンルは「プレイリスト・ムービー」だそうだ。英語の歌詞が分かる人は楽しめるかもしれない。
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15年後のラブソング(2018年製作の映画)

3.3

音楽ファンにとっても見どころやキュンポイントが随所に。
監督はオルタナバンド レモンヘッズの元ベーシスト。
ミュージシャンの描き方、ロックに心酔するロックファンの描き方もリアリティと愛情があった。
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Summer of 85(2020年製作の映画)

3.5

クラブでのダンスシーンは映画史に残るレベルの名シーン。あのシーンを見るだけでも価値がある。
「君の名前で僕を呼んで」と比較されるが、あちらよりも爽やかで軽やか。
ロッド・スチュワート「Sailling
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ジャングル・クルーズ(2020年製作の映画)

3.5

ファミリー向けの冒険物。
アトラクションのライド感をしっかり意識した作りになっている。
「パイレーツ・オブ・カリビアン」みが強いので、あの世界観が好きな人には大ハマりするだろう。
ロック様とエミリー・
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マ・レイニーのブラックボトムが映画になるまで(2020年製作の映画)

3.6

チャドウィック・ボーズマンの渾身の演技が素晴らしかった。魂の叫びがこちらに生々しく伝わってきた。

もちろんマ・レイニーを演じたオスカー女優ヴィオラ・ディヴィスの存在感もすごい。
「音楽は楽しむためで
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サイダーのように言葉が湧き上がる(2020年製作の映画)

3.0

作画の色使いが印象的だった。カラフルで、ポップで、どこか懐かしい。
俳句をモチーフにしているのは、ティーンのラブストーリーやポップな色彩とのミスマッチさが斬新でもあったが、違和感も拭えなかった。単純に
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17歳の瞳に映る世界(2020年製作の映画)

4.0

痛いほどのリアリティ。
無駄なセリフがほとんどなく、少ないセリフと表情だけで心象表現をした主演の俳優2人と、繊細に描いてみせた監督の手腕がすごい。
オータムがカウンセラーからの質問に4択で答えるシーン
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私というパズル(2020年製作の映画)

3.5

冒頭30分がいきなり出産のシーン。こんなに長い出産シーンは初めて見た。長回しノーカット!
ものすごくリアルで生々しい出産シーンに息を飲む。壮絶な出産の苦しみを表現するヴァネッサの熱演。長回しなので、観
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82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)

4.0

過剰な演出もなく、シンプルに淡々と進む。過剰な演出がないからこそ、どこかまるでドキュメンタリーのようにリアルな生活を描いている。

韓国社会と日本社会での多少の違いはあると思うが、就職、昇進、子育て、
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83歳のやさしいスパイ(2020年製作の映画)

4.0

ドキュメンタリーとは信じ難いほど、物語として美しく成立している。
ある程度の演出や台本はあると思うのだが、境界線が全くわからなかった。
何といってもスパイ役のセルヒオさんの人柄が魅力的。素人とは思えな
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軽い男じゃないのよ(2018年製作の映画)

3.0

刷り込まれたジェンダーロールについて考えるには良いきっかけとなる作品。
男女の立場が逆転することで、日々女性がいかに卑劣な不平等や差別を受けていたかを痛感。逆転してみると明らかだ。
ただやはり女性が女
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(2020年製作の映画)

2.7

平成をたくましく生きた人々の話。
最近よく見かけるキャスト陣で期待薄だったのだが、思ったより良かった。
名曲を題材にしながら曲のイメージを損なうことなく脚本もよくできていたと思う。
ロケーションも北海
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新解釈・三國志(2020年製作の映画)

2.0

ザ福田節炸裂なコメディ。
歴史で遊んでやりたい放題。ワチャワチャと騒がしい。
三国志には熱心なファンが多いが、敬虔なファンの方々には怒られないのだろうか?
申し訳ないが、正直福田節はもうお腹いっぱい、
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彼女(2021年製作の映画)

2.7

暴力シーンや性描写が多い。冒頭の殺害シーンからえぐい。
申し訳ないが決して上手いとも思わなかったが、水原希子とさとうほなみの体当たり演技は評価されるべき。大胆な濡れ場も何度もあり、その俳優魂には脱帽な
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ジョゼと虎と魚たち(2020年製作の映画)

2.7

田辺聖子さんのファンで原作も読んだし実写映画も観たが、今作もどちらとも結末が違うまた新たなストーリーになっている。
図書館でのあるシーン。二人の心が一旦離れてまたグッと近づくシーンなのだが、ここは超名
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リトル・ミス・サンシャイン(2006年製作の映画)

4.0

元気がもらえる!
ポロポロ泣きながらゲラゲラ声出して泣き笑いで観た。
最高にチャーミングで愛おしい家族!
お腹ぽっこりオリーブちゃんがかわいくてたまらない。彼女こそリトルミスサンシャイン。この家族の太
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

3.2

上質な文学作品を見ているよう。
瑞々しく、繊細で、美しくて、知的さを感じる作品。

北イタリアの田舎町の夏の風景が、素晴らしい。
眩しい日差しのもとで、緑に囲まれた一本道を自転車で駆け抜けるシーンや、
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秒速5センチメートル(2007年製作の映画)

3.2

主人公タカキの、初恋の相手を想い続け引きずったまま生きている様子が、腹が立つ、歯がゆい、という方も多いようだが、まぁその気持ちもわかるが、あのもどかしさこそがこの作品の魅力だと思う。
新海監督お得意の
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ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

3.5

ヤクザ映画であり社会派映画でありエンターテイメントでありドキュメンタリーでもある。その全てのバランスを保った作品。
藤井監督は社会を見る鋭い視点と優れたバランス感覚をお持ちなんだろう。そしてそれをエン
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映画大好きポンポさん(2021年製作の映画)

3.0

ポップなタイトルやアニメのテイストから、もっとコメディ寄りかなと想像していたが、意外と真面目なよくできたアニメだった。映画好きの映画好きのための映画といったところか。様々な映画オマージュもあり。
「映
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