nagranydeさんの映画レビュー・感想・評価

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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破(2009年製作の映画)

3.5

『序』のときにミサトがシンジ君に「いいかげんにしなさい!人のことなんか関係ないでしょ!」って叱るシーンがあったけど、この作品の終盤でシンジ君がレイを使徒から救い出すとこで「世界のことなんかどうだってい>>続きを読む

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序(2007年製作の映画)

3.3

テンポ良くまとめないといけないってこともあって、旧アニメ版のシンジ君のネチネチシーンは省かれてたので心苦しくなく見れた。シンジ君も嫌だったけど、旧版のミサトもただ乗れと頭ごなしにシンジ君を叱りつける様>>続きを読む

新世紀エヴァンゲリオン劇場版 DEATH(TRUE)2/Air/まごころを、君に(1997年製作の映画)

3.0

観たのはDEATH(TRUE)²のみ。しくじったな、これ観てからAir/まごころを、君にを観れば良かった。これまでの総ざらいとちょっとした補完。

アニメ本編だとシンジ君の「笑えばいいと思うよ」のあと
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新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に(1997年製作の映画)

2.1

エヴァンゲリオン全26話を観てからのこれ。
アニメ最終話よりは納得のいく終わりだったのかなとは思う。「おめでとうパチパチ!」よりは良い。
正直伏線も確認できてる訳ではないし、壮大で哲学的なテーマはあま
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ブラック・ジャック(1996年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

BJに通底している「医者は何のためにあるのか」という問いはもちろんのこと、倫理を振り切って暴走する科学技術に警鐘を鳴らす一作。

良い作品は時代に関係なく響くなぁって思ったのが、生命倫理の観点でもそう
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怪物(2023年製作の映画)

4.0

被害者と加害者、不倫した人とされた人…分かりやすい二項対立と理解しやすくて奇異な目を引き寄せる情報は、自分たちの周りにいくらでも湧くようになってしまった。

今は自分にとって都合の良い真実を選べる時代
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マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

4.0

シイノがラーメン屋のテレビで流れたニュースでマリコの死を知る一方、ニュースを見てた客たちが「どうせアレだったんじゃないの〜?」と何も知らないのにあーだこーだと話す冒頭のシーン。
当たり前の日常の中に死
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さかなのこ(2022年製作の映画)

4.1

主人公に能年玲奈が選ばれた理由がよく分かる。この人しかいないなと。
本当に男だろうが女だろうがいいよな。ミー坊はミー坊だもんな。

魚に夢中なミー坊に影響され、動き始める周りの友人たちは、またミー坊に
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アダムス・ファミリー(1991年製作の映画)

3.7

母よ、オークションで喘ぐなや
血しぶき発表会は最高
父よ、働け
皆で墓地掘るなや、「おはよう!」じゃないよ

るろうに剣心 伝説の最期編(2014年製作の映画)

3.5

原作を見た訳じゃないけど本当は十本刀って強いんだろうね、と
前作の太ってる人の能力見てみたかったなぁ

ラストで伊藤博文が「侍たちに敬礼!」と言うのに対し、斎藤一の渋顔が印象深い

志々雄に四人で食っ
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るろうに剣心 京都大火編(2014年製作の映画)

3.6

えっ大久保利通豪快に暗殺していいの?って思ったけど、調べたら史実でも死因は暗殺なんだ

勉強不足でした

マトリックス レボリューションズ(2003年製作の映画)

3.4

奪うのではなく、与える。
それが愛。
愛がネオを救世主たらしめたのか。

スミスも自由になりたかったんよね?
そうよね…?

マトリックス リローデッド(2003年製作の映画)

3.5

自分が行動する目的は?自分が行動する理由は?
自分を保っていた目的や理由がむしろ自分を打ち崩すようなものでも、耐えうる強さはあるのか?
そして「選択」の深遠へ。

みたいな話なんですか?そういうことで
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マトリックス(1999年製作の映画)

3.7

心技体の一致。
全ては心。
武術、スピリチュアリズム、VRの親和性高し。
関暁夫ファンはここに辿り着く。

インセプション(2010年製作の映画)

3.8

久しぶりのクリストファー・ノーランの世界。
『メメント』でだいぶ混乱したので、身構えていたが意外と食らいつくことができた。

少年漫画では、幻覚や夢で惑わされたら自分に痛みを与えて目覚めさせろというの
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音楽(2019年製作の映画)

4.5

「俺やってみたいなぁ」から「俺これをやりたいんだ!」に変わっていく清々しさ。
これを伝えるには、言葉よりも絵とロックの方がええなぁと。

対バン、それ即ち魂の対話なり。
音楽、それ即ち衝動の受け渡しな
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SING/シング(2016年製作の映画)

3.7

土曜プレミアムから。
テンポ良し、歌唱力ゴリ押しで純粋に楽しめた。
色んなテーマが折り重なっていたけど、自分が1つピックアップしたいのは「父と子」。

息子が頑張ってるとこを父親が認めるっていう鉄板プ
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クール・ランニング(1993年製作の映画)

3.7

途中から金ローで見たけど、満足できる内容だった。

映画では、ちょっとだけしか触れてなかったけど、選手は勝ち続けなければならない、どれだけトロフィーやメダルを獲っても勝利に満足できなくなる…これは胸を
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コンフィデンスマンJP ロマンス編(2019年製作の映画)

3.6

何となくテレビで見てて、ドラマ見たことなかったから途中で切ろうと思ったけど意外と面白かった。
結構どの発言も疑ってたけど、あーそこまで嘘だったのねと、ジャブを食らった。
あと大物俳優の無駄遣いがポイン
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ボス・ベイビー(2017年製作の映画)

