EmiDebuさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

EmiDebu

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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

これはもうエピックだね。最高だよ。
usが個人的に大ヒットをかましたのでその流れで鑑賞。これまた素晴らしい新型
ホラー風問題提起ムービーでした。
問題提起を起こすのが直接的なヒューマンドラマではなくあ
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アス(2019年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

とても良かったというのがまず第一の感想。
ホラーに見せかけて描かれるのは奴隷制度に端を発する黒人差別が、未だに蔓延る現代のアメリカだ。緻密に構成された伏線とメタファーによってこの作品は単なるホラー映画
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リトル・ダンサー(2000年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

グラムロックとバレエの融合。

T.Rexの名盤Electric Warriorのレコードをセットすることから始まるこの映画。音楽の国、イギリスの個人的に特に好きな音楽の詰め合わせだった。

グラムロ
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セント・オブ・ウーマン/夢の香り(1992年製作の映画)

3.0

「足が絡まっても 踊り続ければ良い」

名門高校に通う奨学生チャーリーが、盲目退役軍人の面倒をみるアルバイトを引き受け、お互いに成長する話。

はからずも一昨日見た「ジョー・ブラックによろしく」と同じ
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遠い空の向こうに(1999年製作の映画)

5.0

とても素晴らしい映画だった。今の自分に寄り添うのは昨日観た「ジョー・ブラックによろしく」ではなくこちらの方だった。

元NASAのエンジニアの自伝を映画化したこの作品。枯渇しかけた炭鉱の街で、ソ連が打
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ジョー・ブラックをよろしく(1998年製作の映画)

3.0

時間とは不思議なもので、90分にも満たないのに永遠に感じるほど退屈な映画もあれば3時間であっても詰め込みすぎて「物足りない」と思うほどあっという間に終わる映画もある。

端的にいうと死期迫る老人に、人
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パプリカ(2006年製作の映画)

3.0

果たして本当にこの映画の解釈は難しいだろうか?「面白い」と評価されてるものを理解できなかったことへの言い訳にしか感じられない。なにせ、なかなか理解しやすい映画だからだ。風立ちぬもそうだった。公開された>>続きを読む

アメリカン・パイ(1999年製作の映画)

3.5

大学時代、とても良い英語教授に出会った。かなりご高齢でベトナム戦争にも赴いた経験のある彼はとても器の大きい愛に溢れた人だった。中学の時から抱いてるオレゴン大学入学の夢を語ったことがある。その話の流れで>>続きを読む

スーパーマリオ/魔界帝国の女神(1993年製作の映画)

1.5

これほどまでかわいそうな映画はない。
90年代初頭にゲームをモチーフに映画化したことで2020年現在としても黒歴史という伝説でその名を轟かせてるこの映画をはなから「面白そう」なんて気持ちで見る人はいる
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ANEMONE/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション(2018年製作の映画)

4.0

小学生の時にエウレカセブンに出会った。兄がもともと見ていて、とある休日いつもより遅くに目を覚ましたら電気グルーヴの虹が流れていた。エウレカセブンの最終回に、これまた兄が聴いてて好きになった曲が使われて>>続きを読む

ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

4.0

なんと清く、そして美しい映画なのだろう。偏見をテーマに描く作品かと思いきや、この映画で描かれるのは視聴者の良心に訴えかけるハートフルな物語だ。多くの映画では偏見は見過ごされ、テロは起こり両親は喧嘩を繰>>続きを読む

劇場版 SPEC 天(2012年製作の映画)

1.5

いやぁ、クソつまらない!

まずこれが第一の感想。堤幸彦監督の悪いところが全部出たような作品。
というのも大好きだったTRICKシリーズクール目からゴールデンに移りそこからどんどん酷くなって行ったのと
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SPEC~翔~ 警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿(2012年製作の映画)

3.0

これ、映画じゃなくて映画公開前に放送されたスペシャルなんだけど映画扱いでいいのかな?

実は訳あって暇をしておりまして、家でアマプラを観る生活なんですがスペックのドラマ版見始めてその流れで鑑賞。

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バイオハザード:ザ・ファイナル(2016年製作の映画)

2.0

3からはもう駄作の連続というか、「おいおいいったいこれはどこに向かってるんだ!?」と思いつつもリアルタイムで追っていた映画シリーズがとうとう完結。
愛も変わらず酷い出来で、実は作品を追うごとに予算減ら
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バイオハザードV リトリビューション(2012年製作の映画)

2.0

1、2は原作好きの僕もまだ良かったものの3でん?ナンダコレハとなり4では呆れた。しかし友達がこう言っていた「いや5はマジで面白いから!絶対見るべき」これはゾンビスリラーがまた帰って来たのか!そんなこと>>続きを読む

バイオハザード IV アフターライフ(2010年製作の映画)

1.0

3で収集がつかなくなり、でも4でなんとか持ち返してくれるかなと思い観てみたらさらに大変なことになって行く。
もうこの辺りでバイオハザードシリーズはもうダメだなと見限った。
まず訴えたいのが特殊能力を封
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バイオハザード III(2007年製作の映画)

1.5

バイオハザードの映画はここから収集がつかなくなって行った。
アリスの強さはさらに磨きをかけ、衛星までも操作できるようになった。超能力で衛星を破壊するという全く意味がわからないことをいとも容易く行う。す
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バイオハザード II アポカリプス(2004年製作の映画)

3.0

この辺にもなるとアリスの強さも安定して、かなりスタイリッシュ。
教会に単身バイクで乗り込み銃を乱射してリッカーを倒すシーンは必ずテレビで放映される前にCMで流れるよね。
1ではリッカー一匹に苦戦してた
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バイオハザード(2002年製作の映画)

