エリーンさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

エリーン

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メッセージ(2016年製作の映画)

3.8

エイリアンの言語解読の過程が美しかった。新しいエイリアンのコンセプト。

ブラック・スワン(2010年製作の映画)

4.2

バレエを習っていたから分かる、圧倒的リアル。私自身も幼少期から爪を噛む癖がなおらなかったり、バレエの友人の中にはまだ5〜6歳なのに親が厳しく指導することで円形脱毛症になっていたこもいた。

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

3.9

コテコテだけど、映画館で見る娯楽作品としては優等生な作品。シャイニングは大好きなので、様々なカルチャーに対するリスペクトやオマージュは楽しめた。
SFにオールディーズを流す潮流は、ガーディアンズオブギ
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キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

4.5

クリストファーウォーケンの素晴らしい演技に天晴れ!彼の演技に、4.5。母のことを思い出して涙ぐむシーンは本当に神がかっていた。オスカー助演男優賞ノミネートも納得。

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

3.5

ライアン・ゴズリングは話さないほうがいい役者。ドライブの時は本当にかっこよかった。映画館で見るべき映画。

ダークナイト ライジング(2012年製作の映画)

4.3

トム・ハーディ演じるベインのキャラクターと独特の話し方が秀逸!トムハーディの最高傑作のひとつ。

タクシードライバー(1976年製作の映画)

4.9

台詞と台詞の間と、空気の行間が生きている映画は良い映画。
デニーロ名演。鏡の前の銃の練習シーンと、指で頭を撃ち抜く表情。
トラヴィスのような人や事件がいまだにあり、古くならないテーマというのが、人間社
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この世界の片隅に(2016年製作の映画)

4.6

空に浮かぶ軍艦からワニのお嫁さんがいるお兄ちゃんから、どこにでも宿る愛に、リンさんの子供時代、最後の右手バイバイまで、ひたすらむせび泣いた。

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.5

映画とハリウッドに対する溢れんばかりの愛!
70年代のステレオから流れるラジオの雰囲気。
LAのネオンを走るブラッドピットの長回しが美しかった。良い年の重ね方をしていて驚いた。ディカプリオのヒモのよう
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ヘイトフル・エイト(2015年製作の映画)

4.5

マカロニウエスタンへの賛歌!
雪、密室、男たちの切迫した心理劇で永遠の"映画"のカリスマカートラッセルが出てくるのがずるい。(みんな、 the thingを思い出したはず)
全員が主役級で、本当に次誰
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スノーピアサー(2013年製作の映画)

4.0

列車は世界、乗客は人類、エンジンを司る神は、Natural cause of deathも自分で演じる。
名優ジョンハートはやっぱりいるだけで味がでるー!!
ティルダスウィントン演じる総理も最高だった
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野火(2014年製作の映画)

4.9

塚本晋也監督がスポンサーがつかないために完全自主制作した1作。プライベートライアン的な記録映画を模したトーンの暗めな戦争映画とは一線を画し、美しい緑が眩しく照りつける、まさに、今、起きていることのよう>>続きを読む

フルメタル・ジャケット(1987年製作の映画)

4.7

人間の心をリシェイプするシステムに興味があったのは、「時計仕掛けのオレンジ」からも明白で、軍隊という装置で心を変えられてゆくにはどのようなステップが必要なのかが、非常に緻密に描かれている。ハートマンと>>続きを読む

万引き家族(2018年製作の映画)

4.9

安藤サクラ、リリーフランキー、樹木希林の演技合戦がすごい、、、ヘタな俳優が出たら恥かく。
夕立のセックスの美しさ、あのシーンの2人は本当に美しい!リリーさん演じる治がそこでありのまま生きている様に心打
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トム・アット・ザ・ファーム(2013年製作の映画)

4.0

今話題の27才の天才監督グザビエ・ドランの1作。ゲイの恋人を亡くしたトムがその葬儀に参列する為に恋人の実家を訪れるが、そこで、張りつめた母親の狂気と、恋人の兄の暴力的な支配に巻き込まれていく。兄の支配>>続きを読む

はなれ瞽女おりん(1977年製作の映画)

5.0

岩井俊二が人生の一本として紹介していて知りました。東北に実在した盲目の芸能集団、瞽女を描いた映画です。瞽女とは盲目の女性たちが社会的自立の為に親元と縁を切って、三味線と歌を弾き鳴らす一団となり共同生活>>続きを読む

時代屋の女房(1983年製作の映画)

3.0

ふらっとやってきてすぐに男女の関係が始まってしまうというのは、なかなか映画的ながら無理がないリアルな描写でとても粋だなと思った。渡瀬恒彦と夏目雅子だから、より魅力的になったと思う。冒頭シーンが大好きで>>続きを読む

アナザヘヴン(2000年製作の映画)

2.0

朝子こと市川実和子にしようよーって言われてしちゃう江口洋介は、私が知っている江口洋介の中では一番リアルな男性像で色気があった。いるいる、こういう生半可に優しくて自分勝手ないい男。「時代屋の女房」の冒頭>>続きを読む

イングロリアス・バスターズ(2009年製作の映画)

4.6

クリストフヴァルツの冒頭シーンの素晴らしさ!あのランダと対峙するお父さんの俳優も凄かった。冒頭だけでオスカーに値する、歴史に残る名シーン。
ダイアンクルーガーのドイツ語での演技も佇まいも素晴らしく、キ
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MAMA(2013年製作の映画)

3.0

子役が本当にうまかったので、途中どうあれ最後は泣いた。割とリングへのオマージュもあるかな?夢の映像などは好きだった。やはりショートフィルムだった部分の恐怖表現は群を抜いて面白かった。MAMA以後の幽霊>>続きを読む

死霊館のシスター(2018年製作の映画)

1.5

いや、怖いってどうゆう事なのか全然わかってないやーん!笑 と、序盤霊の出始めからツッコミまくった。
教会の雰囲気や設定は素晴らしいので、そこを楽しむのが良い。

ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

4.5

was he slowのサンプリングとか、テレビに映るファイトクラブとか、一筋のカーチェイスムービーに終わらないこだわりが沢山散りばめられていた。
映画館で観ると最高に気持ち良い娯楽映画。優しい世界で
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