tkcさんの映画レビュー・感想・評価

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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.6

初IMAXレーザーGT

衝撃波の低音で爆発の凄さを体で感じられた
頭だけじゃなくて、身をもってその恐ろしさを体験できるだけでも観た価値あったと思う

カラーと白黒の使い分けも独特で、難解さを生んでる
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切腹(1962年製作の映画)

4.8

これはすごい、名作
ストーリーもさることながら、セリフの言い回し、空間、作法が生み出す雰囲気が格別

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.2

新しいWoke映画
現代の社会が抱える問題を詰め込んでいる
描きにくいところもSF的にすることで表現できている感じもある
マークラファロ、将軍→既得権益男性
マックス→葛藤する男性(ちょっときもいし、
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バービー(2023年製作の映画)

4.3

いろいろ考察しようと思ったけど、そういうことをすること自体がこの映画の意図に反するなと思ってやめた。(ネットでバービーを批判的に捉えてる評論見てみたけど、男性社会をメタ認知できてないなって感じるものが>>続きを読む

ザ・ホエール(2022年製作の映画)

3.2

エリーの素直さが何より良い

チャーリーの結局ルッキズムなところとか、娘を作品呼ばわりするところとかは、あまり好きではなかった

リズのアランにしてあげられなかった(食べ物を食べさせる)ことをチャーリ
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.1

いい映画だった

観る前勝手にジムジャームッシュのパターソンと関連付けていたけど、あながち間違えではなかった
インテリ・ハイカルチャーな、ブルーカラーの日常の中にある非日常を描く
という点でかなり相似
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TAR/ター(2022年製作の映画)

4.4

ちょっと長かったですが、とてもよく考えられた映画でした。

リディアに対する非難は、リディアをずっと観ていた観客からすると、そこまでしなくてもと思える(クリスタに関しては情報が少ななかったので、判断つ
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OSLO / オスロ(2021年製作の映画)

3.7

相手のことをよく知らないことがいろいろな弊害を生じさせているんだなと、だからこそ戦えるんだなと
大学のころ、近年増えているご近所トラブルは、ご近所のことを知らないからって言ってたのが頭に残ってるんだけ
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.8

今年のベストかも

技術が〜とか、オマージュが〜とか、テーマが〜とかは一旦置いておいて、このカオスをこのテンポで作り切った作り手を尊敬🙇

愛が大事〜とか人権大事に〜とかそういうポリコレ的な映画になら
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ベルリン・天使の詩(1987年製作の映画)

3.5

何を言っているかわからない、ちょっとした気持ち悪さがある、映像はとてもいいし、モノクロからのカラーになる世界への転換はすごく鮮やか



鑑賞前メモ

ミルズ:『ベルリン・天使の詩』は本当に大好きな映
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ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋(2019年製作の映画)

3.0

ニューダッドで、木津さんが触れていたので、鑑賞
なかなか普段見ない系統の映画なので、楽しめた(ぎりぎり)

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.5

これまでのいろんな映画の要素が組み合わされて、次世代にパトンを渡すような映画だった。これは、使い回しではなく、次世代への伝承だと思う。

駿自体は、そこまで深くこの作品の制作には関わってないからこその
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ぼけますから、よろしくお願いします。~おかえり お母さん~(2022年製作の映画)

5.0

メモ的な

映画のセリフみたいな言葉がたくさん
お父さんのおおらかさ、毎日通い続け、体を鍛える、愛とかなんとかそんなんじゃ言い表せないもの

死にたいって言ったことに対して怒ることができるのは、お互い
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.4

IMAX気になる
シナリオはよくわからんけど、緊迫感はある

AIR/エア(2023年製作の映画)

3.5

ベンアフレックとマット・デイモンコンビが最高

ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい(2023年製作の映画)

3.5

七森
観てていらいら
何も考えず、社会の型の中で悩んでいるように見えた。その型から脱せていない、脱しようとしていないように見える点においてイライラしたのか。童貞にいちいち反応するのも幼稚に写った。原作
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息子の部屋(2001年製作の映画)

3.7

アンドレアが亡くなる前の不穏な雰囲気の表現がすごくよかった

現実を受け止める
自分のことを大事にする(患者はもちろん大切だが、自分の生活を壊してまですることではない)

車内お菓子パーティ

イゴールの約束(1996年製作の映画)

3.6

記録映画のようで、いろいろなところに散りばめられている映画的演出の重ね方がとても良い

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