4.0

ついでだから前作もレビュー書いていこう。
バイオハザードはもうね、日曜洋画劇場やらその手の番組で最も放送されてる映画なんじゃないかと思うくらいテレビでやるし、しかもなんか観ちゃうんだよね。
シリーズを
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バイオハザード ディジェネレーション(2008年製作の映画)

3.5

ゲームのバイオハザードで一般的なゾンビが出てくるのは1〜3までなんだけど、その時ってハードがプレステだから、途中途中で流れるムービーは当時にしてはクオリティ高いんだけどやっぱりそれなりなわけね。まさか>>続きを読む

紀子の食卓(2005年製作の映画)

4.5

自殺サークルで園子温を知り、続編があるとのことで観た紀子の食卓。
だから園子温映画で2作目に観た作品なんだけどこれから園子温にどハマりして行った。
今だから言えるけど園子温らしいグチャグチャした映画。
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ハイスクール・ミュージカル(2006年製作の映画)

2.0

Gleeのブームより前。いや、実際はどうなのかわからない。しかしティーンエイジャーの女の子はこういったミュージカルの学園もの好きだよね。
どっちもストーリーは際立った部分はないんだけど、パフォーマンス
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パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち(2003年製作の映画)

2.5

話題作は話題作なんだろうけどシリーズを踏むごとにもれが何作目か良く分からなくなって行く。やっぱり2とか3とかつけて欲しいね。ハリーポッターもそうだけど。
まぁ、多分これが一作目。日曜洋画劇場でよくやっ
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ハウス・オブ・ザ・デッド(2003年製作の映画)

1.0

日本のゲームが元で海外で映画化されるものは結構ある。バイオハザードはなんだかビックネームになったし、サイレントヒルは個人的に楽しめて良かった。
まぁでも、ハウスオブザデッドはゲームセンターがメインのゲ
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ハウルの動く城(2004年製作の映画)

3.5

公開当時はキムタクが声をやってることでも話題になった映画ですが、なんか、カカシ役で大泉洋も声やってるんだよね。エンドロールでそれを知って母親とあぁ、そうだったのかとなった。当時は水曜どうでしょうにどハ>>続きを読む

エクスマキナ Ex Machina ー Appleseed Saga(2007年製作の映画)

2.0

アップルシードの続編で1作目の公開からしばらく経ってからだろうと思う。なぜなら映像の技術、いやアニメーションの技術か、それが格段に上がっていて、統一感に欠けるからだ。
でも、1作目からブリアレオスが可
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バスケットボール・ダイアリーズ(1995年製作の映画)

3.5

非行、それにだって国の違いが表れるもの。日本での場合は、やはり不良少年の行うそれだろう。しかし、この映画は実在するミュージシャンの自伝。麻薬に手を出し、抜け出せなくなり全てを失っていく若者の話だ。
退
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パッチ・アダムス トゥルー・ストーリー(1998年製作の映画)

3.0

実況パワフルプロ野球の何作目か忘れたけど女の子とデートするイベントを起こすと映画を観に行ったりできる。
その中にパッチリアダムスだったか忘れたけどそんな感じの映画があってその後に、この映画の名前をもじ
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名探偵ピカチュウ(2019年製作の映画)

1.5

いやぁおもしろくない!
今まで制作された中でおそらく最もリアルな造形のポケモン達を観る以外に楽しみがない映画。
外枠だけ最先端で中身は80'sのSF。中でもあまり質の良くないSFだ。

スパイダーマン
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男はつらいよ 寅次郎頑張れ!(1977年製作の映画)

4.5

男はつらいよの名言としてよく挙げられる「アイ・ラブ・ユー できるか?青年」が登場する今作はその名言が象徴するように青年の恋愛の背中を押す物語だ。20作目ということもあって、いつも同じことの繰り返しのこ>>続きを読む

男はつらいよ 寅次郎と殿様(1977年製作の映画)

4.0

大物ゲストを迎えつつもシリーズの今まで通りに進む今作。今作は特に過去作の刷新のようなシーンもチラホラ。

今作のメインストーリーはたまたま寅と知り合った殿様との友情だ。情けは人の為ならず、世間知らずの
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男はつらいよ 寅次郎純情詩集(1976年製作の映画)

3.5

名作と名高い17作目の次は2人のマドンナを迎え、「死」という人生において最も悲しくも避けられないテーマを扱うあまりにも儚く悲しいお話。

小学校に入学した満男のもとに家庭訪問してきた美しく若い臨時講師
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男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け(1976年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

今作も感涙必至の大名作。
男はつらいよ17作目「寅次郎夕焼け小焼け」でございます。

シリーズ随一のグロテスクなシーンととらやの人情が溢れ出る今作。物語は満男の入学から始まる。長く続くシリーズは時間の
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さらば青春の光(1979年製作の映画)

2.0

The Whoの名盤Quadropheniaを基に作られた映画で、原題もQuadropheniaつまり「四重人格」な訳なんだけどこれが不思議と邦題になると「さらば青春の光」になるのだ。たしかに元のアル>>続きを読む

リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

4.5

大好きなディズニーが描く死後の世界。少し観るのを躊躇っていたのは個人的に「死」をテーマにしたものに対して過去のトラウマのようなものがフラッシュバックするからだ。
しかし今、大事な人のお母さんが亡くなり
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キス・オブ・ザ・ドラゴン(2001年製作の映画)

3.5

あまりに派手なフランス警察とあまりにも寡黙なジェット・リーの対比が凄まじいキス・オブ・ザ・ドラゴン。

いくらなんでもやりすぎ感が強く、警察とはいえ収集つかないだろっていう部分は、アクション映画特有の
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