3.7

父性がある赤ちゃんってのが本当不思議だったなぁ。
ボス・ベイビーとのふれあいで、徐々にお兄ちゃんになっていくティムが微笑ましい。

それから仕事を語り、人事部が使いそうな用語を操る赤ちゃんというのが、
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ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団(2007年製作の映画)

3.5

もうかなり金ローでお世話になっている一作。

バッチバチの規制で生徒を取り締まる魔法省のおばはん、いつ見ても腹立ちますね~、吹替版でも字幕版でも、声のトーンから腹立つのよね~、良いキャラだよね~

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トップガン(1986年製作の映画)

3.8

泣かすなぁ、シンプルで王道だけど熱い友情物語。

序盤で、成績の良いパイロットが怖じ気づいて、退くシーンは戦闘機の過酷さを思い知らされるし、マーベリックの挫折シーンで後になって「あのときの…」って重な
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バットマン フォーエヴァー(1995年製作の映画)

3.5

ジム・キャリーの口の可動域はいつ見ても良いなぁ。

リドラーがちょくちょく出すなぞなぞも凝ってるのがクスッとする。

ジム・キャリーとトミー・リー・ジョーンズの怪演コンビが物珍しいけど、昔からやってた
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ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 - 永遠と自動手記人形 -(2019年製作の映画)

4.6

金ローから。
先週に引き続き、見事にすすり泣くことに。
本当にこのアニメの見事だなぁと思うところは、キャラクターのちょっとした言葉の変化に、年月や成長を見てる人に分からせるところ。

名前の呼びかけ、
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ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク(1997年製作の映画)

3.6

金ローから。
相変わらず懲りないですね~。
金儲けで恐竜を使ったらあきまへん。
これあと2回繰り返すんだよね。
恐竜が人間の業を食い尽くすのはいつなのでしょうか。

ジュラシック・パーク(1993年製作の映画)

4.0

金ローから。

最初はぎこちない子供たちと主人公の関係が、徐々に親交を深める感じええよなぁ。

久しぶりに観たけど、子供らが調理室で恐竜から逃げ回るシーンは鮮明に覚えてた。

まだCGも発展途上の頃な
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風立ちぬ(2013年製作の映画)

3.5

「儚さ」とは良く出来た字だ、そんな風に思えた映画だった。

「イカロスの翼」、「バベルの塔」…人は古代から天に近付きたい、大空を駆け抜けたいという大志を抱いていたけど、皆その夢に敗れるばかり。

空に
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映画:フィッシュマンズ(2021年製作の映画)

4.8

ある日youtubeのおすすめ動画で現れたフィッシュマンズの「いかれたbaby」に出会ってから早4年。
正直、AIシステムのオススメなんかより、友達に教えてもらったり、CD売り場で見つけたりして出会い
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ザ・ファブル(2019年製作の映画)

3.7

アクションだらけかと思ってたけど、ドラマ部分もしっかり。
殺しを叩き込まれてきた男が、不器用ながらに「普通」を勉強していく様が微笑ましい。

ちょい役にモロ師岡さん、六角精児さん配置してたけど、贅沢な
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ボディ・ダブル(1984年製作の映画)

4.3

主人公の無能さ具合がかなり良いサスペンスを生み出してる。
見ているこっちが没入してしまうぐらいハラハラしてしまう。
「おい、何やってんだよ!バカか!お前は!」みたいなこと画面に向かって言ってたわ。
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バタリアン(1985年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

最後どうなるかと思ったけど、締め方雑すぎだろ
ちゅどーん!ぼかーん!じゃねーよ!
笑っちゃっただろうが!

B級だから舐めてかかってたけど、ちゃんと緊迫感と絶望感味わえた。
なのに途中途中笑わせてくる
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グーニーズ(1985年製作の映画)

3.6

金ローで観賞。

スロースとチャンクの仲の良さにほっこりした。最後ウルッときてしまった。

吹き替えで観たけど、富沢さん演じるアンディが抜群に可愛かった。

何だか憎めない悪党、ジョークを飛ばしながら
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パーティで女の子に話しかけるには(2017年製作の映画)

3.2

名前通り、シャイな男の子が彼女を作るまでの成長ストーリーかと思ってたけど、
パンクと神秘主義を入れ込んできたのはビックリしたなぁ。

自由と抑圧、親と子の関係性、生きることとか愛とか…。

途中テーマ
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ビッチ・スラップ 危険な天使たち(2009年製作の映画)

2.0

低俗版メメント。
頭を使わずに見るエロヴァイオレンスアクションかと思ってたけど、謎解き要素入れやがって。

美女の戯れを見れたのはいいけど、真剣に時系列追って、誰が黒幕か推理してたんで頭が疲れた。
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悪魔の毒々ハイスクール(1986年製作の映画)

3.0

噂には聞いてたけど、ついに入門してしまった「悪魔の毒々」シリーズ。

分かりやすい勧善懲悪モノに、露悪趣味がくっついたホラーコメディ。

細かいことツッコんだらキリがないので、頭空っぽにして鼻水とよだ
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女教師 シークレット・レッスン(2016年製作の映画)

3.2

平凡な女教師の日々溜めていたストレスが劣情となって、やがて狂気に変わる。

しかし、あれですな。主人公のソンセンニムはだめんずウォーカーですわ。

過度に男に尽くすのは、自尊心が足りなかったのでしょう
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